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 ビートたけし 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

アナログ





   
アナログ




2018/3/1 読了






新潮社

たけしがたどりついた“究極の愛”。
狂暴なまでに純粋な、書下ろし恋愛小説。「お互いに会いたいという気持ちがあれば、絶対に会えますよ」すべてがデジタル化する世界で悟とみゆきが交わした、たったひとつの不器用な約束。素性も連絡先も知らないまま、なぜか強烈に惹かれあう二人の、「アナログ」な関係が始まった。いまや成立しがたい男女のあり方を描き、“誰かを大切にする”とは何かを問いかける渾身の長編。




又吉直樹の小説家デビューからの芥川賞!に触発されて、
オイラは直木賞を取ってやる!って考えで書いたらしい今作。
その考えからして、あざとい・・・(笑)

又吉の「火花」レベルのページ数・・・
そう、かなりの短さです。
これくらいなら、1000円くらいで売ってほしい。(汗)
1200円で売るってんなら、税込みにしてほしい。
・・・ま、買ってないんだけど。(笑)

でもね。さすが狙うのが直木賞・・っていうくらい、
「文学」というよりは「エンタメ小説」でした。
なので、「火花」よりも格段に文章は読みやすい。
いや、わかりやすい・・・というべきか。
工夫された言い回しなどはなく、ただただ事実を述べる始まり。
ふーん・・・って思いながら読んでたら、
かなりアナログな恋が始まって・・・・

ほほぉ・・アナログな恋もええやん・・・?って思いかけたよ、確かに。
でもさ、途中で何度もはさまれてくる、
主人公の同僚たちのゲスな、いや、下品な下ネタの数々・・・
出張先での女のサービス・・・
もう、ええよ、やりすぎ・・って感じで。
誰に読ませたいんかな、コレ。(汗)
男性ならクスっ・・・かもしれんけど、
女性は嫌悪感を感じるっちゅーねん。

で・・・最後は一気に純愛を加速させ・・・
かなり「いい話」にしております。
現実問題、そんな決断は大変だぞ・・?って思うんだけどさ、
まぁ、「理想」ではあるよね・・・

ただね、そこにもってくるまでの話がイマイチなので、
その結末に感情移入できないわけですよ。
さすがのビートたけしも、純愛・恋愛モノを文章で書くというのは
ハードルが高かった・・・と思っちゃう出来でしたね。

軽く読むにはいいけど、買うほどのものではない・・・な。