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 誉田哲也 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。
ほぼ全部読んでるんですけどね・・・・全部は書けないっす。(汗)

インビシブルレイン 感染遊戯 ヒトリシズカ ハング
あなたが愛した記憶 ドルチェ ブルーマーダー ドンナビアンカ
増山超能力師事務所 歌舞伎町セブン Qrosの女 ケモノの城
黒い羽 歌舞伎町ダムド インデックス あなたの本
プラージュ 硝子の太陽 R (ルージュ) 硝子の太陽 N (ノワール) 増山超能力師大戦争
ノーマンズランド




   
インビシブルレイン




2012/2/3 読了




内容(「BOOK」データベースより)
姫川班が捜査に加わったチンピラ惨殺事件。暴力団同士の抗争も視野に入れて捜査が進む中、「犯人は柳井健斗」というタレ込みが入る。ところが、上層部から奇妙な指示が下った。捜査線上に柳井の名が浮かんでも、決して追及してはならない、というのだ。隠蔽されようとする真実―。警察組織の壁に玲子はどう立ち向かうのか?シリーズ中もっとも切なく熱い結末。


 

姫川シリーズです。
毎度楽しみにしておりましたが・・・
残念な展開に、グッタリしてしまいました・・・。(涙)

ドラマ化のせいで、私はすっかり「菊田推し」。(笑)
西島くんがカッコいいんだもん!!
なのに・・・・玲子、何をしてるんだ!!
同じように「傷を持つ」男に惹かれちゃったのか・・・?
ただただ、あなたを守る菊田じゃダメなのかーっ!!
あたしゃ、悲しいよ・・・

オマケに、玲子のせいで、周りのみんなまで巻き込んで・・・
姫川班、解散になっちゃって・・・
恩ある人まで・・・
なんかねぇ・・・
今後のこのシリーズが不安で仕方ない・・・。



 
   
感染遊戯


感染遊戯 (光文社文庫)

2012/2/7 読了




内容(「BOOK」データベースより)
会社役員刺殺事件を追う姫川玲子に、ガンテツこと勝俣警部補が十五年前の事件を語り始める。刺された会社役員は薬害を蔓延させた元厚生官僚で、その息子もかつて殺害されていたというのだ。さらに、元刑事の倉田と姫川の元部下・葉山が関わった事案も、被害者は官僚―。バラバラに見えた事件が一つに繋がるとき、戦慄の真相が立ち現れる!姫川玲子シリーズ最大の問題作。


 

今回は長編ではなく、短編集の姫川シリーズ。
しかも、メインとなる人物も玲子だけではないという、
面白いスタイル。
スピンオフ作品といったところでしょうか。
憎たらしいガンテツの話もあり、興味深い。

全部独立した話かと思いきや、
最後に今までの話がまとまっていく・・・
楽しんで読むことができました。
現実に起こった事件に似通ってて、
ちょっと驚いちゃったしね。(汗)

次は長編を期待したいと思います!



 
   
ヒトリシズカ




2012/6/26 読了




内容(「BOOK」データベースより)
本書は、あなたに新しい興奮をもたらす。それは、第一章「闇一重」で幕を開ける。男が拳銃で撃たれて死亡する。犯人逮捕が間近となった矢先、司法解剖をした法医学者から連絡が入る。心臓に達していた銃弾は、一度止まってからまた動いたというのだ―。第二章 「蛍蜘蛛」で驚愕、第四章「罪時雨」で唖然、最終章「独静加」で…何を見る?―。


 

一人の少女を追って話は進んでいく・・・
姿が見えたと思ったら、消える・・・
そのあとには、事件の痕跡・・
一体、何者なんだ・・・?って感じで進んでいきます。

姿が見えない分、想像して読まないといけない感じで、
スッキリしないまま、違う土地でまた何かが起こって・・って感じで
最後にはスッキリするかと思ったら、
最後までモヤモヤとさせられて・・・

うーん・・・読後感はよろしくない。



 
   
ハング


ハング (中公文庫)

2012/9/27 読了
2014/10/9 再読




内容(「BOOK」データベースより)
警視庁捜査一課の堀田班は、宝飾店オーナー殺人事件の容疑者を
自供により逮捕。だが公判では自白強要があったと証言され、
翌日、班の刑事の一人が首を吊った姿で見つかる。
そしてさらなる死の連鎖が…。刑事たちは巨大な闇から仲間を、
愛する人を守ることができるのか。
誉田作品史上もっともハードな警察小説。


 

警察内部の腐った部分を見せる・・・というと、
横山秀夫さんの作品を思い出したりしますが、
誉田さんは、さらに描写が過激なんですよね。(汗)
今回はいつも以上に過激・・・
辛すぎました。

天涯孤独の主人公、
配属先でやっと「仲間」と感じられる人たちと出会ったのに、
ある事件に関わったために最悪の事態に・・・
尊敬する先輩が自殺し、愛する人が殺され、
可愛い部下も死に、大切な仲間がどんどん死んでいく・・
その先に見えた真実は、あまりにもくだらなくて、
えぇい!やっちまえ!!と言いたくなっちゃいます。(汗)

主人公はどこへ行ってしまったのか・・・
とても気になります。
誉田さんのことです。
また違う作品でひょっこり顔を出してくれるかもしれません。
カレがこの後どうなったのか、是非、見せてもらいたい。
・・・あそこまでやっちまったら、幸せに暮らしてる・・っていう未来は
ないと思うんだけどね・・・(滝汗)

 

■ 再読レビュー


「歌舞伎町ダムド」を読む前に仕入れた情報によると、
「ハング」の”あの人”が!!みたいなことが書いてあって、
えぇ・・・?「ハング」を読んだのが昔過ぎて、
覚えてないし・・・
となると、気になって「ダムド」が読めないよ・・・ってんで、
古本屋で100円で仕入れてまいりまして、
早速再読いたしました。

再読序盤で、結構思いだしました。
こんな風に「班」全員が仲がいい警察小説って、
あんまりないから、印象に残ってたんだよね。
そして、班の仲間の死から怒涛のぶっ壊れ具合に展開していく・・

班の中で生き残ったのって・・・
堀田さんと津原だけ・・・ですよね?
みんなどんどん死んでいっちゃうんだもん・・
大切な彼女まで・・・(涙)
↑で「違う作品に顔を出すかも」と書いてますが、
なるほど、ここで再登場してくるわけだね・・・
この津原が、「ダムド」に出てくるわけか・・・

そうそう、ついでも「歌舞伎町セブン」もちゃちゃーと再読してみて、
中に出てきた「ジロウ」が津原なんだろうな・・・ってわかったよ。
なんで「セブン」の仲間入りしてるのかは・・・
後々わかってくるのかな?
そして、「セブン」で「ミサキ」を名乗ってるのは
「ジウ」の基子・・・だよね。
「美咲」を名乗るあたり・・・この子も何を考えてるのやら・・だけど。(汗)

あ、「ハング」の感想じゃなくなってきた。(笑)
作者に誉田さんによると、「ジウ」も歌舞伎町を舞台にしたお話の
始まりに過ぎないらしいです。
”ジウ・サーガ”の最新作「ダムド」を、
早速堪能しようと思います・・・。



 
   
あなたが愛した記憶




2012/9/30 読了




内容(「BOOK」データベースより)
拉致監禁。両手親指切断。暴行、そして扼殺。あまりに残虐な連続OL殺人事件が世間を賑わせていたとき、ひとりの女子高生が俺の前に現れた。「私、たぶん犯人知ってる」。そうだとしたら何?私をどうするの?私を殺す?あなたに私を殺せる?ノンストップ恋愛ホラーサスペンス。


 

普通の犯罪捜査のミステリーだと思ってたら、
どんどん違う感じになっていきます。
冒頭の文章の意味が、ようやくわかってきたとき・・・
主人公が犯した罪の意味がわかってくる・・・
そのゾクッ!とした感じで終わるかと思ったら、
最後には「救い」が待っておりました。

個人的には、最後の「救い」は誉田さんらしくないかなぁ・・・と。
赤ちゃんを殺したってとこで終わらせるかと思ったけど、
そうではなかったんだよねぇ・・。
ま、いいんだけどさ・・。

まだほかにもいるかもしれない「継承する者」たち。
犯罪者でなくても、あんまり気持ちのいい話ではないよなぁ・・・(汗)
それを知って受け入れて愛せる伴侶に出会えたのなら、
本当に幸せだろうけど・・
やっぱり、不幸な人たちだとしか言いようがないですね。

「恋愛ホラーサスペンス」の意味・・・。
最後まで読んでみてわかります。



 
   
ドルチェ




2012/10/01 読了




内容(「BOOK」データベースより)
彼女が捜査一課に戻らない理由。それは、人が殺されて始まる捜査より、誰かが死ぬ前の事件に係わりたいから。誰かが生きていてくれることが喜びだから。警視庁本部への復帰の誘いを断り続け、所轄を渡って十年が過ぎた。組織内でも人生でも、なぜか少しだけ脇道を歩いてしまう女刑事・魚住久江が主人公の全6編。


 

誉田さんには珍しい、血なまぐさくないお話です。
主人公の魚住は、事件が起こってから動く刑事ではなく、
事件を未然に防ぎたいと思う刑事。
こういう刑事の話を誉田さんが書くのか・・・
かなり意外。(笑)

なので、誉田ワールドだと思って読むと、
かなり拍子抜けします。(笑)
全然グロくないからです。(汗)
だけど、こういう刑事がいてもいいよね・・・とは思う。

短編集なので読みやすいですが、
個人的には、長編の魚住さんも見てみたいかな・・・と。
そうすると、人が死なない、事件の前段階での長編・・・
無理か・・・?



 
   
ブルーマーダー




2012/11/19 読了




内容(「BOOK」データベースより)
あなた、ブルーマーダーを知ってる?この街を牛耳っている、怪物のことよ。姫川玲子。常に彼女とともに捜査にあたっていた菊田和男。『インビジブルレイン』で玲子とコンビを組んだベテラン刑事下井。そして、悪徳脱法刑事ガンテツ。謎めいた連続殺人事件。殺意は、刑事たちにも牙をむきはじめる。


 

「インビジブルレイン」で所轄勤務になっちゃった玲子。
姫川班はバラバラになり、一人での戦いになるわけですが・・・
もう、この時点でテンションが上がらないんだよねぇ・・・
なのに・・・もっとテンションだだ下がりになる展開が・・・

事件とは関係ないネタバレをしまーす!






菊田がーっ!!
結婚してやがった!
確かに、前作でかなりショックだったとは思うけどさ・・・・
そんな安定を望んじゃったんだ・・・
玲子への思いを貫くのは辛すぎたか・・・?
でもさ、アンタには一途でいてほしかったんだよぉ・・・
寂しいよ・・・・(涙)

あ、事件については、もう、菊田結婚で、どーでもいい・・・
って言っちゃいかんな!(笑)
誉田さんらしい、グロい展開もありつつ、
憎たらしいけど、ちょっと人間らしくなってるガンテツも出てきて、
シリーズ物として、十分に楽しめました。

こうやってずっと所轄でやってくのかね、玲子は・・・
もう、姫川班復活!は望めないのかなぁ・・・(涙)



 
   
ドンナビアンカ




2013/2/17 読了




内容(「BOOK」データベースより)
41歳の無垢で純粋な男と27歳の無防備で儚い女。二人の不器用な恋愛が、誘拐事件を導いた―。女刑事・魚住久江の恋愛捜査シリーズ「ドルチェ」感涙必至の極上長編。


 

「ドルチェ」の魚住シリーズの続編・・ってことですね。
長編がいいな・・・と思ってたら、
長編で帰ってきてくれました!
嬉しい!!

とはいえ・・・・
このシリーズは、THE事件!っていう展開にはならないので、
「誉田哲也作品」だと思って読むと、
ちょっと物足りなさを感じてしまうと思います。
だけど、私は好きです。
主人公の魚住に・・・ていうより、
不器用な男に感情移入してしまい、
切ない思いをしながら読み進めていました。

読後感は悪くないです。
また続編を期待したいです!



 
   
増山超能力師事務所




2013/8/16 読了




内容(「BOOK」データベースより)
調査実績が信頼の証明。お客様のお悩みを、超能力で解決いたします!お困りの際は、迷わず当事務所まで。『武士道』『ストロベリーナイト』シリーズの著者による最高に楽しいエンターテインメント誕生!!


 

誉田さんの新しいシリーズ物になるのかな・・・?
ちょっと変わったお話です。
こういう話も書かれるのね・・・。

このお話の中では、「超能力者」っていう存在が
社会的に認められているというところが面白いですね。
ちゃんと資格試験とかもあって・・・
こういう設定にすることで、無理なく話を進められますしね。

事務所に入っていた新人さん、
事務所のいろいろな人たち、
事務所の所長さん・・・と、
それぞれの話が描かれております。

今回は短編集になってますが、
今後はこの面々が協力して一つの事件を・・・って感じにも
できると思うので、
今後は長編で読んでみたいな!と思います。

誉田作品にありがちなグロさとは程遠い、
気楽にサクサク読める作品です。



 
   
歌舞伎町セブン




2013/9/25 読了




内容(「BOOK」データベースより)
歌舞伎町の一角で町会長の死体が発見された。警察は病死と判断。だがその後も失踪者が続き、街は正体不明の企業によって蝕まれていく。そして不穏な空気と共に広まる謎の言葉「歌舞伎町セブン」…。『ジウ』の歌舞伎町封鎖事件から六年。再び迫る脅威から街を守るため、密かに立ち上がる者たちがいた。戦慄のダークヒーロー小説。


 

こういう本が出ていたとは知らず・・・
文庫で発売されてから読みました。

誉田作品の新しいダークシリーズ・・・かな?
というか、まだ序章・・て感じだよね?

歌舞伎町に伝わる謎の組織・・・みたいな?
その面々が、また集結した・・ってところで終わります。
仕事人・・・って感じかな?

とはいえ、集結したといっても、何人か消えたしね・・・
新たなメンバーを補強しないといかんね・・・
てか、これだけ裏切り者が出ると、
今後も強いつながりを期待できないっていうか・・・。(汗)

今後はこの面々がどんな動きをしていくのか、
気になるところではありますが・・・
この序章だけで一作作っちゃった・・・ってのが、
なんか、あざとさを感じてしまったんだよねぇ・・
いかんな、ケチで・・・(笑)



 
   
Qrosの女




2014/3/3 読了




内容(「BOOK」データベースより)
「週刊キンダイ」芸能記者の矢口慶太は、CMで話題沸騰中の美女「Qrosの女」の正体を探るが、核心に迫る情報を得られない。ようやくCMで彼女と共演した俳優・藤井涼介のネタを仕入れたので、先輩記者の栗山にサポートしてもらい、藤井の自宅を張り込む。すると「Qrosの女」とおぼしき人物を発見!それは偶然?それとも仕組まれた罠?芸能記者、ブラック・ジャーナリスト、そしてヤクザも!?ネット情報に踊らされながら、思惑が交錯し、驚愕の真相へ。


 

「増山超能力者〜」につづく、「誉田哲也らしからぬ作品」ですね。


「増山〜」は、まだ楽しかったんだけど・・・
これは・・・どうなんだろ?
カテゴリーとしては、何に分類されるんだ?
ミステリーってほどミステリーじゃないし・・・
人間ドラマってほどでもないし・・・
最後まで悩みながら読んじゃった。(笑)

CMに出ている美女・・あれは誰・・・?
だけど情報は一切出てこない・・
その美女に興味を持った記者たちがメインとなって
話は進んでいくんだけど・・・

美女の正体、そして、「不特定多数の無責任者たち」の恐ろしさ、
そして、最後に明らかになる「犯人」・・・
確かに最近のSNSなどの発達により、
芸能人たちは本当に大変な目にあってるとは思うけど、
犯人の動機が「ふつー」っていうか・・・
ま、そんな軽い動機で始まったことで、
こんな風に人を追い詰めるんだ・・ってこと、
ちゃんとわかってないといかんな・・・とは思うんだけどね。

個人的には、最後の始末のつけ方は良かったと思います。
そうでもしないとおさまりつかんもんね・・・
・・引き受けてくれる人がいて、良かったね!(笑)




 
   
ケモノの城



2014/4/21 読了




17歳の少女が自ら警察に保護を求めてきた。その背景を探る刑事に鑑識から報告が入る。少女が生活していたマンションの浴室から、大量の血痕が見つかったのだった。やがて、同じ部屋で暮らしていた女も警察に保護される。2人は事情聴取に応じるが、その内容は食い違う。
圧倒的な描写力で描く事件は、小説でしか説明する術をもたない。著者の新しいステージを告げる衝撃作!


 

この本に関する予備知識をまったく持たぬまま、読み始めました。
この本を読む前、「凶悪」という本を読んでいたので、
気持ちはどんよりしていたんだけど・・・

さらにドンヨリ。
いや、ゲンナリ。
いやいや、グッタリ。(涙)

実際に起こった北九州の監禁殺人事件をモチーフに・・ていう作品でした。
もうね、虐待のシーンはもちろん、
殺人、遺体の処理のシーンになると・・・・
本当に読んでて気持ち悪かった。(涙)
なんでこんな文章を目で追わなくちゃいかんのか・・と泣けてくる。
しかし、最後まで読んだ、
だって、これは「小説」だから。
現実に起こった事件をもとに、作家がどんな風に描き切るのか、
最後まで読まなくちゃわからないから。

読み終わって思ったのは・・・
「事実は小説より奇なり」と言う通り、
やっぱり、これは小説だと思って読んでいても、
現実に起こった事件を念頭に置きながら読んでしまい、
現実の事件を超えることはできませんでしたね。
どうして被害者同士で傷つけあわなくちゃいけなかったのか、
それは、想像していたものとたいして変わらず、
いや、そうでないと理解できないよね・・っていうもので・・・

結末は、現実の事件とは違う終わり方になり、
切なかったり、怖かったり・・・・なんだけど・・・
うーん・・、この終わり方もねぇ・・・・
スッキリしないっていうか・・・
現実の事件では「逮捕」というある程度の「決着」を見てるだけに、
こんな風に終わるのはねぇ。。。

とにかく、読んでた時間が有意義なものだったとは、
私には思えませんでした。
はーっ!
明るくなる本を読みたい!(笑)




 
   
黒い羽




2014/8/13 読了




内容(「BOOK」データベースより)
右肩にある瑕に、君島典子は幼い頃から苦しんできた。激しい痒みと痛み。どんな治療もほとんど効果がなかった。病院を転々とした末に辿り着いた遺伝子治療という選択。典子は主治医らとともに、人里離れた山奥にある研究施設へと向かう。ところが、そこには何体もの惨殺死体が転がっていた!ここには凄まじく危険なナニカがいる…。衝撃のサスペンス・ホラー。


 

誉田さんの初期の作品が文庫として発売されたようです。

うん、確かに、「初期のころ」の雰囲気がしますね・・・
ミステリー・・・ではなく、ホラーですな。

体に痣が出来てしまう病気の女性が、
担当の医師の勧めで遺伝子治療を受けに山奥の病院に向かう途中、
事故にあって、命からがら病院にたどりついたら・・・
そこは惨殺死体が転がる惨状だった・・・と。

一体誰が・・・?なぜ・・・?と話は進んでいきます。
どうぶつか・・・?とも思ったけど・・・
いやぁ・・・恐ろしい展開でしたね。
自分にもある痣の行く末がコレかと思うと・・・
生きてるのがつらくなりそう・・・・(汗)

ただ、最後はなんだかハッピーエンド・・・・?
いやいや、全然楽観視できないのに、
なんかホンワカムードで・・・・すごい違和感を感じた。(笑)
いいの、それで・・・?ってね。
その息子さん、ある意味サラブレッドやん??
先行きが不安なんですけど・・・・(滝汗)

一気に読めるけど・・・
まぁ・・・・うん・・・・イマイチかな・・・?(汗)




 
   
歌舞伎町ダムド




2014/10/12 読了




内容(「BOOK」データベースより)
日本最大の歓楽街・新宿歌舞伎町。そこに、全裸の男女を凌辱し、惨殺することに快感を得る謎の男がいた。彼は七年前に起きた「歌舞伎町封鎖事件」でジウと出会い、自らもジウになろうとしていた。再び動き出す「新世界秩序」の陰謀、巻き込まれてゆく新宿署の東弘樹警部補、そして「歌舞伎町セブン」。『ジウ』『国境事変』『ハング』、そして『歌舞伎町セブン』、全ての物語がここに繋がる―!


 

「ハング」を再読後、すぐに読みました。
おかげでとっても楽しめました。
結構つながってる部分が多かったです。

ミサキとジロウの正体は、予想通りで・・・
ジロウ=「ハング」の津原は、最後に消息不明になるんだけど、
その後がちゃんと描かれています。
ミサキ=基子が「ミサキ」と名乗ってる理由も、
その後も、わかりやすく知ることができましたね。
誉田さんは全作品を丁寧に年表化しているようで、
どの作品の誰がいつ・・・ってのがちゃんと把握できてるので、
上手に作品内でリンクさせることができるんですね!

さて・・・「ダムド」とは・・・
ジウの後継者と勝手に思い込んでるアホンダラです。
「始末」を請け負って、猟奇的に殺人を繰り返してるヤツです。
そいつを捕まえる話・・・ではありません。(笑)

今回の一番の「標的」は・・・
「ジウ」シリーズでも有名は東刑事です。
ある「ヒミツ」に近づいてしまったため、狙われるのです・・・

「歌舞伎町セブン」は現代の必殺仕事人といってもいい存在で、
「悪いヤツ」の始末を請け負ってるんだけど、
だからといって、東が悪いことしてセブンに狙われる・・・
って話ではないです。(笑)
「セブン」は、東を守る側に・・・
そして「セブン」を狙うのは・・・・あの「組織」なんです!

ミサキ=基子には守りたい存在がいて・・・
このとこもあって、「セブン」は仲間として固まっていくわけだ。
序盤は、こんなバラバラな集団で大丈夫か・・?と思ったけど、
最後はちゃんとまとまったよね?

ようやく「仲間」となった「セブン」。
これからもあの「組織」とは対立し続けるだろう。
続編は確実にアリ・・・ですよね。
楽しみにしてまーす!!




 
   
インデックス




2014/11/18 読了





内容(「BOOK」データベースより)
池袋署強行犯捜査係担当係長・姫川玲子。所轄に異動したことで、扱う事件の幅は拡がった。行方不明の暴力団関係者。巧妙に正体を隠す詐欺犯。売春疑惑。路上での刺殺事件…。終わることのない事件捜査の日々のなか、玲子は、本部復帰のチャンスを掴む。気になるのは、あの頃の仲間たちのうち、誰を引っ張り上げられるのか―。


 

姫川玲子シリーズの最新刊です!
姫川班が解散となり、「ブルーマーダー事件」が起こったとこまで
描かれていましたが、この作品は、
その前後・・・・が描かれてるのかな?

何より、目次でビックリ。
「インデックス」=「目次」ですよね。
その目次・・・順番がめちゃくちゃなの!
どういうこと??と思ったら・・・
英語表記のアルファベット順・・・なんです。
うーん・・わかりづらっ!!
凝り過ぎですよー!!!

で・・・8編中、「宝石ザミステリー」で3作、そして
JTのサイトでの連載企画で1作、既読でございました・・・
残念感たっぷりだわ・・・と思って読んでたけど、
実際再読してみると、時間経過を追って読めるので、
再度楽しめた・・・・って感じでしたね。

玲子としては、自分のせいで解散してしまった姫川班を、
もう一度・・・捜査一課で!っていう思いをずっと持ってて、
何とか手柄をあげて、早く再集結したい・・・って思ってるわけよ。
でも、働くうえで、新しいチームを抱えなくちゃいけないわけで・・

新チームが、全然魅力的じゃないっていうか、
感じ悪いっつーか・・・
早く再集結してほしい!!って思わせるチカラはすごい!(笑)
もうちょっと玲子が踏み込めばチームとして形になりそうだけど、
玲子は「あの姫川班復活」しか考えてないんでね・・・
そういうのが伝わって、壁ができてんじゃないか・・・・と。
ま、私も早く姫川班復活してほしいので、いいんだけどね・・・

短編集のため、各事件はそれほど重たくはないものの、
最後の2篇は続き物で、
とても胸が痛くなるお話でした・・・
刑事として、人として、言葉にするのは憚れる思いを
玲子はハッキリと感じます。
私も、死ぬのはお前だったら良かったのに・・と思ったよ。
だけど、生きてるから未来があるわけで、
この先、この母子に何かあるかもしれないっていう期待をもってあげたい。
そうでないと、可哀想すぎるもん・・・
・・・何の罪もないのに死んでしまった人には申し訳ないけど・・・・(涙)

最後に・・・・あの人が姫川班に戻ってきてくれました!!
一番会いたくて、一番気まずい人・・・かな?(笑)
ちょいと私生活をつつくと、反応がおかしくて・・・
おや・・・?離婚した・・・?
だといいのにー!!
あ、いかん、人の不幸を願ってしまった・・・・(汗)
もしかしたら、家族が増えてマジ幸せなんっす!っていう方かもしれんし・・・
あんまり期待しないでおこう・・・・

次は長編でお会いしたいです!
そのときは、菊田だけじゃなく、他の面々もそろってるといいな・・・




 
   
あなたの本


あなたの本 (中公文庫)

2015/1/29 読了





内容(「BOOK」データベースより)
父の書斎で見つけた奇妙な本。『あなたの本』と題されたそれを開くと、自分の誕生から現在までが一つ違わず記されていた。このまま読み進めれば、未来までもわかってしまうのか。その先をめくるか否か、悩みぬいた男の決断とは?サスペンス、ユーモア、ファンタジー、SFなど人気作家の多彩な作風を堪能できる七つの作品集。


 

誉田さんの短編集。
中身はバッラバラです。(笑)

冒頭の「帰郷」は、てっきりお姉ちゃんの仕業だと思ってたのに、
最後には違う展開に!
家系・・・・血・・・ってことですかね?
生まれてくる子が怖いっす・・・

表題作の「あなたの本」は、何とも後味の悪い話。
最初に全部読んでおいたほうが良かったのか、
最後まで読まない選択をすべきだったのか・・・
自分が下した決断に、激しく後悔する内容でして、
う・うわぁ・・・・って思わず声がもれちゃいました。(汗)

全体的に後味の悪い話が多かった中、
「見守ることしかできなくて」は、ちょっといい話・・・だったかな?
想いって、残るよなぁ・・・・
自分自身も、守られてたな・・・って思ったこと、ありますし。
・・・気のせいかもしれないけど。

ちょこちょこ発表していた短編が増えてきたので、
とりあえずまとめて発売しました・・・って感じなのかな?
短めの短編なので、あっという間に気楽に読めちゃいましたよ!




 
   
プラージュ




2015/9/28 読了






幻冬舎

内容(「BOOK」データベースより)
たった一度、魔が差した結果、仕事も住む場所も失ったサラリーマンの貴生。やっと見つけたシェアハウスで、人生をやり直す決意をした矢先に、一人の女性住人に「夜這いし放題よ」と耳打ちされて…。あるシェアハウスに住む、厄介者たちの物語。


 

とっても久しぶりだなぁ、誉田さんの新刊・・・
姫川シリーズの続編も待ち遠しいんですけどねー!


いろいろ上手くいかなくて、
つい流されて一度だけ覚醒剤に手を出した貴生。
執行猶予はついたものの、会社はクビ、住居は火事と、
とことんついてない・・
そんな貴生が流れ着いたのは、「プラージュ」というシェアハウス。
そこに住む人たちはみな・・・・という話。

最初は、いろいろと見えてこないので、モヤモヤしてはじまるんだけど、
ちょっとしたミスリードとかあったりしつつ、
最後は一致団結してある人を救いに行きます。

結果・・・命を失う人も出てきたんだけど、
そのあとの真実に驚いたねぇ・・・
まさか、アンタが張本人かいっ!ってね・・。

死んだ後で知らされたら・・・
怒りのぶつけようがないじゃんか!
ま、人を救うために命を失ったわけで・・・
文句も言えないな・・・

このシェアハウスは、一時的な身を寄せる場所・・・
それぞれが旅立っていく場所・・
だけど、ここから始まったと言える人はたくさんいるし、
忘れられないこと、人もいるわけで、
ときどき顔を合わせつつ、生きていくんだろうな。
心のよりどころとなる場所があるって、救いだもんね・・・。

貴生はある女性と付き合うことになるんだけど・・・・
結構心配だわ・・・
大丈夫かなぁ・・・(汗)




 
   
硝子の太陽 R (ルージュ)




2016/5/14 読了






光文社

内容(「BOOK」データベースより)
祖師谷で起きた一家惨殺事件。深い闇の中に、血の色の悪意が仄見えた。捜査一課殺人班十一係姫川班。警部補に昇任した菊田が同じ班に入り、姫川を高く評価する林が統括主任として見守る。個性豊かな新班員たちとも、少しずつ打ち解けてきた。謎の多い凄惨な事件を前に、捜査は難航するが、闘志はみなぎっている―そのはずだった。日本で一番有名な女性刑事、姫川玲子。凶悪犯にも臆せず立ち向かう彼女は、やはり死に神なのか?


 

待望の「姫川リシーズ」の続編!
しかも、今回は「”ジウ”サーガ」とのコラボ!
なんて憎いことをしてくれるんだ、誉田さん!
待った甲斐がありましたよ!!

で・・・RとN、どっちを先に読んだらいいんですか・・?って
手にした2冊を見つめ、しばらく悩みましたよ・・・
で、中に挟まれていた冊子から推理し・・・
姫川側から読もうって決めました。
だって、こっちは表、あっちは裏って気がしたから・・・

まず冒頭は・・・吐き気がするほどの衝撃的殺害シーン・・・
毎度のことながら、誉田さんの書く殺害シーンはエグイ・・・(汗)
そして、再び起こった類似事件・・・
そして、あの人の死!!
えぇ〜?どう関係してるの?
どういうことーっ!!って思いつつ、
早く先を知りたいけど、勿体ない気がして、
ゆっくり、いつもよりかなりゆっくり読みました・・・・


ネタバレです。


登場する「現場」が、私が住んでる場所にかなり近く、
そういう危険なことが起こり得る場所に住んでるんだ・・・って
結構リアルに怖い気持ちで読んでました・・

捜査が進んでいく中、刑事たちの熱い思いも話を盛り上げ、
アイツを絶対逃がすな!!って思いつつ読んだんだけど・・・
まさかの結末・・・
アイツかと思ってたら、孫だった!!っていう・・
やっぱ、「血」ってあるのかなぁ・・・(涙)

そして、その逮捕劇の中で・・・更なる死者が・・・
いい人だったのになぁ・・・
死ぬならガンテツにしろよ・・・・(汗)
また、味方が減っちゃったね、姫川・・・(涙)
おまけにガンテツに「死神」呼ばわりされちゃうし・・・・

菊田が姫川班に戻ってきてくれたのは嬉しいけど
まだ漂うぎこちなさっていうか、なんていうか・・・
元のメンバーが全員そろうのは難しいだろうから、
今ある場所でちゃんと結束してほしいですな・・・

そしてつながる、「N」へ・・・
「R」内で早々に「死亡」が伝えられた上岡の死の真相を、
歌舞伎町セブンはちゃんと見つけ、落とし前をつけてくれるんでしょうか!
楽しみです!



 
   
硝子の太陽 N (ノワール)




2016/5/16 読了






中央公論新社

〈ジウ〉サーガ×姫川玲子 誉田哲也の二大人気シリーズが、衝撃のコラボレーション!
【動機も真実も闇に堕ちる、戦慄のノワールサイド】
沖縄での活動家死亡事故を機に「反米軍基地」デモが全国で激化した2月、新宿署の東弘樹警部補は、「左翼の親玉」を取調べることに。その直後、異様な覆面集団による滅多刺し事件が起こる。
被害者は歌舞伎町セブンにとってかけがえのない男――社会に蔓延る悪意の連鎖を断ち切るべく、東とセブンの共闘が始まる!
絆も正義も血に染まる『硝子の太陽Rルージュ』(光文社)、同時刊行!


 

うん、先にR、そしてN・・・で間違いなかった!
Rでは、姫川班の扱う殺人事件がメインで、
その裏に何があるか・・・・は見えてこない、
でも、その前提ありきで、Nでは話が進んでいく・・・
そうだったのか!っていう納得が感じられましたしね。
面白かったです。

歌舞伎町セブンの面々にもたらされた上岡の死・・・
上岡が何をしようとしていたのか、
何に巻き込まれてしまったのか・・・は、徐々に明らかになっていきます。


ネタバレです。


Rでも、最終的に「新世界秩序」の存在を感じますが、
この「N」では、もう、明らかにその存在がありましたね。
この一連の事件の背景には、確実にこの組織がある・・・
壊滅したはずだ・・・と東刑事は言ってたけど、
いやいや、ますます何を企んでいるか、怪しいもんですよ・・・(汗)

上岡は、自分を頼ってきた仲間を救おうとしていた。
その行動に、「歌舞伎町セブン」という背景があったことは間違いない。
その強みから、優しくなれたんだろうけど・・・
それが仇になったかなぁ・・・って気もする。(汗)

上岡の想いを知ったメンバーは、弔い合戦へとうってでる。
セブンのメンバーであるにもかかわらず、
どこか「関わりたくない」と引いていた小川刑事も、
今回に限っては「何でもやります!絶対仇をとりましょう!」と
やる気マンマンで・・・

でも、「目」を一人失ってしまったため、
情報という意味では不足となり、動き出せないメンバー・・・
そこで陣内は、ある人に頼むことに・・
そう、東刑事です!
ほぼほぼ、陣内=歌舞伎町セブンってことに気づいていて、
その人に頼むのは賭けではあったけど・・

誘拐事件もからんでいたため、協力してくれましたね。
ただ、確実に「そっちの道」に足を突っ込んでしまった気がしなくはない・・。
今後、この東がどんなふうにセブンと関係していくのか、
見所ですね・・

一連の犯行の犯人を「始末」した面々だけど、
花城という男は逃してしまいました・・
この男、「なりすまし」みたい・・?
そして、この男の沖縄土地買収に関しては
確実に新世界秩序が関係してる・・・
氷山の一角をちょこっと崩した・・って感じかなぁ・・・今回は・・。

歌舞伎町シックスになってしまった面々・・・
追加メンバー、いれます?
あの土屋って女はやめとき!
確実に新世界秩序の手先ですから!危険だぞ!!

まだまだ目が離せないこのシリーズ・・・
先が気になりますね!



 
   
増山超能力師大戦争




2017/7/10 読了






文藝春秋

内容(「BOOK」データベースより)
ここは、超能力が事業認定された日本。いまや超能力関連の科学技術は国家レベルの重大機密情報となっている。そんななか、最先端の技術開発に携わっている人物が行方不明に。本人の意志なのか、はたまた海外の産業スパイによる拉致なのか。「面倒くさい」が口癖の一級超能力師・増山圭太郎が調査を開始すると、所員や家族に魔の手が迫る…。


 

前作がドラマ化されて・・・
お?続編が出たぞ・・・?って思ったら!
帯に「スクリーンに戻ってくる!」とな。
はぁ?映画化っすか?
それほど話題になったドラマでもなかった気が・・・(汗)
私は好きでしたけど・・・

ってことで、今作は映画化なので、短編集ではなく、、長編です。
だからかなぁ・・・読みづらかった。(汗)
いろんな人が動いてるんだけど、
おんなじところをウロウロしてる感じで、
心配ばっかりさせておいて、話が進まないっていう・・・
イライラさせられちゃいました。(汗)

超能力師にとって、かなり不利な機器・・・
そして、これが悪用されると困る・・っていう機器がらみの話でしたが、
盗まれた時点で、誰が動いたか、わかりきってるわけで・・
そこ、ちゃんと調べようぜ!
それこそ、超能力を使って読み取ろうぜ!って思っちゃった。
ま、そんな簡単に使ってはいけないのかもしれないけどね・・・

原作とドラマでは、悦子と増山の関係が違います。
ドラマでは不倫はしてません。
なので、映画ではそういう部分は省かれるんでしょうね。
ま、余計な気を回さなくていいから、見やすいだろうけど。(笑)




 
   
ノーマンズランド




2017/11/






光文社

内容(「BOOK」データベースより)
またしても同僚の殉職を経験し、心身に疲弊の残る姫川玲子が入ったのは、葛飾署管内で起こった若い女性の殺人事件捜査本部。心機一転、捜査に集中する玲子だったが、すぐに行き詰まってしまう。有力な被疑者がすでに別の所轄に逮捕されており、情報が流れてこないのだ。玲子は、あらゆる伝手をたどり、事件の全体像を探りはじめるが…。


 

読書予定