TOP > 作家別一覧 > 折原一

 折原一 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。
「倒錯シリーズ」や「〜者シリーズ」は全部読んでますが、
今更感想は書けそうもありません。

グランドマンション 侵入者 毒殺者 双生児
双生児





   
グランドマンション




2014/3/5 読了





内容(「BOOK」データベースより)
アクの強い住人たちが、これでもかとばかりに問題を引き起こす「グランドマンション一番館」を舞台に、希代の名手の技巧が冴え渡る!「神の灯火」か『そして誰もいなくなった』か。ファン必読の傑作ミステリー連作集。ようこそ。不可解で愉快なグランドマンションへ。




折原さんらしい一作ですね。

一癖も二癖もある住民が住んでる「グランドマンション一号館」。
隣に「二号館」が立とうとしている・・
そんな中、いろんな住人のいろんな話が繰り広げられるんだけど・・

もうね、全部怪しんで読むべし!ですよ。
最初から筋が読めたものもあれば、
全然読めなかったものもあり、
え・・・?よくわからん・・・ってのもありました。(汗)

しかし、よくもまぁ、ここまで人を騙そうとしますよねーっ!
しかも、現代の問題である育児放棄や高齢者問題、
オレオレ詐欺などなど・・いろいろ盛り込んでくれてます。

面白かったです。

しかし・・・・こんなマンション、住みたくないわ。(汗)




 
   
侵入者




2015/1/5 読了





内容(「BOOK」データベースより)
北区十条で起きた一家四人殺害事件。発生後半年以上経っても解決のめどが立たず、迷宮入りが囁かれる中、“自称小説家”の塚田慎也は遺族から奇妙な依頼を受ける。「この事件を調査してくれないか」―。以前、同じく未解決の資産家夫婦殺人事件のルポを書いたことから白羽の矢が立ったのだ。百舌の早にえ、車椅子の老人、ピエロのマスクをかぶった男…二つの事件に奇妙な共通点を見出した塚田は、あるアイデアを思いつく。遺族をキャストに、事件現場で再現劇を行うことで犯人をあぶり出すのだ―。ミステリー界の特級幻術師が送る「○○者」シリーズ最新刊




折原さんの「〜者」シリーズ。
ベースは、世田谷一家殺人事件ですね。
まだ未解決で、年末になるとこの事件のニュースが流れるので、
なんかタイムリーで・・
こんな風に茶化しちゃイカンだろ・・・・って思う気持ちもありつつ・・(汗)

いや、べつに茶化してるわけではないんですよね。
こういう事件があって、未解決で、
家族が犯人を見つけたくて、小説家に依頼した・・・っていう話なんですよ。

でも、なんで売れない小説家に真相を暴いてほしいって依頼するんだ?って、
もう、そこで大きな疑問で・・・・
まぁ、「やっぱりね」っていうオチになっていくんだけど・・・

「ピエロ」が登場して、あっちこっち話が飛んで、
ちょっとわかりづらいっていうか、面倒くさいっていうか・・
百舌の早贄なんかもからめてきて、なおさらわかりづらいっていうか・・・

最終的にたどり着いた真相は・・・
まぁ、そんな気はしてたよ・・・っていう、切ないオチ・・・
二つの事件の真相が明らかになり、
結果、有耶無耶に・・・・っていう・・・

後半はシナリオなんでスイスイ読めましたけど、
スッキリしたような、しないような・・・
「〜者」シリーズの中では、あんまり好きではないタイプの作品でしたね・・・。




 
   
毒殺者




2015/1/28 読了





内容(「BOOK」データベースより)
妻に五千万円の保険金をかけたMの殺人は、大成功のはずだった。だが、謎の脅迫者の電話に悩まされることになる。一方、五千万円の保険金をかけられた妻は、夫の行動に不信感をもった。もしかして…。どんでん返しに次ぐどんでん返し。実際の事件に想を得た「―者」シリーズの原点となった『仮面劇』を改訂改題して復刊。




折原さんの「〜者」シリーズの、第一弾となった作品です。
ちょっとお直しして・・・の再発売みたいですね。
当初の発売時は「仮面劇」というタイトルだったようです。


「〜者」シリーズは、実際に起こった事件を折原さんが物語にしていくもので、
今作は「トリカブト殺人事件」です。
かなり古い事件だけど、記憶に残るものですもんね・・・

妻にトリカブトを飲ませ死に至らしめる保険金殺人・・・
どんな風に折原さんが描くのか・・・と思って読んでました。
殺される側の女性の名前はちゃんと表記されるのに、
犯人の男性は「M」としか表紙されない。
物語に出てくる男たちはみな、イニシャルが「M」・・・
ここに、ひっかけがある・・・というのは、わかりやすい話で・・・(笑)

きっとコイツだろうね・・・っていうヤツが、やっぱり・・・で、
そんなに意外性はなかったな・・・なんて思って読んでたら、
途中から監禁事件になってきて、
おやおや・・・?と思ってると、
あらー!そうだったんだ・・・・っていう展開に。
なるほどね・・・・

どいつも金目的だったんかい・・・と、ゲンナリさせられます。(汗)
でも、面白く読めましたよ。
わかりやすいヒネリ・・・って感じで、読みやすいです。
・・・最近の「〜者」は、ちょっと凝り過ぎな気がするしね・・・・(汗)




 
   
双生児




2017/11/7 読了






早川書房

内容(「BOOK」データベースより)
安奈は、自分にそっくりな女性を町で見かけた。それが奇怪な出来事の始まりだった。後日、探し人のチラシが届き、そこには安奈と瓜二つの顔が描かれていた。掲載の電話番号にかけるとつながったのは…さつきは養護施設で育ち、謎の援助者“足長仮面”のおかげで今まで暮らしてきた。突如、施設に不穏なチラシが届く。そこにはさつきと瓜二つの女性の願が描かれていて…“双生児ダーク・サスペンス”。




久しぶりに折原さんを読んだな・・・って感じがしました。
まー・・・惑わされる。(笑)

思い込み・・・ですよ。
このタイトルですもん、そう思いますやん?
私は途中で・・・おや?って思いましたけど・・・
でも、多重人格の線が太すぎて、かなり惑わされましたわ・・・

しかし・・・いくら家を出たいからって誘拐されたまま・・ってのは・・・
キツイっしょ!
ってか、もろもろどっかからバレるっしょ?って言いたいけど・・・
でも現実、誘拐されたまま何年も見つからずに・・・ってのもあるわけで。
こういうこともあるかも・・・ですよね。

現在と過去が入れ替わりで描かれ、
どういうこと・・・?誰が誰・・・?ってなってきますが、
最後は「ほほぉ・・」っていうオチになってます。
そもそも論です。(笑)

ま、楽しめましたけどね!