土曜10時〜    NHK       
 脚本:大森寿美男     演出:井上剛      P:屋敷陽太郎  
 主題歌・・・ 「」
原作

◆ 出演者 ◆
三上義信 ピエール瀧 D県警 警務部秘書課 広報室 広報官
三上美那子 木村佳乃 三上の妻 元警察官
諏訪尚人 新井浩文 D県警 警務部秘書課 広報室 係長
秋川修次 永山絢斗 東洋新聞D支局 県警担当
美雲志織 山本美月 D県警 警務部秘書課 広報室勤務 
幸田一樹 萩原聖人 元D県警刑事
柿沼丈治 高橋和也 元D県警 中央署 ロクヨン専従班
三上あゆみ 入山杏奈 三上の娘 高校生
赤間光良 平岳大 D県警 警務部長
二渡真治 吉田栄作 D県警 警務部警備課 調査官
荒木田利也 中原丈雄 D県警 刑事部長
雨宮芳男 段田安則 雨宮漬物社長
松岡勝俊 柴田恭兵 D県警 刑事部 参事官兼捜査一課長
◆ レビュー ◆
  ◇ 第話 ◇   「真実」    最終回    2015 .05.16.                        
番組内サブタイトル ・・・ 「指」

はぁ・・・
すごいドラマだった。
全5話、原作既読でオチも知ってたけど、それでも息をのんで見ていた。
そして、最終回・・・
原作よりも希望があるエンディングで良かった・・・
端から端まで大満足です!!

娘を誘拐された目崎を追尾する捜査指揮車。
そんな中、なんと目崎の娘が万引きで補導されたといいう一報が!
・・・誘拐されてなかった・・・・?
携帯だけが犯人に奪われていただけだった・・・・。

娘の安否がわからず、14年前の雨宮と同じように泣き叫びながら車を走らせる目崎を見て、
行方の知れない娘を持つ三上はいたたまれず、早く知らせてあげるべきだ!!と松岡にかみつく・・・
しかし、松岡は言う、
これは、ロクヨンの捜査なんだ・・・と。

・・・え・・・?
どういうこと・・・?
そうなんです!この目崎って男がロクヨンの犯人だったんだ!!
雨宮さんだけが犯人の声を数回聞いていた・・・
その声を、ずっとずっと忘れず、家の近くの公衆電話から、当時の電話帳の「あ」からかけ続けていたんだ・・
あの、ボタンの文字が消えるくらいに押し続けた雨宮さんの執念を感じる映像・・・すごかったね・・・・

だから、三上や松岡の家にも無言電話がかかってきてたんだ・・・
雨宮が長官視察を受け入れたのも、三上の家に無言電話をかけた雨宮さんが、
電話に出た三上の応対を受け、察したからだったのね・・・

そして到達した「め」・・・目崎・・・
そんな雨宮さんに手を貸したのが、当時の捜査員の幸田だったのね・・・・

すべてが繋がった最終回・・・
誘拐事件の終わりは、目崎にお金を燃やさせ、絶望させ、その姿を見る・・・というものでした・・・・
松岡が家族の名前は公表できないって言ってたのは、
目崎がロクヨンの犯人として捕まったときのためだったのよね・・・

しかし、目崎はそう簡単には白状しないかもしれない・・・
だけど、絶対諦めない執念を抱えた人たちがいるんだ、
それぞれの仕事をまっすぐに・・・
三上も、広報官としてこの事象に立ち向かう。
また記者たちとの間に溝ができようとも、諦めず、弛まずに・・・

そして、行方知れずの娘への想いを少し変えることができた三上夫妻。
原作でも娘の行方はわからないまま・・・なんだけど、
ドラマでは、最後の電話に希望を感じましたね・・・
娘じゃないかもしれない。
けど、娘らしくいられる場所できっと生きてる・・・って思える明るい終わり方でした・・・

視聴率が低いとか、華のない主演とか、いろいろと言われておりましたが
そんなに関係ないっ!
素晴らしいドラマでしたよ!!

後に公開される映画はどうなるんだろう・・・・?
こりゃ、かなりのプレッシャーだな・・・(汗)




  ◇ 第話 ◇   「狂言誘拐?真犯人?64年の亡霊」     2015 .05.09.              
番組内サブタイトル ・・・ 「顔」

はぁ・・・見てて疲れたぁ・・・
息を止めて見てたくらいよ。


誘拐事件発生なのに、刑事部は情報を出してこない。
広報としては困るわけで・・・
どうして?と思ったら、誘拐されたのが女子高生なので、「狂言の可能性」も捨てきれない・・・ということらしい。
でも、記者はそれでは納得しない・・
特に東京から来たイケイケ記者たちは、やんややんやと文句を言い始め・・・

あの、二課長の往復劇・・・見てるこっちも疲れたね。(汗)
見事な疲労していく姿でした・・・(笑)

どうしても情報を出さない刑事部に業を煮やした三上は、
松岡に直談判し・・・身代金受け渡しの捜査指揮車に乗り込む・・・
・・・そこまで事件は進展してたのね・・。

20分のタイムラグを条件に、三上は情報を記者クラブに伝える・・・
始まった身代金受け渡しは・・・ロクヨンと同じ経路だった・・・
犯人は一体なにを考えてるのか・・・?
何者なのか・・・?

次回は最終回!
いろんなことがつながっていきますよ。
楽しみです!



  ◇ 第話 ◇   「よみがえる誘拐犯!ホシはサトウ 身代金2000万再び」     2015 .05.02.   
番組内サブタイトル ・・・ 「首」

サブタイトルでその後の展開をバラしまくりという。。。。(汗)

今回は三上が大きな決断をしましたね・・・
元刑事の警務課勤務・・・
その立ち位置で、どっちの気持ちをわかるし、どっちにも敬遠されたり・・・
だけど、仲間とともに、「広報官」としての道をしっかりと!って感じの回でした。
カッコよかったですよ・・。
ピエール瀧の三上広報官、素敵でした!!

なのに・・・刑事課が変な動きを始めた・・・
長官視察をうまくいかせないために策を講じてるのか!!と慌てた三上だけど、
なんと・・・誘拐事件が発生していた!!
14年前の事件の犯人と同じ名前、同じ身代金の金額・・・
どういうことだ・・?という展開。

ま、わかりますよね・・・・?
雨宮さんの行方がわからなくなってますし・・・・
元刑事の幸田の姿も消えてしまってるし・・・

さぁ、14年前のミスを再び犯さないように、警察は一丸となるんだ!!

エンディングの電話のベル音・・・最後の最後で・・・架電してましたね・・・?
そう、たどり着いた・・・ってわけですな・・・
くーっ!!!



  ◇ 第話 ◇   「消えた警官 隠された真実〜犯人の声」     2015 .04.25.           
番組内サブタイトル ・・・ 「声」

なかなか凝った作りになってまして・・・
「何かがあった」ってことはわかるものの、
何だか掴めない感じもするんですよね・・・・
私は原作を読んでるので、いろんなことの「意味」を知ってるので、
全てが明らかになる前の地響きみたいのは感じてるんですが、
ちゃんと伝わってるかなぁ・・・?って心配でもある・・・。(汗)

雨宮が警察に冷たい態度を取っている理由・・・
一体、何があったのか?と調べを進める三上。
そんな中、14年前の誘拐事件当時に警察が犯したミスが発覚・・・
それを公表すべき!と言ってた刑事が、幸田なんだね。
その幸田が告発するために書いたもの・・・それが、幸田メモなわけだ・・・。

そのミスっていうのは、実は犯人からかかってきた三回目の電話を、
ミスで録音できなかった・・・というもの。
犯人の「声」が証拠として残せたかもしれなかったわけで、
有力な材料になったであろうのに、ミスはなかったこととすると隠蔽してしまった・・
あたしゃ、「こらえきれず電話に出てしまったことを詫びる雨宮さん」の気持ち、わかるよ・・・
モタモタしてるうちに電話が切れちゃう!って思ったんだよね・・・


あれから14年・・・
ずっと、幸田は見張られてたんだ・・・・
見張られてることを幸田も知ってる・・・
なんか、ほんと、解放してやって・・・って気がしたよ・・・。(涙)

一方で、警察庁長官の視察にも「意味」があるようで・・・?
警務部と刑事部の間に何かがある・・・
元刑事で、今は警務部の三上は、間に立たされて微妙な立場・・・
でも、一番大事なのは、アンタらのメンツじゃないでしょ?
よく考えなはれや!!

エンドロールのバックで流れる「電話を掛ける音」・・・。
これが、最大のポイントなのです。
なので、この音を聞いてると・・・あの人の想いも、あの人の想いも・・・で、
胸が押しつぶされそうになります・・・・。(汗)




  ◇ 第話 ◇   「昭和64年未解決誘拐〜迫る時効 横山秀夫ミステリー」     2015 .04.18.    
番組内サブタイトル ・・・ 「窓」

体調を崩された横山秀夫さんの、待ちに待った最新作だった「64(ロクヨン)」。
NHKでドラマ化!ってことで、同じ横山さん作の「クライマーズ・ハイ」も素晴らしかったので、
これも期待しちゃう!!と喜んだものの、
・・・なんで、主演がピエール瀧・・・?って、最初は思ったの。

しかし、始まってみると、なかなか良かったですよ!!
たった7日しかなかった「昭和64年」に起こった誘拐事件・・・ってことで、
「昭和」の雰囲気がよく出ていたと思います。
・・・できれば、奥さんの美那子も、昭和臭い女優さんが良かったかと・・・・(汗)



D県で昭和64年に起こった少女誘拐事件・・・
担当刑事たちは、少女を救い犯人を捕まえる!と、身代金受け渡しに同行するも・・
身代金は奪われ、少女は遺体となって帰ってきた・・・
そして時代は「平成」へと移るも、事件は終わってない・・
それから時は流れ・・・・14年後・・・・

当時、誘拐事件の捜査に関わっていた三上は、今は広報官として記者相手に仕事をしていた・・・
事件の詳細を明かさないのか!と記者に問い詰められたり、
「ロクヨン事件」の時効を前に長官が遺族を訪問するってんで、その調整をしたり、
何より、娘が家出して連絡が取れないということで、心配な日々を送っていたのよね。

この娘の件で上司にいろいろと手を貸してもらってるため、上司の言うことに逆らえず、
真っ直ぐに向かってくる記者から目を背けたりしなくちゃならないし、
ロクヨン事件の「今」に疑問を持ったり・・・と、なかなか濃い初回でしたね。
全5話なんで、上手に作っていってほしいところです。

過去の事件、時効前の現状、そして、これから起こる事件・・・と、
いろんなことが見事につながって、最後は「なるほどー!」なお話となっております。
「広報官」が主役ってのも面白いですよね!

こういうお仕事が警察の中にあるんだ・・・大変だ・・・って思いながら読んだ記憶があります。
私は大好きな作品なんです!
映画化も決まってるし・・・
ほんと、楽しみです!
次回も期待してます!!




★ STORY ★ 地方県警を舞台に、昭和64年と平成14年にまたがる2つの誘拐事件を、 広報官の視点から描く。
★ 期待度 ★ 原作はとっても面白く読みました。NHKさんと横山さんの相性は良いので楽しみです。