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 今野敏 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。
たくさん読んでるんですけど、今後読んだものを記載していきます。

page.1  
TOKAGE 天網 TOKAGE2 連写 TOKAGE3 廉恥
捜査組曲 自覚 隠蔽捜査5.5 マル暴甘糟 精鋭
鬼龍 豹変 潮流 プロフェッション
寮生 触発 アキハバラ マル暴総監

page.2  
真贋 去就 隠蔽捜査6 パラレル エチュード
ペテロ マインド 継続捜査ゼミ サーベル警視庁
回帰 変幻 棲月 隠蔽捜査7 道標





   
TOKAGE 特殊遊撃捜査隊



2014/3/31 読了





内容(「BOOK」データベースより)
大手都市銀行の行員3人がさらわれる誘拐事件が発生した。身代金要求額は10億円。警視庁捜査一課特殊犯係の上野数馬は、覆面捜査専門のバイク部隊「トカゲ」のメンバーとして、東京・大阪間を駆け巡り、初めての誘拐犯逮捕に挑むが…。




覆面捜査専門のバイク部隊「トカゲ」の隊員が主人公だけど・・・・
イマイチ活躍できてなかったですよね?(汗)
だって、ほとんど「待機」なんだもん。
ま、「いざというときに!」という惣菜なんかもしれんけど、
誰が主役だ・・・?って疑問だった。

銀行の行員が三人も誘拐されて、
10億円が身代金として要求され・・という話だったけど、
オチとしては、普通・・・・
ってか、まず、それを疑っても良かったんじゃ・・・?て気もして・・(汗)
大阪と行ったり来たりして、時間が無駄に過ぎた感じ?

これは
シリーズ化されています。
次作は面白くなってるかな・・・?と期待して、
早速読んでみようと思います。




 
   
天網 TOKAGE2 特殊遊撃捜査隊



2014/4/1 読了





内容(「BOOK」データベースより)
深夜の高速道路を走行中のバスが次々とジャックされた。前代未聞の犯行に大規模な追跡作戦が始まるが、ネットには警察も知らない情報が書き込まれ、事件が『実況』されていた―。覆面捜査チーム「トカゲ」に新たな敵が立ちはだかる、シリーズ第2弾。




「TOKAGEシリーズ」第2弾。

ちょっとは成長した上野くん・・・ですかね?
とはいえ、やっぱり主役!って感じではないのだな・・・。(汗)

今回は、三台同時にバスジャック事件発生!というもの。
もし、本当にこんなことがあったら、
一日中テレビにくぎ付けやな・・・と不謹慎な感想を・・・(汗)

まぁ、特殊班とTOKAGEの姿を追っていくわけですが・・・
いいんですよ、TOKAGEの話っすから。
でもね・・いくならんでも、事件の結末が浅すぎないか?
描かな過ぎにもほどがあるしょ。
動機は一体なに・・・?までが異常に長く、
そこに達したら、あっという間に容疑者が見つかり、
あっという間に逮捕、そして物語終了・・・と、
おいおい、これでいいのか?と汗が出るくらい。(汗)

全体的に浅く感じるんだよなぁ・・・
とはいえ、前作よりはマシかな・・・って程度です。

第三弾も出ています。
読んでみますけど・・・またこんな感じっすかね?(汗)




 
   
連写 TOKAGE3 特殊遊撃捜査隊



2014/4/7 読了





内容(「BOOK」データベースより)
東京都内でバイクを利用したコンビニ強盗が連続発生。しかも国道246号沿いに集中している。警視庁の覆面捜査チーム“トカゲ”にも召集がかかる。上野数馬と白石涼子は捜査本部が置かれた世田谷署へと急行、新設されたIT捜査専門組織・警視庁捜査支援分析センターも総動員されるが、解決の糸口が見つからない…。漆黒のライダーはどこへ消えたのか?




うーん・・・・
結構連続してこのシリーズを読破しましたけど・・・
今作もイマイチすっきりしないんですよね・・・

相変わらず、事件に向かうトカゲの姿は丁寧に描かれるんですよ。
もうええわ!っつーくらいに。(汗)
並行して、女性トカゲにご執心の記者も描かれていくんだけど、
この男のモチベーションが、「いい記事を書きたい!」ってことより、
女トカゲをただ追いかけたい・・って感じにしか思えなくて、
キモッ!!って感じで・・・(笑)

今作の事件は、連続するコンビニ強盗なんだけど、
かなり早い段階で、著者は「答え」を提示してるんですよ。
なので、「なんで早く気が付かないの?」ってこっちは思っちゃうわけ。
この提示の仕方は正解なのか?と甚だ疑問。(汗)

んでもって、相変わらず「事件の本質」部分は浅い。(汗)
あっという間に終わるんすよ。
うーん・・・・
ボリュームがあるだけに、読み終わるのにかなりのパワーを使います。
このシリーズ・・・私には合わないのかな・・・?と
三作読んで実感するのでありました・・・
・・・早めに気づくべき?(笑)




 
   
廉恥




2014/5/18 読了





内容(「BOOK」データベースより)
警視庁強行犯係・樋口顕のもとに殺人事件発生の一報が入った。被害者は、キャバクラ嬢の南田麻里。麻里は、警察にストーカー被害の相談をしていた。ストーカーによる犯行だとしたら、マスコミの追及は避けられない。浮き足立つ捜査本部は、被疑者の身柄確保に奔走する。そんな中、捜査の最前線に立つ樋口に入った情報―公立中学や高校に送られた脅迫メールの発信源リストの中に、樋口の娘・照美の名前があったという。警察官の自宅に強制捜査が入れば、マスコミの餌食になることは確実で、処分も免れない。樋口は更なる窮地に立たされた―。組織と家庭の間で揺れ動く刑事は、その時何を思うのか。




「廉恥」とは、心が清らかで、恥を知る心が強いこと。
それほど出世欲のない、生真面目な一刑事の物語です。
「リオ」「ビート」「朱夏」の樋口刑事シリーズの第4弾です。
すごく久しぶりですよね。
3作で終了だと思ってたら、帰ってきましたよ!(笑)

雰囲気としては、「隠蔽捜査」の竜崎に似ている。
あんなキャリアで、堅物ではないけど、
マジメな刑事が、仕事と家庭の問題で揺れ動きつつ・・・ってとこが、
よく似てるな・・・って気がしました。

警察官であれば、早めに情報を手に入れることができ、
自分の家族を守るためにそれを利用することは・・・
いかんのかもしれんけど、やっちゃいそうな気がするの。
だけど、樋口はそれを良しとしない。
だからこそ、自身の評価よりも高い評価を
まわりから受けてるわけだよね。
恥を知ってるわけです。
結果、それはちゃんと家族にも伝わって、
逆にいい方向に向かうことになって、良かったです。

事件のほうは・・ってーと。
マジで、こういう女は男の敵ですな。
面白いから、面倒くさいから・・・と、
解決方法として、「訴える」っていう・・・
最悪です。
マジで、コイツこそ「恥を知れ」って話。

軽めにサクサクと読める作品でした。




 
   
捜査組曲
東京湾臨海署安積班




2014/10/10 読了





お台場のショッピングセンターで、放火との通報が入った。安積班のメンバーが臨場した時には、警備員がいち早く消火活動を始めたので一大事にならずに済んだ。警備員に話を聞いた須田は、何か考え込んでいるようで・・・・・・。三日後、またしても同じショッピングセンター内で、強盗未遂事件が起きる――。珍しく須田が、この事案をやらせてくれと安積に頼むが・・・・・・(「カデンツァ」より。)安積班のメンバーをはじめ、強行犯第二係長・相楽、鑑識係・石倉、安積の直属の上司・榊原がそれぞれの物語を音楽用語になぞらえて描く、安積班シリーズの最新短篇集、待望の刊行。



テレビドラマでお馴染み、「ハンチョウ」シリーズの短編集です。
安積と、その部下、そして鑑識班や上司、ライバルなどがメインの
それぞれ30ページ足らずの短編が10作品、
それぞれに音楽関係のサブタイトルがついた、オシャレな作りです。

各編が短めで、とっても読みやすい。
今まで読み続けてきてる分、キャラもしっかり頭に入ってるので、
無駄な説明なしで、いい感じ。
いつもの長編もいいけど、こういうのもたまにはいいよね!

でも、事件自体はヒネリとかはありません。
一編30ページ足らずなので、深い事件は描けませんのでね・・
だから、事件というより、キャラを描いてる・・ってことで、
そこを楽しむ作品ですね。

安積班がずっとメンツを変えずにいてくれるのも、
改めて嬉しいです。
普通はこうはいかないような気もするけど・・・
出来る限り、このメンバーでいってほしいな。
・・・ドラマ版では変に変えられちゃったのでガッカリでしたので。(汗)

目立ってたのは、須田・・・かな?
のほほん・・・としてて、実は洞察力に優れてて・・・ってのが、
最初の2章で大きく扱われてます。
その後も、後輩に慕われてたり・・・な姿も描かれてましたね。

ドラマ版を見てるせいか、完全に脳内で映像変換されちゃってて、
それも読みやすさが増した理由かも・・・(笑)

普通の単行本の厚さですが、
読みやすさはかなりあります。
一休み入れつつも、あっという間に読了できちゃいます。
安積班を読み続けてる人にとっては、
嬉しい一冊だと思います!




 
   
自覚 隠蔽捜査5.5




2014/10/28 読了





内容(「BOOK」データベースより)
“変人”キャリア官僚・竜崎の胸のすく活躍を、反目する野間崎管理官、“やさぐれ刑事”戸高、かつて恋した畠山美奈子、そして盟友・伊丹刑事部長ら個性豊かな面々を通して描く、会心の七篇。人気のキャラクターが勢揃いした満足度120%のスピンオフ!




「隠蔽捜査」のスピンオフ短編集・・・ですね。
「4.5」もありました。
今回は「5.5」でございます。
これまでの全7作、すべて読了しております。
・・・レビューは・・・・今更書けない・・・かな?(汗)

最近ドラマ化されたせいで、
脳内映像変換が起こってしまっておりました。(笑)
個人的にイタミン=古田新太が納得できてないので、
勝手に古田新太が頭に出てきて、ジャマだったわーっ!!(笑)

竜崎の周りの人を主役にした、全7編です。
副署長や、各課の課長、イタミンまで・・・
どれも読み応えありました。
みんなさ、一応自分で何とかしようとするんだけど、
窮地に陥ると、竜崎に頼ってくるんだよなぁ・・・
もっと早く報告してりゃ、そんなことには・・って話もあったけど、
竜崎に頼りっぱなしの面々ではない。。。ってことで。(笑)

そして竜崎・・・
署長の椅子に座ったまま、まー、適切な意見を・・・(笑)
もう、みんな、「目から鱗」が過ぎる!!
それも、みんな竜崎を信頼してるから・・・なんだろうけどさ、
それにしたって、「ははーっ!!」な感じがすごすごる。
でも、竜崎はいたってフツーに飄々としていて・・・
気持ちがいいくらいですな。

長編シリーズは結構重たい話になりがちだけど、
スピンオフ短編は読みやすいし、軽い話がほとんどなんで、
読後感もすこぶるよろしい!
また、7.5とか、9.5でお会いしたい。
・・・つまり、長編2つ、短編1つ・・・くらいのペースが望ましいってことです。
・・・個人的にはね!(笑)




 
   
マル暴甘糟




2015/1/3 読了





内容(「BOOK」データベースより)
史上最弱?の刑事登場!撲殺事件の裏にあるのは暴力団の抗争か、半グレの怨恨か―弱気な刑事の活躍ぶりに笑って泣ける、著者会心作!




どうやら、今野敏さんの「任侠シリーズ」に出てきた甘糟が主役らしい。
任侠シリーズは読んでないのでわかりませんが・・・
とりあえず、読んでみました。

結構ヘタレの甘糟。
こんなんでマル暴の刑事が務まるのか・・・?と不安ではあるんだけど・・・
その、頼りない感じがマルBが心許すところでもあるらしく、
みんなに「お前、マル暴に向いてるな」と言われてしまうんだな。
うん、こういうタイプがいてもいいんじゃないかな?

ただ・・・この「組の下っ端が殺された」って事件だけで
一作引っ張るとは思ってなくて・・・
え?次の殺しとかはないんですか?って
拍子抜けしちゃったんですけど。(汗)

ヘタレではあるものの、分析力は過ぎれている甘糟。
結局、事件の真相にたどり着き、もめ事を防ぎつつ解決しちゃったんですが、
本人は自分が何かをしてやった・・・っていう自覚はなくて・・・
うーん・・・やっぱり大丈夫かな、この子・・・って
心配になっちゃいますな。(笑)

シリーズ化、しますか?
できれば、もうちょっと膨らむ事件にしていただきたいな・・・・(汗)




 
   
精鋭




2015/4/8 読了






朝日新聞出版

内容(「BOOK」データベースより)
失敗は許されない。敗北も許されない。SATが最後の砦だ!新人警察官の柿田亮は上司の勧めでエリート集団の機動隊を志望するが―著者が初めてSAT(特殊急襲部隊)に挑んだ警察小説。朝日新聞好評連載の単行本化。




SAT隊員が主人公・・・・ってことで、
事件を通してSATの活躍を描くのかと思ってたら・・・

成長物語・・・?(汗)

ある警察官が、交番勤務を経て機動隊に入り、
そこからSATを勧められ、隊員となるまでを描いた、
成長物語・・・?

ハラハラドキドキ、ドンパチ・・・などなどを想像していたのに、
何とも呑気な・・・(笑)
一人の警察官が、「警察官とは」「正義とは」と悩みつつ、
自分の進むべき道を見つけていく様を丁寧に描いているわけですが、

で・・・・?っていう感が否めない。(汗)

今野さんには珍しいテイストのお話でしたねぇ・・・
あっ!!そっか、これは「序章」なのか??
今後、カレらの成長を描いていくのか?
その中で事件とか織り込んでくる・・・っていう・・・?

それなら納得だけどねぇ・・・
とにかく、予想と全然違ったため、物足りなさを感じてしまいました。
だってさ、表紙もカッコよくてさ、絶対事件モノやと思うやん??(笑)

ま、こういう裏切りも時には新鮮ってことで・・・・・(笑)





 
   
鬼龍




2015/4/27 読了






角川文庫

内容(「BOOK」データベースより)
古代から受け継がれる鬼道衆の末裔として、「亡者祓い」を請け負っている鬼龍浩一。「亡者」とは、嫉妬や憎しみ、恐れ、あらゆる欲望といった陰の気が凝り固まったもの。今回依頼されたテレビ局のお祓いも、単純な仕事だった。さらに日本橋の食品会社で起きた異変の解決を頼まれた鬼龍は、出向社員になり、会社に潜入した。だが、会社には女子社員を中心に想像を絶する陰の気が渦巻いていた…。傑作エンターテインメント。




新刊発売されたとき、思わず本屋で手に取ったものの、
裏のあらすじを読んで、「えっ?」と思って戻しちゃったの。
だって、警察小説で有名な今野さんが、「除霊モノ」って・・
はいぃ〜???って感じなんだもん!!(笑)

で、図書館で借りてみました・・・。
調べてみると、かなり前に発売されたものの再発売なんですね。
その後シリーズ化もされてるみたい・・・

内容としては、「亡者祓い」という除霊団体のボンボンが、
修行のためにいろんな「亡者」を祓っていく・・ってことなんだけど、
この亡者ってのが、「陰の気」を持ってて、
その陰の気を帯びた女に男が魅入られていって・・っていう形なの。
だから・・・
描写がどうしても、そういうシーンになっちゃうっていうか・・・
獣になった男女のそんなシーンを何回も読まされて、
正直、胸やけがハンパねーっす。(汗)

んでもって、最後の亡者を相手にするとき・・・
祓う側も、とりあえずまぐわってみる・・・っていう・・・
えぇ・・・変なの・・・って感じで・・・

最後までなんか、気持ち悪ーい・・・・って感じでした。
ちょっと名前などを変更して、シリーズ化されてるみたいですが、
上記の理由で、もう私は読まないと思います。(汗)




 
   
豹変




2015/7/23 読了






角川書店

内容(「BOOK」データベースより)
都内の中学校で、三年生の佐田が同級生の石村を刺す事件が起きた。所轄署の取り調べで佐田は、老人のような口調で「邪魔をしたから懲らしめたのだ」と語り、係員を簡単に振り切り警察署から姿を消してしまうのだった。被害者の石村を訪ねた警視庁の富野は、石村が佐田の狐憑きを除霊しようとして刺されたと聞かされる。旧知のお祓い師・鬼龍光一とともに佐田を捜し、除霊に向かう富野。だが、次に豹変したのは、なんと石村の方だった―。本当に狐憑きの仕業なのか?そして次々と中学生の間で発生する類似の事件。そこには意外な共通点が浮かび上がる。




今野さんの「憑き物シリーズ」というか・・・
お祓い師の鬼龍と、刑事の富野がメインのお話。
短編集ではなく、長編です。

中学生が狐に憑りつかれて同級生を傷つける事件が続発。
ついで、女性中学生が拉致した男たちを無残にやっつけるという事件まで・・・
一体、何が起こってるんだ・・・?ということなんだけど、

鬼龍は、次々と祓っていくんだけど、
根本をどうにかしないと、こりゃずっと続くぞ?てんで、
富野と一緒にいろいろと調べていくわけですが・・

富野も、実はその「お祓い師」系統の血筋らしくって、
今回、鬼龍たちとお祓いをしていくうちに、
若干目覚めっぽくて、
真相に気づけたのも、そのおかげなのか・・・?って気もした。



ネタバレ・・・



結局・・・・狐憑きじゃなかったっていう・・・・・
脳の一部を刺激することで起こる現象を
実験としてやってみた男がいたっていう・・・・
なんとも、「そっちかーい・・・」っていうオチ。

だいたい、鬼龍自体が、
「狐に憑かれるという現象は信じるけど、
狐がいるとか、霊がいるとか、そんなんは信じてない」ってのが、
まぁ、理解できるような、
そんなんでいいの・・・?っていう思いになるっていうか・・・

なーんか、全体的に、えぇ・・?っていう感じなんだよね。
今後も続くのかね、このシリーズ?
そのうち、富野が覚醒して、
刑事とお祓い師の二足の草鞋を・・・ってことになるのか?(汗)




 
   
潮流
東京湾臨海署安積班




2015/9/16 読了






角川書店

8月の穏やかな月曜日、東京湾臨海署管内の複合商業施設内で急病人が出て、救急車の要請があった。同じ症状で救急搬送される知らせが立て続けに入り、同じ毒物で三人とも死亡した。彼らにつながりはなく、共通点も見つからない。テロの可能性も疑う安積。そこに、犯人らしい人物から臨海署宛てに、犯行を重ねることを示唆するメールが届く――。捜査を続けていくなか、安積は過去に臨海署で扱った事件を調べることになり、四年半前に起きた宮間事件に注目する。拘留中の宮間は、いまだ無罪を主張しているという。安積は再捜査を始めようとするが……。



安積班の最新シリーズ。

このシリーズの今野さんは、特に読みやすい。
っていうか、あっという間に終わっちゃう。
ホントに2時間ドラマを見てるみたい。(笑)

テレビドラマ化されていて、
キャストも記憶に残ってるため、
脳内変換して映像のように読みました。
蛇足ですが、テレビシーズは、安積班を改編したのが間違いだったよね。
このメンバーのままでやってたら、
今でも続いてたかもしれないのに・・・
もったいない・・・。(涙)

さて、今回は同時多発した毒殺事件。
最初jは、ただの救急要請が重なっただけ・・と思われたけど、
須田の勘が働き、事件へと発展。
そしてその須田が犠牲に・・・という流れ。

そんな中、過去の事件に引っかかりを憶えた安積の
執念の捜査が始めるわけです。
安積は、部下や仲間だけでなく、
上司にも恵まれてるよねぇ・・・
幸せな刑事さんだと改めて実感したよ。

事件の結末としては、あっけない気もしたけど、
このシリーズは事件よりも安積班がメインなんで、
その意味では楽しめたので良かったかな?

あと、安積は女性記者・山口を贔屓はしてないって言ってるけど、
客観的に見ると・・・
やっぱ、特別視してる時点で贔屓かなぁ・・・って気がするよ。(汗)
気にしすぎだよ、それが周りに伝わって贔屓ととられるんだって。
意識しすぎですよーっ!!




 
   
プロフェッション




2015/9/24 読了






講談社

内容(「BOOK」データベースより)
立て続けに発生した連続誘拐事件。解放された被害者たちは、皆「呪い」をかけられていた―。警視庁きっての特能集団、ここに始動!科捜研から招集された異能の5人(+1)その素顔は、警察内でも厄介視される変人集団!




「ST」シリーズの最新刊。
ハードカバーでの登場です。
・・・文庫で出してくれよぉ・・・・(涙)

相変わらずの面々でして、懐かしい限りです♪
ドラマで実写化されましたが、
青山役を女性にしたことが納得いかなかったので、
小説内で美しき男性でいてくれて、ホッとしました。(笑)

今作は、この青山メイン・・・ってことかな?
ある大学の研究室の人間の誘拐事件が起こり・・・というもの。
徐々に関係者が登場していき、
まぁ、コイツだろうね・・・っていう、意外性のない展開。(汗)
事件を起こした動機が、平凡な私には理解できないけど、
天才集団の面々はよくわかるのかもしれないねぇ・・・
いや、わかりたくもないか!(汗)

しかし、復讐の手段としては・・・かなり「いい」かも・・・・ですよね。
のたうちまわるくらいの頭痛が起こるわけでしょ?
単に殺しちゃうより、苦しんでもらえるもんね。
・・・何を褒めんてんだ、わたし。(汗)

相変わらずの面々で楽しかったけど、
全体的に軽め・・・かな?
メンバーをうまく使いこなせてない気もしたし・・・
本の見た目通り、「薄め」の一冊でした!




 
   
寮生 - 一九七一年、函館。-




2015/11/15 読了






集英社

内容(「BOOK」データベースより)
有名男子進学高の寮で起きた転落死事件―事故か自殺か、それとも?「毎年、誰かが死ぬんだ」―事件と伝説の謎を追って1年生探偵団が活躍!一九七一年の函館に展開する謎と高校生活と、恋?




今野敏さんの、青春小説・・・・?
なんか・・・似合わない気がするのは気のせい・・・?(汗)

中学卒業後、私立の高校に入学した主人公、
寮に入ることになり、そこで新たな仲間と出会う・・・
入寮早々、上級生による「喝」が入り、
ビビりつつも生活を続けていると・・・
ある上級生が自殺する騒ぎが・・・
一体、何があったのか・・・という展開。



ネタバレです。


正直、古葉くんが執着しすぎ・・・って気がした。
なんでこの子はそんなに真相を知りたいの??って疑問が。
きっと、そこには何かある・・・
自殺した人との関わりとか、事件そのものに関わってたりとか・・・


・・・してないんかいっ!!(笑)

ただの好奇心旺盛なヤツかいっ!!
しかもさ、自分では動かず、人を動かしたりしてさ、
んでもって、大事な場面は自分が出ていく・・・とかさ、
始終感じ悪いのよ、古葉くんは。

でもさ、きっとこの子の正体が明らかになるはず・・・って思うからこそ、
最後まで読んだってのに、何もないという・・・(汗)
真相も、「へぇ・・・」レベル?
「どんでん返し」もなく、「ふーん・・・」って感じ?

それと、1971年である理由もイマイチわからん・・・
これって・・何が言いたいんだろうね?
この時期特有の、この世代特有の・・・みたいな、
伝えたこともいまいちわかりにくいし・・・
何を読まされたのか、甚だ疑問である。
ご自身の青春時代を振り返った作品・・・・とかなんでしょうかね?

今野さんは・・・警察小説が一番っすな。(汗)




 
   
触発 警視庁捜査一課 碓氷弘一 1




2016/6/23 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
朝のラッシュで混雑する地下鉄駅構内で爆弾テロが発生、死傷者三百名を超える大惨事となった。威信にかけ、捜査を開始する警視庁。そんな中、政府上層部から一人の男が捜査本部に送り込まれてきた。岸辺和也陸上自衛隊三等陸曹―自衛隊随一の爆弾処理のスペシャリストだ。特殊な過去を持つ彼の前に、第二の犯行予告が届く!!犯人の目的は、一体何なのか!?




今野さんの、かなり昔の作品の新装版です。
なんで今、かなり以前の三作を新装版として発売したのか?
よくわかりませんが・・・
最近、続編が立て続けに三作出ているので、
それ関係ですかね・・・?
この碓氷シリーズは未読だったので、
図書館で借りてみましたよ!

かなり昔の作品・・・ってことで、
舞台は、地下鉄サリン事件が起こってまもない・・
そんな時代の東京でございます。
かなりプロ仕様の爆弾が地下鉄の駅で爆発し、
死傷者が多数・・・時を置かずして2発目が・・・というもの。
最初の爆弾の予告の電話を受けたのが、
主役の碓氷刑事。
イタズラだと思って本気で動かなかったことを後悔するんですが・・・

これが、「オレがちゃんと対処してれば死傷者は出なかったかも・・」ではなく、
「これでオレの刑事人生がヤバイ!!」っていう、
ちょいと自分勝手な部分がありまして・・・
人間味溢れる・・・人です。(笑)

立て続けに起こる爆弾事件に、
国は「爆弾のプロである自衛官を出向させよう!」と決めます。
そんなこと、ある?って感じだけど・・・
なかなか楽しめる展開でした。
どっちかというと、碓氷より、この自衛官が主役っぽかったですよね。

爆弾犯だけでなく、
その裏にある闇までも解決できまして・・・
この特別チームは解散・・・
また、どこかで出てきてほしいキャラでしたね。

それにしても・・・爆弾犯をギャフン!と言わせるために、
意地で爆弾解除をしちゃうシーン・・・
そこは確実な道を選択した方がいいのでは・・・?ってヒヤヒヤしましたよ。
ったく、職人ってこういうところがあるからねぇー!(笑)

続編も借りてきました。
近々読んでみます!




 
   
アキハバラ
警視庁捜査一課 碓氷弘一 2




2016/7/3 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
大学入学のため上京したパソコン・オタクの六郷史郎は、憧れの街・秋葉原に向かった。だが彼が街に足を踏み入れると、店で万引き扱い、さらにヤクザに睨まれてしまう。パニックに陥った史郎は、思わず逃げ出したが、その瞬間、すべての歯車が狂い始めた。爆破予告、銃撃戦、警視庁とマフィア、中近東のスパイまでが入り乱れ、アキハバラが暴走する!




副題で「碓氷弘一」って名が入ってるのに・・・
碓氷が出てくるの、本文が三分の二くらい過ぎてからっすよ・・・?(笑)
ま、面白かったからいいですけど。

冒頭、アキハバラで思い思いの時間を時間を過ごす数人が
描かれて行きます。
外国のスパイや、田舎から出てきたばかりの男性や、
アキハバラで働く男女や、事を起こそうとする輩たち・・・
一体、この話はどうなるの・・?って思いつつ読んでいくと
些細な諍いから、いろんな人間が絡み合い、
すんごいことになっていきます。

ノンストップなお話でございます。


ネタバレです。


なんでそんなことに・・・な六郷くんにとっては、
本当に災難な日だったけど、
最終的に「男」になれたし、友達もできたし、
ある意味「いい日」だったのかもしれなね。(笑)

アキハバラのあるビルで起こる事件に、
ようやく登場した碓氷ですが・・・
碓氷一人の活躍で解決・・・ってことではなく、
一般人の、しかも外国人の手をかなり借りて・・・の解決となり、
しかも、それ、ちゃんと丸くおさめられるのか?っていう、
とんでもない展開になっていくんだけど・・・

なんとかなっちゃいましたね。(笑)
何でもアリか!と言いたくなる。
だけど、まぁ、エンターテインメントとして・・・楽しめたので、
ヨシとしましょう!
途中でとめられず、また深夜まで読みふけるハメになっちまったっす。
こういうノンストップものは、休みの日に読むに限る・・・。




 
   
マル暴総監




2016/7/16 読了






実業之日本社

内容(「BOOK」データベースより)
警視総監は暴れん坊!?半グレ殺人事件の捜査線上に浮かんだ意外すぎる人物に甘糟刑事は大弱り!超人気“マル暴”シリーズ最新刊。




マル暴なのに、ヘタレの甘糟くんシリーズ、第2弾です。
今回は、街中に白いスーツを着た男が現れ、
もめ事を解決してるらしい・・・けど
ある事件に関係してるんじゃ?ってことで捜査が進む・・
しかし、甘糟はその男に見覚えがあった・・・
そう、警視総監だったのだ!!って話。

・・・・んなアホな。って、思っちゃうよね。(笑)
結構目撃されてるし、
そもそもそんな派手な格好して・・・
バレないって思ってるほうがおかしいわ。

甘糟にだけは正体がバレた!ってんで、
総監、甘糟をうまく使って捜査状況を把握、
必死に帳場で自分に降りかかってる疑いを解こうとするも、
何度も失敗・・・
どうなるのやら・・・って思って見てたら、
最後は甘糟の上司にも正体を明かし、
その上司のおかげで結構スムーズに解決・・・

最初からそうしておかんかい!てなもんで。(汗)

なんか、グダグダと話が進むわけですよ、
めっちゃ読むのに時間がかかったわ・・
人が死んでるんだけど、なんか大した事件じゃないのに・・って
思えてきてしまって・・・(いかんいかん)

このシリーズは合わないかなぁ・・・?
次作からは様子見だな・・・。