官僚たちの夏
 日曜9時〜  TBS   
 脚本・・・橋本裕志   演出・・・・平野俊一ほか   P・・・伊佐野英樹ほか 
 主題歌・・・ 「STAY」 コブクロ 
原作
官僚たちの夏 (新潮文庫)
主題歌
STAY
DVD-BOX
官僚たちの夏 [DVD]
◆ 出演者 ◆ 風越信吾
庭野貴久
鮎川光太郎
西丸賢治
丸尾要
牧順三
山本真
御影大樹
風越道子
風越貴子
片山泰介
玉木博文
池内信人













佐藤浩市
堺雅人
高橋克実
佐野史郎
西村雅彦
杉本哲太
吹石一恵
田中圭
床嶋佳子
村川絵梨
高橋克典
船越英一郎
北大路欣也












通商産業省 重工業自動車課長 42歳
通商産業省 鉱山局石油課長補佐 36歳
通商産業省 中小企業振興課長 39歳
東京経済新聞記者 40歳
通商産業省 重工業局長 45歳
通商産業省 特許庁総務課長 39歳
東大生 22歳
通商産業省 官房秘書課
信吾の妻
信吾の娘
通商産業省 通商局為替課長補佐 34歳
通商産業省 通商局通商政策課長 42歳
民自党幹事長 55歳
◆ レビュー ◆
  ◇  ◇   「天下りせず」   最終回  2009.09.20.                             

うーむ・・・
なんか、虚しい終わり方だったなぁ・・・
国内産業を守りたかった男たちの戦い・・・夏が終わった・・って感じですけども、
鮎川死んじゃうし、牧はどんどん悪くなっていくし、なんか、気持ちが凹むエンディングでございました・・・

沖縄を取り返さないと戦後が終わらない・・・
そんな須藤の考えもわかる。
でも、何かを犠牲にして得たモノって、そこに不幸になる人がいるってことで、
なんか、イヤだよねぇ・・・
大きなことを成すために、小さな犠牲は避けられない・・っていう考え、
私はあんまり好きではないんですわ。(汗)
政治の世界はそんな甘いこと言ってちゃダメなんだろうけどねぇ・・
はぁ・・・

最後の最後は、思っていた以上にグッタリした感じで、
見終わったあとの重たさといったら、めったにない感じでございました。(汗)

総評も別枠ではしないでおこう・・・(滝汗)

すごく豪華な面々で、見ごたえはあったんだけど、
どうにもこうにも、重たすぎましたねぇ・・
あんまり明るくない歴史をたどった・・って感じで、
これからの日本まで不安になってきちゃいました。(滝汗)


  ◇  ◇   「炭鉱事故」    2009.09.13.                                

どーなんだろうね。
国内産業保護、石炭産業を守れ・・・ってのもさ、
将来を長い目で見たら、石炭の未来は明るくない・・ってことを踏まえて考えてみると、
どの部分を重要視して進めていくべきか・・ってことも、
情とかは別にしてしっかりやっていくべきなんじゃないか・・・って気がしちゃうんだよねぇ・・・
風越や鮎川たちがやってることは、
お役所仕事らしくない、人間臭い感じで、すごいなぁ・・・って思える部分はあるにしても、
ちょっと凝り固まりすぎてる感じがしてならないんだよねぇ・・


で、炭坑事故が頻発し、
病気の鮎川が無理して出て行って・・・ってことになり、
最終的にもう命が限界・・ってとこまで行っちゃったわけで、
なんだか、とっても虚しい気持ちになってしまいました・・・(涙)

同じ意思を持って動いていたと思っていた須藤が総理大臣になり、
これで風越たちの思いはスムーズに遂げられるかと思いきや・・・
小さいフィールドで頑張ってる人と、日本全部、いや、世界も見て考えなくてはいけない人間とは、
やっぱり違ってくる・・って感じですな。
須藤は風越たちを裏切りたくてやってるんじゃないわけで、
なんか、ほんと、コメント難しいっす!(汗)

守りたいと頑張る人々、守りたいけど守れない人・・
それぞれの立場で話し合い、道を見つけていかねばならないんだもんねぇ・・

その中でも、いつのまには片山以上に野心家になってる牧にさらに幻滅・・・
この人、最初からこんな人だったっけ…?(汗)
風越は、玉木から次官を受け継いだとき、牧を閑職にやることはしなかったんだね。
それが仇になったか・・・(滝汗)
ま、カレにもカレなりの信念があるんだろうけどね。

はぁ・・・重たい。
やっぱり、週が新しくなる前の晩である日曜に、こんな重たいもの、見たら疲れまする・・

リタイアしとけばよかったか?(笑)
ま、もう終わりなんで最後までみましょう・・・


  ◇  ◇   「総理の死」    2009.09.06.                                

リタイアしたんだけどね・・・
見るモノがなくて、ついつい見ちゃいました。(笑)

今回は面白く見ることができたように思います。
なんといっても、死にゆく総理・池内の存在ですよね!

病に伏していながらも、風越が来たと知り身なりを整えて顔を出す・・っていうシーン、
ほんと、「すんごい元気!「元気じゃないけど頑張ってる」「病気ですねん・・」の切り替えが素晴らしい!
最後の風越とのシーンなんて、憎たらしいはずのこの人の最後に涙してしまったよ・・・

それもそのはず、池内と言う人が、私利私欲のために思うままにやりまくってたのではないとわかったからです。
国産飛行機を飛ばしたい!
そのためなら他のことはどうでもいい!くらいの勢いに、自分勝手を感じたんだけど、
その裏には、戦争で何もかも失った日本が立ち上がり、自国の力を見せつける!
そのことに意味があり、日本の未来をカレなりに思って信念を突き通していたんだ・・・ということ・・
その思いは、「国産飛行機を飛ばすためにアメリカのコンピューターを使う」と頑張る玉木の鼻をへし折ることになるわけよ。
ま、玉木にもそれなりの信念はあるかもしれない、でも、総理の思いは大きく突き刺さっただろうね・・

しかも、国産コンピューターの未来を考え動いていた風越の姿を見て、
玉木は自らの座を風越に譲るという決断をすることになるのよね。
まさか、一話で次官が変わっちゃうとは!驚きでした!

ま、池内のあろ須藤が総理になったら、流れはまた風越に吹くわけだし、
そうなってクビを切られるより、辞したほうがいい・・っていう思いもあったかもしれないけどね。(汗)

それにしても特許庁長官!
アンタ・・いろんなところに出しゃばりすぎ!(笑)
いくら「ミスター通産省」とはいえ、すでに外に出されてしまった人間が、総理に直談判までしちゃうんだもん!!

すごいよねぇ・・・ほんと。

気になるのは牧の処遇・・・
風越を裏切り企業局長にまでのぼりつめたけど、玉木の辞職でどうなるか・・ですよね?
まさかコロリと寝返り返し!みたいな?(笑)
信用ならん・・
まだまだ憎たらしさ満点の片山がどうなっていくかも気になりますし、
ちょっと頑張りすぎの鮎川が心配でもありますので、
どうせあと2話だもん、最後まで見ちゃいたいと思ったりもしております。


  ◇  ◇   「敗北」    2009.08.16.                                

ほんと・・・見てて鬱になりそうでやんす・・・・(汗)
ドラマとしては面白い作りになってる・・気もしなくはないですが、
見てていい気持ちにならないんだよね・・・。

風越みたいな人間の方が稀有なんだろうね。
あーいう世界に生きてれば、根回しとか策略とか、いろいろできちゃう人間でないとのし上がれないんだろうね。
そして、そう言う人間が今の日本を作り、現在へと導いてきた・・
こんな、苦しい現在へ・・・
そう考えると、そんな権力争いなんかいいから、ほかにやることあんだろ!とか言いたくなっちゃって、
はぁ・・・なんだかねぇ・・・って気になってきちゃいました。
やりたいことをやるためには権力が必要!ってのもわからなくはないんだけどね・・・(汗)

オマケに牧の裏切り・・
鮎川に出世の道を取られそうになってひがんでるとこまでは許せますが、
権力が移ると同時に玉木側へ・・・なんて、最悪です。
しれーっ・・といつの間にか片山側に行ってた御影はどうでもいいですけど。(笑)

そうは言っても、敗北のあとにまた光あり!っていう流れになるんでしょう・・とも思うんですよ。
しかしね、間に2週も空くんじゃねぇ・・
世界陸上と総選挙ですよね。
かすかに残る「見る気力」もなくなっちゃいそうなんで、
ここらで楽になろうとおもいやす。
リタイアとさせていただきまっす。
はぁ・・・これで何本目だ、今期・・・?(滝汗)


  ◇  ◇   「公害問題」    2009.08.09.                                

国内産業保護を唱え続ける風越・・・
企業を守ろうとするあまり、周りが見えなくなってた・・ってわけです。

熊本に実家があり、、四日市にも住んだことのある私としては、
なんだか他人事とは思えないわけで・・・(汗)
んなもん、知ったことか!な風越にはガッカリしちゃいましたよ。
そんなとき、動き出したのは玉木・・
現実を知った風越のそばにいてくれたのも玉木・・
一緒に公害に立ち向かい、日本のために・・・と思った風越は、
またも玉木にやられてしまいます。

石油関係の仕事に出かけてしまった玉木。
その間に、国内産業保護と公害問題を一緒に解決できちゃう案を通そうと頑張る風越だけど、
池内の力の大きさに、負けてしまって・・
通産大臣の須藤恵作(長塚京三)も尽力してくれたけど、
「総理大臣」の力には勝てなかったわけだ・・
で、戻ってきた玉木に、公害対策の手柄ももっていかれちゃったわけで・・・

しかし、玉木の天下はこれ以上は続かなかった・・
須藤が次官の丸尾に人事について助言しちゃったのさ。
玉木をどうにかしないと・・・ってね。
で、玉木は特許庁に左遷・・
最後に無念の言葉を残した玉木だけど、わかってるよ、アンタも日本を思ってやってきた・・ってことは。

ただね・・・
過去を振り返りつつ、日本が現在までどうやって成長してきたかを描いてくれてるんだろうけど、
どうもね、官僚や政治家の権力争いの面が強く感じられてしまい・・

ま、そんなもんだと思いますよ?
そちらの世界はそんなキレイごとだけでは済まないってこともわかってるつもり。
でもね、こうもまざまざと毎回見せつけられると・・
はぁ・・・やぁね、っとに・・って気になっちゃうのよ。

「官僚たちの夏」だから仕方ないけど、
こうもイヤな感じになっちゃうと、底辺で頑張ってきた庶民の高度経済成長期の話を見たい気がしてきた・・・(汗)


  ◇  ◇   「電算機を救え」    2009.08.02.                              

うん・・・
確かにね、武士道・侍魂だと思いますよ、当時の男たちはね。
でもね・・・
風越は怒って退席しちゃうしさぁ・・・
「辞職覚悟です!死んでもいい!」とかって話しになると・・
なんか、急に冷めちゃったっていうか・・・(滝汗)
コンピュータの未来をかけて・・っていうのはわかるんだけどねぇ・・。
うーん・・・
今日のはちょっと引いちゃいました。(汗)

現在の日本がどうやって成長してきたか・・と考えると、
片山や玉木が悪者にはどうしても思えなくて・・・
国内産業保護っていうのも、こういう風に見せられると、ちょっと首をかしげたくなってしまうというか・・
国際化を図る玉木たちと、折り合いをつけていく道はないんですかねぇ・・・?
こうやって戦ってきた男たちがいて、今の日本があるのだ・・ってことかもしれないけど、
さすがにクドさを感じてきてしまった、そんなあたいでございます。



  ◇  ◇   「黒船来襲」    2009.07.26.                              

なるほどね・・・
どんなに風越があがいても、それとは違う方向へ進んでいった・・ってことになるわけかな?
予告で「太平洋ベルト」と片山が言ってたけど、
それ、聞いたことあるし。(すんません、歴史は苦手なもんで記憶がうっすら・・・(笑))

国内産業の保護・・と唱え続けた高い続ける風越ですが、
今現在の「日本」を振り返ってみても、
そうではない方向へ動いていった・・っていう事実はわかってるわけで、
抵抗し続ける官僚たち・・っていうスタンスはずっと続くのかな?

しかし・・・風越はまっすぐすぎるんですな。
池内のやり方は汚いかもしれないけど、
そういう策略っていうか工作っていうか、自分の意思を突き通すためには必要だということもあるわけで、
相手がそういう人間ってわかってるなら、
それに相対する手段を講じるとか、違う方法で対処してみるとか、
やってかないと、負けっぱなしですやん!!

ちょっと、進言してやりたくなります。(笑)

会議のシーンは、そこに同席しているような気で見ておりました。
そっか・・・次官が池内に借りがあったとはねぇ・・・
そりゃ風越には不利でしたな・・。

さぁ、次回は大沢無線、再び!ですな。
コンピューターの話はもっと後かと思ってたんだけど、ここでもうやってきたわけですね。
堺さんの出番が増えそうなので楽しみです。


  ◇  ◇   「大臣との対立」    2009.07.19.                              

このドラマ、主演は佐藤浩市さんだけど、
もう、誰がメインとか、そんなの関係ないですね!
それぞれが素晴らしい存在感ですもん!

いやぁ・・ほんと、見ごたえアリですね!

今回は繊維業界の話・・・
繊維担当は玉木になったということで、まるでスパイのごとく部下を配置する風越。(笑)
アメリカの言うことを聞かないと、貿易上かなり問題が・・・ってことのようで、
多少の犠牲は仕方がない・・・とばかりに、そのとばっちりが繊維業界にきちゃったわけだ。
何とかそれを阻止しようとする鮎川たち。
しかし、玉木は心を鬼にして行動をする・・・

どちらも、「日本のため」を思って動いているんだよね。
完全に玉木は悪役になってるけど、そうせざるを得ない立場ってのは理解できます。

あえて「悪いなぁ・・」って思えるのは池内ですね。
玉木もまた、いいように動かされてる気がしてしまいます。(涙)
憎まれ役となっている玉木を、ちょっと不憫に思えてしまった・・そんな回でございました。


  ◇  ◇   「テレビの時代」    2009.07.12.                              

前回も思ったけど・・・「鹿男」の音楽に似てて、若干冒頭からテンション上がる・・。(笑)


ふぅ・・・重厚ですなぁ・・・
どっぷり重いです。
しかも、なんか頭使います。
ドラクエで若干の頭痛を抱えてる私には、ちと辛し・・。(笑)

さて、前回の車はいずこへ・・・って感じの、今回はテレビのお話。
これはこんな感じで毎回行くのかな?
一話完結っぽいですのぉ。
しかし、今の世の中、あって当たり前の製品が、高度成長の時代に、
こうやって人々の生活に根付いていった・・・ってことを見せられると、
もっと有難味を感じにゃならんのぉ・・・としみじみです。


難しいストーリーをやんや・・と書くのは、今の私には苦行ですのでやめときます。(笑)
ただ、パソコンのことをこの時代から話していて、
それに向かって動き出そうとしている会社がいたんだね・・としみじみ。
庭野の言葉に心動かされた大沢無線さん・・・
コンピューターの時代は、まだまだ先でございますよ・・・(家庭用はね)

次回は繊維か・・・
玉木が繊維担当となり、庭野は通産大臣になった池内の秘書に・・・と。
いやぁ・・毎回肩書きがかわりすぎ!!(笑)
池内ってのは、池田勇人のことなんですね。
かなり手強し・・・

ふぅ・・・ほんと、しみじみと豪華で素晴らしいですね。
1クールにひとつくらいはこういうマジメすぎるくらいのドラマがあってもいいと思います!


  ◇  ◇   「昭和三十年の夢」    2009.07.05.   初回74分SP                  

ほんと、豪華キャストだねぇ・・
でも、そのわりには、あんまりワクワク感はなかったかもなぁ・・・
ちょっと期待し過ぎていたのかも・・・(汗)

↑のキャストの紹介文、ドラマ開始直後のヤツで、
第一話にして、すでに肩書きがみんな変わっちゃってるし!(笑)
もう、書きかえるのは面倒なので、このままいかせていただきやす!

昭和30年の日本・・
もちろん私は生れてやしませんが、こんな感じだったんだろうなぁ・・・って、なんとなくわかる。
なぜかというと、こういうテイストのドラマや映画って、結構今まであったから・・・だよな。
なので、目新しさを感じることはなかったですね。
ただ、この経費削減の時代、結構金を使ったなぁ、TBSさん!って感じです。

アメリカの車を輸入する・・ってのではなく、日本産の車を走らせたい!という思いで突き進む男たちの話・・
その中で、男としての出世やひがみ、対立など、いろいろと描かれていきそうですね。

このドラマのターゲットは、やっぱり働く男性かしら?
でも、ウチの旦那は、「明日から仕事やのに、仕事を思い出させるようなドラマ、見たくない・・・」と
どっか行っちゃいました。(笑)

ま、そりゃそうかもなぁ・・・って思っちゃってりするんですけど、みなさまはどうですか?
女性や若者が食いつきそうな題材でもないので、
どれだけ世の男性を食い付かせることができるか・・・気になりますな。

さて、今回は日本産の乗用車の開発のお話・・
やっと出来上がったのに、アメリカにはけちょんけちょんに言われちゃって、
最後はその工場のおやっさん、死んでもうてるし!
なんか、辛いですなぁ・・・
でも、それでも明日に向かって進んでいく!ってところは、
この時代の人間のエネルギーを感じさせましたね。
この熱い思い・・・今の日本人にはないもんなぁ・・・(汗)


最初は仲良しだった玉木と今後は対立していくのかな?
それにかなり感じ悪そうな片山、一癖も二癖もありそうな池内・・と、手強そうな男は多々おりますが、
鮎川や庭野など、風越と同じ目標に向かって生きてくれる人もいるわけで、
がんばってもらいたいもんです。

男臭さ満点のドラマで、題材も明るいとは言いにくいですが。
重厚な社会派ドラマってことで、今後も見続けるとしましょう!!



★ STORY ★ 昭和30年代の通商産業省を舞台に高級官僚たちの政策や人事をめぐる熱い戦いを描いた作品のドラマ化。
★ 期待度 ★ 堅そうだし難しそうだし男くさいし・・・でも、嫌いじゃないっす!(笑)