日曜9時〜    TBS       
 脚本:岡田惠和    演出:土井裕泰ほか     P:佐野亜裕美
 主題歌・・・ 「

原作

◆ 出演者 ◆
浦野すず 松本穂香 広島市江波で育ち、呉の北條家に嫁ぐ
北條周作 松坂桃李 すずの夫 海軍勤務
水原哲 村上虹郎 すずの幼馴染
刈谷幸子 伊藤沙莉 タキの娘
堂本志野 土村芳 北條家の近所に住む堂本家のお嫁さん
浦野十郎 ドロンズ石本 すずの父
浦野すみ 久保田紗友 すずの妹
白木リン 二階堂ふみ 呉にある朝日遊郭の遊女
近江佳代 榮倉奈々 2018年夏、(東京から)呉を訪れている
江口浩輔 古舘佑太郎 佳代の恋人
黒村径子 尾野真千子 すずの小姑 周作の姉
黒村晴美 稲垣来泉 径子の娘
堂本安次郎 塩見三省 堂本家のおじいちゃん
北條円太郎 田口トモロヲ 周作の父
浦野キセノ 仙道敦子 すずの母
北條サン 伊藤蘭 周作の母
森田イト 宮本信子 すずの祖母
◆ レビュー ◆
  ◇  ◇   「完結〜原爆後の広島で出会った愛の奇跡」   最終回   2018.09.16.   

概ね、よかったんですよ。
こうやって日々を乗り越え、失い、手に入れ、生きていく・・・
その姿が健気で、ただただ、この人たちの幸せを願いたくなる・・・


だからこそ、現代パートの存在意義がわからんっていうか。(汗)
最後にすずと周作が焼け野原の広島で出会い、育てることにした少女=節子が、
現代パートに出てきたお婆さんに繋がるわけだけど、
それはいいんだけど・・・
佳代がどうしてここで生きていこうと決めたのか?
節子さんとの出会いは描かれてたけど、そこまで深いものなの?とか、
何があって、そんな気分になったの?とか、
江口はカレシなわけ?ただの友人?そこまでしてくれるかね?とか、
なんか、最後に繋げたいためだけの存在で、意味が分からんのさ。
ただ、老婆=節子さんを折々で入れ込んできて、
この人が後のすずさんかしら・・・?なんて引っ張り方をしても
十分に話は面白くできたと思うし。

結果、あぁ、節子さんか!じゃ、すずさんは?あ!生きてた!で、ちゃんと繋がるやん??
なんだかなぁ・・・
現代パートのせいで、イマイチ感が否めない作品となってしまいましたな。

さて・・・すずさん、ご存命でしたな。」
90オーバーの元気なお婆ちゃんのようで。
「負けんさんな、広島!!」は、今年の豪雨災害にも通じるし、
そもそもカープは戦争から立ち上がる市民のための球団でもあるので、
いろんな意味で、最後にカープ戦の映像を入れ込んできたのは感慨深いものでした。

単純にカープファンなのだがね。(笑)

丁寧に作られた良作ではあると思いましたが、
まぁ・・個人的にはいろいろと思うところはありまして、
最高!!とはいいがたい・・・かな?
うむ。



  ◇  ◇   「最終章前編!戦争が終わる・・・さよなら親友」     2018.09.09.       

原爆が投下され、終戦を迎え・・・月日が過ぎ・・
そんな日々を描いた、最終回前のお話でした。

広島に住むすずの実家の様子は、今回は明らかにされず・・・
なぜ、にじむペンでハガキをよこしたんだい、すみちゃん・・・・(涙)
気になるよね・・・

そして、負けて終わった戦争に憤りを隠せないすず。
でもさ、女、母・・・・そういう人たちは憤りより安堵を感じたのでは・・?って思うんだけど。
これでもう空襲もない、息子が夫が帰って来る・・ってね。
だから、一人で憤ってるすずが、ちょっと浮いて見えてしまった。(汗)
まぁ、失ったものが多いからこその怒りなんだろうけど・・

径子さんの、静かな「晴美・・・」という嘆きのほうが胸にしみましたよ・・・

さぁ、最終回ですな。
現代パートのあのお婆ちゃんが一体誰なのか・・・?は、
最後まで見ないとわかりませんね。
原作マンガでは「その先」がわからないので、
このお婆ちゃんから、「その後」を語ってもらえるのでしょうかね。



  ◇  ◇   「昭和20年8月広島・・・失った笑顔、絶望の先」     2018.09.02.       

うー・・・苦しいね・・・。
わざとじゃない、救いたかったすずの気持ちもわかる。
でも、「どうしてあの子が・・?なんでアンタじゃないん・・・?」って思う母・径子の気持ち・・・
痛いくらいにわかるもん・・・。(涙)
それでも時間は過ぎる。
それでも空襲はやまない。
それでも怪我した弟嫁の世話はしないといかん・・・
生きて、いかなくちゃいかん・・・
そんな時代だったんだよな・・

たくさん考えただろうし、言いたいことも吐き出したい思いもたくさんあるだろうに、
径子さんが出した答えは、すずの居場所はココだよ・・・ってこと。
右手を失い、自分を責めて悔いてる弟嫁とともに過ごした時間ののち、
すずが出した「広島に帰ろうと思う」っていう決断を受け入れつつ、
私はなんてことない、アンタが良ければおったらええ・・・って言えちゃう強さ。
頭が下がります。

なんかね、もう・・・苦しい気持ちと、その苦しさが解放された想いと、
いろんな感情がぐるんぐるん・・・からの、ピカ・・・。

とうとう、落ちてきました。
まだまだ降りかかる広島の不幸。
残り2話、見届けねば・・・ですね。

こうして実写化すると思う。
マンガのタッチってすごいんだな・・って。
あのほんわかしたタッチの絵で、この悲惨な状況が和らいで伝わってたってことに気づく。
実写化すると・・・苦しいくらいに胸が締め付けられる。
どっちがいいのか、悪いのか・・・(汗)

個人的には、やっぱマンガの雰囲気でお届けいただいた方が受け入れやすかったかな・・・(滝汗)



  ◇  ◇   「昭和20年夏、きたる運命の日!」     2018.08.19.          

そこで終わるか・・・・
そうだよな・・・・
はぁ・・辛い。(涙)

「きたる運命の日」までの日々・・でして。
この後にくる「あの日」を知ってるからこそ、
何とも切ない日々だったなぁ・・・

「あの日」を思うと、いろいろあったけど、
全部ふっとんじゃったなぁ・・・(汗)
唯一、幸子が幸せになれそうなのが嬉しかった。
お相手さんも周作とともに無事に戻ってきてほしいですね。
幸せになってほしいよ・・・(涙)


さぁ・・・
「あの日」以降・・・ですよ。
苦しいですよ。
失った「もの」が大きすぎてね・・・(涙)



  ◇  ◇   「空襲来る・・・さよなら初恋の人」     2018.08.12.          

やっぱり、どうやってもこのエピソードは理解できんし、納得いかん。
そりゃね、周作には自分の体のことで兵隊さんになれなかった負い目ってのもあるだろうさ、
でもさ、だからって、我が妻を差し出します?
最後にどうぞ・・・ってか?
は?妻の気持ちは?よ。

いやいや、気持ちがあったとて・・・よ。
すずも言ってたけど「私に子供ができんからええと思ったんですか?」ってなもんで、
もし、このあと妊娠でもしてごらんなさいよ、どうすんだよ。
あなたの子ですって言っても信じてくれんでしょーよ。
そこまで考えての行動かね?
姑も小姑も、なんか理解あるふーだったけどさ・・・
そんな時代?こんなこと、よくあった・・・みたいな?
いやいやいや・・・・
んでもってさ、時間経過よ。
そんなわだかまり、抱えたまんまの新年かい。
話さずに何日もかい。
しんどいわっ!!
やっとられんわ!
あー、やっぱ、イヤだ。
そもそもさ、水原さんもさ、最後の休暇なら実家に帰らんかい。
何が初恋の相手やねん。
「もう浦野じゃないんだから、”すず”でええじゃろ」だと?
失礼やろ、人の奥さんを呼び捨てって。
なんぼこの先の不幸を盾にしても、あたいは受け入れかねることばっかりですわい。


ってことで・・・・
この部分はもう、スルーいたしましょう。
いたさずにはおれん展開になりますしね・・・・
はぁ・・・悲しすぎる展開ですよ・・(涙)

で・・・現代パート・・・
やっぱ、いらんわ。(汗)



  ◇  ◇   「りんどうの秘密、知られざる過去」     2018.08.05.          

なるほど・・・そういう流れにしてくるわけですな。
アニメではリンとのことについては描かれず、
原作マンガでもサラ・・・とその流れに行っちゃうんだけど、
実写ドラマは、こういう流れにしてくるわけですかいの。
なるほどね・・・

納屋で見つけたりんどうの絵が描かれたお茶碗。
素敵・・・私が使ってもええ・・・?と嬉しがったすずですが、
すべてがつながる時がきてしまった・・
リンドウ・・・リン・・・あの字・・・あの話・・・みんなが言ってる話・・・
リンさんと、旦那さんが・・・
そう考えると、私は代用品なんじゃ・・と。
夫を拒んでしまう・・・と。
そんなとき、水兵さん=水原さんがやってくる・・・ってわけだ。

ま、この流れについては次回語ることになるでしょうけど、
この展開が、私がこの話が嫌いな理由なわけで。
さきほど「なるほどね・・」と納得した風に書きましたけど、
全然納得いかん話ですのでね。
ま、次回、次回・・・っと。

さて・・・小姑=姉さんの息子くん・・・
かなりしっかりした子で。
でもね、この先のことを考えると、引き取っておけば・・・って思わざるを得ないわけで。
これが今生の別れか・・・
そう思うと、余計に悲しい別れでしたな・・・・(涙)

何も知らない段階とはいえ、またリンに会いに行っちゃったすず。
妊娠したかも・・してなかったけど・・・なんて話、リンからしたら聞きたくもない話で。
だから、ちょっと意地悪したくなる気持ち、わからんでもなかった。

チクリ・・って言いたくなるよね・・
どうにもならんことなんじゃけどね・・・・



  ◇  ◇   「初めての逢引、交錯する4つの運命」     2018.07.29.          

ここまで丁寧に作られると・・・
文句を言う方が心苦しいというか・・(笑)

ここらでちょいと評価をあげておこうかの・・・って気になりました。

遊郭のリンとの出会い、
そして、このリンと周作の過去・・・
このリンと周作に関しては、アニメ映画では描かれてなかった気がしますが、
そうなんだよねぇ・・そうなんだよねぇ・・・・

大人のくせに迷子になってるすずに優しく声をかけたリン。
そのすずが、愛した人=周作のヨメだった・・・と気づいたときの複雑な表情・・・
冷たくあしらいつつも、
すずが書いた絵を見つめてるとこはさ・・・
悪い人じゃないんだよねぇ・・・運命だものね・・・って悲しくなってきました。

そんなことも知らず、周作との幸せな逢引を楽しむすず。
こっちからすると、「そのアイス、リンにも食べさせたんじゃろ!」って言いたくなりましたが・・・(汗)
ま、過去のない人間なんていないですからね。
知らないで済むならその方がいいけど・・・
余計なお世話さんも近隣にいるだろうし、ある物体の出現もひかえてますし・・
知ってまうわけだわね・・

最後は、写生していたすずが憲兵にとっ捕まる!という緊迫感のあるシーンでしたが・・・
ぷぷぷっ、この子らしい出来事じゃね・・・(笑)

戦争時でありながら、穏やかな時間をまだ過ごせてるこの時間・・・
あと、どれくらい続くのかね・・・?



  ◇  ◇   「小姑襲来!戦時下の広島 波乱の新婚生活が幕を開ける!」
                                69分SP     2018.07.22.       

うん、戦争中とはいえ、19年だもんね・・・
市井の人々はこんな感じだったかもね・・・・なんて、
そんな空気はちゃんと感じられて、
小さな幸せでもひしひしと感じながら生きてる人々・・・ていうのは伝わってきます。


やっぱりどうにも主人公ちゃんの表情に?を感じちゃう部分はあるんだけど、
周りの個性豊かな人々に救われてますね。
相変わらずいいキャラの幸子ちゃん、隣のお嫁さん・・・とか。
そして最強の小姑襲来にて、いい感じの空気が流れてまいりまして・・・
いいなぁ・・・オノマチさん。

ほんわか・・・とした雰囲気でぼー・・・としてように見えるすずだけど、
精神的には結構キツイみたいで、10円ハゲ、出来てましたな・・・
はじらうヨメ、優しいムコ・・
ふふふ・・微笑ましいです。


ただ・・最後の現代シーン・・・
マジで余計だわね。
急激に冷めるんだけど・・・
今後、増やさないでほしいです。
「99.9」の居酒屋シーンレベルで余計です。(笑)

それにしても・・・あの予告、何話分なんですかね?
まさか、次回で全部やります??
いやいや、濃すぎですって。
無理無理。



  ◇  ◇   「昭和の戦争のさなか懸命に生きた家族の愛と命の感動物語!」
                              初回79分SP     2018.07.15.       

なんだろ・・・この松本穂香ちゃんの顔って、独特だよね・・・・・?
何が引っかかるんだろう・・・・って凝視して考えるのに時間がかかったよ。(笑)
ま、個人的に「あぁ、ここか・・・」ってのはわかりましたけど、言わないでおこう。

さて、かの有名なマンガ、そしてアニメ映画の実写化。
無名の女優を主人公にもってきて、さぁ、どうなる・・・?っていう初回。
個人的は、ちょこっとしか映らなかったけど、北條家のお隣の娘ちゃん=幸子がお気に入り。(笑)
一瞬であたいの心をつかんだぜ!
嫉妬丸出しの昭和娘・・・もう見事。

可愛すぎたぜ・・・今後の彼女を見たいがために、次回も観ようと決めたくらい。(笑)

さて・・・お話はというと、原作に忠実に・・・ですかね?
人さらいからの脱出はちょっと変更されてましたけど、
まぁ、どうでもいい変更度合いでした。
世界観としては、まったく原作の雰囲気を壊すことなく、
主人公を演じる女優が無名だけに、変な先入観もなく、
そういう意味ではよかったのではないか・・・とは思ってます。


ただ・・・この、「戦争時」ではあるけど、市井の人間はこんな風に生きてた・・って話を、
連続ドラマとして描いて盛り上がるんかいな?って思っちゃうわけ。
正直、初回も穏やかなシーンばかりで、「本当に戦争中ですか?」ってくらいの温度で、
大丈夫かいな・・?って気になってしまったのさ。

あと、現代パート。
コレ、いるんかな・・・・?
話を膨らますために入れ込んできたんだろうけど、
吉と出るか凶と出るか・・・

BGMを聞きながらジブリを感じ、出演者を見ながら朝ドラを感じ、
一体、何を見てるんだっけ?っていう気持ちになりました・・・

そんな、初回の感想でした。

あ、私、このお話はあんまり好きではないので、そんなに評価が上がることはないと思います。
あしからず、です。




★ STORY ★ こうの史代のマンガを原作とした本作は、戦時中の広島・呉市を舞台に、身近なものを失っても前向きに生きていく少女すずの姿を描くもの。