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 安生正 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

生存者ゼロ ゼロの迎撃 ゼロの激震 Tの衝撃
レッドリスト





   
生存者ゼロ


生存者ゼロ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

2013/2/18 読了





内容(「BOOK」データベースより)
第11回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞作、待望の文庫化! 北海道根室半島沖の北太平洋に浮かぶ石油掘削基地で、職員全員が無残な死体となって発見された。救助に向かった陸上自衛官三等陸佐の廻田と、感染症学者の富樫博士らは、政府から被害拡大を阻止するよう命じられる。北海道本島でも同様の事件が起こり、彼らはある法則を見出すが……。未曾有の危機に立ち向かう! 壮大なスケールで「未知の恐怖」との闘いを描くパニック・スリラーです。




「このミス」大賞作品です。

いわゆるパニックもの・・・です。

一体、何がそこにいるのか・・がわかるまでは、
怖いよぉ・・・って感じだったんだけど、
いざ正体がわかると・・・
マジで気持ち悪かった。(汗)
家に「ソイツ」が出てくると、もう「終わり」を感じるしね・・・。(涙)

そこまでは面白かったんだけど、
ソイツとの対決がねぇ・・・
イマイチだったかなぁ・・って気がする。

「このミス」大賞作品は映像化されることが多いけど、
これはきっと無理!
ただただ不快だもん!!
私は絶対に観ないね!(笑)



 
   
ゼロの迎撃




2014/9/25 読了





内容(「BOOK」データベースより)
活発化した梅雨前線の影響で大雨が続く東京を、突如謎のテロ組織が攻撃する。明確な他国からの侵略と断定できないなか、政府は警察権で制圧を図るが、多数の死傷者を出す。首相はついに、自衛隊の出動を決断。しかし、精鋭部隊の第1空挺団が敵の策謀にはまり、壊滅状態に―。緊急事態に、敵の正体を追う自衛隊総合情報部所属の情報官・真下は、敵が核を持ち込んでいる情報もつかみ、奔走するが…。




「生存者ゼロ」の作家さんが「ゼロの迎撃」だから・・・
「ゼロ」つながりで・・・
ん?続編???って思ったんだけど・・・
全然違ってた。(笑)

ある日、巨大台風に見舞われた大都市・東京に、
他国の脅威が襲い掛かる!!
自衛官たちの戦いは・・・って話ですが・・・

なんだろ、映像で見せてほしい・・・って感じかな?
文字でもスケールの大きさとか緊迫感とか伝わってくるんだけど、
序盤は、なんか目で文字を追うのが面倒になってきちゃったんだよねぇ・・・
なんでかっつーと・・・

政治家の「段階踏み」がイライラするのよ!!

実際、こういうことが起こったとして・・・
日本はまず、会議にかけ、みんなであーやーこーや話し合い、
結論が出るまで結構時間をかけちゃって、
では・・・ってときには、すでに遅し・・・っていう・・
そういうのが目に見えるのさ!

事件は会議室で起こってるんじゃない!!と言いたくなったよ!

自衛隊の中でも情報分析担当の真下が主人公で、
上と下に挟まれ、キーッ!!ってなってる様が、
自分に置き換えてみたら、ほんとに大変そうで・・・(涙)

単純なる「かの国」の攻撃ではなく、
複雑な思惑が絡んだ敵で、たどり着くのに時間はかかりますが、
クライマックスは、脳内映像変換を駆使し、
あぁ、川が!!飛行機が!!あの人がーっ!!と、
ハラハラドキドキの展開でございまして、
涙なんかもホロホロ流れてきて・・・

面白かったですよ。
オチのつけ方も、「それが目的だったのか・・・」と
現実的に納得いったというか・・・
たくさんの貴重な命を犠牲にして、
そのうえで、もうなめられないぞ!!っていう、強い国になったんだと、
そう思える最後でした。

いやはやしかし・・・
いざ、ここまでとは言わんでも、
実際にこんなことが起きたら・・・
恐ろしいよぉ・・
やっぱ、日本は平和に慣れ過ぎてるよねぇ・・・(涙)




 
   
ゼロの激震




2016/6/3 読了






宝島社

内容(「BOOK」データベースより)
金精峠で土砂崩れが起こり、足尾町の人々は原因不明の死を遂げ、富岡では大火災が発生するなど、関東北部では未曾有の大災害が頻発していた。そんな折、元大手ゼネコン技術者の木龍のもとに、奥立という男が訪ねてくる。すべてはマグマ活動にともなう火山性事象が原因で、これ以上の被害を阻止すべく、技術者としての木龍の力を借りたいという。だが、彼の協力もむなしく大噴火は止められず、やがてマグマは東京へと南下していく―。地球規模の危機に技術者たちが挑むパニック・サスペンス巨編!




安生さんの「ゼロの」シリーズ。
・・それ以外は読んだことないけど。(汗)

今回は、マグマが暴走し始めて、関東が大変なことに!って話。
東京都民としては、他人事ではありません!!

まぁ、冒頭である巨大で画期的な施設が完成するんで、
あぁ、コイツの影響だなってのは気づくんだけど・・・
もっと「闇」でしたねぇ・・・

何を考えてるんだ?自然相手に・・・と、呆れてしまう話ではあるものの、
確かに、地熱を有効に安全に利用できれば
自然エネルギーとしてはとても夢のある話であって、
実現できればすごいな・・・って思う反面、
そこに手を出していいのか?って思っちゃうんだよねぇ・・・(汗)

さて、今作は、地下の見えないマグマ、マントルなどなど、
聞いたことはあるけど、なんとなくな知識しかもってない人間に、
非常に懇切丁寧に説明してくれております。
が!!
それがまー、難しいやら、長いやら、うっとーしいやら・・・(笑)
読んでて疲れましたよ。(汗)

まぁ、いろいろあるんでしょうさ・・・と、流し読みなんかも取り入れつつ、
それよりも人間関係などに注目して読み進めるも、
なんか、事実説明には力が入ってるけど、
キャラ設定はちょっと手抜きっていうか、
イマイチ人の関わりが薄かったかなぁ・・・って気がする。
説明をもっと省き、人間ドラマにした方が面白いかなぁ・・・?
ま、パニックドラマとしては、きちんとした設定ってのも重要なんで、
仕方ないといえば仕方ないけど・・・


ネタバレです。


オチとしては、「アルマゲドン」みたいな・・・
決死隊が残り、命をかけて関東を、日本を、地球を守った!っていう・・
そんな感じでしょうか?
でも、最悪を回避できただけで、
首都圏のダメージは計り知れない結果になっちまって・・

正直、もっと早く事実を関係者にだけは公表してれば、
ここまでひどい結果にならなかったのでは?って気がする。
「大変なことになるぞ」って近づいてきて、
何とかしてくれよ!って言うだけで、何をしでかしたかは言わないんだもん
汚いよ!!
その責任の取り方も中途半端っていうか、犬死みたいな感じで・・
何してるんすか?って言いたいよ。

とにもかくにも、自然を甘く見るな!ってことです。
人間のエゴの行く先は・・・いろんな意味で崩壊が待ってる・・
そんなことを感じる一作でございました。




 
   
Tの衝撃




2017/3/1 読了






実業之日本社

内容(「BOOK」データベースより)
長野・群馬県境で、自衛隊の運搬車が襲撃を受け、核燃料が強奪された。同時刻、岐阜県の飛騨山中で、大学教授らの乗った車が土石流に流された。生き残ったのは八神准教授、ただ一人。その後、八神は見えない敵からつけ狙われる。一方、自衛隊の運用支援・情報部の溝口は、襲撃犯の洗い出しを厳命される。襲撃犯は誰か?その目的は?そして、「T」とはなにか?恋人、家族、仲間、国のために、男たちは真実を追い求めて戦う。壮大なスケールで描く、パニックサスペンス小説の新傑作!




はぁ・・・・難しかった。(汗)

何がってね、まず、階級ですよ。
三佐だ一尉だ、って、どっちが偉いんだ?っていうね。
まぁ、そこらへんは感覚でなんとなくわかりますけども、
幕僚長とか、統合幕僚長とか、何チャラ審議官とか、
内務省が、陸軍が、どっちがどうなのさ?とか、
もう、わからんから図解しといて!って感じ。(笑)
もう途中から、むーん・・・ってなってましたよ。(意味不明)

んでもって、兵器ですよ。
何チャラが使われてた!え?あの国が何チャラ?そんなバカな・・って、
それ、常識っすか?
わかってる体で話が進んでますけど?
置いてけぼりっすけど?っていう。

もう、わけわからんまま、熟読し、理解し、読み進めることを放棄し、
なんとなーく、読んでまいましたわ。

さて。。。。肝は「T」って、何かね・・?ってことで。
かなり後半になって、このテロの首謀者が明らかになるんだけど、
愕然っスよ。
え?まさかの・・・その国???っていうね。
いやぁ・・・敵と味方は表裏一体・・・ですわ。
いつこんなことになるか・・・
ううう・・・恐ろしい。

ってか、自国がその兵器を持つってこと自体、怖いですけどね・・・
えぇ〜・・・?知らないだけで実は・・・とかアリ?
まさかね・・・。

そんな、まさか、まさか続きのお話でした。
主役の自衛官が追い詰められていく様を丁寧に描いてますけど、
最初から捨て駒ってわかってたわけで・・・
ジタバタしてるわりに、確かに調査に手間取ってた感は否めない・・
いやぁ・・・たくさん死んだなぁ・・・
なのにこの件が国民に知らされないまま葬られるのか・・・
そういう意味でも、怖い話でございました・・・。




 
   
レッドリスト




2018/3/24 読了






幻冬舎

内容(「BOOK」データベースより)
記録的な寒波に襲われた東京で、原因不明の感染症が発生。死亡者が出る事態となり、厚生労働省の降旗一郎は、国立感染症研究所の都築裕博士とともに原因究明にあたる。さらに六本木で女性が無数の吸血ヒルに襲われ、死亡するという事件も勃発。未曽有の事態に翻弄される降旗たちは解決の糸口を見つけられずにいた。同じ頃、東京メトロの地下構内で複数の切断死体が発見された。警察は監視カメラの映像を消し失踪した職員を大量殺人の容疑者として追い始める。次々と前代未聞の事態が発生しパニック状態の都民に、狂犬病ウイルスに感染し死亡する者が続出し始めた。いったい、極寒の東京で何が起きているのか…。




レッドリスト=絶滅のおそれがある生物の一覧・・・
どういう話なんだろ・・・?と思って読み始めました。
ま、安生さんなんで、パニックものなんですけど・・・。(笑)

連続する遺体の発見、ネズミの増殖、人食いヒル・・・
もう、えぇ〜?そんなバカな・・・と思わせる展開。
でも、もし、ほんとうにこんなことになったら・・・
お・お・お・悍ましいーっ!!!(汗)

でもね、立ち向かう人間がいるわけです、小説には。
そして、何とか勝ってくれるわけです。
そう信じて読み進めるんです!!

なのに・・・・この主人公といったら・・・
どんだけヘタレやねん・・・っていうね。(汗)
ヘタレっていうか・・・なんか・・・もう、イライラするんだよね。
中間管理職が大変なのはわかるけどさ・・・
覚醒するのに時間がかかりすぎやろっ!!
ってことで、このキャラがいまいち好きになれなかったっすね・・・

あと・・・かなり利己的なある人物のせいで、事態はどんどん悪化します。
コイツがもっと早くいろいろ明かしてくれてれば・・・
ってか、もっとツッコんで聞けよ、お前ら!!って感じ。
はぁ・・・イライラするわー!

最終的に、コウモリ対人間になるんだけど・・・
怖いねぇ・・・多勢に無勢っていうか。
そんだけで襲ってこられたら、たまったもんじゃないっす。(汗)
ふぅ・・・疲れた。