TOP > 作家別一覧 > 内村光良

 内村光良 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

金メダル男





   
金メダル男




2016/7/20 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
小学校の徒競走での一等賞をきっかけに始まった「常に一番を目指す」男、秋田泉一。何度失敗しても立ち上がり、あくなき挑戦を続け、思いがけぬチャンスをつかんでいく。その一途な生き方を、高度経済成長期からバブル崩壊を経て平成の今日に至るまで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描くエンタメストーリー。




舞台化のために作られた話で、
その後映画化も決まり、小説としての発売も決まった・・・
そういう経緯で作られた本です。

うん、面白かった。
子供のころ、一番になって親に褒められた・・・
もう一度一番になって、もう一度褒めてもらいたい!!!
・・・これ、普通の子供の思考ですよね。
主人公の泉一は、そこをもうちょっと先にいく感じのタイプで・・・
「一番になること」を目標に生きていきます。

子供のころは、簡単にいろんなことで一番になれたけど、
年を取るにつれ、世界も広がっていって難しくなる・・・・
挫折を繰り返しながら、たどり着いた考えは・・・って話です。


ネタバレです。

こんな男を生涯の伴侶にしたら、大変だろうなぁ・・・って
他人事として読んでました。
でも、ちゃんと結婚もできて子供もできて・・・
そこで目が覚めかけるんだけど、
妻がさ、泉一が泉一らしくいることを望んでくれる人でさ・・・
いい人に巡り合えたよね・・・
・・・何度も女で失敗してきただけある!(笑)

まさかの無人島で5年には驚いた!
その経験だけで一生暮らせるほどの違う意味での才能があれば
良かったんだろうけど・・
何かで一番になれても、それにつながるその先を見つけられないのが
泉一の才能の無さというか・・・(涙)

それでも、一生懸命諦めずに走り続けてきた泉一。
カエルの子はカエル・・・。
次なるライバルは・・・息子!!(笑)
奥さんが不憫だよ・・
金メダル男が一家に二人なんて・・・。(汗)
ま、他人事と割り切って見てると、幸せそうだけどね!
とはいえ、もう年なんだから、ちゃんと考えて無理しないでよ!!

映画では若き日の泉一をHey!Say!JUMPの知念くんが演じるらしい、
身体能力に長けた知念くんにピッタリの役ですな。