金曜10時〜    NHK     
 脚本:安達奈緒子    演出:柴田岳志ほか     P:須崎岳
 主題歌・・・ 「せつないもの Chara

原作

◆ 出演者 ◆
青田アオイ 清原果耶 アルバイトの看護師見習い
由比朋寛 瀬戸康史 由比産婦人科の院長
青田史香 酒井若菜 アオイの母
町田真知子 マイコ 沖縄出身の妊婦さん
町田陽介 葉山奨之 真知子の夫 塗装工
望月紗也子 水川あさみ 看護師 アオイの先輩
榊実江 原田美枝子 ベテランの看護師長
◆ レビュー ◆
  ◇ 第回 ◇   「産科危機」     2018.08.10.                   

いやぁ・・・しんどいね。(涙)
町田夫妻に降りかかった不幸・・・
「出産は、無事に生まれて当たり前」っていう思い込み・・・だよね。
命をかけて、女は子を産むってこと・・・ですよ。
何が起こるかわからない・・・
何かが起こったときの対処として、由比先生の処置は何も間違ってなかった、
いや、迅速ですらあった・・・
だけど、理不尽な死に対する怒りは、やっぱり医師や病院に向けられてしまうもので・・・
仕方ないとはいえ、どっちの気持ちも理解できてしまって、本当に辛かった・・・(涙)

誰かの助けがないと生きていけない、人間の赤ちゃん。
自分の苦しみでいっぱいだった陽介を、その赤ちゃんが救った・・・
自分がいないとダメな存在がいる・・・ってこと。
それがカレを生につなぎとめてくれた・・・


ただ・・あのメモは何だったんすかね?
死ぬことを仮定して、マチコさんが残していったものなの?
もともとメモ魔だったマチコさんの、これまでのメモがいい感じで陽介の目に留まったの?
ちょっとファンタジーなつくりになってて・・・
そこんとこがちょっと・・・って思っちゃったかな?(汗)

普通に、赤ちゃんが泣く→世話する→死のうとする→赤ちゃんが泣く・・・でもよかったと思うんだけど・・・
うむむ。



  ◇ 第回 ◇   「不機嫌な妊婦」     2018.08.03.                   

はぁ・・・・重たい話ですなぁ・・
田畑智子さん、実際に妊娠されてますよね?
そんなときにこんな演技をしてらして・・・・女優、すごいっすなぁ・・・

いつも不機嫌な妊婦さん。
アオイはこの妊婦さんが怖くて苦手だった・・
しかし、実習先の病院でこの妊婦さんが抱える事情を知った。
旦那さんが虫垂炎の手術後、麻酔から目覚めなかった・・・低酸素脳症になってしまった・・
医療が信じられない、その状態で子を産まなくてはいけない・・・
誰も信じられない、頼れない・・・ゆえの、あの不機嫌だったんだ。

出産後、命が消えかけた旦那さんに赤ちゃんの声を聴かせるシーン・・・
もう、泣かずにはおれんかったよ。
医学的には聞こえてなかったとしても、
聴こえてたって信じたい・・・。(涙)


そして次回・・・もっと辛いことになりますね。
この夫婦で産科危機を描くのか・・・
はぁ・・・次回もつらすぎる・・・
辛い話ばっかでは、ちょっとキツイかも・・だわい。(汗)



  ◇ 第回 ◇   「母性ってなに」     2018.07.27.                     

原作ではそれほど長いエピソードではないのに、
ここまで見事に膨らませて一話の物語にしちゃうなんて・・・・すごいですね。


病院の前に赤ちゃんが捨てられていた・・・
世話をすることになったアオイ、
いつしか、母性が芽生えてきて・・・って話でした。
まぁ、わからんでもないけど・・・行き過ぎると危険なんでね・・・(汗)

その後、赤ちゃんを捨てた母親が登場してくるんだけど・・・
高校生が、家の風呂場で産んで、病院に捨てに来たらしい。
反省して、後悔して迎えにきたわけではなく、
体調が悪い娘を心配した親が気づいて問い詰めて・・・ってことらしく、
少女は赤ちゃんを受け入れる気持ちはさらさらない・・・
そんな姿を見て、アオイは許せない!って思うんだけど・・・

自宅から離れた場所に、わざわざ捨てに来たという行為を、
文句を言うために自宅まで自転車を走らせるアオイと重ねて描き、
その過程でアオイの気持ちに変化が・・・っていうのを、
見事に描いてましたね・・

決して許されることではないけど、
言葉はなくても、たくさんのことが伝わってくるシーンでした・・

そして、自分の病を抱えながら子供を生もうとしている女性の話。
自分の存在意義を確かめるために子供を産もうとする妊婦さんへ
厳しい言葉をかけながらも、妊婦さん、生まれくる赤ちゃん、その家族への想いが溢れてる院長先生が、
素敵だなぁ・・・って思いましたね。


うん、ほんと、いいドラマだ。
年下のダンナと幸せそうな妊婦・真知子さんが、無事に出産してくれるといいな・・・って
しみじみと思ってるわけですが・・・
そうはいかんかな・・・(涙)



  ◇ 第回 ◇   「命のかけら」     2018.07.20.                       

うん、いいですね。
正直、原作マンガはとっても可愛らしい絵なので、
実写化するとシリアス度が増してしまって、どんよりするんじゃ・・?って心配だったんです。
ま、そんな感じはありますよ、実際。
ポップなタッチで描かれたマンガとは違って、重みも違います。
だけど、いい意味で重く、リアリティがあってよかったと思いますね。


人工妊娠中絶から始まるお話。
生まれてこられなかった命を、小さな入れ物に入れるという仕事。
淡々とこなす、学生のアオイ。
考えすぎたり、気持ちを寄せすぎたりしたら、ちょっと難しいお仕事、
だけど、アオイは感情に流されることなく、だけどちゃんと自分なりの想いをもってこなしていく・・・
見ることができなかった景色や季節を、入れ物を通して伝える姿に
なんか、泣けてくるっていうかね・・
こんな風に見送ってもらえたら、ちょこっとだけど救われる気がするっていうかね・・・


そして、検診を受けずにいきなり運ばれて出産、その後逃げるも戻ってきて、
最終的に赤ちゃんに愛情をもって退院していった妊産婦さん。
幸せに生きて行ってほしい・・・という願いもむなしく、
後日談で、赤ちゃんが死んだと聞かされる・・・
でも、アオイが想像するように、愛情をもって寄り添った結果の不幸だった・・って思いたいね。

原作にはない(なかったよね・・?)、アオイの母とのお話。
なんか重たいモノを感じるんだけど・・・
変にこの部分を膨らまさないで、
毎回の妊産婦さんとの向き合いを描いてほしいなぁ・・・って思った。

そこくらいかな、引っかかったのは。

とにかく、主役の果耶ちゃんの透明感・・・
いいですねぇ・・・
可愛いですねぇ・・・♪




★ STORY ★ 町の小さな産婦人科医院を舞台に、ひとりの感性豊かな少女の目線で、“命とは何か”を問い、見つめてゆく物語。