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 北村薫 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

八月の六日間 中野のお父さん





   
八月の六日間




2014/8/20 読了





内容(「BOOK」データベースより)
40歳目前、文芸誌の副編集長をしている“わたし”。ひたむきに仕事をしてきたが、生来の負けず嫌いと不器用さゆえか、心を擦り減らすことも多い。一緒に住んでいた男とは、3年前に別れた。そんな人生の不調が重なったときに、わたしの心を開いてくれるもの―山歩きと出逢った。四季折々の山の美しさ、怖ろしさ。様々な人との一期一会。いくつもの偶然の巡り合いを経て、心は次第にほどけていく。だが少しずつ、けれど確実に自分を取り巻く環境が変化していくなかで、わたしは思いもよらない報せを耳にして…。生きづらい世の中を生きる全ての人に贈る“働く山女子”小説!




お初の作家さんです。
特に何も考えず、図書館にあったから借りた・・というもの。

最近読んだ、湊かなえさんの「山女日記」のような感じですね。
山に登る女性のお話です。
「八月の六日間」に何かが起こる!というミステリーでは
ありません!(笑)
ただただ、山が好きで登ってる40女のお話・・・
連作短編集ですね。

「山女日記」のレビューでも書きましたが、
私は「辛い思いをして山に登る気持ち」が全然わかりません。
最近では登山で行方不明とか滑落とか、
そういうニュースをよく聞きますし、
危険なところに、辛い思いをしてまでなぜに・・・?と思っちゃいます。

「山女日記」を読み終わっても、その気持ちは変わらなかったんですが、
この本は40代の女性のお話だったし、
「山女日記」は様々な登場人物が出てきますが、
コレは一人の女性の話だったので、入り込みやすかったせいか、
ちょっと心が揺らぎました。(笑)

だけど、やっぱり大変そうで・・・
軽い気持ちでは絶対やっちゃダメだ!って思ったよ。
私も群れるのは苦手なので、単独行動したいんだけど、
やっぱ一人は怖そうだな・・・って思ったし・・

で、結果、やっぱり私は登山はしないな・・・ってとこで
落ち着きました。(笑)
だけど、小説として、読み甲斐がありました。
「登山にわざわざ本を持っていく」という主人公の気持ちも
この小説ではとても共感できましたし。
私も、旅先で読まないとわかってても、
荷物に本をしのばせちゃうタイプなんで。(笑)

彼女が今後、どんなふうに人生と向き合っていくのか、
もうちょっとのぞいてみたくなる、そんなお話でした。




 
   
中野のお父さん




2016/1/25 読了






文藝春秋

内容(「BOOK」データベースより)
出版界に秘められた“日常の謎”は解けるのか!?体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父。




出版社勤務の娘が、
日々のちょっとした疑問を、中野に住む父に相談すると、
博識の父は解決してくれちゃう・・・・っていう、短編集。
一編が30ページ前後で非常に短い。
読みやすいけど、あっけない気もする・・・。

あと、まぁ、出版社勤務ってことで、
文学系のお話が多いんだけど・・・
落語とか、古い文学とかにまつわるウンチクが多くて、
造詣が深くない私には、正直チンプンカンプン・・?(汗)
サラーっ・・・と流し読みしちゃいました。

お父さんが娘のことが大好きで、
そんなお父さんを頼りにしてる娘・・・って姿が、
微笑ましいなぁ・・・っていうくらいの感想が適当かな?(笑)