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 緒川怜 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

冤罪死刑 迷宮捜査 ストールン・チャイルド 誘拐捜査





   
冤罪死刑



2013/2/20 読了





内容(「BOOK」データベースより)
三年前に発生し、犯人逮捕で終結したはずの少女誘拐殺人事件。しかし、冤罪スクープを狙う通信社記者と、正義感に燃える女弁護士が事件を洗い直すと、意外な新事実が。死刑判決、小児性愛、ハニートラップ、偽証、老刑事の告白―。どんでん返しの連続の後、幾重にも張られた伏線が鮮やかに回収される、会心作!




通信社の記者と弁護士と、冤罪を暴いていく・・・わけですが・・

途中までは結構楽しんで読んでたんですけど、
途中でねぇ・・・
「あること」に気づいちゃうと・・・
「そういう意図なのね」と思いつつ読んじゃうわけで・・・

で、オチは何とも自分勝手だった・・・って話で・・・
やるせない。(笑)
一人の女にみんなして上手く利用されちゃって・・・
ったく・・・男ってば!(笑)

ま、でも、一気に読めましたよ。




 
   
迷宮捜査




2014/4/29 読了





内容(「BOOK」データベースより)
世田谷区の母子殺害事件現場にあった場違いな遺留品。それは、一年前に目黒区で起こった一家四人殺しのものと関連していた。同一犯の可能性が濃厚だが、上層部の意向で合同捜査本部は立たず、刑事たちは地道な捜査を強いられる。捜査一課の名波洋一郎は、やり手の上司・鷹栖警部と密に連絡を取りつつ捜査を開始する。だがそれは誰も予想せぬ方向に進んでいく。慟哭、驚愕のラストが待ち受ける本格警察小説の誕生!




もうね、登場人物が多すぎて・・・・
んでもって、話がピョンピョン飛ぶし、
突然、主語のない描写が始まって、誰の話?ってなるし、
なんだか、メンドーくさい話だった。(笑)
なので、ちょいと時間がかかったよ。

真相はね、途中から「きっとこの人だよ、怪しいもん」って人がオチで、
最後は、「そんなん、誰が誰かなんて、こうなったら本人しかわからんね」って
思いつつ読んでいたので、
「はぁ・・・やっぱりか・・・」って感じでした。
なんかね・・・兄の行動が切ないやら、虚しいやら・・・でした。

最終章に入ると急展開ですが、
それまでは、話が複雑でちょっと読みづらかった・・・って印象ですね。



 
   
ストールン・チャイルド




2015/10/28 読了






光文社

内容(「BOOK」データベースより)
1年以上前に起きた老夫婦の連続変死は、架空の司法解剖、目撃証言の封殺といった、いくつもの嘘や怠慢で塗り固められたものだった。不慮の事故で愛妻を失った刑事が独自の捜査に乗りだし、やがて捜査線上にひとりの男が浮上するが…。39年前に米子と横浜で相次いで発生した赤ん坊の連れ去り、そして当時、南米アルゼンチンを支配していた右派軍事政権が遂行した「汚い戦争」と呼ばれる残虐な左翼狩り。それらと老夫婦の死との間には、なんらかの関連があったのか。最後の10ページで驚くべき真実が明らかにされる!




まさにタイトル通り、「盗まれた子」をめぐるお話・・・。

最初は、父親の死に疑問を抱いた男性の相談から始まるんだけど、
その父、そして母が「したこと」によって、
殺人が行われていたのだった・・・っていう展開になるの。

まー、もー、めんどくさっ!!ってくらい、
あっち行ったり、こっち行ったり・・・
不意に仲間まで死んじゃったり、
仲間に捜査対象がいたりで、
読んでてグッタリ疲れてしまいます。


ネタバレになります・・・。


結果、「勘違いだった」っていう・・・・
殺され損っていう・・
なんとも切ない話。

でもさ、この物語、何より、主人公の心情が許せん!!
妻を亡くして間もないのに、
暴言を吐いて、そのまま死に別れてしまったってのに、
まだ49日も来てないのに・・・
女に惚れるとですよ。(汗)

しかも、最後の最後に、罪をごまかそうとするとですよ?
女性の死は事故だってことにするよ!そう言いなよ!!って・・・
はぁ?って感じ。
天国で奥さん、泣いてるぜ?
呆れて言葉もないぜ?
依頼してきた息子さんに、何ていうのさ、アンタ。

もー、腹立たしくて仕方なかったわ!
紆余曲折の末にたどり着いた真相が、
最後の自分勝手な恋バナで、ぶっ飛んだわ!!
最悪やわ!!

ふぅ・・・この主人公の部分さえなければ、
社会派ミステリとして評価できたのに・・・
ったく、なんだよ、ったく・・・ブツブツ・・・




 
   
誘拐捜査




2017/3/8 読了






光文社

内容(「BOOK」データベースより)
わたしが少女を救い出す!過去と現在の三つの誘拐事件が、心に傷を持つ刑事の前に立ちはだかる。警察小説に独自の世界を拓く著者渾身の書下ろし傑作長編。




この人の文体は、慣れるまで大変かも・・・。

人物紹介のため、その人が関わった事件を事細かに説明してくるので、
混乱するんですよ。
その過去の事件と今、何か関係してるかも?って
一応記憶にとどめようとしてみるんだけど、
全然関係ないし・・・。
余計な情報をどんどんブチこんでくるので、もう頭パンパン。
自分で情報の取捨選択をしなくちゃいけません。
大変です。(汗)

さて・・・兄夫婦の娘を預かってタケノコ掘りに行って、
見失って、行方不明にさせちゃって20年・・・
そりゃ、アンタが悪いわ・・・って思っちゃうし、
兄夫婦の立場なら許せないよ・・・て思っちゃう。

刑事になった弟くん。
ある女児誘拐事件が起こって、
その事件が過去の誘拐事件と結びつき、
姪っ子の件もあって、自ら首をつっこんでいくんだけど・・・

登場人物も多いし、上記のとおり、無駄な情報も多いので、
結構じっくり取り組まないといけません。
或る死刑囚の告白、刑務官の死、病院から失踪した男・・・
次々とつながってはいくものの、
なかなか虚しい展開です・・・。

最終的に姪っ子は見つかります。
でも、これも諸手を挙げて喜べる話じゃなくて・・・
兄夫婦はもういいよ・・・って言ってくれてたけど・・・
うーむ・・・
これからも抱えて生きていかなくちゃ・・・だよね。
離婚理由も随分と勝手だし、
この男は全体的に好きになれないキャラでした・・・。

あと、仲間内の裏切り話も入れ込んできてたけど、
アレ、いりますかね・・?
変にゴチャゴチャするんで、なくてもよかったと思うわ。