アイシテル 〜海容〜
 水曜10時〜 日本テレビ  
 脚本・・・高橋麻紀ほか   演出・・・・吉野洋ほか   P・・・次屋尚ほか 
 主題歌・・・ 「アイシテル」 MONKEY MAJIK  挿入歌・・「うつし絵」 新垣結衣  
アイシテル~海容~ DVD-BOX
DVD-BOX
原作
アイシテル~海容 前編 (1) (KCデラックス)
伊藤実
主題歌
アイシテル
挿入歌
うつし絵(通常盤)
サウンドトラック
「Forgiving」アイシテル~海容~オリジナル・サウンドトラック
◆ 出演者 ◆ 野口さつき
小沢聖子
野口和彦
森田彩乃
野口智也
小沢清貴
小沢美帆子
小沢秀昭
富田葉子









稲森いずみ
板谷由夏
山本太郎
田畑智子
嘉数一星
佐藤詩音
川島海荷
佐野史郎
田中美佐子








専業主婦 37歳
専業主婦 37歳
商社マン さつきの夫 36歳
さつきの妹 30歳
さつきの息子 10歳
聖子の息子 7歳
中学生 聖子の娘 14歳
市役所勤務 45歳
家裁調査官 45歳
◆ レビュー ◆
  ◇ 第話 ◇   「2つの家族…それぞれの結末」  最終回69分SP   2009.06.17.         

いい意味でも悪い意味でも、キレイにまとめましたね・・という印象の最終回でした。

施設から智也が出てくるまで一年ちょっと・・・
これはどうなんだろうね、現実問題として早いんじゃないかなぁ・・っていう気がしちゃいますけど。(汗)
子役を変えたくなかったからか?と、うがった見方をしちゃいたくなっちゃいました。(滝汗)
さすがに、一年ちょっとでは、被害者感情はおさまらんかなぁ・・って気もするし・・。

ま、それは仕方ないとして、戻ってからの智也・・
自分を取り巻く環境に戸惑い、自分の存在を否定してしまう・・
それを受け止め、アイシテルと抱きしめる母・・
感動ポイントですな。
見事、泣いちゃったし。(笑)

そして、被害者側は、智也の出所を知ってしまい一年前に戻らされてしまう・・・
しかし、それではいけない、3人で歩いていこう・・・ということでしたね。
そうとしか言えないよね・・

最後は、さつきが二人目を出産し、命というものに触れた智也が、
自分の犯した罪の大きさを改めて実感する・・ということでした。
「自分の子供を授かったとき、自分のしたことがどんなことだったか知るだろう・・」と聖子は言ったけど、
とりあえず、弟の誕生でそれを知ったようです。
さつきも言ってたけど、産まれた子にも十字架を背負わせることになるんだよねぇ・・・
かなり勇気のいる出産だったと思います。


そんなこんなで、キレイにまとまってます。
しかし、言い方を変えれば、そうとしか言えないよね・・・ということばかり。
描かれたことに対し、そうとしか言えないよなぁ・・としか言えない。(汗)
失った子を持つ家族、人の命を奪った子を持つ家族、それぞれが苦しみを抱えて生きていかなくてはいけないということ。
それを描いていったわけだけど、実際はこんなキレイにはすまないかなぁ・・って気もするし。
マスコミや、ネット社会を考えると、そう穏やかにはいられないだろう・・とかも考えちゃうし、
ま、それも言いだしたらキリがないんだけどね。

とにかく、ま、こう終わるのが一番キレイだということですな。
気分的には、かなり引き気味で見ちゃった感が否めませんけどもね・・・・(大滝汗)



 ■ 総評 ■

かなり重たい題材でしたね。
小学生が小学生を殺してしまうという事件だもん、衝撃的です。
最大のポイントは、「なぜ殺してしまったのか」ということ。
それを知りたくて、ずっと見続けたところもあります。
そして、「海容とは・・」ということ。
息子を殺されて赦せるものか・・・?と甚だ疑問ではありますが、
憎しみからは何も生まれない・・・と、そう思うしか生きていけない気持ちもわかりますけどもね・・・
このドラマを演じていたキャストのみなさんは、本当に3か月、辛かったんじゃないかなぁ・・って思います。
とくに智也役の子、ほとんど笑顔を見てない気がします。
本当のこの子は、きっと笑ったら可愛いんだろうなぁ・・とか考えちゃいました。
お疲れ様でした、本当に。



  ◇ 第話 ◇   「母と母、衝撃の対面」   2009.06.10.                         

たぶん、先週の終わりからぶっ続けで聖子の手紙を聞かされてたら・・
もっと泣けたっつーか、しんみり心に響いたかもなぁ・・と思いながら見始めました。
やっぱり、一週間空いちゃうと、ぶつっ!とキレた感じがしちゃうのよね。。(汗)

しかし、そんなちょっと客観的な気持ちもぶっ飛ぶ、若干怖いお手紙でした。(汗)
自分の息子を殺した犯人に、「ありがとう・・ごめんなさい・・」って、よく言えるなぁ・・と思いつつ、
ま、確かにそうだよね・・とも思っていたんですが・・
「 最後に智也くんにお願いがあります。
未来を失ってしまった清貴に代わって、心から愛し合う人と出会い、温かい家庭を築いてください。
あなたが愛する人との子供を授かったとき、
そのとき初めて、あなたはあなたのしたことがどんなことだったのか、知ることになるでしょう・・。」
ひぃぃぃぃ〜!怖いぃ〜!
この言葉が何よりの復讐ぅ〜!!(←ちゃうちゃう(笑)))
怖くて生きていけなくなっちゃうよぉ〜!!(汗)

でもね、そうかもね、実際、自分が親の立場になってこそ、痛みが現実となって実感できちゃうかもなぁ・・・

審判の結果、児童自立支援施設への送致が決定、しかし期間は未定・・ってことに。
刑事罰を問える年齢ではないし、これが妥当な措置ということですかね?
本人次第で・・って感じでしょうか。
しかし、智也は死刑になると思っていたようで、
いきなり未来をつきつけられ、何も考えられないようです・・
でも、自分を待っていてくれる両親がいる・・っていうのは、大きな支えとなったようですね。

そしてさつきはパートをはじめました。
聖子家族も、未来への一歩・・
一番怒りを表していた秀昭も、自分の怒りや憎しみのやりどころのなさに苦しんでいたものの、
やり方は違っても、乗り越えようとしてる妻のきもちは同じだ・・ってことを富田に諭され、
ようやく何かを乗り越えた感じでした・・
そして美帆子も、自分の夢を話し、進んでいくことを親に相談しました。
きよタンがいない生活が始まり、その時間に少しずつ慣れていき、生きていく者の未来を歩んでいく・・
哀しいけど、それが残された者が生きていくということ・・・

聖子はさつきに手紙を出していました。
被害者の母、加害者の母であるって以前に、同じ子を持つ母親として、気持ちがわかる・・ってことかな。
「私たちは嘆き悲しむ母という同じ姿を、まるで鏡に映しているのではないか・・・」
立場は違えど、同じ事件を経験した二人の母親・・・
自分の苦しみを誰よりもわかってくれてるのが被害者の母親なんて、切ないですなぁ・・・(涙)
どんだけ心が広いんかね、この人は・・
そうは思っても、そう伝えてあげられるなんて、すごいなぁ・・って思っちゃいます。


そんな聖子がきよタンの墓参りをしてるところに、さつきがやってきました・・
さぁ、次回は最終回。
二人の母は何を語るのでしょうか・・
そして、智也の未来は・・?
どんな結末におさめるのか、気になるところでございます・・・


  ◇ 第話 ◇   「審判の日、全ての真相」   2009.06.03.                         

なんかさ・・・いたたまれないっつーか。
「申し訳ないけど、智也は生きてる・・」って言葉がね・・

犯罪を犯しても、生きてる・・・やり直せる・・・
でも、死んでしまった子はもうやり直せない・・・
親の心としては複雑だよなぁ・・・ってしみじみでございます。

すべてを話すといった智也だけど、日誌に書くということになりました。
あまりにも苦しくて、言葉にできないのかもしれないね。
すぐには書けず、ようやく書きとめたその日誌には・・・

あの日、意地悪で言った「お母さんは待ってないよ」という智也の言葉に、
お兄ちゃんなんて大嫌い!と怒りをぶつけ、
自分のママとお兄ちゃんのママを一緒にするな!と言っちゃったのね。
自分も親に愛されてる、お前のママより遥かにな!って思えてたら、こんなことにはならなかったかもしれない。
清貴の言葉にムカついた。
それはどこかで、当たってるという気持ちがあったからかもしれない・・・
いっぱいの愛情を受けている清貴が妬ましかった。
でも、だからって自分の母親を悪くいうのは許せない!
つきとばした・・・倒れた・・・違う!そんなんじゃない!と清貴を揺さぶった・・・
結果、道路にあった石に頭をぶつけたことにより、動かなくなってしまった清貴・・・・
これが、殺害の真相だったようです。
そこに殺意はあったのか、なかったのか・・・は、どう判断されるんですかね・・?

でもね、死んでしまった子からの意見は聞けません。
確かに、最後まで話さなかったのは、母のことを悪く言われたことを隠したかったからかもしれないけど、
でも、これはあくまで加害少年の意見・・・
清貴の言葉は確かにひどかったかもしれないけど、
やっぱり、許せないと感情をぶつけた結果の殺害は、いけません。
罪深いことをしてしまったんです。
それを、これから智也が受け止め、乗り越え、一生をかけて償っていかなくてはいけない・・・
富田の言うとおり、二家族の苦しみはこれからもずっと続くわけで、
そこまで描けるのか、このドラマは?と疑問を感じてしまいました・・。


でもね、なんやかんや言っても、泣けましたよ。
とくに、二家族の間で仕事をしてる富田が、
一人の母親として、息子を抱きしめ泣くシーン・・
「お母さんを許して・・」と智也を抱きしめるさつきのシーンより、泣けました。


審判の内容を知った被害者家族。
清貴がこんな子だと思われてるのは可哀想・・・と、聖子は智也に手紙を書いたようです。
それは次回へ・・
「海容」ということになるのでしょうか?
いや、同じ母として、加害少年の母の気持ちは理解できても、
やっぱり殺した少年への赦しはないかなぁ・・・とかも考えちゃいますね。
どんな言葉が綴られているんでしょうか・・。


  ◇ 第話 ◇   「僕は死刑になるの?」   2009.05.27.                          

「全部話すよ・・・」と前回終りの予告で言ってたのに・・・
今回はそこで終わりですか・・?
ふぅ・・・
今回は特に大きな動きなし・・ってとこですね。
でも、そこにいたるまでを確かに丁寧に描いている感じはしました。


ただ、さつきの育てるカブトムシの成長を聞かされ、
智也は自分の未来、今後を考えることになった・・・ってことでしょうか。
ボクは死刑になるの・・?
いろいろと知らなくてはいけないことがあるから、お母さんたちと生きていくのよ・・・
すべてを話すことで両親を楽にすることができるわけではないということもわかったうえで、
智也はすべてを話す決心をしました。
つまり、未来を見始めた・・ってことでしょうかね。
ほんと、生きているからこそできる・・ことですね。
死んでしまった子には叶わない未来なんだもんなぁ・・・
対照的です・・。


智也がうなされていた夢で、またちょっとわかりました。
両親に愛されているきよタンの話を聞いて、ちょっとイジワルしなくなって、
「お母さんは待ってないよ!」と言っちゃった智也。
その言葉に激しく反論するきよタン。
家の中と学校では性格が違っててたくましい子だった・・ってのも、ここに繋がるのかも・・・
お兄ちゃんは悪い子なんだ・・・
だから、愛されないんだ・・・・と受け取ったんだろうか。
殺意が芽生えてしまったんだろうか・・。
知りたいけど、知りたくない・・そんな真実が次回、待っているようです・・。

さて、さつきの手紙を受け取った被害者家族。
今回の手紙は、それぞれの心に届いたようです。
その反応はまちまちでしたけどね・・。
知りたいと思う母と、もう知らなくてもいいと思う父。
前に進むために、知るべきか、封じ込めるべきか・・
きっと、この家族も一つの道を見つけることでしょう・・・。



  ◇ 第話 ◇   「生きてこその償い」   2009.05.20.                            

一歩前へ・・・ってところでしょうか。
でも、やっぱり加害者目線で描き過ぎだなぁ・・って思います。
「悪いと思ってるなら、アンタが死ねば?」って言葉は、被害者家族から言われても甘んじて受けるべきことだと思うし、
「お姉ちゃんのせいよ!」と感情的になった妹の言葉も、理解できるし・・・
で、自殺でもしかけるのでは・・?って心配しましたが、
過労と栄養失調で倒れた・・ってことでしたね。
この時間が、さつきの気持ちを新たにさせたようだし、
周りの家族もちゃんと向きあうことができたようです。

さて・・・事件のことですが・・
智也の回想で少し明らかになりましたね。
「変だよ!お兄ちゃんとこ、変だよ!!」の連発なきよタン・・・
そりゃ、大人な私でも、ちょっとムカつきますよ・・・(汗)
ま、子供が言ってることだしね・・って、聞き流せるほど大人でもない智也が、
怒りのあまり・・・と走ってしまったのだとしたら・・・切ないですなぁ・・・(涙)

誰にでも好かれるきよタン・・・と小沢家の人たちは思ってるみたいだけど、
純粋だからこそ、素直でまっすぐな気持ちが人を傷つけてしまったなんて、想像もしてないだろうねぇ・・

しかし・・だからといって、殺していい理由にはならない。
最後にさつきが被害者家族に書いた手紙の中に書いていたように、
罪の大きさを智也にわからせ、反省と償いをさせるべきでしょう。
今の智也は、「あの子が悪いんだ・・」と思ってるだろうからね。

どうやって罪の重さを教えられるのか・・・?
私にはわかりません・・・。


  ◇ 第話 ◇   「意外な真相…息子の秘密」   2009.05.13.                      

智也の抱えていた「何か」が明らかになった今回。
でも、それがきよタン殺害につながるとはあんまり思えなかったんだけど…(汗)

川沿いのホームレスの婆ちゃんには近づくなと言われていた智也。
でも、「ダメ」と言われりゃ気になるのが子供っす。
ちょっと覗こうとしたとき、リコーダーを落としてしまって、それを拾った婆さんと親しくなっていくわけだ。
このときすでに、智也はさみしかったんだろうなぁ。
大好きな昆虫の話を聞いてくれる婆さん。
自分がしたことに大げさでも喜んで笑顔になってくれる婆さん。
そんな婆さんの接し方を、本当はさつきに求めてたんだろうにね・・。
それに、自分の子供を失くして、智也がその子に似てるってんで、優しくしてくれるってのも、
智也にしてみたら、母の愛みたいのを感じていたのかもしれない。

そんな婆さん、自分の亡くした息子と智也を重ねてしまい、
きつく抱きしめたり、首にもてをかけたり・・・してましたかね?
恐怖で逃げだす智也。
母にダメと言われてたのに、行ってしまってこんなことになってしまって、
怖いやら、怒られるかも・・と思ったり、でも、お母さんに「大丈夫」って抱き締めてもらいたい・・ってのもあって・・
でも、さつきにとって、この時期、智也が帰ってくる=自分の時間が終わるってことだったらしく、
ただでさえ、「帰ってきたか・・・」って思ってたところに、
ずぶぬれで帰ってきたもんだから、頭ごなしに怒って話を聞こうともせず、もちろん抱きしめてあげることもしなかった・・
ここから智也が母に対して心を閉ざした・・・ってことらしい。
日ごろの寂しさに重ね、この出来事、そのあとの母の態度・・・
これがキッカケとなったことは間違いないでしょう。


でも、だからってなんで殺したんだろ・・?
あそこって、婆さんがいたところと、殺害現場って一緒ってことかな?
きよタンが、キャッチボールの最中に、そのことに触れたのかしら・・?
ま、最後まで見てみりゃわかることだろうけど、「そんなことで・・?」ってことかもしれないね。
悪気はなく言ったきよタンの一言に、智也が激情してしまったのかもしれない。
でもねぇ。。。ちょっと、智也が傷ついたっていうエピソードとしては弱いかなぁ・・って気がしました。

加害者側としては、きよタンママが立ち直りつつあります。
それが嬉しい美帆子は、事件を遠ざけようとするんだよね。
だから、現場の献花も撤去してもらい、家族3人、新たに歩こう・・って思えたのに、
そこにまたさつきが花を手向けにくる・・・
やめて!って言いたい気持ちはわかる。
そして、「じゃ、死ねば??」と言っちゃうんだけど・・
次回は、「自分のせいだと自分を責めるさつき」の話みたいですね。
うーん・・・なんか、ちょっとバラバラな気がするんだよねぇ・・

ただでさえ気分が落ち込むドラマなのに、展開や流れにいまいち納得できない部分があるので、
さらに見てるのがつらくなりそうでございます。(汗)


  ◇ 第話 ◇   「被害者家族への手紙」   2009.05.06.                           

今回は被害者家族のことも多く描かれましたね。
これでようやく、どっちもちゃんと扱ってもらえてる気がしました。

さつきと富田の会話を聞いてしまった美帆子。
振り返ったとき、美帆子の目に入ったのは、息子が優しさを持ってたと知りホッとしたさつきの笑顔だった・・・。
確かに、自分たちは(自分は)こんなに苦しんでるのに、
なんで殺した側の人間が笑ってるの・・?って思うよね。

その美帆子、誕生日を間近に控えておりました・・。
でも、まだ母はきよタンのことを引きずり、家族に笑顔はない・・・
いつまで・・?私は・・・?
そう思ってた美帆子だけど、ちゃんと気づいてくれてたね。
これで誕生日を忘れてたら、ほんと、シャレになりません・・・と思う反面、
申し訳ないけど、この状況じゃ、忘れてるほうがリアルかなぁ・・って気もしなくはないわけで・・(汗)

誕生日のことだけではなく、母の育児日記を見つけた美帆子は、
自分もきよタンと同じように愛されていたんだ・・・って気づき、親子の関係は修復できたようです。
これをキッカケに、きよタンママも早く立ち直ってもらいたいですなぁ・・。

そんな被害者家族にお詫びの手紙を書いて郵便受けに入れたさつき・。
どんな言葉をつづっても、相手には受け入れてもらえないと思うけど、
まるで自分の方が被害者だとでもとられそうな文面は控えた方がいいですよね。
息子がわからなくて苦悩している・・なんて、んなこた、こっちには何の関係もないわいっつ!ってなもんですよ。
ま、だからと言って、もう、どう書いていいかなんて、わかりませんけどね・・・。

さつきは息子を理解しようとがんばってます。
息子が好きで、私が嫌いだと言ってしまった昆虫を買い、昆虫図鑑を差し入れる・・・
智也には、母がすこし近くに感じられるんではないでしょか?

さて、智也、もう少し語り始めました。
あの日、キャッチボールをした二人。
そこで、野球上手なきよタンは、野球下手な智也に、父親とキャッチボールをしてないことで
「変なのーっ!」と言われてしまいます。
「ムカついた・・・」そういう智也。
ムカついたのはそのことだけか・・・?と疑問を持つ富田。
その富田は現場近くに「ママはあなたが大好き」という看板を見つけます。
そして、その広告を智也に見せたら・・・
過剰な反応・・
手を差し伸べた男性調査官を跳ね飛ばしてしまうくらいに・・・
まだ何か隠してる・・っていうか、言いたくないのかもね。
「変なのって言われてムカついて殺した」で処理してくれてかまわない・・・って感じだよね。

でも、本当は何があったか・・・・富田はきっと導き出すでしょう・・・。


  ◇ 第話 ◇   「告白…少年の殺意」   2009.04.29.                           

少しだけ真実がわかりました。
気さくに接してくれる富田の態度と、一人で息子を育てているという富田の環境・・・
これが智也の気持ちを動かしたみたいです。

ボクが話せば早く帰れるんでしょ・・?
風邪の息子のところに早く帰してあげようと、智也は口を開き始める・・・

あの日、智也は工事のせいでいつもと違う道を通って帰っていた。
そこで、トイレを我慢している清貴を見つける。
不審者があ出ているといわれている公園のトイレを避け、
自分の家へと案内した・・
そこでグローブを見つけた清貴・・
でもここで頭を抱えてしまった智也。
思いだしたくない記憶なんだろうさ・・。
あの事件は優しさから始まったものだったのね・・・。

現場に落ちてたボール・・
二人はあそこでキャッチボールをしたんだね。
そこで一体何があったのか。。。まだわかりませんが、
今回は、智也が「殺人をする」とは思えないくらいにやさしい子ってことを描写しておりました。
加害者を美化するような展開ではありますが、
自分の息子が全くわからなくなってしまったさつきにとっては、救いになる事実ばかりでしたね。

智也は母という存在を大切にしていた。
母である自分を思いやっていてくれていた・・・
それでますますさつきは智也と向かいあうことをしっかりと決意したようですが・・・

そんなさつきと富田の会話を美帆子が偶然聞いてしまいましたね。
不用意な会話ではありますが、まさかあそこに加害者の家族がいるとはねぇ・・・(汗)
知りたかった犯人への手掛かりをつかんでしまった美帆子が、
どんな行動に出ちゃうか。。。ちょっと心配です。


さつきは、身を寄せていた実家から出ていくことに。
母に迷惑をかけてしまったから・・ってことだけど、
確かに身元がバレてる家ってのは、迷惑をかけちゃうよね・・。
でもさ、さつきがそこにいようがいまいが、
書道教室の生徒さんは辞めちゃってるんじゃないか?って思っちゃいました。(汗)

自分のマンションで再び暮らそうと考えていたさつきだけど、
和彦は一緒に暮らそうと言ってましたね。
夫婦仲も少しずつ良くなっていってるようだけど・・・
和彦はまだ智也と向き合うことはしないようです・・。

一方、被害者家族だけど・・・まだまだ立ち直れませんよね。
特に母の聖子。
清貴と同じくらいの男の子を見るだけで倒れてしまうくらい・・。
この人が立ち直るキッカケが、目の前にいる、もう一人の大切な子供である美帆子であってほしいと思う。
あなたを必要としている子供が、もう一人いるってことに気づいてほしい・・。


このドラマの役者さんたちはどの人もしっかりと演じてると思うんだけど・・・
聖子役の板谷さんだけが、どうもしっくりこないっていうか・・
演技が大仰な感じがするんだよなぁ・・
うーむ・・そこだけが気になりますね・・。


  ◇ 第話 ◇   「禁断の葬儀」   2009.04.22.                                

小学生による殺害・・・その事件の真相については、今回はほとんど明らかになりませんでしたね。
母・さつきの気持ちの整理ってとこでしょうか。

息子が殺人事件を・・なんて信じられなかったさつきだけど、
冷たい目つきで「殺した」と認める息子を前に、ただただ呆然・・
そんなとき、テレビで葬儀の話を見て、参列しなくては・・・とお寺に行っちゃうのよ。
でもさ、マンション前には報道陣があんなにいたのに、
お寺に全然いないってのはちょっとおかしくないか?
だいたい、ニュースで葬儀の場面って流れるもんだよね・・?
おかしいといえば、さつきのマンションの窓に石がぶつけられてたけど、
4階の部屋に命中させるなんざ、どんだけコントロールがええねん!って感じ!
近所の人の当たった可能性もあるわけで、ちょっと無理があるよね・・・(汗


そこで遺族の叫びを直接聞いてしまうさつき。
大切な子供の命を奪ったのは自分の息子なんだ・・・という事実に泣き崩れるさつき。
見かけた富田がさつきに声をかけ、
「息子さんのこと、好きですか?」
好きかどうかなんて、わからない・・・ってのが正直なところだろうなぁ・・
事実を受け入れられないので精一杯だもんね・・。

夫は会社のことで頭いっぱいで、こんなときでも出社してました。
会社で事実を告げると、自宅待機を命ぜられ、自棄になっちゃいそうです・・。
この人が事件や息子と向き合うには、まだまだ時間がかかりそうです・・。
ってか、息子に全然相手にされてないことも大問題ですけどね・・。

何も知らないさつきの母が電話してきて、さつきは母の家に行きます。
妹も母も、自然にふるまいつつ、智也のことに触れまいとするんだけど・・
やっぱり出ちゃうよね、会話には・・。
温かい母の愛情に触れ、自分の智也に対する感情を実感したさつき。
智也のことが好き・・
そのことを実感して、再度息子と向き合おうとしておりましたが・・

さて、一体なぜ智也はきよたんを殺してしまったんだろう・・。
やっぱり「ママはあなたが好き」っていう看板が大きく写ってたので、関係してるんでしょうね。
ママに愛されてたきよタンは、ママからの愛情を感じられなかった智也に自慢してしまったんだろうか。
ボクはこんなに愛されてるんだよ・・・って。
そして、嫉妬で衝動的に殺してしまったんだろうか・・。

気になったのは、富田と智也の会話。
自分の息子のことを「悪い子じゃないんだけどねぇ〜」って言ったら、
ちょっと心を開きかけた智也の表情が変わりましたね。
自分を「悪い子」だと思ってるんだろうか。

そりゃ殺人をしたんだもん、悪い子だわね。
でも、ちょっと違う気もするんだよなぁ・・
さつきが知らないうちに智也に悪い子・・みたいなことを言ってた・・とか?
それとも、智也には「悪い」と思えることをしたことがある・・とか?
うーむ・・・まだまだわかりません・・。

一方加害者家族。
やっぱり美帆子が可哀相だね・・。
自分のせいだって声にして泣ける母のほうが楽だなぁ・・とか思えてしまった。
あの子は小さな胸を痛めて一人で苦しんでるんだもん・・
もうきよタンには会えない、だって自分は地獄に行くから・・消えればいいって思っちゃったから・・って泣いてるんだもん、
苦しすぎます・・。
このお宅にはお祖母ちゃんとかいないのかなぁ・・?
誰か美帆子のケアをお願いします・・。


今回は若干引き気味に見ちゃいました。
ちょっとキレイに描き過ぎかなぁ・・って気がしてしまうんですよ。
マスコミが変に絡んでたり絡んでこなかったり・・ってのも気になるしね。
現実を踏まえ、感情も描く・・ってことでないと、ここまでされちゃうと、うーむ・・・って気がするんですよねぇ・・。



  ◇ 第話 ◇   「すべての母親へ捧ぐ家族愛の物語」   初回69分SP   2009.04.15.          

うわぁ・・・・重たい・・・
これは本当に「子供が子供を殺した事件」なんだよね?
実はあの子が誰かをかばってる・・・とかじゃなくて、本当にあの子が殺しちゃったってわけだよね?

だとすると、本当に辛すぎる話だわぁ・・・

今回は事件発生&発覚までを描いていました。
あの日、一体何があったのか、
なんで小学生が小学生を殺すという事件になってしまったのか、
まださっぱりわかりません。
一方は親にたんまりと愛されていた子供、
一方は、それを感じ取れていない子供・・って感じだったけど、
「ママはあなたが好き」っていう看板がなんか、妙に引っ掛かりました。
父親とキャッチボールをしていた加害少年・智也も、その看板を見ていた気がするし・・。

母親の愛情がキーワードなんでしょうかね。

でも、別にさつきが智也をそんなに愛してないってわけじゃなかったですよね?
息子の服の袖が短くなってたのにも気づいてたし、
パートで忙しくても、ちゃんとご飯も作ってたし・・・
ま、愛情ってのはそれを受ける側がちゃんと感じていたかどうかは、わからないんだけどね・・。

それにしても、事件後の加害少年の両親はどうよ?
警察に連れていかれたなら、速攻で警察に行くべきじゃ?
今夜はよろしく・・・でいいんですかね?

うーむ・・・
それにあの父親!
散々文句たれてて、子供の心配は何一つしてない!
結局、朝になって警察に行ったのは母のさつきだけ!
おいおい、それでいいのかよ!
「私はあの子を信じてる・・」と強い気持ちで警察に向かったさつきだけど、
きっとその気持ちもガタガタに崩れるんだろうね。
人を殺したっていう事実、親としての責任、子供の心が見えない絶望・・・
どんどん追いつめられていくんだろうなぁ・・。

妹は結婚をにおわせるような発言してたし、それにも影響しそうだよねぇ・・。

そして被害者家族。
「弟なんて消えちゃえばいいのに・・」とつぶやく姉・美帆子。
ま、自分より可愛がられてる弟を見れば、ちーった、そんな気持ちになってしまうかもしれないけど、
現実になっちゃうなんて、ショックだよねぇ〜!
それに、お母さんは、いつも可愛い息子のために生きてただろうに、
たまたま帰りが遅れたその日に殺されちゃうなんて・・
お母さんは悪くないけど、私なら自分を責めちゃうかも・・・(涙)

子供を殺されたってだけで相当な打撃だってのに、
家の外にはマスコミ、犯人が未成年ってことで相手の情報は入ってこない・・ってなると、
もう、いろんな意味で苦しめられちゃうなぁ・・

このドラマのタイトル「海容」は、「海が広く物を容れるように)寛大な心で、人の過失を許すこと」だそうです。
自分の息子を殺した子、そしてその親を、私なら許せるだろうか・・
相手の心を思いやれるまで、相当な時間がかかると思うんだけどなぁ・・
智也が清貴くんを殺した「理由」がわかれば、そういう気持ちになれるんだろうか・・

最後まで見届けようとは思いますが、うーむ・・・胸が痛くなりそうなドラマです・・。

田中美佐子さん演じる家裁調査官がきっと智也の気持ちを引き出していくんでしょうね。
どんな風に、そしてどんなことが導き出されていくのか、気になるところです。

そうそう、加害者の父が山本太郎で、被害者の父が佐野史郎って、ちょっと意外なキャスティングですね。
佐野さんには冷徹なイメージがあるので、逆の方が合ってるかなぁ・・って気がするんですけどね。
それと・・・挿入歌・・・
うーむ・・私はガッキーの歌声があんまり好きではないので・・・無くてもいいかと・・・・(汗)


★ STORY ★ 殺人を犯した10歳の一人息子の母親役で、事件を機に家族のあり方、子供と向き合う母親の姿を描くヒューマンドラマ。
★ 期待度 ★ すごく重たい内容になりそうですね。でも、心して見てみたい題材です。