□ 土曜 21:00〜  NHK       □ 公式HP・・・ 
□ 脚本・・林宏司 □ 演出・・大友啓史 □ P・・阿部康彦:
ハゲタカ(上)
ハゲタカ 上巻

真山仁
ハゲタカ(下)
ハゲタカ 下巻

真山仁
バイアウト 上
バイアウト 上巻

真山仁
バイアウト 下
バイアウト 下巻

真山仁
ハゲタカ オリジナルサウンドトラック
サウンドトラック
ハゲタカ DVD-BOX
DVD-BOX
◆ 出演者 ◆
鷲津政彦
西野治
三島由香
三島健一
村田丈志
中延五郎
西野昭吾
西野史子
大河内瑞恵
大河内伸彰
加藤幸夫
飯島亮介
塚本邦彦
大木昇三郎
芝野健夫














大森南朋
松田龍平
栗山千明
渡辺哲
嶋田久作
志賀廉太郎
宇崎竜童
永島暎子
富士真奈美
小林正寛
田中泯
中尾彬
大杉漣
菅原文太
柴田恭兵
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・ ・・・
・・・
・・・ ・・・
・・・
外資ファンド「ホライズン・インベストメントワークス・ジャパン」代表
新進IT企業の青年社長
東洋テレビの経済担当記者
由香の父 小さなねじ工場の経営者
「ホライズン〜」の調査屋
「ホライズン〜」の不動産取引のエキスパート
西野治の父 老舗旅館「西乃屋」の5代目経営者
西野治の母
老舗玩具メーカー「サンデートイズ」のオーナー社長
「サンデートイズ」の専務取締役 瑞恵の息子
大空電機の熟練技術者
三葉銀行の重鎮役員
大空電機のカリスマ経営者
総合電機メーカー「大空電機」の創業者で現会長
三葉銀行のエリートバンカー
◆ レビュー ◆
◇ 第話 ◇  「新しきバイアイウト」  最終回  2007.03.24.

お金なんてただの紙切れ・・・その紙切れに人は振り回される、
しかし、心が宿っていれば、それはいくらでも価値のあるものになる・・・
そんな、悪く言えば「キレイにまとめた」ような最終回でしたけど、私はいろいろと感動しちゃいました♪(笑)

ホライズンの手に渡った「大空電機」の再生に協力する形になった芝野だけど、
ホライズンのやり方に納得いかない状態で事が進んでいくわけよ。
大幅なリストラを行い、その過程で社員の自殺にまで至ってしまう結果となり、
芝野は、昔の鷲津と自分を重ねて、「こんなことがあってはならないと思って銀行を辞めたのに・・・」と肩を落とすのよね。
そんなとき、由香から、鷲津が実は大空電機を救おうとしていたこと、
生命の危機に瀕しながらも、今もあきらめてはいないことを告げるのよね。
そして芝野と鷲津が手を組むことになるわけですが・・・

体が思うように動かない鷲津と、大空電機を取り戻す力のない芝野が組んで、
お互いの持っているコマを十分に生かしながら、EBO(エンプロイーバイアウト)を進めていくのよ。
鷲津も、今まで一人で何かを成そうとしていたかもしれないけど、
こうやって人と手を取り合って事を成すことができることになったわけで、
治に撃たれてしまったことも、こうなってみるといい転換の機会だったのかも・・と思えてきますね。
・・・死にかけたけど。(汗)

しかし、治があんまり絡まなかったのが残念だなぁ・・って気がしますね。
由香から、「あなたのお父さんが必死にかき集めた2億と、保釈のためにポンと払った2億とは全然違う!」と言ってもらい、
その後、この男も何かしらの道を見出す・・・っていう展開も見たかったなって気がします。

EBO成功のカギは、レンズ部門の代表である加藤です。
軍需の意味合いでレンズ部門を買い取りたかったレンダント社の条件は、加藤がいるということ・・
それを芝野から聞いた鷲津は、加藤を何としても動かさなくてはいけなかったのよね。
何より、「大空電機」を残すために必要な人材だしね。

鷲津は「鷲津ファンド」を立ち上げ、投資してくれる企業や銀行をあたるんだけど、
もう終わった人間として、誰も協力してはくれないのよね。
しかし、飯島副頭取が・・・
うぅ〜ん・・・コヤツが最終的にこういう役回りをするとは、ちょっと納得いかないっていうか・・。(笑)
ま、情に流されたっていうより、儲けが出ると読んだのかもしれないけどね♪


芝野は、レンズ部門を新会社として立ち上げますと三島製作所に話し、出資してくれるように頼みます。
由香の父の自殺に、自分も少なからず関わってきたのに逃げてきた自分を詫び、
償う機会をください・・・と頼む芝野。
鷲津が絡んでると聞いて、きっと複雑だったであろう由香の母や従業員は、結局出資してくれました・・
このお金を持って加藤に会いにいく鷲津・・。
「所詮、金だろ?たかが紙切れだろ・・?」と冷めた目つきの加藤に、
大金を積んで買うのではなく、思いの詰まった三島製作所からの320万を提示するのよね。
これも人の心を動かすために手段だろ?と思われたらそれまでだったかもしれないけど、
鷲津の思いは加藤に伝わったようでした・・。


そしてEBOが成立し、レンズ部門は「あけぼの光学」と社名を変えて新しく動き始めました。
そのころ鷲津は三島製作所へ・・
あのときから初めて足を踏み入れるこの工場で、自殺した由香の父に手を合わせるのよ。
「ようやくご報告できそうです、あれからの私を・・・」

新社長として芝野が言っていたように、人との出会いってとても大事なことで、
お金や会社をモノのように動かすことが増えていってる今、
そこには「人」がいるということを告げているような終わり方でした。

確かにお金は大事だし、私も欲しいと思います。(笑)
でも、その紙切れを汚いモノにするのもキレイなものにするのも、使う人次第・・ってことで、
私は今のまま、旦那様が稼いできてくれるお金を大事に使っていきたいと思います。(笑)




 ■ 総評 ■

とても良質なドラマに出会えて幸せでした。
数字・経済・駆け引き等々が苦手な一主婦の私にも、わかりやすく見られる社会派ドラマだったと思います。
あんまり好きではなかった大森南朋さんも、好きになりそうです。
柴田さんも、病み上がりながらとても頑張っておられましたね。
お疲れ様でございました・・。
あと、エンディングの曲がすごく心地よいものでした。
ドロドロとしたドラマの最後にこの曲がかかると、そのドロドロを引きずらずに中和してくれるような清涼感のある曲でした。
いろんな面で大好きなドラマとなりそうです。




◇ 第話 ◇  「ホワイトナイト」  2007.03.17.

大空電機にTOBをかけた鷲津・・その前に西野治が現れた。
その佇まい、吐き捨てるようなセリフ回しが、まるで優作さんそのもので、この時点でゾクゾクしてきてしまった・・。
西野と鷲津の戦いが始まった・・

しかし、鷲津にとって大事なことは、何かに勝つことではなかったようです。
由香の工場である三島製作所を救い、大空電機を救うこと・・
本社には内緒で中延を使って独自に動き始めるのよね。
大空電機にとって最善の救出策を模索し、最良の売却先として中国のテクソンを選択するんだけど、
それは「ホライズンジャパン代表」としての働きではないわよね。
これがアランの口から本社のクラリスへと伝わり、鷲津は追い込まれていくわけだ・・

一方、西野は、MGS銀行副頭取となった飯島の力を借り、大空電機にホワイトナイトになるというのよ。
「これは私のバイブルです」と差し出した亡き大木会長の著書・・
それはピカピカの新品だったよね。
ボロボロになるまで読んだはず塚本が、それをみて西野を見抜けなかったのか・・ってのが残念・・
人を見る目がなかったってわけか・・?

そこに芝野も同席してたわけで、アンタも気がつきなさいよ・・って気がしちゃいました。
対して鷲津は、中国のテクソンの社長がボロボロの大木の著書を見せたのをちゃんと見てたもんね。
ここが、「会社」そして、そこに生きる「人」を見ているか、見ていないか・・の違いかもしれないわ。

塚本は追いつめられ西野の「ハイパー」との業務提携を決めてしまいます。
西野はあらゆる手を講じて鷲津も追いつめて行きます。
由香の番組に出演し、鷲津に家庭崩壊されたこと、由香の工場の話まで引き出してくるのよ。
人殺し扱いされ、「ホライズン」自体が動きづらくなってきて、
本社からは手を引けと命じられるんだけど、鷲津は一歩も引こうとしなかった・・
アランからの情報で、クラリスは中国サイドとの話を潰しにかかります・・

由香の提案で、鷲津と西野がテレビ番組で対決することに・・
西野が本気で会社を再生させる気があるのか?と突いてきて、面白い展開になりそうだったのに・・
そこに本社から電話がかかってきて、なんと鷲津は解雇されてしまったのだ!
表面上、鷲津が敗者、西野が勝者・・という図になりましたね。

しかし!何ともタイミングが素晴らしいというか、ライブ○アの堀○の判決の時期と重なってしまう映像に・・。(笑)
塚本が西野との業務提携を結んだ直後、「ハイパー」に強制捜査が入り西野は失脚しちゃうわけよ。
大空電機を本当の意味で救いたかった鷲津も表舞台から引きずりおろされ、
金や名誉に目がくらんだ西野も同じことに・・・
大空電機の未来はどこへ・・・?
芝野よ、どうするつもりですか・・?

鷲津の元へ西野がやってきた・・
オレたちはお終いだな・・・そう言いながらカバンの中の札束を放り投げ、拳銃を取り出す。
そっかそっか、ここで鷲津を撃とうとするのね・・・と思ったのに!
自らの頭を撃ち抜こうとしたのね!
それを止めようとした鷲津が銃弾を受ける結果に・・・
・・しかし、死なないようで?(汗)
初回、お金を必死で拾いまくってた子供たちは、一応救急車を呼んでくれたってことかな?(笑)


さぁ、最終回です。
大空電機の行く末は?鷲津と芝野はどう動いていくんでしょうか?
最後でガクッ!っとなるような終わり方にはしないでもらいたいもんです。
「氷壁」で痛い目を見てるもんで・・。(汗)



◇ 第話 ◇  「激震!株主総会」  2007.03.10.

今回は、残り三話の序章・・・ってことで、大きな駆け引きみたいなものがなかった分、
前回に比べるとかなり盛り上がりには欠けましたね。(汗)

ま、そんなもんだろうと思って見れば、ま、そこそこ面白かったです。(笑)

芝野は企業再生家として生きてきたようですね。
そしてあれから3年後・・「大空電機」を挟んで、また鷲津と対決することになったわけです。
芝野は現経営者・塚本とともに再生担当執行役員として会社再建をしようとし、そこに噛み付いてきたのがホライズンです。
しかし、それは単なる乗っ取りではなく、本社からの命があったのよね・・。
「大空電機」のカメラレンズ部門で作られている特殊レンズが欲しいらしいのさ。
軍需部門でこのレンズが必要らしい・・・話がデカすぎて怖いっす。(笑)

芝野は事業縮小を基本とした3年間にわたる再建案・フェニックス計画を発表するんだけど、
これを創業者で会長の大木は受け入れないわけよ。
大木は末期がんで病床の身で、株主総会までにもっと練り上げろというんだけど、
そこに鷲津も参戦してきたわけだ。
鷲津側は、カメラレンズ部門の売却と大量リストラを提案・・筆頭株主として強気に出てくるのよね。
従業員からしてみたら、鷲津も芝野も会社の敵・・っていう扱いになっちゃってて・・・

由香の父の工場は、現在、大空電機の下請け工場になってて、大木に救ってもらったみたいね。
大木は由香に、鷲津について聞くんだけど、
これまで鷲津がしてきた仕事を見ていくと、会社を救ってきているような気がしてきてて、
ただのハゲタカとは思えない・・って答えるんだけど、
父の工場までも再建対象になってるのをみて、愕然とするわけさ。
実はコレ、鷲津も知らなかったんだよね・・・。
鷲津にとって、由香の工場は出発点でもあったわけで・・・

鷲津を呼び出して話を聞いた大木。
きっとこの人は鷲津という人間を探ってたのかもしれないわね。
鷲津がいう、「あなたが死んでも会社は生きつづけていかねばならない」っていう言葉も
それはそれで大木にグサリときたかもしれないしね。

そして株主総会・・
鷲津はもう時代は変わった、生まれ変わらねばいけない!と株主提案するんだけど、
そこで芝野の口から大木の手紙が発表されるんだけど・・
きっと変わるから3年ください・・ってちょっとお涙頂戴な感じの手紙で、
おまけに最後に大木の死を告げるなんてさ、ちょっと・・って気はしなくもない。
「とんだ茶番だ・・・」とつぶやいた治にちょっと同感しちゃいますね。


ここで菅原文太さんが消えてしまうとは。。。今回だけの登場なのかぁ・・
田中泯さんの存在感は素敵でしたけど、出番が少なくて残念でしたわ。
次回は治と鷲津の戦いになるのかしら?
んで、あの予告最後のカットは・・?最終回の予告か??(笑)
今回よりも盛り上がってくれると祈りつつ待ちたいと思います♪


◇ 第話 ◇  「終わりなき入札・激突!外資ファンド対銀行」  2007.03.03.

今日は、18時からBS-hiで視聴しました。
こんなに早い時間に放送してたとは、知らなんだ・・。

三葉にしてやられた鷲津だけど、まだ諦めてはいなかったのよね。
「サンデートイズ」のスポンサーに名乗りを上げた会社とともに再建を図ろうとするんだけど、
そこに鷲津も名乗りを上げてきたのよ。
前社長の大河内瑞恵と手を組んで三葉の芝野との一騎打ちってわけですわ。

スポンサーの決定方法は、サドンデスの入札。。
どっちかがギブアップするまで落札額を提示していく・・ってわけだ。
三葉もホライズンも、企業価値を試算した結果、限度は190億と読むのよね。
どうしても負けたくない瑞恵は、鷲津にある書類を見せます・・
それは、息子・伸彰が横領をしていて三葉もそれを知りながら甘い汁を吸ってた・・というものだったのよ。
息子も売るのか、このオバチャン・・。(汗)


鷲津はこの書類を由香に渡します。
銀行を憎んでるんだろ・・?公表するもしないもあなたの自由・・っていうのよね。
由香は芝野にその記事を見せ、あなたを信用していいんですか?・・・と託すのよ。
芝野が飯島に聞くと、「助かったな・・・握りつぶせ!」といいやがった!
お菓子をボリボリ食べながらつぶやく中尾さんが怖かったぁ〜!!(汗)

そんなこと、理解も納得も出来ないよね・・酒に酔いながら愚痴る芝野に、同僚の沼田は「サラリーマンなんだから・・」と。
そうなのよねぇ・・・これも会社の仕事の一環か・・・
そして、芝野は由香に、こんな事実はなかった・・・と答えるのよね。
「そうやって今までいろんなことをもみ消してきたんでしょ?」と、自分の正体を明かす由香。
あなたのお父さんを忘れたことはない。。でも、私は銀行を守る立場の人間なんです・・と答える芝野。
うぅ・・・辛い立場だけど、由香にそう言われると余計に辛いよなぁ・・。
由香はあきらめずに裏を取り始めます・・

そして入札が始まった・・
120億から始まった入札は、三葉の提示する額にホライズンが一億だけ上乗せするという展開に。
この経過がイライラさせる作りになってるわけよ。
事実、イライラする状況だけに、見ているこっちまでうぅ・・・・ってなってきてしまうんです。(笑)
時間が過ぎていくにつれ、芝野の気持ちも変化していきます。
キッカケは、きっと伸彰の発言だろうね。
この男の横領の事実を知りつつ、しかも会社をキチンと再生できる人物ではない・・と思えたんだろうよ。
自販機に小銭を入れるも、おつりのところに出てきてしまう・・・というのシーンも、
すごく芝野の心情や今の状態を表してる感じで見事でしたよね。

三葉が189億を提示したのに対し、ホライズンが190億を提示。
しかし、そのころ芝野は由香に電話していた・・。
最後の決断を芝野にゆだねられたそのとき、ニュースで「サンデートイズの横領事件」の速報が・・
三葉側のスポンサーが下りてしまい、自動的に鷲津の勝利ってことになったのよね。
でも、鷲津はその後、次なる処理をします。
再び社長に戻った瑞恵の処分です。
豪華社宅を追い出されてホテルで生活していたときの料金300万弱を「貸して♪自己破産になっちゃう♪」という瑞恵に。
「担保がない人には貸せませんし、自己破産したら代表取締役も出来なくなりますよ・・」ときた。
ただ、この会社を乗っ取って金儲けがしたいだけではない・・っていう鷲津の姿を垣間見ましたね。
子供の口に入らないように一定の直径以上の木工玩具が作らない・・っていうのがこの会社の信念だったはず・・・
その木工部門を切ろうとしていた伸彰が許せなかった瑞恵の気持ちは、
お金にまみれていくうちにゆがんでいってしまったのね。
お金がある不幸・・・まさにそれです。

「サンデートイズは再建させます、ご安心ください、ご苦労様でした・・」
鷲津さん・・・あなたの中の熱いモノが、芝野や由香に伝わるといいのにね・・。

この責任をとって、芝野は辞表をだしました。
「私は44です、残りの人生、自分に言い訳しながら生きていくには、長すぎます・・」
そうね、あなたにはきっとそれは長くて辛すぎるんだろうね。

でも、その中で生きていこうとする沼田の姿も、それはそれで全否定はできないわけで・・。
「カッコいいな。。お前はいつもかっこいい・・・だからダメなんだ!!」と言い捨てる飯島。
うぅ・・・やっぱり中尾さんは悪役がとってもお似合い♪(笑)

辞表を出した芝野に、「ウチに来ませんか?一緒に日本を買い占めましょう」という鷲津。
「オレとお前は違う・・」と立ち去ろうとする芝野に、「一緒ですよ、考えは一緒です・・あなたは、私なんだ・・」という鷲津。
さぁ、最終決戦の始まりです!
最後の戦いもじっくり拝見したいと思います!

途中、治がちょこちょこ出てきました。
鷲津によってもたらされたこの苦境を、カレはある意味楽しみながら乗り越えているように見えます。
300万の資金を貯めた治は、ITの会社を立ち上げて、この最終決戦に参加するんでしょうか?
いろんな意味で楽しみです!


◇ 第話 ◇  「ゴールデン・パラシュート」  2007.02.24.

前回よりもわかりやすく、やはり面白かった!

今回のハゲタカのターゲットは「サンデートイズ」というオモチャ会社。
この会社は大河内瑞恵が会社を私物化していて経営がかなり悪化していて、狙われちゃったのよね。
鷲津は、この会社の不良債権を買い占めて最大債権者になるという計画を実施。
三葉銀行を抜いて債権者トップになって、大河内にある提案をするのさ。
借金をチャラにしてあげる代わりに、経営から退いてほしい・・と、おまけに報酬も今までとおり・・ってね。
そんなおいしい話、あるかい?ってことで、こんな話に食いつくわけもなく・・。
んじゃ、どうすんのさ?と思ったら、この大河内のオバチャン、三葉の飯島とつながりがあったみたいね。
強気で鷲津に自主再建計画を突きつけたわけですが・・。
それを持っていったのが、息子の伸彰と芝野だったのよね。
その計画ってのは、経営からは退かないだの社宅にはそのまま住むだの再建は30%で買うだの、
何とも甘いことを言ってやがったのさ。
ここで鷲津はこの計画を一蹴し、「ゴールデンパラシュート」を伸彰へ提示する・・
それは、お金をあげるから退陣してくれ、説得できたらもっとお金をあげるし社長の座もあげる・・っていうもの。
答えは2週間後に・・・ってことで、こりゃまた鷲津の勝利か・・と思ったら!

いやぁ・・ここで芝野がそう出るとは思ってなかったわ!
この鷲津の計画を出し抜いて、そっくりそのまま三葉がサンデートイズと組んだのさ!
そんなことを想像もしてなかった鷲津が今回は負けってことね・・
と思ったら!この話はまだ終わらないようで!

次回は鷲津が勝っちゃうのかな・・?

鷲津がこうも冷酷なハゲタカになってしまった理由・・・それには芝野が大きくかかわっていたのね。
由香の父のネジ工場の担当だった鷲津は、銀行の指示で貸し渋りをした結果、自殺に追いこんでしまったのね。
落ち込む鷲津に、芝野は「しかたない・・これが資本主義だ・・」と言ったのよ。
こんな社会だ、オレたちには何もできなかったんだ、しかたない・・と励ましたかったのかもしれないけど、
この言葉で鷲津はこの社会に更に絶望してしまったんだろう・・
絶望したのに、この金融の世界にまだ縛られている・・何とも切ない男です・・。


芝野も、鷲津からそういわれ、行方不明になっていた西野の息子・治を見つけて、
しかたないですよ、サラリーマンなんだから・・って無気力に言われてしまい、
自分のやっていること、やるべきことを考えたんだろうね。
銀行マンだからこそできること、鷲津の手を知ったからこそできることを考えて出し抜いたわけだ。
昔は心優しい部下だった鷲津と戦うことを決意した・・っていう感じがしました。
鷲津も芝野を甘くみていた部分があっただろうから、これからは更に強気に出てくるだろうね。
二人の戦い、かなり見ものでございます!

いつも登場する料亭のあの襖、怖いっす!(笑)
見事にハゲタカちっくな襖で、効果バツグンですね♪
大森さんの演技も感情が表に出さない役なのに、何かしらが伝わってくるし、
柴田さんの辛い立場ながらも頑張る姿も良いですし、
松田くんの無気力ながらも秘めたる思いがくすぶってる感じもすばらしいです。
いやぁ・・・お父さんに似てきたなぁ、松田くん。

それにしてもNHKさん、サンデートイスの製品、たくさん作りましたねぇ〜!
視聴者プレゼントとかないっすか?(笑)

もったいないので、是非!


◇ 第話 ◇  「日本を買い叩け!金に踊らされたのは誰か」  2007.02.17.

ゾクゾクするほどの面白さでしたね!
NHKはこういうドラマを作っちゃうから、ときどき感心しちゃうのよねぇ〜!
同じ銀行の話でも、「華麗なる一族」とは全然違って見ごたえ抜群!
CMもないし、息つく間もないほどの、あっという間の一時間でした!
中村獅○の事件で降板騒動になり、松田龍平くんがキャスティングされたと思ったら、
今度は柴田恭兵さんが肺ガンになられて、このドラマはどうなっちゃうんだ・・?って心配したけど、
こうもクオリティの高いドラマに仕上がって登場してくれたのなら、
待たされ甲斐もあったってなもんですね!



プールに浮かぶ一万円札を必死に網ですくい上げる子供たち・・
そこに人が浮いているのに目もくれず、必死に拾ったお金でオモチャ屋さんに直行・・・
あぁ・・・これが今の日本か・・・と、まずはここで寒気を覚えました。(汗)
浮いていたのは鷲津ですね・・?
なぜ彼がこういう結果になってしまったのか・・・

時は1998年へ・・
外資ファンド「ホライズン」の上司から、「日本を買い叩け!」という命を受けた日本人が降り立つ・・
多額の不良債権を抱えた三葉銀行は、債権をまとめて売るバルクセールという手法に出ます。
その買取手が「ホライズン」。
担当者は鷲津という男で、三葉銀行の担当である芝野の昔の部下だったのよ。
昔は、銀行マンとしてした仕事の結果、借り手を自殺に追い込んでしまった・・と膝をついて泣き崩れるような男だったのに、
今ではすっかり冷徹な男へ・・
それでも芝野は、適正に評価してくれ・・と頼むのさ。
そして出た結果は、1000億の債権を90億で買い取るという非情な結果に・・
ここは絶対銀行側としてはOKなんて出せないってのに、
ちゃんと銀行側の飯島に根回しをした鷲津は、楽に債権を手に入れたのよね。
このやりとりがさぁ・・・もう、たまらんくらいの緊張感でしたね!
あと、NHK独特の若干影がかかった映像が見事にマッチしてて、すばらしかったです!


債権のなかで「西之屋」という老舗旅館に目をつけた鷲津は、
社長である西野昭吾に非情な宣告をするわけよ。
一気に負債を返せなんて無理だよ・・というと、2週間で2億用意したらチャラにすると言い出すわけさ。
それも無理に決まってるわけで、自販機の小銭まで拾い集める姿は、言葉にならなかったですね・・。
土下座をして頼む西野に、「期限が過ぎたから債権は他に売却した」と言い放つ鷲津。
このシーンの宇崎さんは鬼気迫るものがありました。
いやぁ・・・以前からちょこちょこ役者をやってらっしゃるけど、今回はすごかった!

なんてことを思う暇もなく、昭吾は車に轢かれて死んじゃったのですわ・・
これもある意味自殺なわけで、以前、由香の父を死なせたときと何ら変わらないってのに、
表情ひとつ変えない鷲津。
「昔は情に厚い男だったじゃないか・・」という芝野に、
「あなたですよ、あなたが私を変えたんだ、芝野先輩・・」っていうのさ。
由香の父の事件のとき、芝野が何かを言ったんだろうか・・?

そうそう、栗山千明ちゃんも紅一点で頑張ってましたね!
たくさんの熟練俳優さんたちに負けてなかったですよ!

次々と企業を飲み込んでいくハゲタカの行く末は・・?
本編終了後の長い予告を見て、さらに今後の期待が高まりました!
田中泯さんも出てくるんだよね?楽しみぃ〜!
いやぁ・・・NHKって、ときどき素敵ですね♪(笑)
・・・ただ、ちょっとBGMが大きすぎた気はしますけども。


◆ Story ◆ ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津政彦は、バブル崩壊後、不景気に苦しむ日本に戻り、瀕死状態の企業を次々と買収する。敵対するファンドによる妨害や、買収先の社員からの反発を受けながらも、鷲津は斬新な再生プランを披露し、業績を上げていく。企業買収、再生の真実を克明に描いた問題作