TOP > 作家別一覧 > 真山仁

 真山仁 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

雨に泣いてる 売国





   
雨に泣いてる




2015/3/26 読了






幻冬舎

内容(「BOOK」データベースより)
3月11日、宮城県沖を震源地とする巨大地震が発生し、東北地方は壊滅的な打撃を受けた。毎朝新聞社会部記者の大嶽圭介は志願し現地取材に向かう。阪神・淡路大震災の際の“失敗”を克服するため、どうしても被災地に行きたかったのだ。被災地に入った大嶽を待っていたのは、ベテラン記者もが言葉を失うほどの惨状と、取材中に被災し行方不明になった新人記者の松本真希子を捜索してほしいという特命だった。過酷な取材を敢行しながら松本を捜す大嶽は、津波で亡くなった地元で尊敬を集める僧侶の素性が、13年前に放火殺人で指名手配を受けている凶悪犯だと知る…。最大の挑戦にして、最高到達点。心を撃ち抜く衝撃の社会派ミステリ誕生。




「ハゲタカ」で有名な真山さんの作品。

東日本大震災後に取材に行った記者たちのお話。
阪神淡路大震災で書いた記事で苦い思いをした記者・大嶽が、
リベンジもしくはトラウマからの脱却のために被災地に向かうわけですが・・

私もまだ、あの津波の映像からは立ち直れてなくて・・・
未だにあの映像を見ると背筋が凍るんですよねぇ・・・
そんな場に、ズケズケと入り込んで行く記者さんたちには
あんまり共感はできないんだけど・・・
こういう方たちの記事がないと、遠くにいる人間は何もわからないわけで、
そう考えると、必要なことだとも思うんですが・・・

人々に「自殺から人を救った人」として尊敬されていた和尚が、
実は昔惨殺事件を起こして逃げていた男だった・・・ということがわかり、
それを記事にするかどうかのせめぎあいが始まるんだけど・・

新人記者で、社主の孫の女記者が、
どうにもワガママっていうか世間知らずっていうか・・・
それでもそこに「正義」を感じられたら応援するんだけど、
感情に振り回されて、記者ではなくなってるので、
ただただイライラさせられました。(汗)

だいたい、どんなに善行を尽くしたとしても、
過去に起こした罪から逃げてることに蓋をしていいわけがない!
殺された人たちの家族のことを考えてみなさいよ!
無念に決まってるやん!
そこを抜きにして、「死んじゃったんだから今更明かさなくても・・」っていう
その感じがめっちゃムカついた!

のに・・
その家族が・・・っていう・・・。
私の怒り、行き場を失う・・・(笑)

しかも最後は何とも後味悪し・・・な締め。
うーむ・・・・
違う落としどころはなかったもんかなぁ・・・・(汗)




 
   
売国




2016/9






文藝春秋

内容(「BOOK」データベースより)
気鋭の特捜検事、冨永真一。宇宙開発の最前線に飛び込んだ若き女性研究者・八反田遙。ある汚職事件と、親友の失踪が二人をつなぐ。そして炙り出される、戦後政治の闇と巨悪の存在。正義を貫こうとする者を襲う運命とは!?雄渾な構想と圧倒的熱量で頁を捲る手が止まらない!真山仁の超弩級謀略小説を文庫化。




読書予定