TOP > 作家別一覧 > 百田尚樹

 百田尚樹 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。
これまでの作品はほぼ読んでますが、いまさら思い出して書くのは無理です。
だって、百田さんの本って、ちゃんと語りたい本ばっかりだから・・・
再読したら、書くかもしれません。

フォルトゥナの瞳





   
フォルトゥナの瞳




2014/10/1 読了





その若者には、見たくないものが視えた。他人の「死」が。「運命」が――。本屋大賞受賞後初の長編小説、遂に刊行! 幼い頃に両親と妹を亡くした木山慎一郎には、友人も恋人もいない。一日中働き夜寝るだけの日々。夢も自信も持てない孤独な人生だった。その日までは――。ミリオンセラーを連発する著者が、満を持して選んだテーマは「愛」と「死」と「選択」を巡る、人間の「運命」の物語。大切な人の「死」が見えたとき、あなたなら、どうしますか?



百田さんの最新刊。
ちょっとSFっぽいかな・・・?

ある日、人の体の一部が透けて見えた・・・
それは、人の死の予知のしるしのようで・・・
こんな力、どうしたらいいんだ・・・?ってお話でして・・・

主人公の苦悩が延々と続きます。(笑)
確かに、見えたからって、何かしてあげられるわけでもなく、
いや、してあげたからといって、それが本当にいいことかどうかもわからず、
しかも、そうすることで自分に跳ね返ってくることもあるとなると・・・・

考えさせられますよ。
自分だったら、他人のために自分の命を削れるか・・ってね。
「見ない」と思っても見えてしまう・・・
見えてるのに、何もしなかった自分を責めてしまう性格の主人公は
それはそれは辛いだろうなぁ・・・って思う。
私はわかりやすい自分勝手なんで、
自分の大切な人のためなら、命を削ってても助けるかもしれないけど、
他人のため・・は、できないだろうなと。
だって、全員救えるわけじゃないんだもん。
できるならするよ、でも、できないし。
自分の命、削られていくし・・・
割り切れるかどうか・・・なんだろうなぁ・・・

最後に、ある人が死にます。
この人は何をして死んだのか・・・・気になるなぁ・・・・
もしかして主人公を救ってくれたのかなぁ・・・?って思ったけど、
そうでもないみたいだし・・・
いや、あの会話の中で「救い」となる意味合いが含まれてたのかなぁ・・?
本人が救ってしまったと思ったら、そこで何かが起こったかもしれんしね・・・

そして、最後の最後・・・・
やっぱりか・・・って思ったよ。
だからこそ、惹かれあったんだろうなぁ・・・って。
でもさ、自分本位で生きててほしかったと思っていたのなら、
あんな言葉をかけてはいかんよね。
あの言葉でカレは動いちゃったわけだから・・・

百田さんはいろんな分野の話をお書きになります。
ほぼ、ハズレはないです。
次はどんな分野に手をお出しになるんでしょうか?
楽しみです!