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 井上真偽 


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探偵が早すぎる





   
探偵が早すぎる






2017/12/20 読了






講談社タイガ

内容(「BOOK」データベースより)
父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。一華が唯一信頼する使用人の橋田は、命を救うためにある人物を雇った。それは事件が起こる前にトリックを看破、犯人(未遂)を特定してしまう究極の探偵!完全犯罪かと思われた計画はなぜ露見した!?史上最速で事件を解決、探偵が「人を殺させない」ミステリ誕生!



ほほぉ・・・確かに早すぎた!(笑)

父の死により5兆円の遺産を引き継いでしまった女子高生・一華。
この一華、冒頭で骨折しています。
なぜかというと・・・親族に命を狙われてるんです!
・・遺産のために・・・恐ろしい・・・
家政婦の橋田は、探偵に依頼して一華を守ることにするんだけど・・・

まぁ・・・親族がたくさんいてねぇ・・・
それぞれが仕掛けてくるわけですよ、一華の命を狙って。
でも、仕掛ける・・・まではさせるけど、いいところでストップがかかるわけ。
これが、「探偵」の仕事なんですな。
そう、早すぎるんです、お仕事が。
「事が起こってから推理する、行動する」わけではなく、
「事が起こる前に推理して、実行させない」っていうわけです。

のんきな天然の一華は、そんなことになってるとは知らない。
もちろん、命を狙われてるのは身をもって知ったけど、
その後の探偵のお仕事により守られてる・・・ってことは気づいてない。
なんとも幸せなヤツです。(笑)

次々に送られてくる刺客、そして危険・・・
いやはや、見事にジャマしまくってくれまして、
四十九日の法要もすんごいことになりつつ、無事に終了するわけですが・・・

その途中から驚きの展開が。
あの人たちも実は守ろうとしてくれてた・・・とか、
あの人の正体は、偽者だったのか!とか、
あの人は、探偵だったのか・・
いや、探偵っていう職業じゃなく、・・・・っていうね。
クライマックスは、読ませますよー!
・・・これ、ドラマ化したら、
最後の長台詞はそうとう大変だろうな・・・と推察します。(笑)

面白かったです。
この作家さん、知らなかったわ・・・
他の作品も読もうっと!!