水曜11:53〜    TBS       
 脚本:石井裕也ほか    演出:石井裕也ほか    P:佐野亜裕美  
 主題歌・・・ 「空がまた暗くなる」 RCサクセション

原作極力
◆ 出演者 ◆
桜井太郎 オダギリジョー 駄菓子屋・さくらやを切り盛りしている
木村礼子 尾野真千子 太郎の同級生
三枝弘樹 勝地涼 太郎の同級生 脚本家志望
金田剛 前野朋哉 太郎と三枝の後輩
木村春馬 大山蓮斗 礼子の息子
島崎明 嶋田久作 銭湯・亀の湯の経営者
桜井明子 八千草薫 太郎の祖母 駄菓子屋・さくらやの店主
◆ レビュー ◆
  ◇ 第話 ◇   「忘却」    最終回   2015.12.23.                  

幸せって、何だろうね・・。
泣きながら考えたよ。

裁判負け、賠償金を払い、家を売り、お祖母ちゃんは施設に入ることを決断する・・・
今までこの家に太郎を縛り付けていたという思いがあったんだろうね、お祖母ちゃんには。
だから、新しい道を進むのなら、自分はジャマになるだろう・・・と思ったのかな・・・
まぁ、お金がたくさんあって、広い家を借りれたら・・・
そんなことを言わずについてきてくれたかもしれないけどさ・・
だけどさ、なんか、切なくてさぁ・・・・(涙)

お金を稼いで、広い家を借りれるようになったらお祖母ちゃんとまた暮らす・・・
そういう思いで太郎は頑張った・・・はずなのに・・・。
あれから時が過ぎ・・・・2020年。
お祖母ちゃんは施設に、太郎はスペイン料理屋さんをあの場所に開店し、
広い家にも引っ越していた・・・

「忘れるんだ、大切だって思ってたことをさ・・・」
有名脚本家になった三枝が酔って太郎にぶつける・・・

そう、どうして今、こんなに仕事を頑張ってるのか、その最初にあった「想い」も、
この場所がみんなにとってどんな場所だったのかも、
お祖母ちゃんが自分にとって、どんな存在だったのかも、
みんな、「忙しさ」の陰で忘れていってしまうんだ・・・

太郎には「お祖母ちゃんに裏切られた想いだ」ってのもまだ残ってたのかもしれない。
そんなこんなで過ぎた時間・・・
そして、いつか来る別れの時が目の前に・・・
後悔するよな・・・・
お祖母ちゃんのところに行きたがらない春馬に、「いつか思い出してくれ」とつぶやく太郎・・・
忘れないで・・・思い出して・・・って想いはわかるよ?
でもさ、思い出したとき、春馬は後悔するよ、今のアンタみたいに・・

だから、無理にでも引っ張って行ったほうが良かったんじゃないかなぁ・・・?って気もしたよ・・?
お祖母ちゃんだって、きっと喜ぶのに・・。

何とも言えない余韻のまま終わった最終回。
エンドロールで流れる、「さくらや」の映像・・・
懐かしい面々…
裁判がなくて、あのままあの家で過ごしていたらどうなってただろう・・・?ってどうしても考えてしまう。
それはそれで幸せだったはず。
今は今で幸せなのかもしれない・・・
幸せって、何だろう・・・?
じんわりと、夜の雨音を聞きながら考えた最終回でした・・・・。

独特の空気感で、私は大好きなドラマでした。
オダジョーは視聴率なんか気にしない枠で自由にやってくれたほうがいいですな。(笑)



  ◇ 第話 ◇   「戦い」     2015 .12.16.                         

わちゃぁ・・・・
そっかぁ、そういうことか・・・。

野良猫が川畑って男の車を傷つけらしく、
川畑はその猫が桜井家の飼いネコと思って訴えてきたらしい。
だけど、その猫は桜井家の飼いネコではない。
だから、勝てると思ったのに・・・

なんと、春馬がその野良猫にエサをあげて可愛がってたらしのさ・・・
これって、飼い猫になるのかな・・?
ってことに、なるの・・?
弁護士を立てて戦えば勝てたかもしれないけどねぇ・・・

お祖母ちゃんは、こんなことで家族がもめるなら家を売ってでも金を払った方がいいと言う・・
この家を売ったら、それはそれで礼子母子と太郎の間に溝が出来そうな気もするんだが・・・?(汗)
それに、お祖母ちゃんは一人施設に入ろうとしてるよ?
自分がジャマだと思ってるの?
それこそ家族がバラバラになっちゃうじゃん・・・・(涙)

最終回はどんな風にまとめてくるんだろ・・?
みんなバラバラ・・・戻る場所ナシ・・・なのに・・・(涙)



  ◇ 第話 ◇   「覚悟」     2015 .12.09.                         

なるほど、ここで原作が絡んでくるわけか・・・

剛の死をキッカケに、それぞれが歩み出した回・・・
太郎にとってのキッカケは切ないもので・・・
お祖母ちゃんの「物忘れ」でしたね。
物忘れっていうか・・・太郎の名前が思い出せないっていう・・・
太郎が頑張れたのは、お祖母ちゃんがいたからであって、
そのお祖母ちゃんに存在を忘れられると、存在意義がわかんなくなるわけで・・・

そりゃ80歳を超えてきたお祖母ちゃんだもん、いろいろと覚悟は必要よ。
そして、残される・・・ってこともね。
一人はイヤだから礼子と・・・ってわけでもないだろうけど、
これは二人にとってのいい機会だったんでしょう。

で、とんとん拍子に結婚した二人・・・
四人暮らしが穏やかに始まったものの・・・
なんと、太郎が訴えられた???
何事・・・?と思ったら・・・猫っすか・・・?
面白そうだけど・・・・面倒くさそう・・・・(汗)



  ◇ 第話 ◇   「夢の続き」     2015 .12.02.                       

前回の続きで・・・・
天使の声をゲットして、浮かれまくりの太郎と三枝。
誰かに聞かせたい・・・と太郎が思ったのは、礼子で・・・
いざ聞かせてみると・・・・
出てない・・?
本人には聞こえてるけど、他人には聞こえないってこと?
それとも、効力が消えたってこと・・・?
ともかく、夢は冷めた・・・ってことかな?

そして・・・・現実を見始めた剛と島崎はハローワークへ・・・
剛は早々に就職が決まるも、年齢的に難しい島崎・・・
そんな島崎を気に掛ける剛は・・・島崎をかばって、死んじゃいました・・・
まさかの、この展開。
唖然でしたよ・・


でも一転、さくらやの裏には、剛の姿が・・・
あ、大丈夫だったんだ・・・・って思ったのに・・・
まさに、残像・・・だったね。
哀しすぎて・・・こんな風に欠けるのは、イヤだよぉ・・

だけどさ、これで太郎もいよいよ現実に直面・・・かな?



  ◇ 第話 ◇   「夢」     2015 .11.25.                          

脚本を再び書き始めた三枝。
夢を追いだした三枝に、ちょっと嫉妬の太郎・・・
だけど、三枝が書いた脚本は、ちょいとエキセントリックで・・?(笑)

子供のころ、太郎と一緒に河童を見た・・っていう話を書いてたのよね。
あのころを大事にしてる気持ちは太郎と一緒なんだけどねぇ・・・
想いが強すぎたかなぁ・・・?

で・・・そのあとの展開は・・・
なんすか、あのオッサン天使・・・
で?噛まれて?天使の力が変な風に備わっちゃった・・・?
その声生かして、何かする気・・・?
いらんわー!あの声・・・(笑)



  ◇ 第話 ◇   「愛」     2015 .11.18.                          

一応、太郎と礼子はちゃんと愛を育んでる・・・っぽい?
お昼ご飯を二人で食べる・・・なんて、
中学生みたいなことをしておりますが。(笑)

今回は、ちょっと二人の愛のスパイスとして、
太郎が過去に通ったことのある風俗の女の子が登場・・・
違うのか・・・?いや、やっぱりそうなのか・・?な感じだったけど、
あのほほえみは、そうなんだろうなぁ・・・
ま、そこはあまり穿らないのが礼儀・・・だぞ?(笑)

島崎さんの銭湯はやっぱり潰れたのね・・・・
どうするんだろ、これから・・・(汗)



  ◇ 第話 ◇   「痛み」     2015 .11.11.                         

切ないねぇ・・・・
現実だなぁ・・

正直、世界情勢、難民や紛争などなど、他人事な部分はある・・・・
自分に何ができるだろう・・・?って考えてるだけ、太郎たちはエライよ・・・。

でもさ、厳しい現実は、そんな遠いところではなく、
身近にたくさん転がってるのさ・・・
太郎の「さくらや」だって、島崎さんの銭湯だって・・・
剛くんの抱える想いだって、礼子の苦しい生活だって・・・
みんな、それぞれに痛みを抱えてる。
何ができるか・・・考えられるとしたら、
まずは身近なことから・・・・かもしれんね。
ま、それだって、何ができるかなんて、わからないんだけどね・・・

切なさ募る回でございました・・・。



  ◇ 第話 ◇   「後悔」     2015 .11.04.                         

うわぁ・・・・なんか、苦しいなぁ・・・・

イジってた人間は、覚えてない。
でも、イジられてた人間は・・・きっと、忘れない。
自分の過去を振り返っても・・・
思い出せないこと自体に、ちょっと罪悪感を感じるお話だった・・・。

だけどね、一番辛いのは、「忘れられること」なんだよね。
だから、太郎たちの後悔は、「これからも絶対忘れない」ってことに繋がる・・・

それは、きっと、清美さんにとっては幸せなことだと思う・・
と、思いたいな・・。

それにしても・・・
ボンド食ってて、平気だったんですかね、清美ちゃん・・・・(涙)



  ◇ 第話 ◇   「意味」     2015 .10.28.                         

やっぱ、いいわぁ・・・・

IT社長として成功した幼馴染の武蔵(藤原竜也)とヒロキが再会。
そのシーンも面白かった!
車に轢かれたんだけど、それはさておき・・・って、さておいちゃイカンだろ!(笑)
タローは、武蔵の成功話しより、ヒロキのけがを心配してる・・
いい関係だよ、コイツら・・・

成功者は、オレらをきっとバカにする・・・と決めつける面々、
しかし、やってきた武蔵は、のんびり暮らすタローたちを優しい目でみつめる・・・
後に明らかになる武蔵の置かれた状況を鑑みると、
そう思うのもわかる気がするよね・・
背負うもの、抱えるものが大きくなって複雑化すると、
自分を見失い、大事なものが見えなくなるんだ・・・
単純明快に生きてるタローが羨ましいって言葉は、嘘じゃないよね・・・


巨額脱税で捕まったムサシ。
「今度会ったら、香水いっぱいつけて、強く、きつくハグしてやる」
うー・・・・「トモダチ」だよね、これが。
純粋だったころの、本当の友達がまだいるんだ・・・
羨ましいな・・・。


はぁ・・・・たった30分なのに、なんてドラマだろうね。
好きだーっ!!!(笑)



  ◇ 第話 ◇   「恋と恐怖」     2015 .10.21.                       

映像が美しいなぁ・・・・
この雰囲気、空気感・・・好きだなぁ・・・
ちょっと深夜食堂な雰囲気もあるしなぁ・・・・
和むなぁ・・・・

うん、好き、このドラマ。

小さい頃に両親を亡くし、祖父母に育てられた太郎。
祖父ちゃんは死んじゃって、祖母ちゃんと二人暮らし。
儲からない駄菓子屋を営みつつ、夜のバイトに励む日々・・

ここまで聞くと、確かに好青年。
しかし!稼いだ金の半分を風俗に使っちゃってるという、可愛い部分がありまして・・・
そんなことを知らない、バツイチでこの街に戻ってきた礼子は・・・・
恋をしてしまったみたい・・・?

まぁ、わからんでもないが・・・・
一度失敗してるなら、もうちょっと慎重になった方がいいのでは・・・?って気がするぞ?(汗)

いい年した男たち4人の時間も・・・
他人事だと思って見てれば楽しい。(笑)
我が息子とか、我が弟とか、身内だった・・・笑ってらんない。(汗)


この人たちの、変わりそうで変わらない、いや、それでも何か変わっていく日々を、
しばらく傍観させていただきたいと思います。




★ STORY ★ 東京の下町にある駄菓子屋「さくらや」が舞台。オダギリが演じる主人公は、祖母と一緒に経営が苦しい店を守るため奮闘する33歳の太郎。ある日、離婚して息子を連れて地元に帰ってきた幼なじみの礼子と再会。それを機に、本当に大切なものに気付いていく。
★ 期待度 ★ 深夜とは・・もったいない!