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 青崎有吾 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

体育館の殺人 水族館の殺人 風ケ丘五十円玉祭りの謎 図書館の殺人
ノッキンオン・ロックドドア





   
体育館の殺人



2014/3/21 読了





内容(「BOOK」データベースより)
放課後の旧体育館で、放送部部長が何者かに刺殺された。外は激しい雨が降り、現場の舞台袖は密室状態だった!?現場近くにいた唯一の人物、女子卓球部の部長のみに犯行は可能だと、警察は言うのだが…。死体発見現場にいあわせた卓球部員・柚乃は、嫌疑をかけられた部長のため、学内随一の天才・裏染天馬に真相の解明を頼んだ。なぜか校内で暮らしているという、アニメオタクの駄目人間に―。エラリー・クイーンを彷彿とさせる論理展開+抜群のリーダビリティで贈る、新たな本格ミステリの登場。若き俊英が描く、長編学園ミステリ。




こんなにもストレートでベタな、しかもダサイタイトル・・・
久々やわっ!(笑)
しかも、パクリの匂いさえ・・・(汗)

でも、しっかりとした、本格ミステリでしたよ。
1シチュエーションで、探偵登場、ミスリードあり・・・の、謎解き・・
面白かったです。

まぁ、デビュー作ですから、
「んなアホな」って部分も無きにしも非ず・・・(汗)
無理矢理な部分も結構あって、
「そう決めつけたら、可能性が広がらんだろ」と
言いたくなったり・・・ね。

真犯人は・・・「コイツだろうね」ってヤツで、
やっぱりか・・・って感じもしちゃったので、
もうちょっと意外性のあるヤツがよかったかなぁ・・・?って気もする。

ま、そんな部分を大甘で見て・・・
面白かったと言っておきます。

続編と言ってもいい、「水族館の殺人」も借りてきてますので、
続けて読んでみちゃいます!



 
   
水族館の殺人



2014/3/25 読了





内容(「BOOK」データベースより)
夏休みも中盤に突入し、風ヶ丘高校新聞部の面々は、「風ヶ丘タイムズ」の取材で市内の穴場水族館に繰り出した。館内を館長の案内で取材していると、サメの巨大水槽の前で、驚愕のシーンを目撃。な、なんとサメが飼育員に喰いついている!駆けつけた神奈川県警の仙堂と袴田が関係者に事情聴取していくと、すべての容疑者に強固なアリバイが…。仙堂と袴田は、仕方なく柚乃へと連絡を取った。あのアニメオタクの駄目人間・裏染天馬を呼び出してもらうために。平成のエラリー・クイーンが贈る、長編本格推理。




殺した男を鮫の水槽に落とし、鮫に食わせる・・・という、
なんとも斬新で凄絶な殺し方でございまして・・・
目の前で見た新聞部の子たちのトラウマが心配で
ならんのだが・・・。(汗)

そんな殺人事件を、またも変人高校生・裏染が解決する!って話。
引っ張り出され方も、また一風変わってて・・
エアコンのリモコンの行方も気になりますが、
真夏にあんな部室で2日も生きてたことに驚いてしまった。(笑)

まぁ、今作も本格ミステリではあったものの、
前作よりも説明が長いかなぁ・・・って気がした。
前作ほどオタクな発言はなくて、そこは良かったんだけど、
なんせ、「正解」にたどり着くまでの説明がまどろっこしくて、
「で?」って何度も言いたくなったよ。
言ったところで、「最後まで聞け」と一喝されそうだが。(笑)

殺人の動機が・・・結局自分のためだった・・・ってことで、
最後の最後までキッチリと見抜いてくれた裏染くんでした。
そんな裏染が、なぜ学校の部室に住んでるのか・・という、
前作から引き続いてる謎の一端が垣間見えましたが・・・
まだまだちゃんとした理由は明らかになってないので、
今後もこのシリーズは続くってことでしょう。
次回作を期待して待ちたいと思います。



 
   
風ケ丘五十円玉祭りの謎




2014/10/16 読了





内容(「BOOK」データベースより)
相変わらず学校内に住んでいる裏染天馬のもとに持ち込まれる様々な謎。学食の食品をめぐる不可思議な出来事、吹奏楽部内でのトラブル、お祭りの屋台のお釣りにまつわる謎ほかに、裏染の妹の華麗な謎解きを加えた、全五編+「おまけ」つきの痛快推理連作集。『体育館の殺人』『水族館の殺人』につづくシリーズ第三弾。なな、なんと“平成のエラリー・クイーン”が、日常の謎に挑戦。




「〜館の殺人」シリーズの裏染くんたちが出てくる短編集です。
短編集なので、本格ミステリ・・・ってわけではないけど、
日常のちょっとしたことを裏染くんが・・・ってことで、
気楽に読める作品ですね!

そして・・・最後は裏染くんではなく、妹の鏡華ちゃんの話で!
妹も才能あるんだなぁ・・・・
で、袴田妹の前で見せる態度とは全然違ったキャラの持ち主で、
女ってこえぇ〜!!って感じでした。(笑)
最終章は、その裏染兄妹の父が登場・・・
裏染くんと父の確執・・・
意外としょーもないことだったりするのかな・・?(笑)

個人的には、針宮さんのお話が好きだな。
表題作のは、イマイチ・・・
鏡華ちゃんのお話も好きでした。

最後は次巻の予告らしい、「殺人事件」が図書館で起こったようで・・・・
次作は「図書館の殺人」で決定ですかね?(笑)
期待してます!!




 
   
図書館の殺人




2016/3/2 読了






東京創元社

内容(「BOOK」データベースより)
期末試験中のどこか落ち着かない、ざわついた雰囲気の風ヶ丘高校。試験勉強をしようと学校最寄りの図書館に向かった袴田柚乃は、殺人事件捜査のアドバイザーとして、警察と一緒にいる裏染天馬と出会う。男子大学生が閉館後の図書館内で殺害された事件らしいけど、試験中にこんなことをしていていいの?山田風太郎の『人間臨終図巻』で撲殺された被害者は、なんとなんと、二つの奇妙なダイイングメッセージを残していた…。“若き平成のエラリー・クイーン”が満を持して贈る、書き下ろし長編ミステリ。




短編集を挟んで・・・・の第三弾、ですね。
今回も楽しく読ませていただきました。

まず・・・このタイトルの本を図書館にリクエストする私の気持ちったら・・(笑)
ドキドキもんでしたよ!

それはさておき・・・
セキュリティーがかかった夜の図書館で殺人が!ってことで、
警察から依頼を受けて捜査に参加した裏染くん。
テスト期間中だってのに、巻き込まれる柚乃・・です。
相変わらずの裏染くんの推理に、
「何に気づいたの?え?何??」って思わされつつ、
最後まで一気読み・・・です。


ネタバレです。


真犯人は意外な人でしたねぇ・・・
動機がいまいち理解できないんだけど・・・
それと、髪の毛の件。
切ると余計に証拠を残すんじゃ??
カッターで髪を切るなんて・・・絶対下に数本落ちるはずやし、
夜でしょ?多少血で髪の毛が汚れても、
誰にも気づかれずに家に戻れると思うよ?
もしくは洗う・・・とか、ふき取る・・・くらいでいいと思う。
なので、ちょっとここは無理があるかなぁ・・・?って思った。

それより!!
裏染くんの過去が気になるねぇ・・・
忘れられない人か・・・
生きてるのか?死んでるのか?それもわからんし・・
柚乃よ、完全に裏染くんのことが好きなんだね!
でも、穿って嫌われないようにね・・

さて、次回作は「○○館」になるんでしょうか・・・?
公民館?
博物館?
個人的には、映画館なんでどうでしょ?
なんか、殺人が起こってもおかしくない場所っぽくないっすか・・?
安直すぎる・・・?




 
   
ノッキンオン・ロックドドア




2016/5/17 読了






徳間書店

内容(「BOOK」データベースより)
密室、容疑者全員アリバイ持ち、衆人環視の毒殺など「不可能(HOW)」を推理する御殿場倒理と、理解できないダイイングメッセージ、現場に残された不自然なもの、被害者の服がないなど「不可解(WHY)」を推理する片無氷雨。相棒だけどライバル(!?)な探偵ふたりが、数々の奇妙な事件に挑む!




不可解担当の氷雨と、不可能担当の倒理。
その二人の探偵がメインの今作。
得意分野で力を発揮しつつ、
互いの推理を支えてる・・・って感じかな?

短編集なんだけど、その中で二人の関係や、
刑事の穿地やお手伝いさんの薬子ちゃん、
そして、犯罪者の謎の男・・・・
ちょっとずつ関係性やキャラが描かれていくんだけど・・・

正直、内部の人で楽しんでて、
外部の人は入りこめない・・・っていう気もした。
「あの時の事件はあーだったよね」ってよく出てくるけど、
こっちは何のこっちゃわからんわけで、
あれ?これってなんかの続編だっけ・・?ってマジで調べちゃったし。(汗)

ちょっとずつ見えてくる部分はあるものの、
まだ、深い部分は見えてきてないので、
これは続編を作る気マンマンだな・・・?と思いつつ読み終えたら、
やっぱり。
来年、続編が出るそうな。

作数がたまってきたら、ドラマ化・・・とかしてもいいかもですね。
個人的には、倒理=松潤、氷雨=櫻井翔くん・・っていうのが
画的に浮かんできております。
いかん、個人的趣味が出てきてしもーた・・・(笑)

どれも、言われてみるとなるほどね・・・なオチだったわけですが、
個人的には、金庫の話が面白かった。
発想の転換やねぇ・・・