おやじの背中
 日曜9時〜    TBS       
 P:八木康夫

◆ レビュー ◆
  ◇ 第話 ◇   「北別府さん、どうぞ」    最終回    2014.09.14.           
スタッフ
脚本:三谷幸喜
演出:土井裕泰


キャスト

男 (北別府) … 小林隆
男の元妻 … 吉田羊
息子 (寅雄) … 須田琉雅
妊婦 … 堀内敬子
担任教師 (吉野) … 瀬戸カトリーヌ
衣装さん (上田) … 秋元才加
ナース1 … 酒井若菜
ナース2 … 木南晴夏
技師 … 八嶋智人
主治医 (古郡) … 小日向文世


私は三谷幸喜作品が好きです。
いや、最近は「好きでした」って言うことが多いかな・・・?

映画でも、昔のは単純に面白かったけど、
最近のはちょっと面白くないって思えちゃってまして・・
私が変わってしまったからなのか・・・?
そんな感じで見ましたよ、最終回。

うーん・・・
笑えないし、感動もできなかったぞ?
だって、完全に無理があるやん。
いや、いいんですよ、無理があっても。
だけど、もうちょっと「笑える無理」にしてほしい。

ただただドン引きしてしまったんですけど・・・(汗)

「予後一年」もさ、いい意味で記載してる場合もある・・・よね?
北別府さんがどんな風な命を終わりを迎えたかは知りませんが、
息子にはちゃんと伝わっていたようで・・
・・・当時は信じていたと思うけど。(笑)

最終回に小栗旬が出る!って聞いてたので、
そこんとこも驚きもなかったですし・・・
うーん・・・
残念だったわ。

総評としましては・・・・
面白かったものもあったけど、
全体的に言うと、イマイチだったかなぁ・・・
一時間の短編って、難しいよね。
それにかなりハードル上げて・・・だったし。(汗)



  ◇ 第話 ◇   「父さん、母になる!?」     2014.09.07.                  
スタッフ
脚本:井上由美子
演出:清弘誠


キャスト

新城勝 … 内野聖陽
新城達也 … 神木隆之介
米田誠子 … 久本雅美
松崎のぞみ … 岡本あずさ
新城寛太 … 高木星来
新城絵美 … 夏川結衣



面白かったです。

主婦の仕事をディスる新城には、
速攻でカチーン!ときましたが、
根っからのマジメさんらしく、手を抜かずに家事をやってて、
おっ、これは、私は負けを認めるべきか・・・と思ったり。(笑)
しかし、家事ってのはね、丁寧にしっかりとやる!のではなく、
ある程度テキトーに、効率よくやるのがベストですよ!
いちいち時間確認に居間の時計を見に行くのなら、
キッチンタイマーを100均で買ってくるとかね・・・(笑)

最後は、主婦の仕事をリスペクトしてくれまして、
あたしゃちょっと泣けてきて・・・
横でいびきかいて寝てた旦那をたたき起こして
正座して聞かせてやりたいくらいだったぞ!!(笑)


ま、そんなことはおいといて・・・
息子と父の話でありながら、
家族ってのをちゃんと描いていて、
うまくまとまった一話だったと思います。
やっぱ、言いたいことをぶつけるって大事だよね!
気持ちのいいお話でした!



  ◇ 第話 ◇   「駄菓子」      2014.08.31.                      
スタッフ
脚本:池端俊策
演出:坪井敏雄


キャスト

春部真 … 大泉洋
春部森造 … 高橋克実
春部利一 … 塚本高史
春部湊 … 田中奏生
二ノ宮所長 … 日野陽仁
杉下とみ … 岩本多代



どうしてこういう話でこのキャスティングにしたんだ?
どーしたって、「oh,My Dad!!」を思い出すっていうか・・・
設定もよく似てるし、混同するなっていうほうが無理な話で・・・


それに、「おやじの背中」ていうか、
おやじがこどもに教えられてる感が強いですよね・・・?
うーむ・・・

だいたい、スナック菓子や駄菓子にそんだけのこだわりがあるなら、
そもそも入る会社を間違ってたんじゃないの?って話で・・・
最初から、子どものころから大好きな駄菓子を作ってたハシバ製菓に
行けばよかったんじゃ・・・?って感じで・・・

いろんな意味でいただけない感じでございましたな。
洋ちゃんは好きなんだけどねぇ・・・




  ◇ 第話 ◇   「よろしくな。息子」      2014.08.24.                 
スタッフ
脚本:山田太一
演出:清弘誠


キャスト

高村浩司 … 渡辺謙
戸川祐介 … 東出昌大
戸川泰子 … 余貴美子
東郷達郎 … 笹野高史
大島桂 … 柴田理恵



山田太一さんらしい「会話劇」・・・ですね。
となると、役者の技量が試されるわけで・・・・
謙さんと余さんのシーンはいい感じだったものの、
東出君は「淡々と」というタイプなので、
どうも感情がうまく乗ってこないっていうか・・・(汗)
「話題性抜群」だけにキャスティングされたんでしょうが・・・
違う若手俳優で見てみたかったな・・・って気もします。(汗)

しかし・・・
母のことを「ママ」と呼ぶ25歳の男・・・
ごめん、私はその時点でかなりドン引くよ。(汗)
”そこ”以外はいい息子なんだけどねぇ・・・
やっぱ、「印象」って大事だからさ・・・。

母親が「そろそろ”ママ”はやめようよ」と言うべきじゃ・・・?
ぞっ・・としたぜ・・・。(汗)
たぶん、商店街であの図体の男が携帯で「ママ?」とか言ってたら・・・
もう、怖くてそっちを見れないっす。(涙)

かといって、べつにマザコンではないらしい息子・祐介。
・・・誤解されるから、やっぱり”ママ”はもうやめようぜ・・・。(笑)
母の再婚はあっけなく受け入れておりました。
で、その再婚相手の「靴屋の仕事」もあっけなく受け入れおりまして・・
まぁ、いいんだけどさ・・・
「人柄」と「腕」はリンクしないと思うけど・・・
大丈夫ですか、高村さん・・・?(笑)

最後に一言。
彼女は、”彼女”じゃないんかいっ!!(笑)



  ◇ 第話 ◇   「父の再婚、娘の離婚」      2014.08.17.                 
スタッフ
脚本:橋部敦子
演出:竹園元


キャスト

杉本七海 … 尾野真千子
吉崎典久 … 國村隼
杉本大悟 … 桐谷健太
青木久志 … 本田博太郎
岡宮芳子 … 中田喜子


これまでの作品と比べると、とてもフツーというか・・・
「あり得る話」というか、
「そこらへんにありそうな話」っていうか・・・
そういう意味では受け入れやすい話でしたね。


妻を亡くして再婚を考える父と、
夫婦仲がよろしくない娘の「将来」の話。

母を失い、妻を失い、
父娘はちゃんと向き合ってはこなかったんだね。
だいたい父と娘って、間にお母さんがいて会話が成り立つっていうか、
そういうとこ、あるもんなぁ・・・

しかし、再婚を考えてた父よ、
お母さんが行きたがってた旅館に再婚相手候補の人と行くって・・
そりゃアンタ、デリカシーがなさすぎだよ・・・。(汗)
あたしでも怒るわ。

そこで、父の本音を聞く娘。
自分の本音をぶつける・・・
朝、スッキリして、「再婚、いいんじゃない?私は離婚する」と決める・・ってわけだ。

今後、いい関係になっていくんじゃないかね?
ただ、あまりにも影が薄すぎて気の毒な桐谷くんが気になるけど・・・(笑)




  ◇ 第話 ◇   「ドブコ・父さんは悪役スター」      2014.08.10.                 
スタッフ
脚本:木皿泉
演出:北川雅一


キャスト

丸井三冬 … 堀北真希
丸井正 … 遠藤憲一
佐々木勝 … 溝端淳平
静香 … 谷村美月
丸井弓子 … 薬師丸ひろ子


あぁ・・・・いい話だった・・・
泣けたよ・・・。

木皿さんのお話は、全部好きです。
木皿さんの世界を、短編で見せてもらった感じ。
堀北真希ちゃんは正直好きではないけど、
エンケンさんとの父娘・・・本当に良かったですねぇ〜!!

「ドブコ」なんてあだ名・・・最悪っすよね?(笑)
親父の役柄のせいでそんなことになったのなら、
マジで親父を恨んでしまいそうですが・・・
そんなドブコ、ある日、幼馴染の親友・勝から絶縁宣言されまして・・
それが、「結婚相手の彼女がそうしてくれって言ってるから・・」ときた。
そんな女に何も言い返せないのかーっ!!と言いたいとこだけど、
確かにね、自分よりキレイな子が、自分よりカレのことを知ってて・・ってのは
いい気はしない・・・って気持ちはわからんでもないが・・・


父の病を経験し、父の気持ちを慮り、自分の気持ちにも気づいたドブコは、
その勝の彼女・静香の気持ちもわかってあげちゃって・・
もぉ・・・・顔に似合わず、男前なんだから!
こういうサバサバ系の人は、そんな心配しなくても大丈夫だよ、静香!

まぁ、勝と静香のことはおいといて・・・
「娘に拒絶される前に、自分から一線を引いた」という、
度胸無しの父。(笑)
わかる気もするけど・・・
だけど、「娘の結婚」のときは、思いっきり「切られて」やるよ・・・と
親父の背中が思い切り「さみしいよ・・」と語っておりまして・・・
もう、笑えるやら、泣けるやら…です。


最後の結婚式のシーンは、
あぁ、あっという間に「そのとき」が来たのね…と思ったのに、
初めて来た「ふつうの役」である「嫁ぐ娘をもつ父」の役で、
リアルに想像しちゃって号泣・・・って・・・。
可愛すぎるじゃないか!!(笑)
まぁ、こうやって何度かシミュレーションして、
本番では号泣しないように頑張ってね・・・。

いやぁ・・・一冊の本を読んだような気持ちで、
ホンワカといい気持ちが持続する、とても素敵な話でした。
やっぱり、木皿さんがつむぐお話は、大好きです!!



  ◇ 第話 ◇   「母の秘密」      2014.08.03.                       
スタッフ
脚本:鎌田敏夫
演出:山室大輔


キャスト

麻倉賢三 … 渡瀬恒彦
麻倉慎介 … 中村勘九郎
麻倉加奈子 … ともさかりえ
麻倉幸恵 … 神野三鈴


なんか・・・
勘九郎さんの演技が・・・
ちょっと舞台ちっくっていうか・・・・
大仰で入り込めなかったわ・・・。

それに、あーいう「闘争」とか、
田舎生まれの私としては、全然身の回りに起こってことではないので、
ピンとこないっていうか・・・
まぁ、「昭和」っぽくはあったんだけどね・・・。

とにもかくにも、
「死んでしまったら、話したくてもできないから・・」ってのが、
勘三郎さんを思い起こさせて、
そこだけは泣いてしまった。
つまり、ドラマとして・・・ではなく、
勘三郎の息子・勘九郎として見ちゃってたわけで・・・
うん。全然話に入り込んでない証拠だな。(汗)


今回の話は、個人的にはしっくりこなかった・・ってことで、
次回に期待!
木皿さんだもんねーっ!
楽しみだ!



  ◇ 第話 ◇   「なごり雪」      2014.07.27.                       
スタッフ
脚本:倉本聰
演出:石橋冠


キャスト

小泉金次郎 … 西田敏行
武田エリ … 木村多江
小泉金一 … 光石研
佐知子 … 市川実日子
小泉歌子 … 中島ひろ子
武田一平 … 梨本謙次郎
小泉夕子 … MEGUMI
小泉しのぶ … 広瀬すず
南 寛 … 大杉漣
向田春彦 … 田山涼成
加納茂吉 … 織本順吉
小泉秋子 … 由紀さおり
大塚喜平 … 小林稔侍
ナレーション … 徳光和夫

やーん!!
いい話じゃないか・・・。
一時間ではもったいない気がしたよーっ!!


「おやじ」っていうか・・
世の中の、頑張ってきたお父さんたちの、
今までと、これからを含めた、悲哀の回でございましたね。

体の衰え、仕事から身を引くこと、仲間の死、近辺の人の近況・・
などなど、どんどんを金次郎を追いつめていきます。
それでも、今までの自分に線を引いて、これから・・・って思ってて、
そんな記念の式さえも思うままにならない不満から
家出・・・しちゃったわけですが・・・

ウン平さん、すげぇ。
あんだけで床下にいるとわかっちゃうなんて。
で、出た人にも、出ていかれた人にも一計を授けてくれちゃうあたり、
うーむ・・・素敵すぎた。

最後は、孫・しのぶちゃんが勝手に誤解してくれちゃったんだけど、
後々、家で「お祖父ちゃん、コレを作るために隠れてたんだよ!」とか言っちゃうと、
まぁ、金次郎は気分がいいとしても、
加納さんの立場がないわけで。(汗)
そこんとこは加納さんが飲み込んでくれるか!(笑)

とにかく、老いていく寂しさ、未来への不安などを、
ちょっとコミカルにしつつ、ホロリとさせてくれちゃって、
いい話でした・・・。

ただ、結構な有名俳優をかなりちょこっとしか使わないあたり・・
もったいないっすよ、倉本さん!!(笑)




  ◇ 第話 ◇   「ウエディング・マッチ」      2014.07.20.                      
スタッフ
脚本:坂元裕二
演出:鶴橋康夫


キャスト

青木草輔 … 役所広司
青木誠 … 満島ひかり
高城亜利沙 … 山本美月
佐知子 … 浅田美代子

えぇ・・・・?
なんか、ドン引きなんですけど・・・。(汗)

そんなオチ・・・?

予想としてはさ、んなとこ言いながら、
結婚する前の日の、父と娘の最後の「マッチ」っていう、
そんな感じで見ていたのに・・・
マジで結婚やめたんすか?
オリンピック目指すんすか?
それって、自分を結婚をジャマされた腹いせっすか?(笑)
あそこはさ、見送るべきっしょ、父!
「あのときがやめどきだったんだよ!!」って・・・
もう、やめましたし。
今更ですし。
ってか、その話に乗るのかい、娘!
驚いたよ、あたしゃ・・・
あのひ弱そうな婚約者がさ、
対決してる父娘を見て、暖かい気持ちで待ってくれるかと思ったら、
スゴスゴ帰って行くもんだから、おかしいなぁ・・・とは思ってたけど、
まさか、本当に結婚ナシとは・・・

すんごい後味の悪い話だった。
なんか・・・こんな気持ちで寝られないわ。(汗)




  ◇ 第話 ◇   「圭さんと瞳子さん」      2014.07.13.                      
スタッフ
脚本:岡田惠和
演出:山室大輔


キャスト

樋口圭太郎 … 田村正和
樋口瞳子 … 松たか子
奥住 … ハカリズム
川崎悦子 … キムラ緑子
茂原吾一 … 角野卓造
重原一臣 … 渡辺大

超有名作家が10人揃った「短編集」を楽しむ・・
そんなドラマとなることでしょう。

そう思いつつ、初回を拝見しました。

田村正和×松たか子ってーと、フジテレビの「じんべえ」を思い出すわけで・・
しかしあれから15年・・・
お二方とも、年を重ねましたねぇ・・・しみじみ・・・

さて、そんな二人の醸し出す雰囲気・・・
夫婦か・・・?と思わせる感じで・・
でも、実は父子で、何か抱えてる様子で始まりました・・・

「パニック障害」を病んでいる娘・瞳子さん。
そして、そんな娘を…ちょっと過保護に守ってる父・圭さん。
このまま、穏やかに、時間が過ぎていく・・のは、やっぱムリがあるわけで・・・

今までの時間、
これからの時間、
それぞれの苦悩、そして未来・・・
たった一時間だけど、十分に感じ取れました。
巣立つ娘の幸せを祈りながらも寂しさを感じる圭さんの涙に、
ガッツリもらい泣きしまして・・・・

無事に戻ってきて、いや、それだけじゃなく晴れ晴れしい顔をしてる瞳子さんに
嬉しくなったり、悔しくなったり。(笑)

ちょーっと、親密すぎる二人に気持ち悪さを感じる人もいるかなぁ・・?って
気はしなくもないですが・・
それくらいの関係が、大きく変化してく・・ってことだったわけで、
私は、特に気になりませんでしたよ。

ただ・・・最後に、瞳子さんには圭さんを「お父さん」と呼んでほしかったかなぁ・・・
母を事故で失い、母のようにふるまうことで何とか立ち直った瞳子さんだからこそ、
「もう大丈夫だよ、お父さん」っていう意味で、「お父さん」って呼んでほしかった。
たぶん、それでもう一泣きできたはず。(笑)

次回はなんだかファンキーは父娘のお話のよう。
どうなりますやら・・・
ともかく、日曜の夜は「ほっこり」させていただきたいと思います♪




★ STORY ★ 10人の脚本家が1作ずつ担当する、父と子が登場する1話完結のホームドラマ。
★ 期待度 ★ 豪華ですよねぇ・・、気楽に楽しめそうです。