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 冲方丁 


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十二人の死にたい子どもたち





   
十二人の死にたい子どもたち




2016/12/17 読了






文藝春秋

内容(「BOOK」データベースより)
廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。建物に入り、金庫を開けると、中には1から12までの数字が並べられている。この場へ集う十二人は、一人ずつこの数字を手にする決まりだった。初対面同士の子どもたちの目的は、みんなで安楽死をすること。病院の一室で、すぐにそれは実行されるはずだった。しかし、十二人が集まった部屋のベッドにはすでに一人の少年が横たわっていた。彼は一体何者なのか、誰かが彼を殺したのではないか。このまま計画を実行してもいいのか。この集いの原則「全員一致」にのっとり、十二人の子どもたちは多数決を取ろうとする。俊英・冲方丁がデビュー20年目にしてはじめて書く、現代長編ミステリー!性格も価値観も環境も違う十二人がぶつけ合う、それぞれの死にたい理由。彼らが出す結論は―。




お名前は存じ上げておりましたけど、作品は読んでませんでして・・
初めて読ませていただきました・・・。

潰れた病院に一人ずつ集まってきた12人の子供たち。
・・・中学生や高校生・・・かな?
それぞれに何か理由があって「死にたくて」集まったようで・・・

まずね、12人・・・多いです。(汗)
名前も明らかになるし、男女で分類できますけど、
それにしても多い・・
認識するのに、いちいち「えっと・・・この子は・・・」って思い起こさないと
いけないようでは、読んでて疲れます。
8人くらいにしてほしい。(笑)
でも、時計の文字盤を使いますので、12人が適当なんでしょ・・・

さて、12人で一緒に練炭自殺をする・・・っていう目的のために
集まったわけですが、なんと、すでに一人死んでた!
13人やん!どういうこと?ってとこからはじまります。
ま、それまでに不穏な動きは多々あるわけですがね・・
それぞれの思惑は徐々に明らかになっていって、
そういうことか・・・ってなっていくんだけど・・・

死にたい、だからこの計画を絶対遂行させたい・・って想いが
事態をより面倒にしちまってるわけで・・・
それぞれが正直に話さないしさ・・・
どんどん絡まっていくわけだけども・・
救いの神=オバカちゃんのおかげで流れが変わってきまして・・・

告白が始まってからは、テンポ良く進んだかな?
オバカちゃんの死にたい理由に関しては、
早く誰か誤解を解いてやってほしいが。(汗)

最終的に、「やっぱりね」っていうオチになります。
それが目的だったのね・・・と。
すごい手間暇かけて、よくやるもんだわ・・・って気もするけどね・・(汗)

とにかく、いろいろと引っ張り過ぎっていうか、
面倒くさい作りになってましてね・・・
もうちょっと人を惹きつけるコンパクトな「ツカミ」が欲しいですね。