TOP > 作家別一覧 > 有川浩

 有川浩 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。
「自衛隊シリーズ」も「三匹のおっさん」も既読なんですが、
機会があったら書く・・・ってことで・・・。

植物図鑑 明日の子供たち キャロリング 図書館戦争
図書館内乱 レインツリーの国 図書館危機 図書館革命
別冊 図書館戦争 T 別冊 図書館戦争 U アンマーとぼくら





   
植物図鑑




2014/8/1 読了





内容(「BOOK」データベースより)
お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。咬みません。躾のできたよい子です―。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所で「狩り」する風変わりな同居生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草”恋愛小説。レシピ付き。




マンガで、「きみはペット」というものがあります。
嵐の松本潤主演でドラマ化もされましたよね。
その、「きみペ」に似てますね・・。

ある日、家のまえに男がいて、
「僕を拾ってください、噛みません、躾けのできたいい子です」と言う・・・
で、その男との同居生活が・・・ってわけです。

マンガでも、ドラマでも、「ありえねーっ!!」って思ってた世界。
それを、有川さんが小説にするとは・・・
若干、ドン引きしつつ・・・(笑)
だってさ、このご時世、危険すぎるでしょうが。
いくら見た目が草食系でも、中身は超肉食ってのはがいるからね!

ま、そんな恋愛話がメインかと思う方もいらっしゃるでしょうが・・・
タイトル通り、野草を食い尽くす!ってのがメインです。(笑)
「雑草という名の草はない」とどなたかがおっしゃったようで・・・
そこらへんに生えてる草や花を取っては食らう・・・という話。
まぁ、美味しそうではあるけど・・・
進んで、望んでやりはしないな、私は。(汗)
旦那はそっちの気があるので、山に行っては山菜を取ってきて、
処理して調理する私にブーブー文句を言われておりますが。(笑)

そうなのよ、取ってきて、調理までしてくれるなら、いいのよ!!
そういう、便利な男なのよ、こいつは。
でも、個人的情報を一切明かさないのよねぇ・・・
で、いきなりいなくなる・・という・・。

でも、展開もオチも、読めてはいるのさ。
まさに「きみはペット」と同じなんで。(汗)
私なら・・・・一年も放っておかれたら、次の男に行くよ。(汗)
そう、傷ついたときに優しくしてくる男に、流されるよ。(笑)
だけど、執念で待ち続けた女の勝利!!ですかな?

本人たちは楽しそうで幸せそうなんで・・・
いいんじゃないっすかね?と、
完全に他人事感覚で終わった作品でした・・・。




 
   
明日の子供たち




2014/9/10 読了





内容(「BOOK」データベースより)
三田村慎平・やる気は人一倍の新任職員。和泉和恵・愛想はないが涙もろい3年目。猪俣吉行・理論派の熱血ベテラン。谷村奏子・聞き分けのよい“問題のない子供”16歳。平田久志・大人より大人びている17歳。想いがつらなり響く時、昨日と違う明日が待っている!児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマティック長篇。




有川さんの新作は、児童養護施設を描いたものです。
となると、社会派か・・・?って思われるかもしれませんが、
有川さんらしいラブコメなところも入ったり・・・で読みやすいです。

何より、メインに「新人さん」をおいたことが良いですね。
児童養護施設の本質を知らない読み手は、
まずはこの新人さんに共感していくわけです。
そして、新人くんとともに、いろいろと考えさせられいくわけです。

「かわいそうな子供」と思われたくないという子供たち。
私たちはどうしても、そう思ってしまう。
だって、普通に与えられると思ってたことを、与えられてないんだから。
だけど、それは「生きていくうえで大変」かもしれないけど、
「可哀想」では決してない。
それがしっかりと伝わってきます。

そして、この子供たちの世話をする先生たちの苦悩も
丁寧に描かれています。
無神経だけと熱い新人、手探りの三年目、落ち着いた中堅、
頑なな副施設長、温和な施設長・・・と、
いろんなキャラクターがいろんな面を見せてくれて、
それがとても生き生きとしていて、
ほんと、勉強になるし、面白い。

そして、施設から出ていったあとのことも描かれていて・・・
確かに、この施設から飛び出してしまったら、
何もしてあげられないんだもんねぇ・・・
本人たちもさぞかし心もとないだろう・・
そんな当事者のために施設があるってこと、初めて知りました。
最終章の「明日の大人たち」・・・
そう、「明日の子供たち」は、「明日の大人たち」なんだ。
ガンバレ、負けるな、と心からエールを送りたくなりました・・・

最後は、ある女生徒が作家に思いを託します。
これは・・・有川さんに本当に届いた手紙なんでしょうか・・・?
有川さんも、こうやって心動かされてこのお話を書いたのかしら・・・?
ペンという大きな武器を持つ作家さんが、
フィクションという形で
こういう問題をわかりやすく伝えることができるって・・
素晴らしいことですね!

とてもいい作品です。
オススメです!




 
   
キャロリング




2014/12/15 読了





内容(「BOOK」データベースより)
クリスマスにもたらされるささやかな奇跡の連鎖―。有川浩が贈るハートフル・クリスマス。




BSプレミアムで方法中のドラマの原作本・・
舞台用に書かれた話の小説化・・・らしいですね。
うん、そんな感じです。

辛い過去を抱えた青年。
幸せに成長してきたがゆえに、その苦しみをわかってあげられない女性。
両親の別居に苦しむ少年。
そんな三人をめぐる、数日間の物語です。

正直、大和くんの抱えた過去が苦しすぎて、
もう、簡単に「わかるよ・・・」とか言っちゃいかんレベル。(汗)
こんな風に苦しみを抱えてる人のそばに寄り添えるか・・・と問われたら、
私もぬくぬくと愛情に包まれて育ってきた子なんで、
なかなか難しいかなぁ・・って気がする。(滝汗)
ま、最後は大和君が一歩進んでくれたから明るい未来が見えてきたけど・・
この過去と付き合って生きていくのはなかなか大変だよな・・・。(涙)

両親を復縁させたくて必死の少年の気持ちも、
わかるんだけどさ・・
やっぱ、両親の離婚は子供には関係ないわけだから、
親の気持ちで「会わせない!」とかはダメだよね。
本当にダメな理由を告げるべきだし、
それがないのなら、会わせてあげるべきだよ・・・
そうしてれば、こんな事件に巻き込まれずに済んだわけで・・・

事件を起こした「悪いヤツら」も、本当は悪いヤツらじゃなくて・・・
そこにも「愛」があって・・・のことで・・・。
ま、だからってやっちゃいかんことをしたわけだけど・・・
最後はちゃんと真っ当な道に進んでくれて、何より・・・でした。

ひとつの「劇」を見た・・という読後感は、
やっぱり舞台向けに書かれたから・・・なんでしょうね。
一気読みで楽しかったですよ。




 
   
図書館戦争




2015/9/8 読了






角川文庫

内容(「BOOK」データベースより)
2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが…!?番外編も収録した本と恋の極上エンタテインメント、スタート。




もう、説明なんていらないくらいの、有名な作品・・・
あたし、天邪鬼な性格でして・・・
有名になっちまったものには手を出したくない・・っていう、
ひねくれたとこがあるんですよ。(笑)
なので、手に入れたときに読んでおけばいいのに、
その後、映画化されてバー!と有名になっちゃったので、
なんか、読む気が失せて行ってまして・・

でも、そろそろ読んでみるべし!!と全巻引っ張り出してきました!

「戦争」なんてタイトルついてるから・・・
どんな激しい話かと思ったら・・・

甘々のラブコメじゃねーか!(笑)
いや、闘いのシーンもありますし、
ベースは「図書館を守る防衛隊」のお話なんで、
ちゃんと硬派な部分もあるんですけど・・・

いやぁ・・・なんか、堂上が可愛くてー!(笑)
自分を「王子様」と憧れて入ってきた郁に対して、
責任を感じるやら、心配やら、何やら複雑な思いやら・・・で、
硬派ぶりつつ、振り回されてるとこが可愛くてねぇ・・・

鈍感に輪をかけて鈍感な郁のせいで、
全然進展しない二人の関係ですけど、
ククク・・・・と笑いながら、イジリながら見守ってる仲間とともに、
楽しんで読ませてもらいましたよ!

堂上と郁だけでなく、他のメンバーもキャラが素晴らしい!
どの人も憎めなく、愛おしい人たち。
堂上と郁がメインとなってるけど、
他のメンバーのスピンオフとかも読んでみたいな!
・・・今後、描かれるのかな?

まだ一巻を読んだだけだけど、早く映画を見たくなった!!
HDDレコーダーのボタンを押したい衝動を抑えつつ・・・
第二巻「図書館内乱」に行ってみよう!!

・・・で、とりあえずどこまで読めば映画を見てもいいっすかね?
映画は何巻まで描いてるんだろ・・・?




 
   
図書館内乱




2015/9/9 読了






角川文庫

内容(「BOOK」データベースより)
図書隊の中でも最も危険な任務を負う防衛隊員として、日々訓練に励む郁は、中澤毬江という耳の不自由な女の子と出会う。毬江は小さいころから面倒を見てもらっていた図書隊の教官・小牧に、密かな想いを寄せていた。そんな時、検閲機関である良化隊が、郁が勤務する図書館を襲撃、いわれのない罪で小牧を連行していく―かくして郁と図書隊の小牧奪還作戦が発動した!?書き下ろしも収録の本と恋のエンタテインメント第2弾。




「図書館戦争」シリーズ、第2弾!
まさに、内乱・・・

今回はやっぱり小牧さんですよねぇ・・・・
まさかの、郁と堂上以上の年の差の恋バナとは・・・・・(笑)
いやぁ・・・なんか、微笑ましいなぁ・・・
そして、「愛する人を守るため!!」っていう、あの姿・・・
いいなぁ・・・

こう書くと、「ラブ」があれば、それだけでいい!って感じになりがちだけど、
この話は違うんだよね。
後半で郁がある策略にハメられるんだけど、
堂上は個人的には救いに行きたいし、守ってあげたいんだけど、
職務上、倫理上、そして自分の、いや、郁本人のために、
あえて個人的な思いを封じ込めて耐えるんだよねぇ・・
そこがまたいじらしいっつーか・・・

でも、やっぱ我慢できなくて飛び出していっちゃうんだけど。(笑)
可愛いなぁ、堂上・・・

そして、ちょっと柴崎にも恋バナか・・・?っていう展開になりましたね。
これもまた切ないオチがありまして・・・
手塚兄よ、どこまでも憎たらしい・・・
今後もこの人にいろいろと仕組まれそうだなぁ・・・・
怖い存在だぜぃ・・・

そしてそして!!いよいよ、郁が「王子様」の正体を知ることに!!
どんな風に知るのか、楽しみだったんだけど・・・
あの人の言葉だったか・・・
最後まで「余計なことを・・」ですね。(笑)

さぁ、知ってしまった郁と、それを知らない堂上がどんな風になっていくのか・・
楽しみ!!
早く続きを読まねば!!

あ、でも、その前に、「小牧編」で登場した
「レインツリーの国」が実際に本になっておりまして、
これもちゃんと手に入れておりますので、
そっちを先に読もうかな・・・と思ってます。
これも映画化決定してるんですよね・・・
すごいなぁ・・・・




 
   
レインツリーの国




2015/9/10 読了






新潮文庫

内容(「BOOK」データベースより)
きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないと言う。かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった―。




「図書館戦争」の第2弾、「図書館内乱」から出てきた本のお話。

過去に読んだ大好きな本の結末についての感想をネットで探す伸行。
見つけたのは、「レインツリーの国」というサイト。
そこで綴られた文章に惹かれ、メールを出してしまう。
そして交流が始まり、会いたい思いを伝えるのだが・・・という始まり。

相手のひとみは、聴覚に障がいのある女性だった・・・
なのに、「会えないなら、せめて電話で声だけでも・・・」って、
結構キツイよねぇ・・
だからぁ・・・それが無理なんだってば・・・っていう・・・・(涙)

あとがきで有川さんも書いてらしゃいますが、
そういう障害を持つ人がいるって頭ではわかってても、
実際に知らずに接すると、イラついたりしてしまうのよね、健常者って。
知ってても、イラっとすることもあったりするわけで・・・
人は自分本位な生き物でありんす・・・・(涙)

それは、健常者だけではなく、
障がいを持つ人の方も、「私は障害があるんだから、わかってよ!」っていう、
自分本位な考えになってしまったりする部分も描かれています。
確かに、身体的な障害は持ってなくても、
人生で何かか「欠けて」しまった人は多々いるわけで・・・
今作の中でも、伸行にはひとみが理解してあげられない「苦しみ」を
抱えて生きてきています。

二人が出会って、苦しんで、悩んで、それでも一緒にいたくて、
一歩踏み出していくお話です。
まだまだ乗り越えなくてはいけないことが待ち受けているだろうけど、
二人が大好きな小説の感想のように、
相手を思いやりつつ、それでも手をつないで歩いていってくれたら・・
そう思える結末でした。

しかし・・・この伸行って男、
ズケズケ言うよねー!
関西人全員がこうではないとは思うけど、
確かに、東京弁で諭されるより、
関西弁で言われた方が感情を揺さぶられるかもなぁ・・・
しかし、ちょっとキツイ言葉も多かったですわ・・・(汗)

映画化されるようで、伸行役をキスマイの玉森くんがやるそうな・・
うーん・・・ちょっと弱めかなぁ・・(汗)
それに、関西弁、イケるん??
せっかくなら、関ジャニからキャスティングすればよかったのに・・・
関西人じゃない人の関西弁って、なんか好きじゃないのよねぇ・・・
うーむ・・・




 
   
図書館危機




2015/9/13 読了






角川文庫

内容(「BOOK」データベースより)
思いもよらぬ形で憧れの“王子様”の正体を知ってしまった郁は完全にぎこちない態度。そんな中、ある人気俳優のインタビューが、図書隊そして世間を巻き込む大問題に発展。加えて、地方の美術展で最優秀作品となった“自由”をテーマにした絵画が検閲・没収の危機に。郁の所属する特殊部隊も警護作戦に参加することになったが!?表現の自由をめぐる攻防がますますヒートアップ、ついでも恋も…!?危機また危機のシリーズ第3弾。




「図書館戦争」シリーズ、第3弾!

堂上=王子様と知ってしまって戸惑う郁・・・ですね。
すでに堂上に惹かれていた郁・・・
それは、王子様だからか、堂上だからか・・・
こういう不器用で、恋愛にも疎い子にはさ、
周りがもうちょっと助けてくれてもいいんじゃない・・・?
柴崎も小牧も、ちょっと助言はくれるけど、
「自分で気づくことが大事」って突き放すんだもん、厳しいーっ!!(笑)

自分=王子様と郁が気づいたとも知らず、
戸惑う郁に戸惑う堂上・・・・
傍で見ている小牧と柴咲は楽しいだろうねー!!(笑)
・・・私も楽しんでおりますが・・・

さて、今回は小牧のカノジョ=毬江ちゃんの危機。
図書館に痴漢野郎出現!って話や、
昇進試験に挑む郁・手塚・柴咲・・・って話や、
「禁止用語」に関するいざこざ・・・。
無事に昇進できたし、痴漢野郎も捕まえて、
めでたしめでたし・・・・でしたが・・・

最大の危機が最後に待ってました・・・
郁としては、地元・茨城での仕事となって、親にバレるかも危機。
そして、図書隊としては、茨城の図書館での展示物を守るための危機・・・
すごい展開でしたね。
もう、身内に死人が出ちゃうんじゃ?とヒヤヒヤでしたよぉ・・・
良かったよ、みんな無事で・・・

でも、図書隊の指針でもあるあの方が引退に追い込まれました・・・
この人ありきの図書隊だもの、今後、どうなるんだろ・・・?
そして、郁と堂上は・・・?
最終巻となる次巻・・・
楽しみです!




 
   
図書館革命




2015/9/17 読了






角川文庫

内容(「BOOK」データベースより)
原発テロが発生した。それを受け、著作の内容がテロに酷似しているとされた人気作家・当麻蔵人に、身柄確保をもくろむ良化隊の影が迫る。当麻を護るため、様々な策が講じられるが状況は悪化。郁たち図書隊は一発逆転の秘策を打つことに。しかし、その最中に堂上は重傷を負ってしまう。動謡する郁。そんな彼女に、堂上は任務の遂行を託すのだった―「お前はやれる」。表現の自由、そして恋の結末は!?感動の本編最終巻。




「図書館戦争」の最終巻。
終わってしまったー!!

これまでの巻は、短編で始まり、
後半で大きな事件が!っていう作りだったけど、
この最終巻は通しの長編!
読み応えありましたぁ・・・・

原発テロが起こり、その状況がある著書にソックリだったため、
悪影響を与える本を書いている!ってんで、
著者の当麻が追われる身に。
図書隊は、命がけでこの人を守る・・・
それは、表現の自由を守ることになるから・・・

堂上班でつきっきりの防衛。
敵のいろんな攻撃があったり、
味方の裏切りが続出したり・・・で、
気の休まる暇はありません。
・・いや、堂上と郁は、いちいちドキドキしてるので、
違う意味で気が休まらないのか・・・?(笑)

そうそう、冒頭は二人の「デート」で始まるのよねぇ・・・
なんかさぁ・・・わざわざ休みを合わせて二人でお出かけしてるのに
まだ「この恋は相手に届いてない」って思ってる二人が
微笑ましいやら、アホらしいやら・・・(笑)

そして、郁のある発言で、状況が一変する!
まさに「命がけ」の作戦が開始され、
堂上が凶弾に倒れる・・・
それでも、当麻を守るため、堂上を置いていかねばならない・・
郁がさ、ちゃんと一人でやり遂げるわけよ。
ちゃんと成長してるだなぁ・・・って思ったさ。
無駄じゃなかったよ、この年月・・・・

そして・・・再会。
ベタ甘で見てらんない展開。(笑)
いや、もっと見ていたいイチャイチャ・・・
んでもって、最後の「篤さん」・・・
キャーッ!!!
飛び過ぎーっ!!!
そこに至るまでが知りたいのにーっ!!!
・・・別冊で描かれるのかなぁ・・・?

はぁ・・・他人事なのに、こっちの身が悶えるわ!(笑)
手塚と柴崎も、今後は良い感じになるかな?
・・・郁のこと散々遊んでおいて、自分のことになるとダメね、柴崎!!

あぁ・・面白かった。
なんでもっと早く読んでなかったんだよ、私・・・
これで心置きなく映画が楽しめる!!
ひゃっほーっ!!!




 
   
別冊 図書館戦争 T




2015/9/19 読了






角川文庫

内容(「BOOK」データベースより)
晴れて彼氏彼女の関係となった堂上と郁。しかし、その不器用さと経験値の低さが邪魔をして、キスから先になかなか進めない。あぁ、純粋培養純情乙女・茨城県産26歳、図書隊員笠原郁の迷える恋はどこへ行く―!?恋する男女のもどかしい距離感、そして、次々と勃発する、複雑な事情を秘めた事件の数々。「図書館革命」後の図書隊の日常を、爽やかに、あまーく描く、恋愛成分全開のシリーズ番外編第1弾。本日も、ベタ甘警報発令中。




「図書館革命」が、あまりにも劇的に終わっちゃって、
えーっ!そこに至るまでが知りたいのにーっ!!って思ってまして・・・
で、別冊を覗いてみたら・・・書いてありますやん!(笑)
早速読んだぞ!

もぉ・・・・ベタ甘と有川さんがおっしゃってる通り、
もう、ニマニマが止まらない一冊。(笑)
いやぁ・・・・イチャイチャしたいよねぇ、付き合い始めは・・・
なのに、二人とも寮生活だもんねぇ・・
そうなるよねぇ・・・ってなもんで。(笑)

そして、26歳まで茨城県産の純粋培養女相手だもん、
堂上も大変やわ・・・・(笑)
でもさ、スポーツブラ、わかる気がした!
いつものくせで、着ちゃうんだよねぇ・・・きっと・・・
そんなとこも好きなんだよ、堂上は!
ったく・・・勝手にしやがれだわ!!(笑)

そんな、不自由な恋愛から一歩踏み出したいと
郁が勇気を出して告げたのに、そっけない態度の堂上・・
で、関係がギクシャクしてーの・・・大ジャンプ!
一気に飛ぶのねー!
そうなるのねー!
いやぁ・・・結婚式だけで一篇書いてほしいんですけど!(笑)

はぁ・・・いつまでも見てたいわ。
次の「別冊U」で本当のお別れやわ・・・
寂しすぎて、読みたくないわ・・・・(涙)




 
   
別冊 図書館戦争 U




2015/9/23 読了






角川文庫

内容(「BOOK」データベースより)
“タイムマシンがあったらいつに戻りたい?”という話題で盛り上がる休憩中の堂上班。黙々と仕事をしている副隊長の緒形に、郁が無邪気に訊くと、緒形は手を休め、遠くを見つめるように静かに答えた―「…大学の頃、かな」。未来が真っ白だった無垢な時代。年をとるごとに鮮やかさを増す、愛しき日々。平凡な大学生であった緒形は、なぜ本を守る図書隊員となったのか!?過去と未来の恋を鮮やかに描く、シリーズ番外編第2弾。




終わってしまったーっ!!
でもね、なかなかのヘビーな内容だったため、
どっぷり疲れちゃって、もうお腹いっぱいって感じ・・・?(汗)

今回は、玄田の下で副隊長をしている緒形がメインの話から始まり、
恐ろしいストーカー事件へとつながっていきます。
え?誰がストーカーされるかって?
んなもん、郁なわけないやん。(笑)
柴崎ですよぉ・・・

いやはやしかし、美形には美形の苦しみってあるんだなぁ・・
妬まれ、惚れられ・・・
そんなに大変なら、人並みに生まれてきて良かったと思おう。(笑)

でもさ、こんな大事件でもない限り、
柴崎と手塚は気持ちを素直に伝えられなかったかもね。
郁と堂上とは別の意味で不器用な二人だったから・・・
それにしても、かなり苦しい話でしたわ・・・
はぁ・・・
男も怖いが、女も怖いで・・
車の中での手塚のシーン・・・本当に怖かったもん。
いや、怖いっていうか、突き落とせ!って思っちゃったわ。(汗)

はぁ・・・終わったね。
最後のオマケで、玄田と緒形にも春がくるようですし・・・
みんな見事にくっついた・・・かな?

面白かったです。
早くTBSのドラマSPと、新作映画、見たいです!!
・・・そう、「図書館戦争」は見ちゃったのです!!
いやぁ・・・ピッタリですよね、岡田くんと榮倉奈々ちゃん!
これがもし、今制作されるとしたら、
郁を杏ちゃんが演じてた可能性があるよね?
だって、人気だから。
だけどー!杏ちゃんじゃないよ、榮倉奈々ちゃんだよ、郁は!
最後はあんなシーンで終わりやがって・・・
これ、絶対続編アリで終わってるよね?
あんな終わり方しといて、
続編ナシとかありえないんですけど!ってなもんで。(笑)

はぁ・・・
40超えてもキュンキュンするんやなぁ・・・
しみじみ・・・・♪




 
   
アンマーとぼくら




2016/8/11 読了






講談社

休暇で沖縄に帰ってきたリョウは、親孝行のため「おかあさん」と3日間島内を観光する。一人目の「お母さん」はリョウが子どもの頃に亡くなり、再婚した父も逝ってしまった。観光を続けるうち、リョウは何かがおかしいことに気がつく。かりゆし58の名曲「アンマ―」に着想を得た、書き下ろし感動長編。



泣いたわー・・・。
ボロボロ泣いちゃったわ・・・。

正直、後半で「ファンタジーなのか・・?」って思って、
そうなら、興醒めしちゃうかも・・・とよぎったんだけど、
沖縄って、そういう力があるかもしれないよね・・・?って言われると、
うん、そうかもしれん・・・って思っちゃう自分がいて、
最終的に、ファンタジーではない(と私は思う)ってことで、
散々泣いて、スッキリした・・・という読後感です。


北海道で両親と暮らしていたリョウは、
母亡きあと、子供みたいな父と暮らしていたんだけど
写真家の父は、ある日「沖縄に行こう」と言いだし、
到着した沖縄には、新しいお母さんが待ってた・・っていう、
子供からしたら、なんてこってい!な展開。
ほんと、マジでヤバイ父ちゃんっす。(汗)

継母も、まさか先妻が亡くなって一年しか経ってないことも知らず、
何も知らされず連れられてきたリョウに対して戸惑い、
それでも沖縄の人らしいおおらかな対応で受け止めてくれるわけだ。
その、おかあさんとの、「三日間」が描かれたお話です。

30代になったリョウは、アラフィフの継母への親孝行ってことで
沖縄に帰省して、三日間の時を過ごすんだけど、
現在の自分についてはボンヤリとしか描かれないわけよ。
ここらへんから、ありゃ?変な感じだぞ・・?って思いつつ読み進め、
どんな風に継母と関係を築いてきたか、
どんな風に家族になり、どんな風に父が死んだかが描かれ、
最終的に、この三日間の意味が描かれます。


ネタバレです。


本当に幸せだったんだね、リョウは。
実母を亡くし、子供みたいな父と、継母と、
戸惑いながらも暮らしていた・・・
その時間を振り返ることで、自分がどれだけ「おかあさん」を好きだったか、
どんだけ幸せだったかを実感したんだ・・・
後悔していたことや、やってあげたかったこと、
この「三日間」でやることができて良かったじゃん・・・
ファンタジーやん・・・けど、ええやん・・・って思ってたら、
ちゃんと証拠も残ってて・・・
これは、「おかあさん」を見送る短い時間に、
リョウが思い出した幸せな時間だったんだ・・・
ちゃんと、おかあさんとの時間は紡がれていた・・・
ちゃんと、おかあさんに幸せを与えられてた・・・

生さぬ仲でも、ちゃんと親子になれる。
いや、血がつながらないからこそ、余計に努力したり、
相手を思いやるから、親子になっていける・・・
きっと「あっち」で、「お母さん」もお父さんも、見ててくれただろうし、
ニライカナイで、お父さんと「おかあさん」は再会できたはず・・・

美しい沖縄の風景が目に浮かぶような描写と、
リョウ目線で描かれているのに、他の人物の想いもバシバシ伝わってくる、
さすがの作品でございました・・・。

読後、ぎゅー・・・って、抱きしめたくなる、そんな本です。