金曜10時〜    TBS       
 脚本:山本むつみ     演出:土井裕泰ほか     P:峠田浩
 主題歌・・・ 「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」 miwa

原作
◆ 出演者 ◆
鴻鳥サクラ 綾野剛 産婦人科医であり天才ピアニスト
下屋加江 松岡茉優 新米産婦人科医
小松留美子 吉田羊 ベテラン助産師
白川領 坂口健太郎 新生児科の新米医師
角田真弓 清野菜名 助産師
加瀬宏 平山祐介 救命救急医
船越拓也 豊本明長 麻酔科医
大澤政信 浅野和之 ペルソナ総合医療センターの院長
小野田景子 綾戸智恵 サクラが育った施設の先生
向井祥子 江口のりこ メディカルソーシャルワーカー
新井恵美 山口紗弥加 新生児科の医師
四宮春樹 星野源 産婦人科医師
今橋貴之 大森南朋 新生児科の部長 周産期センターのセンター長
◆ レビュー ◆
  ◇  ◇   「チームが起こす奇跡!母と赤ちゃんを救え」    最終回69分SP    2015 .12.18.   
番組内サブタイトル ・・・ 「母と子を救う ― チームが起こす奇跡」

いい最終回だった・・・
全部上手くいっちゃって・・・なんて、野暮なことは申しません!
いいじゃないか、ハッピーエンドでいいじゃないか!!

ほんと、いい最終回だ・・・。

心肺停止により、母の命を救うために赤ちゃんを取り出す・・・
それが死戦期帝王切開。
第一は母体の命、赤ちゃんの命より母体の命が優先される・・・
だけど、この妊婦さんは臨月だったし、妊娠自体は順調だったから
赤ちゃんも救えたし、母体も下屋の適切な処置で無事に生還・・・
赤ちゃんの声や存在が、母に奇跡を起こした・・・てのも、
本当にあることなんで、良かった・・としか言いようがないですな・・・
いやはや、素晴らしいチームの力、見せつけてもらいましたよ・・・

そして、雑誌記者の妊婦さん。
BABY=サクラと気づき、こっそり記事にしようとしてたけど、
命を繋ぐ仕事や妊婦たちを目の当たりにし、
伝えたいことは何なのかと気づいてくれましたね・・・
サクラには穏やかに過ごしてほしいので、これも良かったです・・・

そして、染色体異常で生まれた我が子を受け入れることができなかった夫婦も、
四宮のぶつけた想いのおかげで、ちゃんと向き合ってくれました・・・。
命は短いかもしれない、
でも、だからこそ、一緒にいてあげてほしい・・・
その時間はきっと、赤ちゃんだけじゃない、両親にとっても救いになるはずだから・・・

そして、仕事のために我が子を母に預けて手放そうとしていた父・・・
妻を失ったこと、一人で育てること、いつか娘に伝えなくてはいけないこと・・・
いろんなことから逃げたくなってたんだろうけど、
BABYの曲に乗せたサクラの想いはちゃんと伝わって・・・
そして、サクラ自身もこの父子に救われて・・・

母の命を奪って生まれてきたのかもしれない。
だけど、命はちゃんとつながってる。
そのことをちゃんと受け止めて生きていくこと・・・
サクラはより強く優しく生きていけるだろう・・・
クリスマスツリーのもと、柔らかな灯りにともされてピアノを弾くサクラの姿に、
最後にまた泣けてしまいました・・・。


素晴らしいドラマだったと思います。
現実をちゃんと描きつつ、希望を失わせない・・・
命というものの素晴らしさを見事に伝えたドラマだったと思います。

いつか、続編が出来るといいな・・・
また、会いたいです。



  ◇  ◇   「医師が病院を去る時・・・」     2015 .12.11.                  
番組内サブタイトル ・・・ 「燃え尽きて・・・病院を去るとき」

あたしゃてっきり・・・
つぼみちゃんの死をキッカケに、四宮が燃え尽きて辞めるのかと思ってたよ・・・・

だけど、四宮のそばには、ちゃんと気持ちを吐き出せる仲間=サクラがいて、
そして、つぼみちゃんにちゃんと尽くしてきた時間があるから、
乗り越えて先に進めているようです。

一方、燃え尽きてしまったのは・・・・新井先生でした。
あんな風に私生活を犠牲にして、仕事に尽くしたとしても、
救えない命がある・・・・
こういうことはきっと過去にもあっただろう。
だけど、今の新井先生の心や体はきっとギリギリの状態で、
そんなときの、救えなかった命・・・
そして、ある意味「逃げ道」としてのプロポーズが目の前にあったとしたら・・・・
どんなに強い人でも、切れて、逃げてしまうかもしれないよね・・・。

でもね、きっと新井先生は気づくよ。
きっと戻ってくる・・・、そう思いたいですね。

今回も泣けたなぁ・・・
あんなに小さく生まれてきて、一昔前なら、すぐに死んでしまう命を、
今の技術で何とか生きる可能性を上げることができている・・・
助けてほしい、助けたい、その思いとたくさんの人の力で、命を繋いだ子はたくさんいるだろう。
その一方で、それでも生きられない命があるってこと・・・
このドラマは、きれいごとやいいとこ取りではない、こういう部分も見せてくれるから、素晴らしいと思う。

次回は最終回。
死戦期帝王切開か・・・かなり厳しいよね・・・。
母体を救うための時間との闘い・・・・
お母さんも赤ちゃんも救えるといいな・・・。
そして、三か月見てきたチームの力、見せてほしいと思います。



  ◇  ◇   「僕には忘れられない出産がある」     2015 .12.04.               
番組内サブタイトル ・・・ 「僕には忘れられない出産がある」

濃密な一時間だったなぁ・・・・・
一時間とは思えない濃さだったよ・・・。

まず、口唇口蓋裂ベイビーの話。
確かにこの疾患は多いですよね。
しかも、身体内部の疾患や、服で隠れる部位の疾患と違って、
人の目に触れやすい位置の奇形なので、親としてはキツイんだよね・・・
しつこいくらいに親の苦しみを描くことで、
こういったことに無知だった人に知らせることとなって、良かったと思います。

確かに辛いけど、「治る」ということは大きいですもんね。
家族みんなで乗り越えて行ってほしいです。
・・・あの、マキさんの母親の態度はいただけなかったねぇ・・・
ただでさえ苦しむ娘に、その態度は・・・
ま、わからんでもないけどさ・・。(汗)

そして、無脳症で第一子を失った妊婦さんの話・・。
これは、サクラにとっても忘れられない出産だったんだね。
生きられないとわかってて、ちゃんと陣痛を起こして出産しないといけない・・・。
流産も辛いけど、出産をするという意味ではもっと辛いことかもしれないですよね。
乗り越えられないまま、次の子を妊娠してしまったようで、
かなり不安そうでしたが・・
中村ゆりさんの「薄幸」な感じがピッタリの役どころでして・・。(汗)

無事に出産で来たときゃ、こっちも泣けちゃったよ・・・。

きっと、天に上ったツバサくんも見守っててくれるはずです・・。

それにしても・・・四宮先生、あの態度はひどいや。
こっそりフォローしててもさ、あの態度は妊婦にはキツイぜ?
「治るんだから、いいやん」って言ってるみたいに聞こえるもん・・・(涙)
もっと優しくしてください!マジで!!

そんな四宮先生に、悲しい時間が訪れる次回・・・
こりゃ、また泣いちゃうな・・・。(涙)



  ◇  ◇   「母との約束・・・理想の出産って何?」     2015 .11.27.            
番組内サブタイトル ・・・ 「母との約束、正しい出産って何?」

産科と助産師の関係を描いた回でしたね。
確かに、病院で出産するなら産科の医師がいればいいって思ってる人も多いと思う。
だけど、助産師さんの存在は本当に大事。
特に、女性である場合が多いので、妊婦さんにはホントに頼りになる存在・・・

だけど、今回の妊婦さんみたいのが来ると・・・
産科としては感じ悪いよなぁ・・・(汗)
でもさ、あの富士真奈美さん演じる助産師さんが素敵な人で。
自然に産めるのなら、それが一番いいに決まってる。
だけど、そうじゃない難しいお産になるという見極めをちゃんとできていて、
お産が「産めて当たり前」だと思ってなくて、
ちゃんと妊婦さんと赤ちゃんのことを考えていち早く行動できる助産師さんだったもんなぁ・・・
こういう人に見守られて妊娠期間を過ごせるのなら、本当に幸せだと思ったよ・・

ベテランの小松さんでも、まだ悩みがある・・・
だけど、その悩みや怖さこそ、この仕事をするうえで大事なことなんだよね。
四宮だけでなく、小松さんも成長する回でございましたね・・・

本当に素敵なドラマなんだけど・・・
ただ一点、ちょっと下屋がウザくなってきた・・(汗)
小松さんにすがるのはいいとして・・・床に座るなよ、その服着て・・・って言いたくなった。
過剰な演技は人を冷めさせます、ご注意を・・・。



  ◇  ◇   「タイムリミットの先に」     2015 .11.20.                      
番組内サブタイトル ・・・ 「タイムリミット 最後のチャンス」

女性は、生まれた時からカウントダウンが始まっている。
限られた卵子を、なるべく元気なうちに赤ちゃんとして迎えること・・・
なのに、男にそれはない。
年をとっても、自分の体の中で精子をつくることができる。
だから、女性の気持ちはわからない。
タイムリミットに焦る気持ち、産みたいときに産めない辛さ・・・
どうして神様は不平等に作ったんだろう。
男性にもタイムリミットがあればいいのに・・・
・・・ってことを、ときどき考えます。

そうすれば、マタハラなんてのもなくなるだろうに・・・・。
ま、種の保存のため・・・・なんだろうけどね・・・。

さて、今回は不妊治療、高齢出産のお話。
晩婚化、出生率低下・・・は、現代の問題ですね。
しかし、女性の社会進出が進んだ今、仕方のない状況というか・・
若いころは、「いつか産む」って思ってても、
そんなうまいこと、妊娠出産ができる保証はないわけで・・・
この回を見て、若い女性の意識がちょっと刺激されたら・・・いいかも・・・ですね。

43歳で不妊治療の末にようやく出産した女性が、
帝王切開中に子宮出血が止まらず、やむなく子宮を摘出した・・・
「いいやん、赤ちゃんは無事に生まれたし、もう産まないでしょ」・・・って、男性は思うかな?
だけど・・・
毎月来る生理がうっとーしくても、やっぱり、女性である以上、必要ないわけない。
なので、小松さんが院長にキッパリと言ってくれてスッキリしました!
男性陣、ぐーの音も出なかったでしょ?(笑)


永井さんが再登場しましたね。
一人で赤ちゃんを一生懸命育ててる・・・素晴らしいです。
仕事もこれまで通りやっていきたい気持ちはわかるけど・・・
ほんと、共倒れにならないように・・・無理しないでね・・?



  ◇  ◇   「14歳の母 この子のため少女の決心」    2015 .11.13.             
番組内サブタイトル ・・・ 「14歳の妊娠、少女が母になる時」

素晴らしい回でしたなぁ・・・
サクラの過去もからめてきて、涙、涙の回でしたよ・・・。


14歳で妊娠・・・
最初は気楽に考えていた少女が、ちゃんと向き合い、
赤ちゃんのために下した決断・・・
でも、いざ生まれてみたら、手放したくない感情・・・
何もできずに苦悩する少年・・・
きれい事で片付けない感じが良かったです・・・。

サクラ自身も、人とは違う大変な生い立ちでありながら
産みの母、育ての二人の母から受けた愛情をちゃんと感じ、
人の誕生に携わる仕事を選んだ・・・
その、育ての母との再会・・
幼いサクラとの別れの時、ちゃんと言葉をかけられなかったから、
再会後の別れのときは、ちゃんと見送って、言葉をかけて・・・のシーンは、
なんか、泣けてきてさぁ・・・・

いろんな場面で、いろいろと考えさせられ、
誰もが幸せに生きていってほしい・・・って思うお話でした。




  ◇  ◇   「助けたい!あまりにも小さいその命」    2015 .11.06.              
番組内サブタイトル ・・・ 「小さな命 あなたを救うのは私」

丁寧に作られてるよね、このドラマは・・
切迫早産というもの、早く生まれる危険性、早く産むことの危険性・・・
見ているものに、ちゃんと伝わってると思います。
・・・ただ、保育器に手を入れる前に、消毒や手を温めるとかも描いてほしかったかな?
そのまま手を入れると、赤ちゃん、ビックリしますからーっ!ってヒヤヒヤしたもん。(汗)

21週で破水してしまった患者さん・・・
なんとか24週まで妊娠を継続させてあげたい・・・
自分はその徴候を見逃してはいないか・・・と自分を責める下屋。
しかし、やるべきことは過去を見直すことではない、
この先を切断する夫婦や子のために、全力を尽くすこと・・・

穏やかに諭すサクラだって、きっと今までたくさんの困難にぶつかり、
悩み、決断してきたはずなんだ。
その結果の、下屋への助言・・・・
しみるよねぇ・・・

24週直前で帝王切開となったけど、
とりあえず無事に生まれてきた赤ちゃん。
今後、急変が起こる可能性もあれば、後遺症が残ってる確率も高い。
でも、生まれてきておめでとう、産ませてくれてありがとう・・・って思える瞬間があって本当に良かった・・・
今はそう思いたいな・・・って感じましたね。


次回は中学生の妊娠出産か・・
この手のドラマでは絶対扱われる案件ですよねぇ・・・
ふぅ・・・・次回は親目線で見ちゃうなぁ・・・きっと・・・。



  ◇  ◇   「風疹で・・・2つの手が繋ぐ奇跡」    2015 .10.30.               
番組内サブタイトル ・・・ 「2つの手がつなぐ奇跡」

普通に生まれてきても、それは奇跡・・・
ホントにそうだよね。
妊娠出産ってのは、当たり前のことではない。
防げるものは、絶対に防いでほしい。

だから、喫煙の末の悲劇は、ほんとに見ていて悔しい。
自分自身、そして赤ちゃんも、危険にさらしているのに・・・
そのことを全身で悔いている四宮先生は本当に優しい人なんだ。
「自業自得」と割り切ることができないんだから・・。

患者に嫌われても、必要なことを告げていくと決めた生き方・・・
とても見ていて辛いけど・・
最後に見せた笑顔に、ちょっと救われました・・・・

そしてもう一つ・・・防げる危険・・・
風疹のワクチン接種です。
先進国の中でもこんなに高い割合で先天性風疹症候群が起こるのなら、
国で絶対接種を決めればいいのに。
そうすれば、危険は減るのにね・・・
少子化を憂いてるわりに、待機児童も全然減らない国だもん、
国に期待するのが間違ってるか!(汗)

今回は涙モノ・・・・ではなかったけど、
最後はほっこりするお話でした・・・。



  ◇  ◇   「私の命より大切なもの」    2015 .10.23.                   
番組内サブタイトル ・・・ 「答えのない選択」

いやあ・・・・泣いたよ。
これは泣かずにはいられないっしょ・・。(涙)


交通事故で頭部外傷、意識不明の重体・・・
赤ちゃんは無事、しかし母体はいつ急変するかわからない・・・
産科的には、いざってときにどっちの命を優先するか、決めておいてもらいたい・・
医療者の立場では当然の意見なんだけど・・・
旦那さんにはキツイ選択だよ・・・。(涙)

でも、この状態だと、妻の命より子供の命が救える可能性が高いわけで・・
だからといって、決められなくて・・・
最後は、「急変」という妻の意思により、子どもの命がチームの力で救えた・・・
どちらも失う可能性があったのに、赤ちゃんだけは救えた・・・
いや、どっちか救えても、救われない思いは大きい・・・

サクラにとって、ピアノは自分の気持ちをぶつけるために必要なんだろうね。
正直、ここまでしっかりとした医療ドラマを作ってるのなら、
天才ピアニストっていう面は無くてもいいんじゃ?って思ったけど、
患者のために一心に働き、自分の感情を殺して働くサクラには、
この一面が必要なんだ・・・って今回伝わりましたよ。

四宮先生には、それがないんだろうなぁ・・・

まさに「チーム」の力というか、役者・スタッフの力を感じるドラマですね。
見ごたえあり過ぎで、見終わったあと、ドっと疲れますわ・・・。(笑)



  ◇  ◇   「あなたに会えてよかった〜命の医療チームの奇跡」   初回69分SP    2015 .10.16.   
番組内サブタイトル ・・・ 「僕たちは毎日奇跡のすぐそばにいる」

いやぁ・・・息つく間もないドラマだったわ・・・・

原作は未読。
しかし、原作マンガのジャケットを見ると、かなり寄せてますね、綾野はん。
ちょっと笑っちまったが・・。(笑)

未受診妊婦か・・
私も看護師時代に受けたことあるけど、本当にイヤだったわぁ・・
受診しないのは自分勝手だけど、赤ちゃんに罪はないわけで、
こっちの感情も複雑なのよ!ってなもんで・・

帝王切開直後に、赤ちゃんをおいて逃げるなんて・・・・
いろんな意味で無謀すぎるわ・・
最終的に、まずは母の生活を立て直すことから・・ってことで、
赤ちゃんは施設に引き取られ・・・ってことになるのかな?
生活がちゃんとしたからって、迎えにくる保証はないわけで・・
ほんと、サクラの言う通り、きっと辛いことがたくさんあるだろう赤ちゃん・・
だけど、同じくらい幸せだって待ってるはず!
健やかに大きくなってほしいですな・・・

うむうむ・・・
まぁ、いい感じの初回だね・・・なんて呑気にエンディングに浸ってたら・・・
なんすか、あの次回へと続く事故は!

切なすぎるよ・・・
「赤ちゃんとお母さん、どっちかしか救えない」なんて・・・
どっちも助けてほしいに決まってるのに酷な選択だよな・・・。
どうなるんでしょか・・・。

題材としてはシリアスな話なんだけど、
吉田羊さん演じる小松さんがボケ担当って感じで、
ちょっと気が緩む部分があるので、そこが救いかな・・?
緊張と緩和、大事ですからね・・・。




★ STORY ★ 産婦人科を舞台に、命が誕生する現場に関わる人の奮闘を描いたヒューマンドラマ。心優しい産婦人科医と、ミステリアスな天才ピアニスト「BABY」の顔を持つ主人公の鴻鳥サクラを演じる
★ 期待度 ★ 最近はそんなに綾野剛が苦手ではない。人柄は好き、だけど顔はやっぱり・・・っていう感じ?(笑)
とにかく、見てみます。