木曜8時〜    NHK       
 脚本:藤本有紀     演出:梶原登城ほか     P:櫻井賢ほか  



◆ 出演者 ◆
万吉 青木崇高 謎の渡世人
お袖 優香 年増遊女
平野屋徳兵衛 小池徹平 平野屋の放蕩息子
お初 早見あかり ワケあり遊女
黒田屋九平次 山崎銀之丞 謎の商人
竹本義太夫 北村有起哉 道頓堀竹本座 座主
お玉 高岡早紀 天満屋の強面女将
忠右衛門 岸部一徳 豪商・平野屋大旦那
喜里 富司純子 折り目正しき近松の母
近松門左衛門 松尾スズキ 中年スランプ作家
◆ レビュー ◆
  ◇ 第回 ◇   「傑作誕生 万吉心中!?」    最終回    2016.03.03.        
番組内サブタイトル ・・・ 「曽根崎心中万吉心中 (曽根崎心中と万吉の心中(おもい))」

まず、サブタイトル。
「心中(しんじゅう)」と、「心中(しんちゅう)」。
漢字の読み方で、意味が全然違ってるのよねぇ・・・
日本語、面白いよねぇ・・・
おっと、話が反れた。

まさかの・・・・ファンタジーっ!!
万吉=人形オチーっ!!!
でもね、なんかね、そんな気がしてたっていうか。
万吉って存在は、かなり異質だったもの。

あの堅物のお母さんが万吉をすんなり受け入れたし、
不孝糖売りしてないときの万吉が全然想像できなかったし。
いつもいつも、ちかえもんのためにいてくれたし・・。
幼い頃、ちかえもんが大事にしていた人形が、
書けずに悩むちかえもんの万吉の姿となって力を貸しに来てくれてたんや・・・・
なんかさ・・
「なんや、ファンタジーかいっ!」ってつっこむヒマもなく、
ボロボロ泣いてもうたがな・・・。
「この日のために不孝糖売りの万吉になったんや!!」っていう万吉の心中(おもい)・・・

なんかさ、もう、書いてても泣けてくるよ・・。

そして、曽根崎心中、大成功!
予想通り、徳兵衛とお初は生きてまして、ちかえもんの故郷で漁師になってました・・・
「生きててくれれば・・」っていう親の想いも泣かせましたが・・・

「騙された!」と、嘘を書かされたことに怒るちかえもん。
そんなちかえもんにささやく万吉の声・・・
そう、嘘でもええやん、戯作って、そういうもんやん・・・。
そして、ちかえもんは書き続ける・・・
「下駄を鳴らしてヤツがくる・・・♪」
吉田拓郎の「我が良き友よ」が、まるで万吉のための歌に聞こえてきて、
あぁ、そうだね、きっとそうやってどこかで不孝糖を売ってるよ、アイツは・・・って思えて、
また泣けてくるという・・・


はぁ・・・
素晴らしい痛快娯楽時代劇でした。
こんなに楽しくて切なくてハマった時代劇は、「陽炎の辻」以来でしょうか・・・
毛色が違いすぎて、並べるのはおかしいけど・・。(笑)
傑作です。
また見たい。
年末にでも一気に再放送をお願いしたい。

あー、楽しかった!!



  ◇ 第回 ◇   「母ヨ恋人ヨそばにいて!心中前夜」     2016.02.25.           
番組内サブタイトル ・・・ 「賢母喜里潔決断 (母上 きっぱり決断)」

お母さんの想いが切なかったなぁ・・・
あんな文句ばっか言ってるけど、ちかえもんのこと、信じてるんだなぁ・・
ちかえもん!親孝行せんとアカンで!!

さて・・・万吉、グッジョブ!!・・・なのか?の回。
九平次は、徳兵衛を騙して平野屋を陥れようとしておりまして・・・
まんまと引っかかっちゃった徳兵衛。
すると万吉、この世でダメならあの世で添い遂げたらよろし・・・と、
心中の手引きを!!
なんてこってい!!
・・・いや、きっと二人にとって良い方法を考えてくれてるはず!!
「曽根崎心中」は、ちかえもんによるフィクションになるはず!!

だって、朝鮮人参は万吉のおかげで譲渡してませんし!!

いよいよ最終回・・・
寂しいーっ!
でも、早く見たいーっ!!
そして、ちかえもんとお袖も幸せになってほしい・・・。
万吉もついでに誰かと・・
いや、生きててくれたらそれでいいーっ!!(祈)



  ◇ 第回 ◇   「義太夫節だよ人生は!」     2016.02.18.                
番組内サブタイトル ・・・ 「義太夫些少活躍 (義太夫 わりと活躍)」

痛快娯楽時代劇・・ってわりに、今回はわりとシリアスでしたな・・・。


仇討ち、どうなる???ってヒヤヒヤしてたのに、
まさかのちかえもんの機転がオモシロ展開に!!
「お父ちゃんがお初を身請けするだと??」なことになってて、笑えたわー!
上手いこと誤魔化せそうだったのに・・・
勝手に立会人の万吉が全部バラしやがって・・・

ま、コレきっかけで、真実が明らかになったわけで・・・
お初のお父さんを陥れたわけではなかったんだね・・・
でもさ、そんなつもりはなく、友達がそんな目にあったのなら、
その友達の娘をこっそり支援・・・とか、そういうことはしなかったのかい、忠右衛門さんよ!
そうしてれば、お初が遊女に身を落とすこともなかっただろうに・・・・(涙)


全部裏で話を聞いていた九平次・・・・
「長かったーっ!」には笑えたね。
確かに、あそこで息を殺して全部聞いてたら、そりゃ疲れるわ・・・(笑)

で・・・サブタイトルの「義太夫、わりと活躍」・・・
まぁ、確かにちょいちょい、わりと活躍してるけど・・・
本編にはそんなに関与してない・・・?
このサブタイトルを先に知ってたので、あの告白劇にいつ参戦するのか、待ってしまったわい!

残り2話・・・
本当に心中までいくんですかね・・・?
どんな結末なんだろう・・・
楽しみです。



  ◇ 第回 ◇   「あだ討ちダヨ全員集合」     2016.02.11.                
番組内サブタイトル ・・・ 「標的、忠右衛門 (ターゲットは忠右衛門)」

Don't miss it!!って・・・
もぉ・・・おふざけが楽しすぎる!(笑)

自分のターゲットは徳兵衛ではなく、忠右衛門で、しかも仇討ちだろ?と九平次に見破られたお初。
手を組もうぜ・・・と言われたものの、きっぱりお断り・・・
一人で抱え、一人で始末をつけようとしていたお初だけど、
優しい言葉をかけてくれたお袖に、自分の身の上をポロリ・・・
うん、お袖に・・・
うん?ちがうーっ!!聞いてるの、ちかえもんですからーっ!!(笑)
えー?えぇ〜?えぇぇぇぇ〜???なちかえもん。

でも、驚いたあとには、「コレ、めっちゃオモロイやん!!」と必死にメモる・・・
と・・・それを万吉に覗き見され、「お初が可哀想やん!!」と、
仇討ちを全うさせてやろうと、忠右衛門を天満屋に呼び出した!!
と、そういうお話でした。

いやぁ・・・・もう、ここまで来たら、最後まで一気に見せておくれやす!!(笑)
先が気になってしゃーないやん!!
で?次回のサブタイトルが「義太夫、わりと活躍」っていう・・・・
義太夫がなぜに割り込んでくる??
気になるーっ!!

はぁ・・・シリアスモードですけど、痛快娯楽時代劇ですから、
次回もすったもんだな回になるんでしょう。
早く見たいよー!!

そうそう・・・アホなフリして・・・万吉、字が読めますし、
あのメモ書きを見てすぐに関係性を把握できるとは・・・・
こやつ、実は只者ではない・・・?



  ◇ 第回 ◇   「九平次は47人目の赤穂義士!?」     2016.02.04.         
番組内サブタイトル ・・・ 「善悪不明九平次 (善か悪か、九平次)」

ちかえもんの思い込みに、爆笑!!
九平次を赤穂義士の47人目だと思い込んで、
「朝のたくあんの残り・・」を無理矢理「あさのたくみのかみ」にしちゃうんだもん!!
どんな変換やねーん!!(笑)

もう、面白すぎる・・・

で、赤穂義士の生き残りで消えた寺坂吉右衛門=九平次だと思い込み、
何とかその真相にたどり着いて新作のネタにしとうとするものの・・・
万吉は、九平次の怪しさを感じ取り・・・
うむ、万吉の方がまともで冴えてるーっ!!

その九平次、平野屋の裏商い=朝鮮人参の取引を奪い取ろうと画策していて、
なんと、徳兵衛と両想いのお初に近づいた・・・
そんなこと、お初に言ったら、徳兵衛に筒抜けになるやーん!・・
いや、九平次、お初の本心に気づいてた・・・
「お前の狙いは徳兵衛じゃない、忠右衛門だ!!」とな。

ほほぉ・・・お初、もっと上を狙ってたか・・・
いや、そうじゃない・・・何か平野屋と因縁があるのか・・・?
気になるのぉ・・・・
楽しみだ!



  ◇ 第回 ◇   「恋に破れた万吉、あほぼんと対決」     2016.01.28.          
番組内サブタイトル ・・・ 「放蕩息子徳兵衛 (あほぼん、徳兵衛)」

相変わらず面白いが・・・・
今回は、ちかえもんのプライドが許さんような、
ちょーっと「いい話」過ぎた気もしなくはない・・・・(笑)


「お初♪」「徳様♪」な、バカップル。(笑)
万吉、失恋に胸を痛めつつ・・、
ライバル平野屋を偵察に・・・
そこで、なんやかんやで徳兵衛と意気投合・・・?(笑)
二人して、親不孝の不孝糖を売っておりまして・・

それを知った父・門左衛門に勘当を言い渡されそうになったところを・・・
なんと、意を決してちかえもんが救済に!!
あらら・・・そこは、いつもなら口をつぐんでるはずなのに・・・
万吉と出会って、ちょっと変わってきてるね、ちかえもん・・・

おかげで、父に猶予期間をいただけた徳兵衛。
不孝糖売りも続けてよいらしい・・・?(笑)
それを陰で聞いていた九平次・・
何を企んでいるのやら・・・・な次回です。

それにしても・・・赤穂浪士の討ち入りをネタに新作を!と意気込んだちかえもん。
・・・・なんちゅー話を書いてんねん。(笑)
その発想で、今まで名作を書いていたとは・・・思えん!(爆)



  ◇ 第回 ◇   「厄介な遊女お初を巡る恋愛騒動!」     2016.01.21.         
番組内サブタイトル ・・・ 「厄介者初、井守黒焼 (厄介者お初と、井守の黒焼き)」

楽しすぎるーっ!
ちかえもんの、「なーい!」とか「もーん!」とか、
もう、その語尾で笑えてくるっていうか・・・
最高っす!

そして・・・万吉、切ないっす!イイヤツっす!

十か条無くても、あたいは好きやでーっ!!

さて、島原からやってきた、新米遊女のお初。
ひねくれて、愛想のないヤツですが・・・
どうやら、野心マンマン・・・?
アホボンの徳兵衛にロックオン!って感じっすよ?
で・・・徳兵衛も、それに引っかかった・・・って感じ?
いやぁ・・・一癖も二癖もありまっせ、このドラマ!

万吉の青木兄ぃもいいし、ちかえもんのスズキさんもいいし、
何より、小池徹平くんのあほボンっぷりがいい!
ダメダメなところもマジでダメなのに、キメ顔は男前・・・って、どんだけやねーん!(笑)

あっという間の時間で・・・
えぇ〜!もう終わりぃ〜?ってなるの。
ぶっ続けで見たいなぁ・・・



  ◇ 第回 ◇   「誰も知らないスランプ作家近松門左衛門傑作誕生秘話」     2016.01.14.    
番組内サブタイトル ・・・ 「近松優柔不断極 (近松、優柔不断の極み)」

こ・これは・・・

普通の時代劇を期待していた人には・・・・びっくりぽんだっただろうな・・・。
なんともファンキーな時代劇でしたもん!

時代劇やのに、70年代のフォークソング歌ってるし、
カタカナ語でしゃべってますし!!
でも・・・・私は好きーっ!!!

冒頭は、中年スランプ作家のグダグダっぷりが長すぎて、
正直、むーん・・・・となりつつあったんですけど、
万吉が出てきて、「曽根崎心中」の徳兵衛が出てきてから、
お?おお??って引きつけられましたよ!

だって・・・キャラ、全然ちゃうやん!
これから心中する、あの徳兵衛さんがキャバクラ通いのバカボンボンですよ?
あ、キャバクラちゃうか。(笑)
お初と出会って、どんなふうな顛末になっていくのか・・
そこに、万吉はどう関わっていくのか・・・
ってか、この近松門左・・・・あぁ、めんどうくさい、「ちかえもん」でええわ!(笑)
このちかえもんは、どんな顛末を見て、曽根崎心中を書き上げるんだろ?
気になるわー!

このあっけらかんとした雰囲気から、心中する・・・っていう悲惨な展開にはならない気もするんだけど・・・?
全然先が読めないわ・・・
万吉とちかえもんから目が離せません!!


いやぁ・・・ほんと、ビックリな時代劇。
うむ?時代劇って言っていいのか・・・?(笑)
とにかく、次回も楽しみなのである!



★ STORY ★ 冴えない中年スランプ作家・近松門左衛門が、神出鬼没の渡世人・万吉と元禄大坂を駆け抜ける、新感覚痛快娯楽時代劇!