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 麻野涼 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

誤審死 死刑台の微笑 キラーシード ”魔の種” 死の臓器
隠蔽病棟 県警出動 死の臓器 2 県警出動 時効未遂
暴走弁護士 県警出動 時効未遂 県警出動 黒いオルフェの呪い 県警出動 遺恨の報酬
空白の絆 悪い女





   
誤審死




2015/2/23 読了






文芸社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
群馬県の田舎町で起きた夫婦殺害事件。警察は被害者の幼馴染で建設現場労働者の大船貢を逮捕した。全くの濡れ衣であったが、逮捕・裁判の過程で、貧しいながらも幸せだった家庭は一挙に崩壊した。事件が起きた時、小学校三年生だった三女・典子は、成人して看護師として働いていた。ある日、元教師の老人が入院してきた。毎夜うわごとを繰り返す老人の言葉は、偶然、父の冤罪事件に関係したものだった。典子は復讐を決意する―。社会派ミステリーの力作!!




本屋で目に留まったので買ってみました。

父が無実の罪で逮捕された・・・
その後、最高裁までいって無罪を勝ち取ったものの、
この事件のせいで母は病んで死に、長姉は自殺、
次姉は行方不明、結婚は破たん・・・と、
散々な目にあった主人公・典子。
看護師として働いていたある日、患者のうわごとを聞き驚愕する・・
というお話。

この「患者」ってのが最低でさ・・
でも、この人に対する「復讐」が、もう、見てらんなくてねぇ・・
悪い男だけどさ、なんか、ムカムカしてきちゃって、
途中で一回本を閉じましたよ。(汗)

しかし、更なる真実が待ち受けておりまして!!
いやぁ・・・そこが明らかになると、あとはタタターっ!って展開しちゃって、
あの仕打ちは何だったんだ・・・?って思っちゃったり。(汗)

結果、重なる不幸が発覚するんだけど・・・
もう、救われなさがすごくて疲れちゃいました。(汗)
被害者側に看護師や医者がいると、こんな「復讐」が出来ちゃうんだ・・と、
恐ろしくなっちゃいました。

他にも作品を書かれているので、
図書館や中古屋さんで見つけてみようと思います。




 
   
死刑台の微笑




2015/3/18 読了






文芸社文庫

三人の少年によって、ひとり娘を惨殺された母親は、娘の無念と悲しみを晴らすため、会社を辞して、地裁での意見陳述に全てを賭けた。地裁で、三人の裁判を傍聴し続けた母親は、娘を殺害した三人の凶行を知るにつけ、憎悪を増した。死刑判決を望む被害者の母に立ちはだかる、少年法。判決を有利へと導く加害者の弁護士たち。少年審判を抉る問題作!



ある少年による連続殺人事件の裁判から始まり、
その後の丁寧な「後追い」の描写・・・
読んでいて、本当に裁判を傍聴しているかのような気がします。

19歳の少年三人は、仲間を抜けたいという少年を殺し、
遺体を捨てに行った川原で遭遇したホームレスも殺し、
逃げてる間金がなくなり、金目当てでカップルを拉致、
男性を惨殺、女性を暴行の末、殺害、
遺体を遺棄して逃亡・・・逮捕・・・
ほんと、鬼畜です。
こんなヤツラにも「更生の余地アリ」として保護せねばならんのか?と
憤りの気持ちでいっぱいになりました・・

一審では主犯格の子だけに死刑判決が出て、
残りの二名は無期懲役・・・
三人共に控訴・・・控訴審へと移行するわけですが・・・・

正直、大部分が裁判の記録のようで、
やり取りまで細かに記載されていて、
これはドキュメンタリーなのか・・?と思っちゃうくらいです。
何か進展があるのか・・・?と匂って来るのは、後半に入ってから・・・

なるほど、水面下でそんなことが行われていたのか!!と、
クライマックスで発覚します。
冒頭の「痴漢」も、ここにつながってくるわけです・・・
「やりすぎ!」と思う人もいるかもしれんけど、
そうでもしないとやりきれない思いも理解できるわけで・・・

そして、少年側も、実は策を講じていたという・・・
どこまでも卑劣なヤツです!
最後はちょっとだけスーっ!とすることがありましたが、
やっぱり、大切な人を酷い形で失ってる以上、
やるせなさは多分に残るお話でございました・・・




 
   
キラーシード ”魔の種”




2015/4/7 読了





徳間文庫

内容(「BOOK」データベースより)
群馬県小沢岳で男性の絞殺死体が発見された。被害者は種苗会社の社員。遺伝子組み換え作物をめぐり、農家を説得するため交渉に当たっていた。一方、静岡県の薬剤師向井は、産婦人科医師から不自然な流産が頻発しているとの相談を受ける。調べると患者に共通するのは、ある農場の生産品を食べている点だった。二つの事件を繋ぐ接点とは?背後に潜む恐るべき真相。書下し長篇サスペンス。




麻野さんの新作を早速買って読んでみました。

タイトルと裏表紙のあらすじで、もうほとんどの展開は
読めまくりなんですが・・・・(汗)

特に大きな意外な展開もなく、
うむ、そうだろうさ、そうなるだろうさ・・・っていう・・・
なので・・・そういう意味での面白さは欠けたかなぁ・・・?

ただ、遺伝子組み換えに関して、
私は無知だったんだなぁ・・・ってしみじみ。
そうよね、「組み換え」てんだもん、
そこでいろんな「歪み」が出てる可能性はあるんだよね。
今、体に異変が現れなくても、
長い目で見たらどんなことになるか・・・

今回は、「すぐ」に症状が出たためにこんなことになったわけですが・・
いやはや、自然のものをいじるってのは、怖いもんだわね。
しかし、品種改良ってのはそれとは全然違うのかね?
今、私たちが口にしてる物は結構改良されてきてるものだよね?
加工物も多々あるわけだし・・・

あぁ・・・・考えすぎると、口にするもの全部が怖くなってくる・・・
学びたいような、知りたくないような・・・
複雑な気持ちになってしまったのであります・・・。





 
   
死の臓器




2015/5/29 読了






文芸社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
熊本県A市の日野誠一郎は聖徳会日野病院の医師で、泌尿器科の部長をしている。ある日、日野医師は、A警察より、任意の取り調べを受ける。容疑は、「臓器売買」の疑いだった。日頃、日野医師は、人工透析患者を担当し、日本における「臓器移植」の困難に直面していた。手をこまねいて、死を待つばかりの患者に、日野医師は、レストア・キッドニ(修復腎)、がん患者から摘出した腎臓の移植手術を何度か行っていた。テレビ制作会社のディレクターの沼崎恭太は、事件の裏に陰謀の匂いを感じ、アジアでの「臓器売買」の実態を調べるため、上海に飛んだ―。「臓器移植」をめぐる医療サスペンスの傑作。




ガンなどの病気で摘出した腎臓を、
ちゃんと修復したあと、腎移植を待ってる患者に移植する・・・
「レストア・キッドニ」という修復腎移植や
「臓器売買」が問題となるお話。

正直、私は透析の現場で働いたことがあるので、
患者さんの苦しみを目の当たりにしてきたので、
この腎臓にすがる気持ちはよくわかるんです。
作中にもありますが、修復されたあとの腎臓を移植されたからといって、
ガンになってしまう・・・っていうことは明らかにはなってません。
すくなくとも、死後に摘出された腎臓よりも、
いろんな意味での予後は悪くないようなのです。
そりゃ、生体腎移植のほうがいいに決まってる。
法でも認められていて、
スムーズにより安心な腎臓を移植してもらえるんだもん。
だけど、そんな腎臓、待てない人がたくさんいるだよね。

その修復腎移植を行っていたある医師と、
ある事件を担当した記者が、後にたどり着く真実が描かれていて、
無欲の医師と、欲にまみれた人間たちの物語なんです。

海外の移植事情までからんできて、
かなり壮大なお話に膨れ上がっていきますが、
ちゃんと最後はまとまっていて、とても面白かったです。

WOWOWでのドラマ化が決定しましたね。
九州が舞台で、その医師役に武田鉄矢さん・・・
ふふふ・・・・完璧な方言が聞けそう・・・(笑)
・・・あ、ドラマも九州が舞台になるかどうかは、わからんけどね・・・




 
   
隠蔽病棟




2015/10/9 読了






文芸社文庫

S医大付属病院精神科の入院患者が、小児科を担当する小野寺賢医師のところに運び込まれた。瀬川亜佐美は思春期の統合失調症と診断され、入院加療中だった。病棟が変わった翌日、容態が急変して、急篤状態に陥り、死亡した。向精神薬の副作用による悪性症候群だった。あきらかに精神科の担当医のミスだった。有力者の息子の非を責めた小野寺はブラジルに出張を。病院ぐるみの隠蔽だった!



以前、「ジェネリック」として単行本発売されたものの文庫化ですね。
タイトルを変えてしれーっ・・・と発売するの、やめてほしいわ。(汗)

ある小児科医が、精神科から転科してきた少女を担当するも、
すぐに死亡してしまい、その「真実」を知るも、
病院の手回しでブラジルの学会に行かされる・・・ってとこから
始まる話なんだけど・・・

確かにちょっとしか担当してないけどさ、
疑問が大きく残る死なのに、
何もしないで、病院の言うままにブラジルに行っちゃうってのが、
何とも納得いかなくて・・・

で、ブラジルでは、過去に付き合った女性と関わることで、
期間を延ばしてブラジル滞在しちゃうという・・・・
なんだかなぁ・・・
ここで、タイトルの「ジェネリック」に関わる件に巻き込まれていくんだけど、
文庫化でのタイトルは、このブラジルでのことではなく、
日本での「医療過誤」に関するものに変わったわけですね。
うん、私も、ブラジルでのことより、
日本でのこの裁判の方が興味あったもん・・・。

お金がないから・・・と、自ら原告として裁判にたつ両親。
必死に勉強し、証言を探し戦う姿に、
「はよ帰ってこんかい、アホ医者!!」って言いたくなった。(汗)

ブラジルでの新薬にまつわる件に巻き込まれたことで、
命を激しく実感することになった主人公は、
ようやく帰国して、裁判に協力します。
・・・危うく間に合わないとこだったぜぃ・・・(汗)

結構分厚めで、しかもブラジル部分が結構多めで、
個人的にはちょっと読むのに苦労した・・・かな?
この主人公の医者が好きになれなかったのも大きかったかも。(汗)




 
   
県警出動




2016/4/18 読了





徳間文庫

内容(「BOOK」データベースより)
群馬県のダム湖で県会議員の水死体が発見された。遺体の首にはロープが絡みついていた。溺死か縊死か、自殺か他殺か。解剖結果では双方捨て切れなかった。被害者が議員になる前に高校教師をしていた当時の教え子男女三人が捜査線上に浮かぶが、詰めきれない。事件は九年前のある出来事にまで深く根が繋がっていた。県警富岡署のベテラン&新米刑事が真相を暴く!




このタイトル・・・・合ってる・・・?って思ったよ。
なんでこのタイトルなんだろ・・?
確かに事件が起これば警察は出動するだろうさ・・・
・・・それだけやん!!
もっと違うタイトルはなかったんかね・・・?(汗)

プロローグで、ほぼ真相を明かしているので・・・
「とはいえ、違うオチが待ってるだろう」と期待して読んだんですよ。


ネタバレです。


そのままですやん。(汗)
まぁ、いろいろとありましたけど、
「義父を殺した」ことで震える孫を見つけた祖父ちゃん・・ってのは、
「やっぱり」でしたし。

何か違う展開があるのでは?と思って必死にページを繰りましたが、
全然そんなものはなかったし・・・
ガッカリだったかなぁ・・・?
冒頭にも書いたけど、タイトルもイマイチだと思うし・・・
うーん・・、残念だったかな・・・?




 
   
死の臓器 2




2016/8/10 読了





文芸社文庫

テレビ制作会社のディレクターの沼崎恭太は、「渡辺誠君を救う会」の共同記者会見の取材のため、カメラマンと仙台に向かった。主催者は「救う会」とNPO法人海外移植サポート協議会である。会場で沼崎は協議会の事務局員・永富理沙から、「個人的に相談がある」と自宅の電話番号を記したメモを渡されたが――。連続ドラマ化された『死の臓器』に続く、衝撃の医療サスペンスの傑作! !



まさかの第2弾・・・
ドラマ化までされて好評だったから・・・かな?

今回は、移植に関するお金のお話・・・
確かに、海外で移植をする子のための募金活動って、
よく目にしますけど、お金の使い道ってよくわからないもんなぁ・・
ちゃんと調べれば公表されてるのかな?
実際の手術費用って思ってるほど高くなくて、
そのほかにかかる滞在費とかがすごいっていうイメージだけど、
あんだけのお金が動くことだもん、
そこに悪い考えを持って動く人間も出てくるよなぁ・・・(汗)

あと、この子は救うけど、この子は救わないって、
誰が決めるんだ・・・?って話よね。
患児の状態にもよるだろうけど、
確かに親の犯罪歴や過去が影響することもあるかもしれんね・・・
子供にはなんの罪もないのに・・・

前作で腎移植に関する事件がらみで動いた沼崎が、
今回も危ない橋を渡りつつ、
いろんな真相にたどり着く・・・って話でした。
たくさんの人の手を借りて・・・って気がしたけどね。(汗)
だって、最終的な功労者って、遺族だもんな・・
その情報を使ってどう追いつめるか・・ってのが沼崎の仕事になっちゃってて、
まぁ、それはそれでいいんだけど・・
なんかちょっとそこんとこは物足りなかったかな・・・?

しかし、たくさんの物証を遺した犯人なのに、
確証を得るまで時間かかったなーっ!
最後は自供頼りな部分もあったし・・・
事件捜査って意味でも、ちょいと物足りなかったかな・・・?




 
   
暴走弁護士




2017/4/21 読了





文芸社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
新宿歌舞伎町でホストをしている大河内壮太は深夜の中央高速を走っている時、後ろから来たトラックに追突されて、一時、生死をさまよう重体に陥った。当時、トラックは時速百十五キロで走行し、走行車線に入ろうとした乗用車の後部座席に追突した。実況見分をした警察は、ただの交通事故から、計画的な事故の可能性を疑いはじめた―。暴走族から弁護士になった真行寺は、殺人未遂で立件されようとしているトラック運転手の弁護をするため、事件の背景を調査し、驚愕の真実にたどり着く!!




暴走トラックに追突されて死にかけたホスト。
弁護士の真行寺は、加害者であるトラック運転手の弁護を
することになったのだが・・・って話。

冒頭で、加害者の非情な態度が描かれているので、
えぇ〜・・・?加害者側を弁護する話でいいの・・・?って思いつつ
読み進めました。

被害者であるホストの過去の罪、
加害者であるトラック運転手の息子の哀しい死が明らかになって、
あぁ、ってことは、あの人はあの人か・・・ってわかって、
じゃ、この事故は事故じゃないってことになると、
さぁ真行寺さん、どうするんだい?って話になるわけで。

これは、弁護士としていいのか?っていうオチですよね?
人として・・・と、弁護士として・・・は別だもの。
ま、人としてっていう観点ではいいんだけどさ、
やっぱりスッキリしないね。




 
   
県警出動 時効未遂




2017/8/11 読了





徳間文庫

内容(「BOOK」データベースより)
上海の空港でツアー中の女子大生が覚せい剤密輸容疑で逮捕された。彼女の父親は、二十年前に群馬県で起きたスーパー女性店員三人殺害事件の容疑者だった。そしてツアーを企画した旅行代理店社員は同事件の被害者の娘だったことがわかる。ツアーには被害者遺族三人も参加していた。時効を過ぎた後も真相を追い続けた県警ベテラン刑事の執念がいま全てを暴く。書下し長篇推理サスペンス。




着た切り刑事が「着た切りになった事件」を描いたものですね。

20年前にスーパーで殺された女子店員たち・・・
その遺族に誓った「絶対犯人を捕まえる」という約束・・・
誓いを果たすまで、着た切りになった刑事・・・

時効を迎えてしまったものの、諦めずに着た切りを続けていたんだけど
ある日起こった「覚せい剤密輸事件」の容疑者である女性、
そしてそのツアーに同行していた面々の素性を明らかにすると
20年前の事件の関係者・・・?というつながりが出てきた・・
まさか・・・
そういう展開です。

犯人を見つけてあげられなかった刑事。
犯人を追い詰めるために行動に出た遺族たち・・・
そのやり取りは切なかったですね・・・
外国人がからむと、本当に大変なんだなぁ・・・って思っちゃいました。

事件は時効を迎えた後とはいえ解決・・・?
そろそろスーツを新調してもいいのでは・・・?




 
   
県警出動
黒いオルフェの呪い




2017/9/29 読了





徳間文庫

内容(「BOOK」データベースより)
群馬県の湖で沖縄在住の元米兵の死体が発見された。謎の言葉「黒いオルフェが微笑んでくれる」を残して。財津刑事は遺留品のボタンに注目し、那覇の会社が特注したことを突き止める。元米兵は歌手クラウジア明美のことを探っていたらしい。ヒット曲の歌詞「黒いオルフェ」を引用した脅迫状が彼女に届き、怪しい芸能ライターがつきまとう。そして第二の殺人が起きた。書下し長篇推理。




今回の移動距離はすごいなーっ!!
出張費、大変な額になってそう・・・?
経費で落とせるのかなぁ・・・心配になっちゃう。(笑)

ダムで見つかった元米兵の遺体。
遺留品のボタンに執着し、
着た切りコンビの二人が捜査を進める!って話です。
なんかねぇ・・・
途中から真相が見えてきてさ・・・
ほじくらなくても良くない・・・?って思えてきたよ。
だって、そうまでして隠したい過去なわけで・・・
ま、そうはいっても殺人事件だからね・・・
ずっと秘密にできることなんて、ないのかなぁ・・・(涙)

悪いことしたくせに、時が経てばそれで脅迫しようなんて、
強欲すぎて許せなかったわ!
沖縄、米軍、地位協定・・・
そんなことも盛り込みつつ・・・のお話。
かなり悔しいお話で、こうやって悔しい想いをしてる人が
たくさんいるんだろうな・・って思うと、
やりきれないです。

それにしても・・・
どれくらいのレベルの「着た切り」なんだろ・・・
実際に会ってみたいわ!(笑)



 
   
県警出動 遺恨の報酬




2018/3/30 読了





徳間文庫

内容(「BOOK」データベースより)
群馬県高崎市で中学生の飛び降り自殺があった数カ月後、女性介護施設職員の水死体が発見された。さらに国道では故意の追突事故が。死亡した加害者は自殺した中学生の父親、重傷の被害者は当時の担任教諭だった。同じ頃、東京では弁護士が地下鉄駅で老人に突き飛ばされ、高級バー経営の女性が失踪した。一見脈絡のない事件だが全てが過去のある出来事に繋がっていた。書下し長篇推理。




かなり入り組んだ話でしたよ・・・
加害者が被害者で、被害者が加害者かも・・?とか、
もう、誰がどーなってんねん!な感じ。(笑)

でもね・・・なんでかなぁ・・・やめられないのよね、先を読む手を。
どういうこと???の引っ張り方が上手いっていうか。
遅々として捜査が進まない時間もあって、
イラーっ!!ってするんだけど、
クライマックスになると怒涛の新事実!っていう流れで、
なるほど、そういうことか・・・ってねぇ・・・

いやぁ・・・悪いヤツ、一人、でしたやーん!!
コイツが一番悪いやん!!
周りの人は知らんかっただけやし・・・
真実を明らかにしようとしてたし・・・
一番悪いヤツ・・・絶対裁いてほしいわ!
でも、なんか心を病んで・・・とかいうことになりそうでイヤだわー!
自分勝手なヤツが陥りそうな展開やもんなぁ・・・

はぁ・・・ほんと、せつない話やったなぁ・・・
今になって・・・だけど、今だからこそ・・・でもあって。
うむ、今回もしっかりと見届けさせていただきましたよ。




 
   
空白の絆 暴走弁護士




2017/12/





文芸社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
暴走族から弁護士になった真行寺悟は、暴走族仲間の峰岸孝治から仕事の依頼を受けた。孝治は峰岸工業の代表取締役社長、峰岸平の次男で、かつて親の敷くレールに反発して暴走族に加わっていたのだ。相談の内容は、峰岸工業の後継者問題で内紛が起こり、係争に発展していたためだった。創業者の孫を巡る後継者争い。その発端は、戦中戦後の創業者の謎の半生にあった。調査にあたった真行寺は、創業者の長男の出生の秘密に突き当たった!?




読書予定








 
   
悪い女 暴走弁護士




2017/12/





文芸社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
明日香は震える手で110と押した。すぐに相手が出た。「夫の姿が見当たらないんです。海に落ちたのかもしれません」オペレーターより明日香の方が先に話し始めた。「夜釣りに来ているんですが、あまりにも寒いので車の中で15分ほど温まってきたら、夫の姿がみえないんです」―1月末の寒い日、暴走族から弁護士になった真行寺悟の法律事務所に、大鷹明日香と名乗る女性が弁護の依頼に訪れた。保険金殺人の容疑だった?!次々暴かれる被告人の過去。裁判はやっかいな様相を呈しはじめた。真行寺が隠された真相に迫る!!




読書予定