リミット -刑事の現場2-
 土曜9時〜 NHK   
 脚本・・・遊川和彦   演出・・・・渡辺一貴   P・・・磯智明ほか 
 主題歌・・・ 「愛の灯」 斉藤和義 
主題歌
COME ON!
刑事の現場 DVD-BOX
前作DVD-BOX
◆ 出演者 ◆ 加藤啓吾
梅木拳
東野惠一
太宰満
筒井薫
伊坂聡
青井茉莉亜
黒川真治








森山未來
武田鉄矢
杉本哲太
伊武雅刀
若村麻由美
細田よしひこ
加藤あい
ARATA







名古屋中央署 巡査部長 28歳
名古屋中央署 警部補 59歳
名古屋中央署 刑事課長 警視 44歳
名古屋中央署 課長代理 警部 55歳
名古屋中央署 庶務係 警部補 44歳
名古屋中央署 警部補 24歳
啓吾の婚約者 花屋店員 29歳
梅木の恋人を殺した男 38歳
◆ レビュー ◆
  ◇ 第回 ◇   「最後の審判」   最終回  2009.08.08.                           

すごかった・・・
森山くんの迫力・・・
鬼気迫るモノがグングンと伝わってきてました!

黒川は、茉莉亜の恋人を惹き殺した犯人を連れて来いと言いだしました。
罪を償ったあとのその人・大石(モロ師岡)を目にした茉莉亜が、
自分と同じように憎しみの塊になることを期待してるわけだ!
愛なんてあるもんか!と証明したいらしい。

狂ったようになっちゃう啓吾・・当然です。
梅木はそんな啓吾の気持ちは痛いほどにわかる・・
同じように、憎み続けてきた黒川の行動や気持ちを読める、だから、絶対に捕まえる!と心に決めるも・・・
東野が大石に扮して・・っていう策はあっけなく失敗。
黒川の方が何枚も上手で、すでに大石を捕まえてました・・

茉莉亜が自分がひき逃げしてしまった男性の恋人だった女性と知った大石。
でも、謝るどころか開き直っちゃってて・・
追い詰められてるのはわかるけど・・・そこはとりあえず謝っときゃいいのに・・ってヒヤヒヤです。(汗)

さぁ、茉莉亜・・どうする・・?と期待の黒川だけど、
茉莉亜は大石を許しました・・

大石だけが解放され、黒川は電話をかけてきます。
そして、梅木の恋人が死ぬ前に語った言葉を茉莉亜に読ませる・・・
そんなの、梅木にしてみたら辛すぎるじゃーん!!
・・・でも梅木は刑事でした・・
「黒川の居場所がわかった!灯世が殺されたマンションだ!!」と啓吾と直行!
その間も、茉莉亜の口から語られる、灯世の最後の言葉・・
愛してる・・尊敬してる・・ずっと支えていきたい、愛し続ける・・・
そう心から語った灯世さんは、愛に飢えた憎しみの塊である黒川によって殺されてしまったんだね・・

茉莉亜もまた、同じように啓吾に訴える・・
危ない、それじゃ殺されちゃうよぉ・・と思ったら!
二人が突入し、黒川確保・・
かと思いきや!まだ続きが!

屋上に逃げ込んだ黒川に対し、ナイフを突き付ける啓吾。
啓吾を煽る黒川・・
ダメ、殺しちゃダメ!!そう思ってたら・・
梅木が黒川と取り返し、オレが殺す・・と。
そして、ここからは啓吾の演説です。
確かにクサイセリフです。
でも、バカにしたりしないよ・・
十分に気持ちは届いたもん・・・
そして梅木は、天国の灯世さんへ叫ぶ!
生きて・・・愛し続ける・・・

誰しもある一線を越えて憎しみの囚われてしまう可能性がある・・
でも、それを超えさせない「愛」もある・・
それをわかったんだもん、啓吾はもう大丈夫でしょう・・

梅木も、黒川に対する憎しみから解放されたことだろうしね・・。
でも、辞めなくてもいいじゃん・・・っていいたくなっちゃった。
全責任をひっかぶっていくなんて・・カッコよすぎですやん!


あぁ・・・見ごたえありまくりの最終回でしたね。
ほんと、NHKはこういうドラマを作っちゃうから見逃せないんだよなぁ〜!(笑)


  ◇ 第回 ◇   「もう一人の悪魔」    2009.08.01.                              

黒川が出所してきました。
早速梅木の手にかかっちゃうか。。。と思ったけど、東野が一日遅く伝えていたせいで、
黒川は世に放たれてしまいました・・・。
梅木が何かしでかすのでは・・?ってことで取調室に閉じ込めちゃった東野。
梅木の言葉のせいで茉莉亜が家を出ちゃったと思ってる啓吾は、梅木に助け船をだそうともしない・・・
「あいつはまだやる!」と梅木は必死に訴えたんだけどね・・・

焼死体、溺死体が見つかり、それが黒からの両親と言うことがわかる・・
梅木の危惧したとおり、黒木の犯行がまた始まった・・
「誰よりも黒川を知ってるのは梅木さんです!」と主張した啓吾のおかげで梅木は捜査に復帰!
次は元カノだ・・ってんで家までいってみたら・・

そこに黒川から電話があり、殺すよりも辛いことを・・と、彼女の子供を誘拐したっていうのよ!
リミットは8時間・・・
そっか、このネタで最終回までやるわけね・・・と思ったら!
意外とあっけなく解決しちゃって!(笑)

よかった、よかった・・と思ったのもつかの間・・
今度は茉莉亜が黒川に捕まっちゃったみたい!!
・・どういう接点??
あのお墓で茉莉亜と黒川が出会ってたのは偶然ってこと?
ちょっと不可解だなぁ・・・(汗)

自分が不幸だからって、誰かも不幸にしよう・・なんて、ほんと歪んでやがる。
仮釈放ってさぁ、模範囚だから・・っていう見せかけの「いい子」をしてれば認められちゃうのかなぁ・・・?
怖いなぁ・・・・(汗)

梅木の抱えていた苦しみをまざまざとつきつけられた啓吾。
こうなると、めっちゃ不幸で復讐を誓っていた梅木が逆に冷静になれそうですね。
啓吾が無茶しないように止めてあげてください!!


それにしても茉莉亜・・・私の願いもむなしく、本当に啓吾と結婚できないと言い出しちゃいましたね。
うーむ・・・・困ったもんですが・・
この事件を乗り越えたら二人の関係も変わってくるかな・・?

最終回・・・楽しみです。


  ◇ 第回 ◇   「ダークサイド」    2009.07.25.                                

啓吾の「ダークサイド」
茉莉亜の「ダークサイド」・・・
両方が梅木に刺激されて出てきた・・・って感じですね。
当の本人・梅木は・・というと、鍋をつつきつつ「ライトサイド」が垣間見え・・・(笑)

ストーカー被害を訴える女性にこだわる梅木。
実は、亡くした婚約者も同じような状況にあったのに、救えなかった・・という過去が梅木にはあったんだよね。
だから、どうしても救いたい・・という思いで、脅迫まがいの行為を三枝(甲本雅裕)にするんだけど、
なおさらエスカレート・・・
FAX送りつけまくりの三枝の家に行って、啓吾は説得をし、もうしないという覚書ももらってくるわけですが・・

まぁね、それでおさまるっていう雰囲気じゃなかったよね。
啓吾の言うことはもっともではあるけど、人の感情はそれでおさまるものではない・・・
しかし、何とかおさえようと頑張って生きている人はたくさんいる・・
それがまさに、啓吾だった・・ってわけだ。

茉莉亜の目の前でひき逃げされて死んだ元恋人の存在・・
それは、事故にかかわった啓吾はよーく知ってるだけに、目をそむけられない。
でも、茉莉亜も同様に、時間とともにその問題から遠ざかっていたはずだった。
ただ・・・乗り越えたわけではなかった・・ってわけだよね。
二人とも、その「元恋人の死」について、本気で話し合ったことはなかったんだろうね。
触れないほうがいいだろう傷、触れてほしくないだろう傷・・
お互いを思い合ってるようで、そこに大きな溝ができていた・・
それに今回、二人とも直面してしまった・・ってわけだ。


茉莉亜が自分を本当に愛してくれているのか・・・それはずっと圭吾の心にあった疑問・・
元恋人の書いた絵を飾っておいてもいいんだよ・・という余裕を見せていたはずなのに、
それは自分自身をがんじがらめにしていただけだったのにねぇ・・
そして茉莉亜は出て行ってしまった・・・
きっと、過去の自分に決着をつけようとしてるんじゃないかな?
だって、もうお腹の中には啓吾の赤ちゃんがいるんだよ?
もう動き始めた新しい人生がある・・
なのに、もしかしたら私は未だに過去を引きずってたのかも・・そのせいで啓吾を苦しめていたのかも・・
そう思ってるんだとしたら、きっと踏ん切りをつけて帰ってきてくれるはず・・・。
そう願いたい。

だけど、啓吾はこの茉莉亜の「家出」をどうとるか・・だよねぇ・・。
やけっぱちにならないといいけど・・・(汗)

梅木の婚約者を殺した男が刑期を終えて出てきました・・
刑務所の前で待ち構えていた梅木だけど・・・
おいおい、どうするつもりじゃいっ!!


  ◇ 第回 ◇   「偽善者」    2009.07.17.                                  

”悪鉄矢”度からいうと、前回ほどではありませんが・・・
なんだか、クライマックスに向かっていくゾクゾク感は引き続いておりますね・・・。

今回は、ホームレス焼死事件・・
梅木のせいで最前線からはずされちゃった啓吾は、その事件を捜査するも・・
本気で向っていないと梅木に指摘されちゃうわけだ。
で、もう一度調べてみたら、ある男の存在が浮上・・・
・・・でも、これは伊坂の助けがいろいろあったから・・・かもしれないけどね。(笑)

で、今回も、梅木のちょっと常軌を逸した行動に巻き込まれ、
真犯人へとたどり着く・・ってわけだ。
しかしさ、いくら公園のホームレスが邪魔モノだからって、粗大ごみ扱いで燃やしてくれって依頼するなんて・・
恐ろしすぎるわ!
そしてもっと恐ろしいのは、町内会長さんがそれを提案したって知ってるくせに、
誰も文句もつけず、燃えてるホームレスを見学し、その後の捜査にも無関心・・どころか、
町内会長さんが捕まったら、「本当にやるとはねぇ・・」と他人事の住民たち!
それが一番怖いわ!
ほんと・・・人間って恐ろしい・・・(涙)


梅木の刑事としての行動や考え方についていけない・・・と考えていた啓吾だけど、
今回の捜査で、すぐに不審者をあげてくる梅木のロッカーを覗き見し、
地道に前科者のリストを自分で作ってるのを見て、ちょいと見方を変えるかもしれないですな。
単なる「イカれた刑事」ではない・・ってこと・・。

梅木の行動を報告しなかったということで、東野に警告されちゃった啓吾。
そして、東野と梅木の会話を聞いてしまった・・
梅木は婚約者を殺されていた・・
そして、18年の時が過ぎ、その犯人が出所してくる・・
その男を殺すために刑事でいると公言する梅木・・
どうなっちまうのか・・?
そして、きっと啓吾も巻き込まれていくでしょう・・。
もしかしたら、茉莉亜・・・?(汗)


  ◇ 第回 ◇   「その男は、悪魔」    2009.07.11.                             

ううう・・・ビビッときました!
いいですねぇ・・・面白いですよ!!
武田鉄矢さんの限界ギリギリで踏みとどまってる感じの緊張感・・・すごく良かったです!

あのコップとコインの映像が、カレの心情を表しているようで、
最後に溢れ出してしまったのを見て、今後の展開を予感してしまいました・・。

さて、前作の「刑事の現場」とはまったく違ったテイストになっております、今作。
前作は、新人刑事とベテラン刑事のそれほど盛り上がった感じのしないドラマでございましたが、(汗)
今回は、主人公同様、ドラマ自体も成長してる感じ!(笑)
かといって、前作を見てないと話が通じないか・・といえば、それはほとんどない!
啓吾の恋人も、前作には出てませんでしたので、その後出会った・・・ってことみたいだし、
今回から参戦・・って方も、OKですよ♪

若い女性の刺殺事件が発生・・
その現場で犯人を取り押さえたものの、梅木という刑事が犯人をボコボコに!
いやぁ・・ほんと、殺す寸前ですよ!
この梅木とコンビを組むことになった加藤。
どうやらかなりシビアな過去を抱えているらしい梅木・・
でも、啓吾の理想はあくまで父のような正義感あふれる刑事になること・・
相対するこの二人・・
どちらも影響し合っていくんだろうけど、梅木の影響を啓吾がうけたら・・
どうやら、啓吾の中にも「悪」があるかもしれないしだし、ヤバそうですなぁ・・・(汗)


その犯人の動機ってのは、自分だけ不幸で、やるせなくて、発散するかのごとく罪もない女性を殺した・・っていうもの。
梅木の言うことはまったくもってごもっともで、
うんうん!ってうなづきながら見てました。

「ボクはわかります!ボクだって一歩間違ったらこうなってたかも・・」と犯人をかばう啓吾。
でもね、普通はね、「一歩間違」わないんですよ。
梅木の言うとおり、踏みとどまるんです。
人間なら、殺さない、いや、殺せない・・私もそう思う。
何か理解できる理由があるならまだしも、自分の不満を行き場として殺人・・なんて、絶対ありえないし許せない!
・・ま、でも、「みんなのために死んだ方がいい、バーカ。」ってのは言いすぎっていうか、
刑事の言うことじゃないけどね。(汗)

殺された女性の父親の怒りを目の当たりにした梅木は、
「オレを殴れ、そしたらアイツに会わせてやる・・」と言い出したのよ!
公務執行妨害で逮捕し、犯人と同じ房に入れて話をさせてあげるつもりなのさ!
しかし、啓吾はそれを止めない・・・
この時点で、梅木のやってることに全面的に反対!ってわけじゃないってことよね・・。
犯人を目の前にし、暴れたり殴ったりするかと思ったけど、
なんでこんなことした・・?どうやって生きていったらいいんだ・・?わしらも殺してください・・・
その心からの叫びは、犯人に届いたでしょう。
はじめは恐怖からくる涙だったかもしれない、
でも、この叫びを聞いて、自分がしたことの意味を理解した・・・と受け取りたい。


本部に連行される犯人の背中に向かって、「君は一人じゃないから!!」と言葉をかける啓吾・・
あくまで「救済」がカレの信念なんですな。
次回のサブタイトルは「偽善者」・・。
どこまでそんなこと言ってられるのか・・ってことですよね・・・(涙)

さて、啓吾の恋人・茉莉亜が妊娠したってことで結婚へと向かっていくみたいだけど、
この恋人も、過去に事件に巻き込まれていたみたいね。
その過去と現在、そして啓吾との未来も描かれていくんでしょうか・・?
そして、啓吾も巻き込まれていくんでしょう・・・
梅木が「憎みたいほどの人間に出会ってないからだ!キレイごという奴に限って悪魔見たいことをしでかす・・」って言ってたしなぁ・・

それと、梅木の過去も気になるところで、リミットを超えてしまうことになるんでしょうか・・?
殺したい人間・・ソイツの出現が待ち遠しいやら、怖いやら・・・(汗)

ってことで、全5話ですし、最後まで見ちゃいましょう!


★ STORY ★ 世代も価値観も全く異なる二人の刑事が激突、さまざまな”リミット”に直面し、乗り越えようとする姿を描く。
★ 期待度 ★ 今度の相棒は武田鉄矢さんですか・・・。このごろ、怖い役もお似合いなので楽しみです!