TOP > 作家別一覧 > 生馬直樹

 生馬直樹 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

夏をなくした少年たち





   
夏をなくした少年たち




2017/2/21 読了






新潮社

内容(「BOOK」データベースより)
拓海と啓、雪丸と国実は新潟の田舎町に住むお騒がせ4人組。小学校最後の夏、花火大会の夜に、僕たちは想像を絶するほどの後悔を知った―。それから20年余り。惨めな遺体が発見され、あの悲劇の夜に封印された謎に、決着をつける時がきた。




いろんな雑誌で「オススメ書籍」として紹介されてて、
気になって借りてみました。

前半は「小学生時代」、後半は「20年後」です。
少年時代は、4人の少年の話で、
ちょっと「スタンド・バイ・ミー」を思い出させる話です。
ある一人の少年が、いつも幼い妹を連れてくるんだけど、
この4歳の少女の存在がある事件になっちゃうわけです・・・。

もうね、読んでて苦しくてさ。
クニの気持ちもわかるの。
でも、そこは置いていっちゃいかんだろー!ってねぇ・・
蜂に刺され、暗くて、怖くて、置いて行かれて・・・
どんだけ怖かっただろうよ・・・。
そして迎えた悲劇・・・。
辛すぎた・・・・。

そこで起こった「真実」を、4人は飲み込んで生きていった。
そして20年後に起こった殺人事件。
刑事となったタクマは、真実と向き合うことになるわけです。

まぁね、犯人については予想通りです、
でも、20年前に起こった事件の意味、
そして20年後の犯人との対峙・・・が肝ですね。
どうしてこんなことになっちまったのか・・・。

個人的に、やっぱりあの子のお母さんが諸悪の根源だと思うよ。
そんなことしなけりゃ、アイツはそんなことしなかっただろうし。
あれから20年経って、今度は我が孫にまで・・・
最悪やわ、このBBA。

ちょっと回りくどい部分もありましたけど、
賞を取るだけのことはあるな・・・って思いました。
次作も期待したいですな。