遥かなる絆
 土曜9時〜 NHK  
 脚本・・・吉田紀子   演出・・・・岡崎 栄   P・・・小松昌代 
 主題歌・・・ 「」 
原作
あの戦争から遠く離れて―私につながる歴史をたどる旅
城戸久枝
サウンドトラック
NHKドラマ 遥かなる絆 サウンドトラック
◆ 出演者 ◆ 城戸久枝
城戸幹(青年期)
付淑琴
劉成
笹岡陵子
城戸由紀子
城戸弥三郎
城戸陵子
城戸幹(現在)









鈴木杏
グレゴリー・ウォン
岳秀清
フービン(胡兵)
佐藤めぐみ
伊藤榮子
浜畑健吉
森下愛子
加藤健一








大学生
久枝の父 中国名・孫玉福
幹の養母
久枝の留学先の先輩
久枝の母(若いころ)
幹の実母
幹の実父
久枝の母
久枝の父
◆ レビュー ◆
  ◇ 第回 ◇   「ふたたびの河」  最終回  2009.05.23.                        

そして、それから・・・・って感じの最終回でした。

もう1年中国にいたいと久枝は言い、その時が過ぎた・・・
日本への帰国が決まり、父の友達だった二人に会おうとしたら・・・そのうちの一人が死んでて・・
なんか、時を感じてしまいましたねぇ・・・(涙)
あの優しいお爺さんが死んじゃった・・って思うと、涙が出てきちゃったわ・・。
最後まで久枝にやさしかった人たち、
それとは反対に、日本への負の考えを持つ人たちの痛い言葉を受けてきた久枝。
いろんなひとがいるってのはわかるけど、辛いよねぇ・・

劉成と久枝がどうなるのか?はご想像におまかせ・・って感じだったけど、
劉成さんは中国に帰る人だよね?
こりゃまた複雑な関係になっちゃいそうですわ。(汗)

全編を見てきて、いろいろと考えさせられるドラマでした。
とてもいいドラマだったと思います。

お母さんの言うとおり、こんなにお父さんのことを理解しようとする娘は珍しいですよね。
素敵な父子だな・・と、しみじみです。


  ◇ 第回 ◇   「果てしない旅」    2009.05.16.                        

やっぱり、グレゴリー・ウォンさんは、日テレアナの羽鳥さんに似てるわ・・。
夫は、トータス松本に似てると言い張りますが・・(笑)


さて、日本に帰郷した幹。
大きな壁はやっぱり日本語でした・・。
幹には弟が二人いて、教えてくれようとするも、子供だからイラつくんだよねぇ・・
で、自分はお荷物だから一人立ちしたい・・・と言いだすんだけど・・
お父さんは激怒さ。
私もね、これを見てたら、そんな言い方せんでも・・・って思ったけど、
この時代にお父さんはたいていこんな感じだっただろうね。
不器用で無愛想で・・・
でもさ、一緒に働く人がいないみかん畑で仕事させるってどうよ?
人とかかわらないと、日本語はうまくならないでしょうに・・・


母親は幹の気持ちをくみ、弟の会社で仕事をさせることにするんだけど、
そこで出会ったのが陵子。
佐藤めぐみちゃんが可愛かったねぇ〜!
でも、中国からの帰還を果たして、日本語もままならない、しかも年上すぎる幹との結婚を、
陵子の親が許すか・・?と思ったら、
この時代の男の人は戦争を経験してるわけで、陵子のお父さんは幹の気持ちをくんでくれて、
二人は晴れて結婚・・・
子供にも恵まれ、幸せな日々を送っていた幹だけど、
父が倒れたという一報を聞き・・・
自分が親になり、父の気持が少しはわかるようになったのに加え、
母が代弁する父の気持ちを知り、ただただ泣けてくる幹・・
親ってそんなもんだろうさ。
でもさ、幹・・・アンタには中国にもお母さんがいるでしょーっ!
あたしゃ、ほんと、淑琴が可哀想で仕方なかったよ・・・。


  ◇ 第回 ◇   「牡丹江の別れ」    2009.05.09.                        

いやぁ・・・・泣いた。
ボロボロ泣いちゃいました・・・。

日本への帰国の道が進まない玉福は、酒におぼれる日々・・・
仕事場でもまわりが普通に接してくれなくなってるのも辛いよね・・
そんな玉福を見て、お母さんが「しっかりしなさい!日本に帰りたいでしょ!!」って叱ってくれるわけ!
どんな気持ちでこんなこと言ってくれたのか・・って思うだけで泣けてくるよ・・。

次第に立ち直った玉福のもとに、帰国の許可が・・
それでも自分の思いを封じ込め、
「あなたの名前と住所を書いて・・字の読み書きはできないけど手紙書くから・・」って言ってくれちゃって、
またも号泣な私・・

そして別れの時・・
とうとうお母さんの思いがあふれ出て、「行かないで!!」って泣きだすのよ。
そうなると玉福もお母さんから離れられなくなるんだけど、
友達が、「今までどんな思いでやってきたんだ!帰りたいんだろ!今を逃してどうする!」って引きはがすわけ!
あぁ・・・書いてても泣ける。(笑)
このお母さん、玉福がいなくなって生きていけるかなぁ・・(涙)

そうして帰国する玉福・・・・もとい、幹ですけど、日本でも試練が待ってるみたいです。
そりゃそうだ・・日本語忘れてるだろうしねぇ・・

さて、現代では、久枝が春華姉さんの過去を聞いていました。
どんな親戚で、なんで淑琴さんと暮らしていたんだろ・・?って気になってたんだけど、
淑琴さんの母の姉妹の娘の子供・・・つまり、玉福と春華はいとこってことになるみたいだけど、
家が貧しくて、春華は幼いころにお祖母さんに育てられてたんだけど、
そのお祖母さんが10歳の時に死んでしまって、だからって家には帰れず、
淑琴さんがひきとって育てた・・ってことらしい。
貧しい家の子だった春華も救われただろうけど、淑琴さんも救われただろうね。

そして久枝と劉成の距離も近くなってました。
父の人生を知ることは、劉成の生き方を見ることと重なるし、
劉成にしてみても、こうやって理解して変わっていく久枝を見ていくことで存在が大きくなってってるのでしょうかね。


  ◇ 第回 ◇   「祖国へ」    2009.05.02.                             

見ごたえあるなぁ・・・
自分も久枝同様、「祖国への思い」というものの浅さに、ちょっと申し訳なく感じでしまいました・・。

玉福の思いは通じ、日本の赤十字から「何か手掛かりを・・・」と返事がきました。
何も覚えてない玉福は、自分をあの村に連れてきた占い師のオッサンを思い出し訪ねるんだけど・・・
この人は、玉福を育てた淑琴のことを思い、何も話さなかったのよね。
その気持ちもわからんでもない・・・

でも、ちゃんと話してくれてました。
中国の人にある村から連れてこられ、軍人・少佐の息子だったこと、
玉福が着ていた服には「城」という文字と「蔵」という文字があったこと・・
これだけあれば探し出してくれるかと思ったのに、手掛かりが足りないという返事が・・・
どうして?どうして??っていう思いでいっぱいだっただろうね。

時が過ぎ、両親が見つかりました。
「蔵」という文字がついてたのは、玉福の祖父の名前で、父は「弥太郎」という名前だということ、
玉福の名前は「城戸幹」だということ、
それを知り、どんどん会いたさが募る玉福・・・

その一方、自分を育ててくれた母への思いは別モノでした。
私は、養母のことを思えば、そんなことしない方が・・って気持ちがあったんだけど、
それとこれとは別なんだよね。

養母が大切なのは当然、でも、自分が生まれた国への思いは封じ込めることはできない・・
国に帰りたい、両親に会いたい・・
祖国を離れ、苦難を乗り越えきた人にしかわからない気持ちかもしれない。

思いが通じて帰国できそうになったのに・・
中国では文化大革命が起こり始めてて、公安に目をつけられたりしてしまうんだけど、
そんなときの友達の友情には、泣けてきたなぁ・・・
玉福は人に恵まれてるよ・・。


せっかくの帰国も許可が下りない玉福・・
1970年に帰国するまで、これからまだ苦難が待ち受けているわけだね・・・。


  ◇ 第回 ◇   「日本孤児」    2009.04.25.                             

御本人がどうだったか・・・はわかりませんが、
久枝の留学に対する準備とか心構えが足りてなかったんじゃ・・・?って思えて、
ちょっとヤキモキしちゃいました。

日本人が中国に行く・・ってことは、あんなことを言われることを想定していないといけないと思うのよ。
そういう教育を受けて育ってきてる人は、やっぱりそういう考えを持ってるってことだろうし。

さて、久枝は、上手ではない中国語で困ってるところを劉成という中国人に助けられました。
カレは日本語を勉強していて、お互いに教え合う・・っていうことで仲良くなっていきます。
戦争に関してのことで中国人に責められた久枝は、ちょっと学校に行くのをためらってるみたいだけど・・
父の日記を読んでいくことで乗り越えられるでしょうか・・。

さて、お父さんですけど、中学に進み、成績はかなり優秀だったようです。
目立つ杭は打たれる・・とばかりに、かなわないと思った同級生が玉福に対して日本人だと責めました。
そのことで自分の存在を改めて考えたのか、
玉福は、大学受験の履歴書の民族の欄に「日本」と書くことにしたんだけど・・・
そのことで大学にはことごとく不合格・・・
自分のルーツを否定できなかったのかもしれないけど、
母や先生に相談してからでもよかったんじゃないかなぁ・・って気がしました。

中学教師をしながら大学受験に再挑戦することにした玉福だけど、
やっぱり不合格・・
そして、戸籍を決める段階になり、玉福は日本を選択するんだけど・・
この時代、日本人として生きていくのは大変だっただろうなぁ・・って思います。
でもやっぱり、お母さんは寂しかっただろうなぁ・・って思えてしまって、
なんだかこっちまで複雑な気分になっちゃいました。

木材工場で働きながら、母を都会に呼び寄せた玉福。
その一方、赤十字に手紙を出して自分の両親を探していて、
どうやら見つかるみたいです。
自分を育ててくれた母をおいて、祖国である日本で待ってる両親のもとへ帰ってしまうのか・・
育てのお母さんを思うと、見てるのがつらくなってきました・・・(涙)



  ◇ 第回 ◇   「はじまりの河」    2009.04.18.                             

今回は、物語の始まりを見事に描いていたと思います。
なんだか、ちょっと泣けたりなんかして・・・・

中国残留孤児である父を持つ久枝は、中国の大学に留学していた。
ある日、親戚に誘われて父の故郷に行った久枝。
顔も知らない親戚に歓迎され、また中学先へ戻っていく・・・
久枝に関してはそれくらいですね。
物語はほぼ、久枝の父である幹の幼少時のお話でした。

中国で孤児となってしまった幹を、子供に恵まれなかった淑琴が自分の子として育てたいと言い張り、
夫妻の子として育てられることになったんだけど・・
きっと、実際はもっといろいろと大変なことがあったんだろうなぁ・・って思うけど、
「大地の子」に比べたら、幸せな子だなぁ・・って思っちゃいました。

家族もそうだし、成績優秀だから・・って中学に進学させてくれた学校関係者も優しかったし。
恵まれていると思っちゃいました。
次回は中学に行ってから・・・になるだろうけど、大変だろうなぁ・・・

しかし、こんなに良くしてくれた育ての母を残して祖国に帰った幹さん。
きっと断腸の思いだっただろうけど、淑琴さんからしたら、さみしかっただろうなぁ・・・
そこらへんを描かれるころには、また泣いちゃいそうです、私。(涙)

そうそう、久枝さん。
親戚のお祝いを受けるのはいいですが、
まずはお祖母ちゃんのお墓参りが先じゃないですか?(汗)

それと、久枝と別れ際の春華さんが、なんかちょっと悲しそうだったのが気になりました。
別れが単にさみしかった・・ってわけでもなさそうに感じたんだけど・・。


★ STORY ★ 「中国残留孤児」という言葉さえもまだなかった1970年、羽田空港に一人の青年が降り立った。25年ぶりに実の両親との再会を果たしたこの青年には、しかし祖国日本でも困難な暮らしが待ち構えていた。
そして生まれた娘は父の故郷中国へ留学することになる。そこで知った父のかつての姿。日本と中国、ふたつの愛情の間で奮闘してきた父の軌跡を娘は追い始める。そこから娘が受け取った珠玉のメッセージは… 大学生の娘の目を通して、国境と世代を超えた命の絆を描く。
★ 期待度 ★ 「大地の子」は素晴らしかったですよねぇ・・・。同じく良いドラマになることを期待したいですね。