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 松岡圭祐 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

探偵の探偵 探偵の探偵 U 探偵の探偵 V 探偵の探偵 W
水鏡推理 水鏡推理 U 万能鑑定士Qの事件簿 T 万能鑑定士Qの事件簿 U
万能鑑定士Qの事件簿 V 万能鑑定士Qの事件簿 W 水鏡推理 V 水鏡推理 W
水鏡推理 X 水鏡推理 Y 黄砂の籠城 八月十五日に吹く風
生きている理由





   
探偵の探偵




2015/5/10 読了






講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
中堅調査会社が併設する探偵養成所に、決して笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という彼女には、自分から言えぬ過酷な過去があった。調査会社社長・須磨は玲奈の希望を汲み、探偵を追う“対探偵課”の探偵として彼女を抜擢した。怒涛の書下ろしシリーズ開幕。




ブックオフでだいぶ前に仕入れていたこの作品。
先日、北川景子主演での連続ドラマ化が決定し、
お?買ったはずだぞ・・・?と積読本の中から発掘してきて・・・
早速読みました。

いやぁ・・・・
ここにもいたよ、ダイハードなヤツが。(笑)
しかも、うら若き女性!
暴力シーンが、もう、耐えがたいくらいひどい。(汗)
キレイな女の子が傷だらけになっていく様は・・・
もう、やめて!!な感じでした。

探偵養成学校に入ってきた玲奈。
その理由は・・・探偵を知るため、探偵になる気はないと・・・
どういうことだ・・・?と所長・須磨は思い、調べてみたら・・・
玲奈な妹をしつこく追い回していたストーカーに、
生きたまま焼き殺されていたのよ・・・・
ストーカーから逃げるため、遠縁の家に避難していたのに、
どうしてわかってしまったのか?と思ったら・・・
妹・咲良を調査していた探偵がストーカーにすべて報告したから・・
探偵として、そこに犯罪がからんでるとわかったら、
手を貸してはいけないことくらい、常識であろうに、
そんなこと気にしない輩もいる・・・
そんな探偵に復讐するため・・・玲奈は探偵を知りたかったんだ。

危なっかしい玲奈を放っておけなくて、須磨は自分の事務所で雇う。
そこは・・・「対探偵課」。
違法(だいたいみんなある程度違法行為をしてるけど)な事務所を
見つけては潰す・・・そんなお仕事。
ゆえに、恨まれたり襲われたり・・・なわけで、
気が休まるヒマがない!

そんな玲奈の下に、新人が入ってくる・・・・
妹・咲良の雰囲気を漂わせる女の子・琴葉・・・
うっとおしいと思いつつ、守れなかった咲良と重ねながら
調査を進める玲奈ですが・・・

とんでもねぇことになっていきます。
もう、早く、早く!!って気が急いて仕方なかった。
結果、その事件は解決したものの・・・
この先も不安で仕方のないシリーズとなっております。(笑)

すごいスピードで次巻が発売されていて、
今は三巻まで出てますね。
「U」も古本屋でゲットしてあります。
「V」は出たばかりだから、新刊で買わないと・・・・かな?
ドラマ開始前までに読み終えたいです。
それにしても・・・・玲奈役の北川景子ちゃん・・・
イメージ、ピッタリですね!
ただ、琴葉役が川口春奈ちゃんってのが・・・・
どっちかっつーと、有村架純ちゃんの方がイメージかなぁ・・・?
川口春奈ちゃんは気が強そうなんでね・・・(汗)





 
   
探偵の探偵 U




2015/5/15 読了






講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
妹を殺したストーカーに不法に情報を与えた探偵はどこに潜むのか?「対探偵課探偵」紗崎玲奈は、レイプ犯の部屋に忍び込みその手がかりを見つける。妹の仇は絶対にとる、と誓う玲奈は、憎き探偵を「死神」と名付け、その影を追う。知力と情報力で争う現代の探偵を活写する革命的探偵小説、第2巻。




うわー!!!そんな展開・・・??
涙が止まらなかったよ・・・
そんなことになるって全然思ってなくて、
ちょっと希望すら抱いていたので、ショックがデカイ・・・(涙)

今回も、ベースは「妹の情報をストーカーに渡した探偵探し」です。
今回から、ソイツのことを「死神」と呼ぶことになりました・・・

そんな中、あるDVシェルターから女性たちが連れ出されるという事件が・・
ここにも玲奈が探している探偵が情報を流してるとわかり、
玲奈は動き出す・・
一方で、いろんな柵で捜査にストップがかかってしまったことに
納得のいかない刑事・窪塚も動き出す・・・



ここからはネタバレ。





奥さんを亡くし、幼い娘と暮らす窪塚との
ちょっと微笑ましいシーンが描かれてきて、
あら・・・?この二人・・・もしかして・・・?なんて思ってたのに、
なんと、DV被害者を救いだす現場で・・・
窪塚、死亡ですよ。
えぇーっ!!もーっ!!イヤだぁ・・・
死なないで・・・ってすがる玲奈とともに号泣しちゃったよ・・・
命が途切れるまで玲奈の心配をしてくれる窪塚。
その窪塚の名誉を守るため、最後に一仕事をする玲奈・・・
これからだったのよ、この二人は・・・
なのに・・・

しかし玲奈は切り替えましたよ。
今回の事件で、捜していた死神の名前を聞き出せましたから!!

しかし・・・まさかの・・

女・・・? 

いやぁ・・・金に執着する汚いおっさんだとばかり思い込んでたので・・・
これまたショックだわ・・。
次巻、
死神との対決ですかね?
こりゃ、気になるーっ!!

しかし・・・まだ立ち直れないわ、私・・・・(涙)
あ、そうそう、琴葉は戻ってきましたね。
あんな目にあって・・・まだそばにいるのかい・・?
逆にちょっと、そこに執着を感じてしまって、怖いんですけど・・・(汗)





 
   
探偵の探偵 V




2015/5/16 読了






講談社文庫

悪徳探偵を「駆除」するためにまったく手段を選ばない玲奈は、警察から24時間マークされることになる。玲奈は監視をかわしながら、自分と家族の人生を破壊した「死神」を追い続ける。ついに姿を現した「死神」の驚くべき正体とは。あまりに過酷な闘いに、玲奈の心は持ちこたえられるのか?



これはまた、すごいことになったよ・・・・


死神・澤柳菜々を会社をあげて追うことになった第三巻。
しかし、玲奈は警察にもマークされ、
同業者=探偵事務所からもマークされるという事態に・・・
確かに、こんなヤツのせいで業界を荒らされちゃたまらんもんね。(汗)

そんな中、前回の事件のDV被害者が再び夫に襲われる・・・
また、死神が夫に新情報を与えてるのか・・・?
許せない!!と、琴葉と二人でこの女性=凛を守る玲奈でしたが・・・



ネタバレしますよ。
本気のネタバレですよ。




いやぁ・・・死神の正体、ショックがデカすぎ。(汗)
前回の事件の首謀者ともいえる男が、
DV被害者の女性を刺そうとして、
それをかばって窪塚が刺されて死んでしまったわけですが・・・

なんとこのDV被害者・凛が、死神だったんだよーっ!!
被害者として殺そうとしてたのではなく、
自分の悪行を知ってる探偵として、始末しようとしてたんだよ・・・
なのに、窪塚は、死神とは知らずに、命がけで守ってしまった・・・
なんてこってーい!!!
もぉ・・・・報われなさ過ぎて苦しいよ・・・(涙)

その事実に気づくまでに、また琴葉がさらわれたり
琴葉の姉も巻き込まれて大ピンチに陥って・・・
今回も玲奈は大変なことになっちゃうわけですが・・・

はぁ・・・これでおしまいかと思ったのに、
まだまだ続くみたいっす。
もう、これ以上の衝撃の展開ってあるんすか・・・?(汗)

とりあえず、死神との決着はついた形になったけど、
この死神を「育てたヤツ」ってのがいるわけで、
今度の相手はソイツかな・・・?
でも、玲奈は須磨のもとを辞めることになってしまって、
琴葉とは今後は違う会社の「対探偵課」として生きていくことになるわけね。
ま・・・あの状況であの選択は・・・仕方なかったよ、琴葉・・・。

次作で終わるのかな・・・?
7月発売だそうです。
早く玲奈を楽にしてあげたいので、
もう、次作で終わってくれていいんだけど・・(汗)




 
   
探偵の探偵 W




2015/7/17 読了






講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
完全警護の東京拘置所で殺傷事件被告人の連続死亡事件が勃発。監視カメラが捉えた人物は、紗崎玲奈にとって唯一無二の存在だった。真実はどこで決着をみるのか。死神への復讐は果たしたものの、琴葉に裏切られ虚ろな日々を送っていた玲奈が覚醒する。「探偵の探偵」四部作、壮絶なフィナーレ。




前作「探偵の探偵V」で、仲違い状態の玲奈と琴葉の
関係修復までのお話・・・と、
「死神」を育てた人物との対決・・・っていう今作。

もうさ、琴葉の精神不安定っぷりが危なっかしくて・・・・
須磨も桐嶋も、もっと見ておいてあげてほしいわ・・・・

拘置所内で犯罪者たちが殺されて行った・・・
監視カメラには琴葉の姿が・・・
玲奈は動き出す・・・・っていう展開なんだけど、
さすが美しき探偵、またも「協力者」が現れます。(笑)
刑事・窪塚で痛い目を見てる玲奈は、
何とか遠ざけようとするんだけど・・・・
放っておけない何かがあるんだよね、玲奈には・・・

最終的に琴葉とはちゃんと向かい合うことができるんだけど、
「死神の教育者」は・・・・
「壮絶なフィナーレ」!と帯には書いてあるんですが・・・

終わってないですよね・・・?
「新章」が幕を開けるようです・・・・
うむむ・・・騙された・・・(笑)

早く玲奈に平穏が訪れてほしいんですけど・・・・
作者にはその気はないらしい・・・
ちどい・・・(涙)




 
   
水鏡推理




2015/11/5 読了






講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
正義感を発揮するあまり組織の枠を越え暴走してしまう文科省一般職ヒラ女性職員・水鏡瑞希。役所は彼女を持て余し、研究費不正使用を調査する特別チームに配属する。税金を掠め取ろうとする悪者の研究開発の嘘を見破れるか?抜群のひらめきと推理力を持つ美女公務員の下克上エンタテインメント!




私は松岡さんの作品は「探偵の探偵」しか読んでないので、
これは結構新鮮でした。
だって・・・人が死にませんし!!
血も流れませんし!
うん、こういうのも好きだわ!

ただ・・・何度も言うけど、私の頭は文系脳なんで・・・
理系は話は、むーん・・・・って意識が飛びそうになるのです。(涙)
何とかこらえましたけど・・・

知らなかったけど、国家公務員試験って、
そういう普通じゃ習わない試験があるんですね。
それを学ぶために探偵に弟子入り・・・っていう考えも
すごいと思うけど。(笑)

総合職ではなく、位の低い一般職の男性と、
女性・水鏡がメインのお話となっております。
この水鏡の推理能力が素晴らしく・・・
しかも、生活に根付いた、わかりやすい、使いやすい説なのよね。
ほー!へー!と感心する部分もあります。

ズケズケとモノをいう一般職に
最初は受け入れを拒否する官僚(総合職)たちだけど、
いつしか、その能力を認め受け入れていきます。
研究に対する資金を、詐欺のような手口で手に入れようとする輩に
文字通り「ぎゃふん!」と言わせる様は、
本当に痛快です!
もっと、もっとやってくれー!な話。

最後は「内部の敵」までもしっかりと退治・・・。
なかなか生きづらい性格ではありそうだけど、
信念は曲げずに頑張って行ってほしいですね!
恋模様も気になるところですが・・・
水鏡にその気があるのかないのか・・・
気を持たせるのが上手ねぇ・・・なんて思っちゃいました!(笑)

シリーズ化かな?
次作も楽しみです!




 
   
水鏡推理 U インパクトファクター




2016/2/16 読了






講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
小生意気だが天才的ひらめきを持つ文科省・不正研究調査チームの水鏡瑞希。ノーベル賞級の論文を科学誌に掲載した研究班リーダーの如月智美は瑞希の幼なじみだった。勃発する実験ノート窃盗と捏造疑惑。智美に降りかかる災いの真相とは?官僚を押しのけ霞が関を揺るがすヒラ職員の下克上ミステリ。




文科省一般職の水鏡シリーズ、第二弾ですね。
前作で、総合職の男性職員と
不正研究を暴く!ってことをやっていたので、
今回はその続き・・・かと思ったら・・・

お役所だった!!
人事異動、ハンパなかった!(笑)
総合職の男性・・・もう、いなくなってた・・・・(涙)
で、また水鏡を理解してくれる総合職はいないわけで・・・
そんなとき、小学校時代の同級生が、
ある発明で脚光を浴びることになり、驚く水鏡。
しかし・・・その同級生・智美の幼い頃の「悪事」を記憶している水鏡は、
そのことと今回の偉業が何か関係してるのでは・・?って疑うのよね。

なんか、この入り方がちょっとイヤっていうか・・・
正直、確かに智美のやった「悪事」は、
小学生にしては巧妙で、末恐ろしさを感じるものの、
あれから何年も経って、その間のことを何も知らないのに、
すごいことをやってのけたら、「ズルしてんじゃね?」って
疑いの目から入ったわけでしょ?
なんかさぁ・・・ちょっと歪んでるっていうか・・・(汗)

結局、その幼いころの「悪事」は、今とは何も関係なくて、
「疑ってゴメンよ・・」ってなことになるんだけど、
なんか、後味悪いっていうかねぇ・・・

で、問題は、智美の研究なんだけど・・・
実際に起こったSTAP細胞の件によく似た話で、
若い女性の素晴らしい研究が有名科学雑誌に掲載!ってことで
日本中が騒ぎになるも、他の研究者が作り出そうとすると、
誰にもできない、証明できない、写真にコピペあり・・などなど、
問題続出!!
果たして真相は・・・?ってことです。


ネタバレです。


実際のSTAP細胞の件のように、死人がでちゃうのか・・・?と
ちょっとヒヤヒヤしたものの、このシリーズでは人が死なない!ってのが
売りになってるようなので・・・・(違う?)
大丈夫でした・・・。

真相は、研究者の歪んだ欲に巻き込まれた・・・って感じかな?
自分がダメなら、他の人に・・・ダメ元だし。
もし誰かが作り出せたら、発案者はオレだし!
捏造とか問題になっても、発表者はオレじゃないし!
っていう、何とも自分勝手なヤツでございました・・。

それを見事に暴いた水鏡だけど、
今回はその「暴き方」が見事!
だって、理系モノが理解できない私のような人間のために、
画で説明してくれてますから!
なんとわかりやすい・・・・
ほほー!そんな手で騙しやがったか!!と、目からウロコですよ。
そんな悪巧みができるなら、本業をしっかりやれよと言いたい。(笑)

また続編アリ・・・かな?
楽しみに待ってます!




 
   
万能鑑定士Qの事件簿 T




2016/3/23 読了






角川文庫

内容(「BOOK」データベースより)
東京23区を侵食していく不気味な“力士シール”。誰が、何のために貼ったのか?謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。凛田莉子、23歳―一瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る「万能鑑定士」だ。信じられないほどの天然キャラで劣等生だった莉子は、いつどこで広範な専門知識と観察眼を身につけたのか。稀代の頭脳派ヒロインが日本を変える!書き下ろしシリーズ第1弾。




いよいよ手を出しましたよ、このシリーズ。
以前、古本屋で大量購入しておりまして、
そのときに読もうと思ったんですけど、
目次を見て、あまりの細切れさに、なんじゃこりゃ・・・?ってなって、
目次の時点で読むのをやめたという・・・。(汗)
変なヤツなんざます。(笑)

でも、「つぶやき」でも書いた通り、
「探偵の鑑定」が刊行されたので、
手を付けることにしました・・・。

「万能鑑定士Q」という看板を掲げた若き美女に、
週刊誌の記者がある依頼をするところから始まります。
「力士シール」という謎のシールが大量に町に貼られ、
このシールを鑑定してもらおうと思った記者・小笠原でしたが
この美女・莉子にすっかり魅了され、
いつしか力士シールから反れて違う事件にも首を突っ込み、
なんと、国家転覆の危機にまで発展!

発展!!・・・・で、次巻に続く・・・って。
アンタ、つづくんかいっ!とツッコんださ、あたしゃ。
終わらんのかい、力士シールはどこ行ったんじゃ!
続けて読むしかないやないかい!
ってことで、ぶっ続けで第2巻を読むとします・・・。

さて、この凛田莉子なる女性。
聡明で冷静な美女・・・ですが、実は相当なオバカさんだったようで。
でも、ただ勉強の仕方がわからなかっただけで、
ちゃんと導けばスポンジのように知識を吸い込んでいった・・・という、
そういう過去でございましたね。
奇特なリサイクル王との出会いが運命を変えたんだねぇ・・
こんな人、いてるんやなぁ・・・

さぁ、ハイパーインフレ状態になってしまった日本。
どうなるの?
莉子の力で何とかできる話ですか?
デカすぎるスケールに慄きつつ・・・次、行ってみよーっ!!




 
   
万能鑑定士Qの事件簿 U




2016/3/24 読了






角川文庫

内容(「BOOK」データベースより)
『週刊角川』記者・小笠原は途方に暮れていた。わずか2日で、コンビニの弁当は数千円から数万円に、JRのひと区間は九千円以上になり、いくら金があっても足りないのだ。従来のあらゆる鑑定をクリアした偽礼が現れ、ハイパーインフレに陥ってしまった日本。だが、まだ万能鑑定士・凛田莉子の鑑定がある!パーフェクトな偽礼の謎を暴き、未曾有の危機から国家を救うことができるのか!?書き下ろし「Qシリーズ」第2弾。




「1」の続きです。
偽札が出回り、本物の一万円札との見分けが全くつかないということで、
円が暴落、日本の危機でございます!
飛行機に乗るにも何十万、野菜を買うにも何千円・・・
とんでもないハイパーインフレが起こり、マジヤバっ!なことに・・・

莉子は、お札の原画を書く仕事をしてる人が
沖縄に何やら関係してる・・・と気づき、
地元に帰って調べを始めるんだけど・・・
ドキドキしたよね!
偽札工場に乗りこもうとするんだもん!!


ネタバレです。


オチとしては・・、切ないものだったなぁ・・・
まさかのあの人がそんなことをしていたとは・・・
確かにね、そんな聖人みたいな人、いるわけないもんなぁ・・
お金に追いつめられたら、こうなっちゃうか・・・
こんな大事になるとは思ってなかったのかもしれん・・・
いや、大事になってもらわんと借金はチャラにならないわけだから、
やっぱ、わかっててやったわけで・・・
この罪、結構デカイだろうなぁ・・・

でも、どんな手でそんな偽札作ったんだろ・・・?て思ってたら、
まさかの、ちょっといじっただけだった・・・という・・。
あまりにも簡単すぎて、逆に専門家が気づかない・・ってか?
ま、とりあえず解決して良かったですよ・・・
でも、平常に戻るまで混乱はしばらく続きそうですけど・・・
いやぁ・・・現実にこんなことが起こったらと思うと・・・
ドル、持っておこうかしら・・・?(笑)




 
   
万能鑑定士Qの事件簿 V




2016/4/9 読了






角川文庫

内容(「BOOK」データベースより)
人気ファッションショップで、ある日突然、売り上げが落ちてしまう。いつも英語は赤点の女子高生が、東大入試レベルのヒアリング問題で満点を取る。この奇妙な事象をともに陰で操っていたのは、かつてミリオンセラーを連発した有名音楽プロデューサー・西園寺響だった。借金地獄に堕ちた彼は、音を利用した前代未聞の詐欺を繰り返していた。凛田莉子は鑑定眼と機知の限りを尽くして西園寺に挑む。書き下ろし「Qシリーズ」第3弾。




今作は「音」でしたね。
あんな風にBGMで客を遠ざけることが可能なんて・・・
怖いね!
確かに、居心地の悪い店ってあるもんなぁ・・・・
そして、試験のヒアリングにも仕掛けがしてあるっていう・・・
無料ほど怖いもんはない・・・って、改めて実感・・・ですな。(汗)

さて、メインは・・・・小室ファミリー・・・的な?(汗)
ミリオンセラー頻発のプロデューサー・・っていうと、小室さんだもんな。(汗)
ここまで落ちちゃったのかい・・・と、
可哀想になっちゃう無様な姿でしたねぇ・・・

万能鑑定士ですけど、こんなことまで手掛けるなんて、
すごいとは思うけど・・・
ちゃんと稼ぎはあるんでしょうかね、莉子さん??(汗)




 
   
万能鑑定士Qの事件簿 W




2016/5/11 読了






角川文庫

内容(「BOOK」データベースより)
希少な映画グッズのコレクターの家が火事になり、プレミア品の数々が灰になった。翌朝、やはりレア物のパンフレットやポスターを扱う店が不審火で全焼する。連続放火魔の狙いは、かつて全国規模でヒットを飛ばしながら存在を封印された1本の邦画だった。ミリオンセラー『催眠』の主人公、カウンセラー嵯峨敏也が登場、凛田莉子との初顔合わせを果たす。頭脳明晰な異色コンビが挑む謎とは?書き下ろし「Qシリーズ」第4弾。




今回は、松岡さんの初期作品「催眠」の主人公・嵯峨が
凛子とともに謎解き!という展開。

私は「催眠」シリーズは読んでないので、
この人がどんな人か知らずに読みました。
だから・・・途中まで、全然気づかなかったよ・・・。


ネタバレです。


話の展開から、犯人は嵯峨でないとありえない・・って思って、
でも、他のシリーズの主役を、
別シリーズで犯人にする・・・とか、アリか??って思って、
いや、ないよなぁ・・・って思ってたら・・・

なるほど、そういうことでしたか。
「催眠」を読んでた人は、「嵯峨じゃない」って
気づいたのかなぁ・・・?
私は、「そうきたか!」って驚きましたよ、このオチには。

今回は凛子と嵯峨のシーンが多くて、
小笠原度が低かった気がしますね。
個人的には、ちょっと寂しかったですわ。




 
   
水鏡推理 V パレイドリア・フェイス




2016/6/27 読了






講談社文庫

腐敗に塗れた霞が関、官僚支配にたった一人立ち向かう女子事務官。話題沸騰の下克上ミステリ第3弾。
大地震の後、山中に出現した巨大な土の塊。人の顔そっくりの隆起は「人面塚」と名付けられ、マスコミが貧村に殺到する。その隣村では地球のN極S極が逆転する現象の新たな証拠が見つかる。立て続けに発見された地球の成り立ちの常識を変える二大現象に、文科省タスクフォースのヒラ事務官・水鏡瑞希が挑む。

パレイドリア(Pareidolia)とは?
雲の形が顔に見えたり、壁のしみの形が動物や虫に見えたりと、不定形の対象物が違ったものに見える現象。一度その現象に陥ってしまうとその知覚からなかなか逃れられない。




予想以上に厚めの文庫本で・・・
このシリーズは、松岡さんの作品の中でも「人が死なない」シリーズで、
だからといって読みやすいわけではない・・・んだよね。
だって、理系なんだもーん!!
分厚い=理系の説明が多い・・・と予想がつくわけで、
文系脳の私にはかなり苦行・・・(汗)
うん、今回も頑張った!!(笑)

地震のあと、山の一部に隆起が見られ、
それを上空から見ると、人面に見える!!ってんで
「人面塚」として有名になった、ある村が舞台。
一方で、地球のS極とN極が入れ替わった事実を見つける研究者たちに
関しての調査を始める瑞希・・・っていう展開。

まぁ、人面塚は、そんな超常現象もあるかもね・・・と、
普通に納得しかけちゃう、単純文系脳の私ですが、
「S極N極逆転現象」に関しては、もう、説明されても
ちんぷんかんぷーん!理解拒絶ー!ってことで、
ろくに脳に入れずに流し読み・・・(笑)
そんなこと、実際にこの地球の歴史で起こってたなんて・・
知りもしなかったし、別に知らなくても良かったかな・・・と。(笑)

この調査に「不正がないか」ってのを調べることになったわけだけど、
ここには「上層部の思惑」ってのが働いていて、
どんなに「正当な研究と調査だった」って報告しても、
あら探ししてこい、ねつ造してでも・・・っていう考えに、
マジでムカつくっていうか・・・・
ほんと、下の人間がどんなに頑張っても無意味な気がして、
やる気を失うわー!

そこでめげないのが瑞希で、
今回の相棒エリート廣瀬さんと真実にたどり着くんだけど・・・

真実に気づいた瑞希の「ポイント」も、私にはわかりませんで・・
ま、いつものように、瑞希大活躍!ってことで・・
「S極N極逆転現象」も、「人面塚」も、
どっちも人為的な作為的なものだったというオチでございました。
「人面塚」については、
そんなことで?とか、見つからんものかね?とか、
いろいろ首をかしげたくなったけど、
その件もちゃんと説明がされていて、
単純文系脳の私は素直に納得しましたよ。(笑)

いやぁ・・・しかし、ほんと、よくこんな話を考え付くよねぇ・・・
感心するわ・・
でも、もう、脳の疲労がハンパねーっす。(汗)
理解しようとしても無理なんだから、本気で流し読みすりゃいいのに、
それでも理解しようと脳が頑張っちゃったもんだから、
まー、眠いのなのって・・・
ちょっと休ませねばならんわ、私の脳ちゃん・・・(涙)




 
   
水鏡推理 W




2016/11/11 読了






講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
気象庁と民間気象会社の予報の食い違いから、少女集団遭難という前代未聞の悲劇が発生する。天候が急変した山中に少女と共に失踪した官僚は、同僚の水鏡瑞希に謎の書類を預けていた。新進の民間気象会社の驚異的な予報的中率のからくりとは?人命さえ軽んじる霞が関の巨悪に、文科省ヒラ職員が立ち向かう!




今までになく、人間臭い内容でしたね。
今までと違って、「人」相手だったからかもしれませんな。

少年院の女子少年たちを登山で訓練・・・罰軽減・・って、
そもそもそれって大丈夫?って疑問なんだけど・・・
まぁ、広い心でそこはスルー・・・(笑)
その登山中に遭難、天気予報がはずれてたからや!とかいう騒ぎで、
その民間天気予報会社について調べる手伝いをする瑞希・・・です。
今回も、相棒の総合職は新メンバー・・・
そうそうにいなくなちゃうんですけど・・・(汗)

天気予報、官僚、金、癒着・・・と、いろいろと汚い部分が
次々に明らかになっていきますが、
超危険な状況に陥っちゃう今作、
ハラハラさせられました!
マジで死にかけましたから!!

でもさ、親と子の関係とか考えさせられたよねぇ・・・
我が子の生きてる姿を見てドン引く親って・・・(汗)
その親に刷り込まれて歪んでしまった少女たちが不憫でさ・・
絶対、自分で自分の道を見つけて生きていってほしいわ。
約束したんだから、瑞希も寄り添ってあげてね・・・。

そして、最後はホッコリな話で終わって・・
結構厳しめのクライマックスだったので、
このエピローグには癒されましたわ・・・
無条件の愛を感じましたよ・・・。

今回は理系用語オンパレード!ってこともなく、
とても読みやすかったです。
トリックも「へー!」って思うところもありましたし。
石原裕次郎さんの命日って・・・そういう日なんだ・・・とかね。
天気予報は面白いです。



 
   
水鏡推理 X




2016/12/18 読了






講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
研究不正を追及する、より高度で専門的な部署へ異動になった一般職・水鏡瑞希。上司の女性キャリア官僚と組んで、次世代エネルギーと目される核融合研究の検証に取り組む。ついていくのに四苦八苦の瑞希のもとに、不可解な事象が連続して起きる。みずからの心の奥底を知ることになった瑞希、驚愕の真実とは?




これまでの活躍を認められて・・・か、新部署に異動になった瑞希。
喜んでいるとき、あるメールが・・・
指定された場所に行くと、
「不妊バクテリアに冒されてる!助けて」と訴える女性が・・・
調べてみると、精神科に入院している女性らしい・・
気になって一人で調べ始める瑞希・・
そして、自らもそのバクテリアの餌食に・・・っていう展開です。

私も女性なんで、こんなバクテリアを注射されたら・・・
マジで混乱・発狂間違いなしです。(涙)
しかも、それを仕掛けたのが同じ女性だんて・・
あまりにもひどすぎる!
いくら家族問題でいろいろあったからとて・・・
到底許せる話じゃない!!

でも、このことで瑞希はいろんなことと向きあうことになるわけで・・
自分の弱さ、信頼関係、家族のこと・・・
こんな大変な目、二度とゴメンだろうけど、
いいキッカケにはなったよね・・・
1〜4まで、このままだとマンネリ化しかねなかったけど、
ここでいい転換を迎えたな・・・って感じですね。
今後の瑞希が楽しみです。
「ニュークリアフュージョン」の二つの意味も、
なるほど!ってなもんで、面白かったです!

それにしても・・・
このペースで、この内容の濃さで・・・
すごいですよねぇ、松岡さん・・
しかもすでに次作の予告まで・・・。
お体、大事にしてくださいね・・。




 
   
水鏡推理 Y




2016/7/2/20 読了






講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
過労死のリスクを数値化して予防できる画期的新技術が、文科省研究公正推進室による最終評価段階を迎えていた。評価担当者・水鏡瑞希は周囲の反対を押し切り、財務省の若手官僚にまつわる実例を探る。ブラック企業並みの劣悪環境を野放しにする霞が関は変われるのか?文科省官僚も注目する傑作ミステリー。




「人が死なないミステリー」が売りのこのシリーズ。
でも、「過労死」を扱う・・・ってことで、冒頭で人の死が描かれます。
仲間が過労死で死んでしまった・・
今、過労死を客観的数値で予測できるかも?という研究が進んでる・・
この数値が同僚の過労死を証明できないか?
そう考えたある職員が瑞希に接触。
偶然、瑞希はこの研究の調査をすることになり・・・ってわけです。

この研究について調べるはずが、
ある官僚の過労死について調べてるうちにすごい展開になっていきます。

もうね、怒涛の新事実ですよ。
性別?生死?妄想?偽装?私も?っていう・・・
↑、コレ、読んだ人ならわかってもらえるワード集です。(笑)

ある意味、「人が死なない」オチでしたよね。
驚いたわ・・・。
あと、休みたいから・・って理由でソレやっちゃダメっしょ・・・っていうね。
こういう真面目な人は、自分から休みたいとは言えないんだろうなぁ・・
そしてまさかの瑞希まで・・っていうね。

確かに激務続きだし、末端職員としてストレスもハンパないだろうし・・・
究極に追い詰められる前で良かったよ・・・ホント。

コレが今までのシリーズの中で一番面白かったかも!




 
   
黄砂の籠城







2017/7/21 読了





講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
一九〇〇年春、砂塵舞う北京では外国人排斥を叫ぶ武装集団・義和団が勢力を増していた。暴徒化して教会を焼き討ち、外国公使館区域を包囲する義和団。足並み揃わぬ列強十一ヵ国を先導したのは、新任の駐在武官・柴五郎率いる日本だった。日本人の叡智と勇気を初めて世界が認めた、壮絶な闘いが今よみがえる。




まさかの、松岡さんの歴史もの!
ビックリして、買いそびれちゃって・・・(汗)
図書館で一気に上下巻借りれたので読んでみました!

あたしゃ、歴史にはとんと疎くて・・・
こんな事件があったなんて、初めて知りました。
なので、ほぼフィクション感覚で読んでしまった。(汗)
でも、史実なんだよねぇ・・・・

1900年、北京で起こった武装集団による外国人排斥の動き・・
その流れで、大使館周辺が囲まれて行って、
いつしか、籠城しなくてはいけない危機に・・
援軍の行路も阻まれ、いつまで続くかわからない籠城・・
どうなるんだ・・・?ってハラハラしながら読み進めました。

歴史もの・・・ってことで、史実を追いかけるだけの話・・かと思いきや、
この中に裏切り者がいる!っていうミステリー要素もあって、
男と男の国籍を超えた友情物語や、
尊敬できる上司との人情物語など、
中身の濃い話になっております。

ちょっと日本人を誉めすぎな気もしなくはないですが・・・(笑)
でも、日本人であることを誇りに思いたくなるお話でした。




 
   
八月十五日に吹く風




2017/8/28 読了





講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
アメリカが敵視した、人命を軽んじ易々と玉砕するという野蛮な日本人観が、一人の米軍諜報部員の報告で覆った。戦後占領政策転換の決め手となった一九四三年、北の最果てキスカ島での救出劇。日本は人道を貫き五千人の兵員を助けた。戦史に残る大規模撤退作戦を、日米双方の視点で描く感動の物語。




私って本当jに日本の歴史を知らなくて。
情けなくなるわ・・
こういう本を買ったの・・ってダンナに話したら、
オレはその話が大好きなんだ、映画も見たぞって言われて、
あら、そんなに有名なエピソードなんだ・・って知るっていう・・
ほんと、すみませんですわ・・・

「キスカ島撤退作戦」を描いたお話です。
残された5000人の兵を米軍に気づかれることなく
全員救って撤退できるのか??っていう話で、
予備知識なしの私はかなりハラハラして読みました。

こんな都合よく上手いこといくか?って思ったけど、
ちゃんと綿密に計画し、天気を読み、
相手の動きも予測して万全の態勢で迎えに行ったわけですね・・・
すごいです・・・

日本からの目線だけでなく、アメリカ側の目線でも描かれていて、
こんな風に探り合いながらジリジリと時を過ごしていたんだ・・・って
時間を惜しんで一気に読みました。
面白かったです。

最近はこういう歴史ものばかりですけど・・・
そっちに転向したんですかね、松岡さん・・・?




 
   
生きている理由




2017/11/





講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
滅び行く清の王女・愛新覺羅顯〓(し)は国を去り、日本で川島芳子として育てられた。後に大陸進出に邁進する闘士として、東洋のジャンヌ・ダルクと持て囃された彼女が、なぜ十代で女を捨て男になると宣言し、「男装の麗人」に変貌したのか?国家を巡る思惑の狭間で生きる少女の数奇な恋と運命、激動の青春篇。




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