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 福澤徹三 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

東京難民 死に金





   
東京難民




2014/7/8 読了





内容(「BOOK」データベースより)
金のねえ奴は、野たれ死ね。それがこの街の掟だ。―私立大学の3年生、時枝修はある日、学費の未払いを理由に大学を除籍される。同時に両親からの仕送りが途絶え、実家との連絡もつかなくなった。なにが起きたのかわからぬまま、修はやむなく自活をはじめるが…夢をかなえるはずの大都会には、底なしの貧困と孤独の荒野が広がっていた。平凡な大学生の転落と放浪を通じて、格差社会の傷口をえぐる青春巨篇。




分厚いですよ。
あたしゃ単行本を読んだので、めっちゃ分厚かったですよ。
(文庫は、上下巻になってます)

とにかく、アンタ・・・そりゃ、そうなるわな・・・って話。
簡単に言うと、
三段落ちて、一段上がり、
また五段落ちて、一段上がり、
んでもって7段落ちて、一段上がり・・・っていう、
どんどん堕ちていく話なんだけど・・・

そのたびに、コイツは「後悔」はしても、「反省」はしないのよ。
悔やむことはしても、省みて改めはしないのよ。
同じようにして、さらに深いトコに落ちていくわけ。
そんな過程をダラダラと、延々と見せつけられて・・・
どんな感想を書けっつーんじゃ!!(笑)

それでもね、最後は希望の光が・・・てなら、
読んだ甲斐ってもんがあるでしょうさ。
だけど、最後も一段上がってみただけ・・・って感じで・・・
もぉ・・・もっとちゃんとしてくれ・・・って言いたくなった。

とはいえ、今までの「一段」とは違う「何か」はありましたよ。
今度こそ、ちゃんと立ち直ってくれるかな・・・って。
だけどね、コイツはね、そんなこと言いつつ、
毎度同じ過ちを繰り返してきたヤツなんすよ。
それを何度も見てきたんすよ、あたしは!!(笑)
だから、最後も「希望の光」とは思えなかったわけで・・・

はぁ・・・・疲れたよ。
現実味があるようで、んなことあるかい!と言いたくなったり・・でした。
実際、こうやって苦しい生活をしてる人もいるだろうけど、
そういうところに「慣れ」てはいけないんだろうなぁ・・
でも、光が見いだせない現代。
何不自由なく暮らせてる今を、ありがたく思わねば・・と
戒めだったと思って、この本はさっさと図書館に返却します。(笑)




 
   
死に金




2016/7/






文春文庫

内容(「BOOK」データベースより)
金になることなら何にでも手を出し、数億円を貯め込んだ矢坂。彼が死病に倒れたとき、それを狙う者たちが次々と病室を訪れる。落ちぶれたやくざ、別居中の妻、カネに囚われたチンピラ―大逆転を狙う各々の人生が交錯する。矢坂の隠し金はどこにある?ラストまで眼が離せない、著者会心のピカレスク・ロマン!




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