着信アリ

□ 木曜21:00〜  TBS  
□ 原作・・東野圭吾   □ 演出・・平川雄一朗
□ 脚本・・森下桂子 □ P・・石丸彰彦
□ 主題歌・・ 「影」 柴咲コウ     □ 公式HP・・・ 
◆ 出演者 ◆
 桐原亮司・・・
 唐沢雪穂・・・
松浦勇・・・
篠塚一成・・・
 古賀久志・・・
園村友彦・・・
菊池道広・・・
 唐沢礼子・・・
山田孝之
綾瀬はるか
渡部篤郎
柏原崇
田中幸太朗
小出恵介
田中圭
八千草薫
栗原典子・・・
西口奈美江・・・
川島江利子・・・

高宮誠・・・
桐原洋介・・・
桐原弥生子・・・
谷口真文・・・
笹垣潤三・・・
西田尚美
奥貫薫
大塚ちひろ
塩谷瞬
平田満
麻生祐未
余貴美子
武田鉄矢
原作
白夜行 (集英社文庫)
主題歌
影
サウンドトラック
ドラマ「白夜行」オリジナル・サウンドトラック
DVD-BOX
白夜行 完全版 DVD-BOX
◆ レビュー ◆
◇ 第話 ◇  「白夜の果て」  最終回   2006.03.23.

虚しいね・・・。
涙が出てきたシーンはあったんだけど、
やっぱり心の中には重いモノが残ったし、何ともしがたい気持ちが残りました・・・。

園村の自首から大きく事が動き始め、
リョウは尚更、笹垣を消さなくてはいけない・・と追いつめられたのね。
過去の犯罪も明らかになっちゃったら、今までのことが全部フイになっちゃうんだもん・・・。
でも、雪穂の元には篠塚が来て、「自首しないか?」って言いにくるのよね。
そして雪穂は、2号店OPENを迎えたらすべてを話そうと決めてたのに・・。
最後は二人の思いは同じではなかったってことか・・。

雪穂の店の周辺で切り絵を配るリョウ。
明らかに誘ってるってわかってるはずなのに、笹垣は深追いしてしまいます。
そしてあのハサミで刺された・・。
どうして殺さなかったんだろう・・。
生きたままぐるぐる巻きにしてたら、危険でしょうに・・。


そして初回のあのシーンへと繋がるわけです。
歩道橋の上での笹垣とリョウのシーンは、瞬きを忘れてしまって、
おかげでこっちまで目から涙が出てきてしまい、流れ切れない涙が鼻から出てきて、
まさに笹垣と同じ、ぐちゃぐちゃの顔になっておりました。(笑)
リョウが犯した犯罪を羅列していく笹垣。
でも、最後は「生きて償い、そして死ね」と言わんばかりに「笹垣救助、典子第一子誕生」と付け加えたのね。
すべてを話して13階段を昇れ・・か。
そのことはちゃんと子供に伝えてやる・・・か。
悪いけど、リョウにはそんな先の未来は見えてないんだよ。
ただただ、雪穂だけしか見えてないんだよね・・。
「来い!」と笹垣が手を広げたのに、リョウは笹垣の持つハサミを自分の胸につきさしました。
・・・いやあ・・「お返し」の意味は?
なんか、自分が刺しちゃったから、お返しにオレを刺してね♪っていうのはおかしくないか?
これから生きていかなくちゃいけない笹垣に、それはある意味仕打ちじゃないのか?
こうすることで、自分を覚えていてもらえる・・っていう気持ちもあるのかなぁ・・。
とにかく、笹垣に刺されずに、勝手に飛び降りたらいいのに、って思っちゃった!

雪穂はウソにウソを重ねて、唯一の真実すら失ってしまった・・。
生きていってくれ・・・というリョウの遺志をかたくなに守って生きていくしかなかった・・。
死んだほうが楽だよね。
全部話した方が楽に決まってる。
でも、それだけは、そのことだけは裏切れないのかもなぁ・・。

生きてる方が辛いよね・・。

太陽の下、リョウの息子が遊んでて、その子の手を雪穂が掴んで・・・っていう終わり方だったけど、
そんなシーンを見せられても何の救いにもならなかった。
ただ、こうやって太陽の下を手を繋いで歩きたかっただけなのに・・ってことだろうけど、
何ともいえない虚無感でいっぱいになりました・・。




 ■ 総評 ■

あまりにも現実離れした犯罪劇と強い感情の結びつきを描いたドラマなので、
ドラマの中の登場人物の誰かに共感できる部分を見つけて楽しむタイプの私からすると、
そういう意味では楽しめなかったドラマかもしれないです。
視聴率の伸び悩みも、そのせいかもしれないです。
「純愛」というキレイな言葉で例えてはいけない二人の結びつき・・・。
どうしてこんなことになっちゃったの・・?と、きっと本人たちも思っているだろうけど、
見ているこっちも、その思いが最終回までずぅ〜っと感じていました。
こんな生き方、間違ってる。
同じように傷みや苦しみを抱えて生きている人は他にもいるはず。
その人たちがみんな殺人を犯してたら、世の中、大変なことになっちゃう。
その人たちが犯罪を犯さずに済んだ理由があったはず。
きっと、この二人には、それがなかったのかもしれない・・それが、彼らの不幸だったのかもしれない。
・・・どんなに考えても明るい光が見えてこないので、ここら辺にしておきましょう。
まさに「白夜」な気持ちです。

ドラマの質としては評価できる部分もありましたが、記憶に留めておきたい・・と思うものではないですね。
重すぎて・・。


◇ 第話 ◇  「開く過去の扉」   2006.03.16.

涙が出るほど嬉しかったんじゃないの?その男に気づいてもらった幽霊は・・・。
雪穂のためだ・・と生きてきたリョウも、誰かに自分の存在を気づいてもらいたかった、
そして出来れば、とめて欲しかった・・・それが本当の気持ちなんじゃないかなぁ・・って思えた。
それに気がつくべき親が・・・もう誰もいなくなってしまった・・。
子供が道を踏み外すキッカケになったのも親、
そのことに気がつけなかったのも親、
最後まで止めることが出来ずに死んでしまった親・・。
誰もいなくなってしまった今、すべてを知っている笹垣は邪魔な存在であるのはもちろんだけど、
笹垣を殺してしまって、それでいいの・・?いなくなっちゃうよ・・って聞きたくなってしまいます。


救えなかった息子のために手首を傷つけ自分を責めて生きてきたリョウの母。
息子のために黙っている・・そこが唯一の拠り所だったのかもしれないのに、
笹垣の「息子を守ることで自分の罪滅ぼししてるだけや」という言葉で何かがキレてしまったのかなぁ。
この人もまた、自分を見ていてくれた人に出会えたから、自殺してしまったのかもしれない・・。

そして娘たちを救えない・・と言い残して死んでいった雪穂の母。
気がつかなかった私が悪いんです!と涙を流す司書の谷口さん。
「共に責めを負うべきなのは私です、捕まえてやれんかった私です。」という笹垣。
二人の側には、二人を思う大人がこんなにいたのに、
どうして二人はこうなってしまったんだろう・・・。


雪穂のため、雪穂が今後も生きていくうえで邪魔なのは、自分と笹垣・・。
だから笹垣を殺そうと思った、痕跡を残さないためにもキレイに・・。
でも、母の死を知り、その母の悔いも知り、すべてを知り尽くしている笹垣のことも知ったリョウは、
その笹垣をキレイに殺すのではなく、血と肉にまみれて殺さなくてはいけないと思ってしまった。
もう、ギリギリのところを綱渡りしていたリョウが壊れていく・・って感じでしたね。

これから初回のあのシーンに繋がるわけですね。
最後まで、心に澱が残るような話になるのでしょうか。

このドラマの欠点は、距離感がないというか、どこの話かわかりにくいところですね。
「すみません、出てきちゃいました」という谷口さんは関西にいる人なのに標準語だし、
関西の場面で関西弁を話していたのは雪穂の母と笹垣だけだよね?
東京に出てきた・・って言ってもみんな標準語だから実感湧かないし、
お葬式の為に関西に戻ってるっていうことも、全然感じないし、距離感がないのよねぇ。
「いつか田舎に帰りたい・・」って言われても、そこらへんにある感じがしちゃう。
・・・っと、思っちゃいました!
んで、笹垣の事務所があるのは東京だっけ、関西だっけ?(笑)

◇ 第話 ◇  「こぼれ落ちた過去」   2006.03.09.

はぁ・・・・・・・・っと、深く長いため息が漏れました・・・。
たとえ重鎮の女優さんや俳優さんが素晴らしい演技をしようとも、
このお話の評価を上げるわけにはいきません。
「これはドラマである」、そんなことはわかってるけど、それでも、私は受け入れたくない・・・。

こぼれ落ちた過去の断片をすべて拾い集めるのは無理だから、拾うヤツを消そうと思ったんだ・・
そう考えたリョウは、典子に近づき、小説のためだと言って青酸カリを入手しようとします。
そんなこと、ほいほい了解する薬剤師はいないでしょう。
そんな典子の急所をつつくリョウ・・典子は子供を堕ろしたことがあった、自分のために・・。
そのことを今も悔やみ続ける典子は、同じ痛みを感じるリョウを受け入れようとするのよね。
リョウは自分の遺伝子なんか残してはいけないと思ってて、
そして雪穂もまた、同じ想いだった・・・。
どこまでも同じ業を背負い続ける二人・・。

リョウは硫酸を手に入れ、そして典子から青酸カリをも手に入れる。
これを使って、笹垣の部屋に仕掛けをしようとしたんだけど、そのとき雪穂から電話が・・。
母・礼子は、隣人からもらったサボテンを庭に植えようとし、発見してしまう・・。
・・意外と浅めに埋めたのね・・・(汗)

篠塚は、高宮の会社の件を調べ、リョウの別名「秋吉」にたどり着いてしまう。
江利子の件も、都子の件も、元はといえば幼い頃の雪穂とリョウの父の件から始まった・・と話す笹垣。
二人の背負っている過去の断片を確実に拾い集めてるのね。
でも、笹垣には、古賀の死の真相までたどり着かねばならなかった・・。

「アイツらは、自分たちの真実に触れた人間には死を与える・・」と言い切ります。
そして、篠塚にある頼みを・・。
もしかして、オトリになれと?すべてを知ってるとわざとリョウに伝える気・・?

礼子が目を覚ました・・・「庭のアレ・・何?」 ここからは八千草さんの独壇場。
しらばっくれんのもええ加減にしぃ?お母さん、殺したんか・・?自首しぃ、待っててあげるから・・。
生き地獄だなんてわかってる、でも、一人じゃないから、行くことも戻ることもできない・・
そういって、(おそらく)IABP(大動脈内バルーンパンピング装置)の管をはずそうとする雪穂。
そこにリョウが・・。
二度目はダメだ、どうせできないだろ・・?と雪穂を部屋からだす・・。
「白い花の子か・・?二人して、その様か・・?哀れやな・・・」
正しいことなんて言われなくてもわかってる。。そい言いながら、装置の管に手をかけた・・。
どんなにキレイに描かれても、このことだけはどうしても許せない。
どんな言葉を尽くしても、思いを書ききれない。
「二人して、その様か・・?」・・二人なら、止まることも戻ることもできたでしょ?
二人で転がってどうするの・・?という、礼子の言葉が聞こえたような気がしました。


「 幽霊からの遺言・・・・
どうか子どもたちに、
本当の罰は心と記憶に下されると伝えてください
飲み込んだ罪は魂を蝕み、やがて、その身体さえ
命さえ食い尽くす
どうか、その前に
どうか、親たちに伝えてください」

この書き込みを見た図書館司書の谷口は、リョウの母のところへ行きます。
あの子が心配で・・私、大好きだったんです・・。
その言葉で、リョウの母の心の箍がはずれたのね。
いつもリョウを追いつめる人たちばかりがリョウを探しに来てて、
そんなとき、わが子を「大好き」だと言ってくれる人が来た・・。

「いい子だったでしょ?賢くて優しい子だったでしょ??」と谷口にすがる母の姿に泣けてしまって、
今日は、二人の母の演技に涙してしまいました・・。

初回のとおり、リョウの命に何かが起こることは間違いない、
では、雪穂は・・?
リョウの命を踏み台に一人生きていくのか・・?
生きていけるのか・・?生きていていいのか・・?
どういう終わり方で、視聴者に何を訴えるのか・・?
全くもって、闇でございます・・。

◇ 第話 ◇  「泥に咲いた花の夢」   2006.03.02.

もう、本当に末恐ろしい子たちなんですが、見入ってしまいました。面白かったです。

穏やかに時が過ぎていき2年後、2004年・・。
リョウは高宮の会社からデータを盗んで、ベンチャー企業に持ち込み別人として生きていた。
雪穂は、「売春のための結婚」をそろそろ終わりにしようと、わざと離婚に持ち込もうとするんだけど、
高宮はそれを言い出しはしないのよね。
二人の利害が一致し、三沢千都留を再利用することに・・。
リョウは千都留を不審者を装ってた電話で追い込み、雪穂はわざと千都留と高宮を再会させる・・。
そして二人の接点を高宮の会社がやとった興信所の人間に見せることで、疑いを晴らそうとしたわけだ。
ほんと、頭いいっつーか、悪知恵が次から次に出てくるよねぇ〜!

そして離婚のために、雪穂はリョウに顔を殴らせ、「高宮から暴力を受けた」と装うのよ。
好きな人を殴るなんて、頼まれてもできないと思うんだけど、この二人ならそれもアリっつーか、
何でもアリっつーか・・。(笑)

千都留との浮気疑惑、暴力、不妊に関して問いつめる・・などなどの状況を持ち出し、離婚すると言い出した雪穂を、
かわいそうな子を見るような目で承諾する高宮・・。
ある意味、ホッとしたと思うよ。
離婚してよかったよ、アンタにとっては。

慰謝料として、店をもらった雪穂は、店名を「R&Y」に変え、「もう一度リョウと太陽の下を歩きたい・・夢かなぁ・・?」とつぶやきます。
おいおい、いくら笹垣が最近姿を見せないからって、店で会うのはヤバいと思うぞ?
それに、「太陽の下でもう一度歩きたい」なんてそんな目でリョウに言っちゃダメダメ!
「了解しました!今後は笹垣を殺せってことっすね?」って感じになっちまうじゃないかぁ〜!
恐ろしい女やなぁ・・。(笑)

そしてリョウは以前出会った典子に接触します。
結婚相談所のサイトから捜し当ててたけど、医療関係の服を着てたことしか知らないのに、よく見つけたよねぇ?
んで、何を考えてるの?
薬剤師・・ってことは、まさか、毒で笹垣を殺す気か?
「いつ死んでもいいと思った・・」ってことは、もう覚悟してるって感じだもんね?

でもね、リョウ・・・・笹垣だけ殺しても、もう遅い状況になってるんだよぉ・・・。

そう、篠塚っちです!カッシー・・・離婚した男の悲壮感が漂うのは気のせいっすか・・。(汗)
江利子の幸せを見届け、高宮の離婚もあって、やっぱり雪穂のことが気になって仕方ないんだわ。
自分の周りに怒る不幸に、いつも雪穂がからんでいる・・。
意識しないうちに、篠塚は雪穂に魅入られてるのかもしれないわ。
これも一種の執着ですもんね。

笹垣に接触し、江利子の暴行事件を再調査してくれと頼む篠塚・・。
「オレのためです」って言ってたけど、きっと、雪穂の企みがわからないことには、この人も先に進めないのかもなぁ・・。
可哀想に・・。

そして、雪穂のお母さんがやってきました!
何??何、あの顔は??もしかして、サボテンの下を掘り返しちゃった??
この人にまで疑われたら、もうリョウも雪穂も本当に二人っきりになっちゃうね・・。
いや、図書館の谷口さんがいた!
彼女は今後、どうからんでくるんだろうなぁ・・・。

笹垣@武田さんの存在感はすごいっすね。
今現在、もう「金八」のイメージは私の中ではなくなっております。
最後のショットが笹垣・・っていう場合が多いよね、このドラマ?(笑)

◇ 第話 ◇  「美しき亡霊の決意」   2006.02.23.

あっという間の1時間でした・・。
私、すっかり原作の内容を忘れているようで、まっさらな状態で見てる感じです。
年を取って記憶力が衰えてきたことに、やや感謝・・・?(焦)


雪穂は、松浦とリョウに脅されていただけだ・・・と被害者のフリをするようにリョウに言われるのよね。
松浦が古賀を殺し逃げている・・と誰もが信じてて、まさか死んでるなんて疑ってもいないんだもんなぁ・・。
・・あのサボテン、あの庭には合わないと思うんだけど、誰も違和感を感じないのかしら?
徐々に増えていってるし。(笑)

でも、これでリョウが死んだというのはウソってことがばれたってことよね。
それにしても笹垣ちゃん、あんなに強く女の子ば殴らんでもよかろうもん?
いやいや、その前に雪穂ちゃん、あそこで笑ったらいかんやろうもん?
「あの二人を捕まえてください・・」って言って笑ったらいかんやろうもん??
そりゃ思わず殴りたくもなるか・・・。(汗)

そして雪穂は高宮と付き合いだし、舞台は東京、2年後へ・・。

高宮との結婚が決まったんだけど、笹垣は今も雪穂を追い続けてたんだわ。
笹垣ファッションに身を包んだリョウと再会する雪穂。
実は、高宮は、会社の同僚の女の子・千都留(佐藤仁美)に恋をしちゃったらしく、結婚を悩んでたのよ。
それを、東京に来てた篠塚に相談なんかしちゃってて、それをリョウが聞いてたのよね。
雪穂に「幸せになれ、それがオレの免罪符だ・・」というリョウ。
せめて一人くらい幸せにしてやりたい・・、それはきっと雪穂も同じだったんだろうね。

高宮が田舎に帰る千都留に告白する!なんて言い出しちゃって、
それを阻止するために、また二人は手を組んで動き出すのよね。
でも、そこに笹垣が・・。
結婚式にリョウが来るに違いない・・・ってふんで、わざわざ東京にでてきたんだ。
うまいこと千都留を遠ざけたリョウですが、落ち込む高宮のつぶやきを聞いて、笹垣は篠塚に接触・・。
このとき渡した写真が、今後生きてきちゃうかなぁ・・・?
篠塚は結構キーマンになってくるかもしれないですな。


雪穂は結婚した。。彼女の幸せを望んでいたはずなのに、
そうなると、自分の名前を呼んでくれる人もいなくなってしまう・・・とビルの屋上に座るリョウ。
おぉ・・・高所恐怖症の人には、心臓が痛くなるシーンですなぁ!
落ちます、落ちます・・・って、もうそればっかり気になっちゃったよ。(笑)

高宮だけ飛行機に乗せ、一人リョウのところにやってきた雪穂。
自分もリョウの幸せが免罪符なんだ・・と、高宮の会社のネットワークに入り込めるようにした雪穂。
そんなことしなくていいから、普通に幸せになれよ・・・って突き放すリョウを、
手を引き「おかえり」と笑顔で迎える雪穂。
この二人は一蓮托生なんだよ。どっちかだけ幸せになってなれやしないのさ。
本当は寂しくて仕方なかったリョウが、嬉しそうに「ただいま」という笑顔がなんとも印象的でした・・。


その後・・笹垣は警察を辞め探偵事務所を開いていました。
そして雪穂は、友達とブティックを開こうとしていました。
そしてリョウは・・「メモリックス」という会社で「秋吉」と名乗り、働いていました・・。
全く別人になりすますわけですが、顔がそのまんまだし、「整形したほうがいいのでは・・?」って思いますな。
このまま平穏な時間が・・・過ぎるわけもなく・・。

◇ 第話 ◇  「白夜の終わり」   2006.02.16.

いやぁ・・・なんか、毎日ドラマ見て泣いてるんですけど?(汗)
松浦があんなにも悲しい過去を背負っていて、リョウを自分のように見ていたなんて、全然知らなかった。
寂しい人が寂しい人と一緒にいても、寂しさは消えないのに、
それでも同じ傷みを持つ人の側にいたいと思ってしまうものかもしれないなぁ・・。

古賀が初っ端からフィーチャーされてて、なんかイヤな予感がしたのよ。
転勤が決まって、少しでも笹垣さんに恩返しがしたい・・と有休を利用して松浦を追い始めた古賀。
探し当てた古賀と、親心に訴えていた弥生子が会ってるのをみて、部屋に聞き耳をたてていると、
息子のためにフィルムを取り返そうとする弥生子を襲おうとしていた松浦を止めに入っちゃうのよ。
あぁ・・・刺されてしまった・・。

亮司もまた、仕事や過去にねっとりとしつこく付きまとう松浦を始末しようと考えていたときに、
自分の母親が松浦の部屋にいるのを見ちゃって、子供の頃の記憶を呼び起こしてしまい、
まっすぐに松浦をハサミで刺してしまった・・。
「あんたなんか、いない方がよかったんだ・・・」
「オレさぁ・・お前がオヤジ刺したときさ、コイツ、オレに似てる・・と思って・・・
だからさぁ・・誰にも言わなかったじゃん、あのことだけは!もう・・ひどいよぉリョウちゃん・・」

くぅ〜!くるね、渡部さん。
ここであなたとはお別れですが、今回で充分に堪能させていただきました。


松浦が古賀を刺したと警察に言ってくれ・・と弥生子に頼み、
亮司は松浦の死体を隠し、松浦が逃亡した・・ということにしたのね。
帰り道、雪穂に出会った亮司。
雪穂もまた、松浦を亡き者にしようと考えていた。
だから、やったのは私だよ・・?というセリフが、見事に子供時代の映像にかぶって・・。
なんて悲しい子たちなんだろう・・。


この子たちを「逮捕」という手段で正しい道に引き戻そうとしていた唯一の人間である笹垣でさえも敵に回してしまったのね。
自分がコイツらにこだわったから、古賀を巻きこんでしまった・・。
これからは、本気で亮司と雪穂を追い込んでいくと思います。
また二人の気持ちが一つになったけど、悲しい結末へと向かっていくってことですな・・。

雪穂が庭に埋めていたのは、松浦の死体でしょうか・・。
灯台下暗し・・って?うぅ〜ん・・遠くに埋めた方が良いと思うのじゃが・・それとも、フェイク?

気になるのは、篠塚の言動とあの目つき・・。
気がついてる・・?何を?雪穂が襲わせたということ・・?

亮司は友彦に何を頼んだんだろう?
もう、すっかり原作の記憶がなくなっちゃてるので、ハラハラしてまいりました。

◇ 第話 ◇  「決別する二人」   2006.02.09.

どわぁ〜・・・っ。
つかれた・・。
どこまで堕ちていくんだアンタらは・・・。

私も何不自由なく幸せに育ってきた人間で、それが幸せだと日々感じてはいないと思う。
人に比べれば不幸だと思う人は世の中にたくさんいると思う。
雪穂や亮司くらい不幸な人が何人いるかなんてわからないけど、そんなの、価値観の違いです。
自分が不幸だと思えば不幸だし、乗り越えられると思わなければ乗り越えられないと思う。
乗り越えるための支えになる人間ではなく、不幸を共有する人間が側にいたことが、
この二人の不幸なのかもしれない・・・。


誰のために犯罪を重ねてきたんだ!と雪穂にあたってしまった亮司は、
それは自分が選んだ道で、雪穂が幸せにならないと、この道を選んだ意味がないことに改めて気がつき、
雪穂には篠塚との未来を考えるようにいうのよね。
雪穂もまた、そう考えようとしていた矢先、篠塚と江利子が付き合ってることを知るのよ。
幸せに生きてきた江利子の存在そのものを愛おしそうに見つめる篠塚を見ていた雪穂は、
何もかも願わずとも手に入れている江利子が、どうしようもなく憎くなってしまったのね・・
でも、綾瀬はるかちゃんの顔が、どんどん醜くなるのは気のせいっすか?
どんなにブサイクな人でも、笑顔で楽しそうにしてると可愛く見えるように、
人を恨んだり憎んだりしている顔は、どんどん醜くなってしまうのかもしれないわ・・。


亮司に「やっちゃってくれない・・?都子みたいに」と頼む雪穂。
そんなこと、出来ないし、そういう考えがそもそも間違ってると全否定する亮司。
たった一人の理解者に否定されてしまった・・。
雪穂はそのことがショックだったのかもしれないわな。

ヤクザの榎本から直接ゲーム作成の依頼を亮司が受けたと聞いた松浦は激怒。
亮司に対して、「ふぅ・・ん・・後で後悔すんなよ?」と言い、雪穂とコンタクトをとります。
昔の写真をネタに脅そうと思ったみたいだけど、
雪穂は亮司に電話して「組むべき相手はアンタじゃなかった」と言ってきっちゃうの。
・・ここでさぁ・・あぁ・・いいように利用されちゃうのね、リョウくん♪って思っちゃったけど。(笑)
走って追いかける亮司の目の前で、ホテルの部屋に消えていく二人・・。
結局は雪穂が大泣きしちゃって事なきを得たみたいだけど、
こんなに雪穂が追いつめられてるのなら・・と亮司は決意して江利子を襲撃しちゃうのさ。
そして江利子と篠塚は別れ、雪穂の願いは叶った・・。

やっちゃったはいいけど、やっぱり雪穂にいいように利用されてるとしか思えないという亮司。
全部計算してたんだろ・・?ってね。
「私の都合にいいように転がってくれてればそれでいい」ときたもんだ。
だってリョウしかいないんだよ・・?って上目遣いで見つめる雪穂に、
「何言われても騙されてるとしか思えなくなっちゃったんだよ!」っていう亮司の言葉に、
「ようやく気がついたか、少年・・」と思っちゃった。(笑)

でも、このときの山田くんの演技は結構素晴らしかったと思いますわ。

だから何?全部やったのは最終的に決めたのはアンタでしょ?オヤジだって殺してって頼んでないし。
リョウ、騙されるほうがバカなのよ・・・っですと?
ぴぃ〜!!悪魔じゃぁ〜!!逃げてぇ〜!!(笑)
しかし、これは、雪穂が言ったウソだったようです。
二人が信じあうことができないのなら・・と解放するための言葉だったのかしら。
でもなぁ・・・それもまた、キレイ事といえなくもないと思われ・・。(汗)
だって、江利子を襲ってと頼んだのも、実際に襲わせるように誘導したのも、それは本気だったんでしょ?

さて、次回、亮司はまたの罪を重ねるようです。松浦さんも早く逃げてぇ〜!!

◇ 第話 ◇  「罪と罰」   2006.02.02.

そうねぇ・・・。
どんなに切なくても、やってることはかなり悪質で、犯罪に犯罪を重ねてるわけで、
見てて、本当にムカムカとしてくるドラマです。
活字で読んでるときはそんなに感じなかったけど、映像で見せられると本当に嫌悪感が湧き出してくる。
今まで怖いと感じていた笹垣が、「オレしかいないだろう・・」とつぶやいたときは、
うん、早く捕まえてあげてくださいって言いたくなっちゃったわ。


それにしても的場さん、リアルに怖いですから。(怯)
あの役はまさにハマリ役なんだけどもぉ・・・あなたがやると演技に見えないっつーか・・。
裏ではマジであーいうことやってそうに見えちゃうんだもん、怖いよぉ〜ん!

雪穂は大学生に・・・亮司はその雪穂の側にいたくて、こっそりビルの一室を借りていました。
何かあるときだけ電話しよう、通帳を送る、送金があれば元気ってことだから・・と接触を避けようと決めたのに、
明るい光の下を歩く雪穂が眩しくも羨ましくもあったのね。

銀行員の奈美江(奥貫薫)を使って、お金を横流しするように脅す亮司。
カード犯罪ってやつでしょうが、何だか手口はよくわかりませんね。(わかっちゃいかんのだろうけど、(笑))
とにかく、奈美江の流すお金を受け取る日々でしたが、ある日、榎本というヤクザがやってきて、
奈美江を出せと言って脅すのさ。
奈美江は、榎本に貢いでたらしくて、その横領が銀行にバレそうになって殺されそうになっちゃうのさ。
ここらへんも、なんか犯罪に犯罪が重なってて、集中して見たくなかったんで、ま、そんなとこでしょう。

奈美江を見殺しにするのか・・と追いつめられた亮司は、雪穂に逢いたくなって家の近くに行っちゃうんだけど、
そこで、篠塚の車で送ってもらう雪穂を見ちゃうのよね。
オレだけ泥の中を這いずり回ってるのに・・と亮司は言うけど、元はといえばアンタが招いたことで、
アンタが選んだ道でしょう?って感じよね。

そりゃさ、二人で秘密を抱えてずっとずっと思いあって・・・って思ってたんだろうけど、
実際、普通に暮らしてれば恋もしちゃうだろうし、雪穂もそんな自分に戸惑ってるんだよね。

守りたいと思ったときと同じ強さで傷つけてやろうと思った・・と涙しながら決意する亮司。
自分の犯罪の片棒を担がせようと決めたのよ。
奈美江のふりして大金をおろさせたんだけど、防犯カメラに映ったその姿に笹垣は何かを感じてたわ。
くぅ〜っと首をかしげる姿が、絶妙でした。

結局奈美江は殺され、自分がどんなに危ない仕事に関わってるかが不安になっちゃう雪穂。
その不安をぶつけると、亮司は他の男に気持ちを移そうとしてる雪穂を責めちゃうのよね。
んで、二人は愛し合う・・わけですが、ちょっと山田くんのあらゆる毛が気になって目を背けてしもうた。(汗)
地上デジタルって、細かく見えちゃうから罪深い・・。(笑)

今回も奥貫さんは良かったですねぇ。こういうはかなげな役をやらせたら間違いないです。
そして、私の大好きな奥田恵梨華ちゃんが出ていましたが、きっつい役でしたねぇ!
透明感のある女の子なのに、タバコ吸って毒吐くんだもん、もったいない・・・(汗)
犯罪に巻き込まれないことを祈りたいんだけど・・。

さて、次回は雪穂がおそろしげなことを言い出します。
結局は、亮司は雪穂の掌の中で踊らされてるって感じでしょうか・・。(笑)

◇ 第話 ◇  「さよならの光」   2006.01.26.

非常に重く、ダークな展開でございます。
そして、私の記憶が定かならば、ちょっと原作とは違っているように思われます。
どこがどー違うかは、記憶がおぼろげなので、ここでは書かないことといたします。

前回終わりの菊池は、「桐原にハメられたんだ!」と言いに笹垣のところに行ったのね。
そして笹垣は執拗に7年前の事件を探り始めます。
雪穂は都子に被害届を出させないようにするために都子を追いつめていくんだけど、
都子を家に送っていったとき、笹垣と再会し、笹垣もそれが西村雪穂だと気がついて追いかけるのよ。
ここからの雪穂と笹垣のやり取りはものすごい緊迫感で、熟練俳優と新人女優の対決!って感じでした。
見事に綾瀬はるかちゃんが金八さんとやりあう姿を見て、やっぱりこの子はときどき光る・・と実感。(笑)

それにしても雪穂は強いね。
この7年間、ただ流れるように過ごしてきた亮司とは違うのよ。
施設送りになり、イジメや暴行を経験し、それでも生きなくては・・と必死に乗り越えてきたんだもん、
笹垣がどんなに汚い言葉で脅そうと、揺るぐことはないのさ!
なのにあの亮司の体たらくったら、どうよ?
笹垣がアジトをつきとめた・・ってだけで慌てて逃げ出しちゃってさぁ〜!
っとに、情けないよ・・。


そのころ、新たな事件が起こっていました。
一緒に売春してた園村が、相手の女が死んじゃった・・と言い出しちゃったのよ。
避妊していたから大丈夫・・かと思いきや、この女の相手の男=ヤクザが勘付いているらしい。
どうしよう。。そうなると、園村→売春→亮司と繋がり、昔の事件も穿り出されちゃう・・。
その後、あのホテルに雪穂がいたということは、そこに呼び出したってこと?
んで「もう自首しよっかなぁ・・」なんて弱気なことを言い出しちゃって!
しかし雪穂は恐ろしいことを考えていました・・「その人、リョウと血液型一緒?」
・・・ナニ?死体とヤレってか?おいおい、すんげぇこと考え付くよなぁ〜!
これ、子どもと一緒に見ちゃダメですよ、そこの親御さんたち!!(笑)

逃げ切るためにやらなくちゃ!という雪穂、ここでやめなきゃ!と止める亮司、ここでやめてどうするの!と食い下がる雪穂・・。
どれだけ罪を重ねなくちゃいけないんだ・・と考える亮司に、わかった、一緒に行く・・という雪穂。
そして教会で、自分が過ごしてきた7年を語り始めるのよね。
でも、ちょっと教会であの行為は、かなりの反発を買いそうですが・・・(汗)
救いを求め続けても救われることがなかった・・ってのはわかるけど、ちょっとやりすぎだよねぇ・・。
自分とは違う日々を過ごしてきた雪穂のために生きることを決意する亮司。
頑張るよ、もうお前が手を汚さなくてもいいように・・と誓って、死体との行為に臨んだということですか。
おぞましい・・

ここからがよくわからなかったんだけど、死体の中に証拠である精液を残してしまった以上、
いつか、警察が亮司にまでたどり着いちゃう可能性があるわけよね?
そして、自分は船に乗って死んじゃった・・ということにして、姿を消していく・・ってことっすか?
あれは松浦が用意したのかしら?亮司には無理だもんね。
とにかく渡部さんのセリフが聞きとりにくくて、聞き取ろうという気が萎えちゃって
渡部さんが話しているときは、聞き取りを放棄したくなるのよ。(笑)
そして雪穂にも別れを告げ街を離れようとする亮司。
いつものように「風と共に去りぬ」に挟まれた手紙を読んで追いかける雪穂。
すんでで追いついた雪穂は亮司にキスをし、「ありがとう、最高の卒業祝いだよ・・」ときたもんだ。
なんか、こんなことになって「ありがとう」なんて、すごく辛いなぁ。

夢を見つけたんだ・・・レッド・バトラーのように世間を欺いてでもキミを思い切り甘やかしたい、
生き延びるための道を、そしていつかなんもかんもあげたい・・。
そういってくれる亮司がちゃんと生きてると、私だけは知ってるから・・と見送るのね。

さて、ようやくカッシーが出てまいります。楽しみですが、展開はまたどろぉ〜っとしてまいります・・。
それにしても武田さん、怖いっす。(汗)

◇ 第話 ◇  「閉ざされた未来に」   2006.01.19.

1話の子役版が私にとってはすごく好きな映像だったんで、
大人になってからの展開は、きっとガッカリするんだろうなぁ・・と思って今回を見ました。
そんなにガッカリはしなかったんだけど・・・
山田君の話し方が聞き取りにくくて、渡部さんとのシーンは、二人して「何言っとるん?」って感じでした。(笑)
孤独なつぶやき・・ってことだろうけど、もうちょっとハッキr話してくれないと何言ってるかよくわからんわ。


前回終わりの金八さんがどんな接触をするのかとヒヤヒヤしたけど、とりあえずスルーでしたね。
でも、疑いは薄れるどころか増していて、未だに事件を調べているたしい笹垣。
その笹垣の存在だけでも亮司にとっては脅威なのに、新たなる敵が・・。
事件の第一発見者の菊池くん。
なんと、事件現場に亮司の父と入っていく雪穂の姿が写った写真を持ってきて100万円をゆすってきたのよ。

でも、亮司にとっては、自分の父親があらぬことをしていたということなんかどーでもよくて、
そのことで雪穂に嫌疑がかかるのをどうしても避けたかったのよね。
どうしたらいい・・?なぁ、雪穂・・と問いかけたくても、そこに雪穂はいない・・。
なんでオレは一人なんだ・・・と雨の中慟哭する亮司ですが、私は残念ながらあんまり泣けません。
そんなに弱くっちゃ、時効まで雪穂を守るなんてできやしないわ!
もっと強くなりなさい、男なんだから!と、ちょっと叱咤激励です。(笑)


雪穂は、施設から唐沢夫人に引き取られ「唐沢雪穂」として生きていました。
毎日急行電車で学校に通う・・途中、あの街を通る・・いつもホームに佇む少年を見ながら・・。
雪穂はそれが亮司だとわかっていたのね・・。

学校では雪穂を過去がバラされて、陰湿なイジメにあっていました。
犯人は藤村都子(倉沢桃子)・・。なに?可愛い雪穂に嫉妬したってこと?
あんだけの資料を集めるには、かなり嫉妬してないとダメだよねぇ?
ま、そんなに意地汚い顔してなきゃ、アンタもそこそこ可愛いんだから、嫉妬なんてやめときゃいいのに・・。(汗)

駅のトイレに、雪穂に関するいやらしい落書きがされていたらしく、それを消しにいく雪穂。
途方に暮れた亮司もまた、そのホームにいました。
後姿で何かを感じた亮司は雪穂が落書きを消すトイレへ・・。
「タイムマシンがあったら、未来に行く?過去に行く・・?」と二人しか知らない話をしはじめた・・。
会いたかった・・会ってはいけないのに・・。
でも、このときの二人は、崖っぷちに立たされていたんだよね。

そして亮司は自首しようか・・と投げやりに話し始める。
そんな亮司にビンタをし、「何のために別人になろうとしてると思ってるのよ!!
また太陽の下を一緒に歩きたいからじゃない・・・」と涙ながらに訴える雪穂・・。
むむむ・・私は綾瀬はるかちゃんが苦手ですが、このシーンは泣けてもうた。
この子って、ある一瞬、光るんだよなぁ・・。
でも、爪の噛み方がちょっとダメねぇ・・。ちゃんと噛まないと、彼女の心を表現できてない感じがします。


二人が考えだしたこと・・。
それは、まず菊池の帽子を盗み、菊池には映画を見せておいて、
その間に亮司が都子を裸にして写真を撮り、菊池の帽子を置いて逃げる。
そこに通りかかった雪穂が第一発見者となる・・ということでした。
でも、このことを笹垣が知ったら、簡単に二人を結びつけて考えちゃうだろうなぁ・・って感じだねぇ。
菊池が疑われたけど、亮司の証言で疑いは晴れたってことかな?
ネガを取り返し焼き捨てる亮司・・。汚い父と同じことをしてるな・・・とつぶやく・・。

菊池が笹垣に接触してきた・・。さぁ、何を話すのかしら?
原作では、二人は会わずに経過していったような記憶があるので、
アナザーバージョンというか、見えないところでこんなこともあったかも?みたいな感じで見ていけば
なかなか良しということになるかもな。

◇ 第話 ◇  初回148分SP  2006.01.12.

ずっと前にこの本を読んで、なんて悲しいお話だろう・・と思った記憶はあったものの、
詳細な記憶がなくて、「どんな展開だったっけ・・?」と思いながら見始めました。
そう、あまりにも残酷で、あまりにも純粋な愛のお話でした。
とてもキレイで、とても汚い、人間の愛憎のお話です。
大切な人のために暗い闇を背負った二人が、せめてお互いの太陽になろうと生きていくお話・・・
決して日が沈まない、白夜のように・・。


物語は2005年から始まります。
クリスマスイブ・・サンタの服を着た男が倒れていた、胸にハサミが刺さったまま、血まみれで・・。
華やかな衣装を着た雪穂は近づき、そして、立ち去る・・
お互いに何かを確認したように・・。
くるな・・・行け・・・。わかった・・・。 そう聞こえたような気がしました。

そして歩道橋から「あほぉ〜!」と叫びながら眺める男・・。

14年前の1991年、亮司と雪穂は出会った。
二人とも心に闇を抱えていた。それを先に感じとったのは亮司。
「ドブに咲く花があるって聞いたから・・」とドブ川に佇む雪穂に、このときに一目ぼれしたんだね。
必死に本で探した亮司は、得意のハサミを使って、紙で蓮の花を作って川に浮かべた。
お返しに・・と、川面に映った月を見せる雪穂。
・・このシーンですごく涙が出てしまいました。かけがえのない存在をお互いに見つけたんだなぁ・・って。


二人でいると笑えた、そんな太陽のような存在にお互いがなれたと思っていたのに、
亮司の父と出くわしてから歯車が動き出した。
なんと、亮司の父は、雪穂の母に金を渡し、雪穂に売春を強要していたのよ。
ドブの中に生きていた自分に唯一、光をあててくれた亮司の父が、自分を凌辱していた。
耐えられなくなった雪穂は亮司から離れていくのよね。
わけのわからない亮司ですが、ある日、工事中のビルに母と一緒に入っていく雪穂を見つけます。
いつも遊んでいたビルだった亮司は、ダクトの中を通り、衝撃的な場面を見てしまいます。
父が、雪穂を裸にし、写真を撮っていた・・。
瞬きをするのも忘れて、私も固唾を呑んで見入ってしまった。
あまりにも衝撃的です。
気がつけば亮司は、持っていたハサミで父の胸を刺していた・・。

やったのは私、私たちは会ったことも無い、名前も知らない他人でいよう・・約束ね?
そういう雪穂を残してその場を立ち去ってしまった亮司。
もし過去に戻れるなら、この時間に戻って、絶対に逃げない・・という2005年の亮司。
卑怯だったと、このときを、ずっとずっと後悔しながら生きていくんだろうなぁ・・。


捜査するのは笹垣という熟練刑事。
昔、誤認逮捕でその家族を苦しめてしまった過去を持つ刑事。
この過去が、彼をも縛ってしまったのね。
子どもの考える隠蔽工作に、笹垣は確信を持って疑い始めるんだけど、確定はできないのよね。
事件当日ののことをハッキリと証言する亮司に不信感を抱きつつも、
違うかもしれない、違うと思いたい、違っていたらどうしよう・・そう思ったのかもしれない。

そう思っているうちに、雪穂の母・文代が、雪穂を巻き添えにして無理心中をしたという一報が入ります。
雪穂だけが助かり、病院で一瞬見せた雪穂の吐息に、またも疑惑を抱く笹垣。
でも、捜査本部は文代の殺害として捜査を終了してしまいます。

母が桐原を刺したハサミを、母の形見、父の思い出があると持ち帰る雪穂。
・・事件が決着したら、凶器であっても遺留品ってのは家族に返してもらえるんだ・・・?
亮司は、母と松浦が、雪穂の母が父を殺して無理心中したと聞かされて初めて気がつきます。
すべてを雪穂が背負ってくれたんだと・・。
二人の思い出の図書館へ行った亮司は、「風と共に去りぬ」に挟まれた雪穂の手紙を見つけます。
追いかけて捕まえた雪穂ですが、「帰って」と言われてしまう。
してしまった犯罪から逃げてしまった自分は、もう彼女を救う資格はない・・と思っちゃっただろうね。
手紙を太陽に切り絵して、二人は別れた・・

そして7年後・・1998年。
高校生になっていた二人は、あのまま会うことはなかった。
事件も、雪穂のことも、もう思い出す人はいないだろう、図書館司書の谷口と、元・桐原質店の従業員・松浦以外は・・。
松浦は、雪穂と亮司が一緒にいたときに、父と一緒に鉢合わせた人物なんだよね。
いま、松浦の子分みたいに亮司が従ってるのは、このことが関係しているのでしょうか・・。

そんなとき、亮司の目の前に、笹垣の姿が・・。

長々とお話を振り返りました。
2時間SPなので、いつも以上に長くなって当然ですが、面白かったのでこんなに長くなったのです。
子役の二人がとても上手で、見入ってしまいました。
時折入る山田くんのナレーションが、ちょっと舌足らずな感じで、聞き取りにくかったんですが、
死にかけてる亮司の回想シーンだから、あんな風なしゃべり方なのかしら?


そして、武田鉄矢さん。
話すと「金八先生」にしか聞こえないせいでしょうか、今回は関西弁です。(笑)
あまり上手ではないし、ちょっと興奮して話すと、やっぱり「きんぱっつぁんじゃん!」と思えてしまいましたが、
要所要所で見せる表情は、さすがのものでした。

この人に睨まれてしまった亮司と雪穂が、本当に可哀想でした。
お願い、見逃してあげて・・悪いのは親の方なんだから・・って思えてしまいます。

ここまで見てきて、冒頭の太陽マークの「R&Y」という意味がわかりましたね。
あのお店が何の店かはわかりませんが、「亮司と雪穂」を意味するのでしょう。
舗道に倒れた亮司に向かって、「あほぉ〜!あほんだらぁ〜!!」と叫んでいた笹垣は、何をしていた?
何故亮司は、あのハサミを胸に刺して倒れたのか・・?
最後まで、二人の生きてきた道を辿っていきたいと思います。

・・しかし、あんなに分厚い本を必死に読破したはずなのに、この後の展開が全く思い出せない・・・。
哀しい哉、人間は忘れる動物ですね。(汗)



 ■ 人物紹介 ■

 桐原亮司・・・・・質屋『きりはら』の息子。11歳のとき発作的に父親を殺害してしまう。
 唐沢雪穂・・・・・小さい頃から母親に売春を強要されていた。
 松浦勇・・・・・・・『きりはら』の元店員で弥生子の愛人。
 篠塚一成・・・・・篠塚グループの御曹司。
 古賀久志・・・・・笹垣とコンビを組む、事件当時は新米刑事。
 園村友彦・・・・・亮司の友人
 菊池道広・・・・・洋介が殺された現場で遊んでいた子供。
 唐沢礼子・・・・・文代(河合美智子)の死後、雪穂を引き取って育てた雪穂の義母。
 栗原典子・・・・・帝都大学付属病院に勤める薬剤師
 西口奈美江・・・男子高生を買う側として亮司とめぐりあった女性。
 川島江利子・・・
雪穂の高校時代からの友人
 高宮誠・・・・・・・雪穂が通う大学のソシアルダンス部の副部長
 桐原洋介・・・・・亮司の父。
 桐原弥生子・・・亮司の母親で、元ホステス。
 谷口真文・・・・・図書館の司書
 笹垣潤三・・・・・桐原洋介殺害事件を担当していた刑事。


◆ Story ◆
幼い頃に父親が初恋の少女・雪穂を買春する現場を見た少年・亮司が少女を助けるため父親を殺害。母親から売春をさせられていた雪穂もまた亮司をかばうために母親を手にかける。亮司は消えない傷を背負った雪穂の人生に光をあてるため、闇の世界に生きることを決め、数々の犯罪に手を染めていく。雪穂もうそで塗り固めた人生を歩む。あまりにも残酷な運命を与えられた2人が手をとって生きていく姿を描く
◆ 期待度 ◆ 原作はだいぶ昔に読んだんですけど、結構面白かったという記憶があります、んが!しかし!!すごく長いんですよ、この小説!どうやって11話前後におさめてくるのかしら・・・?