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 長崎尚志 

下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

闇の伴走者 黄泉眠る森





   
闇の伴走者




2015/2/25 読了






新潮社

内容(「BOOK」データベースより)
漫画界の巨匠が遺した未発表原稿。発見された50枚の原稿には、若い女性を誘拐・監禁し、苦悶する姿をデッサンして殺害する“漫画家”なる人物が描かれ、さらには、作中の被害者の顔は、35年前の連続女性失踪事件で消えた女性に酷似していた。果たしてこれは巨匠本人が描いたものなのか?別人だとすれば誰が、何のために?作者は現実に女性を次々に誘拐し殺した犯人なのか―原稿に遺された痕跡が新たな猟奇事件を招き、驚くべき犯人像が浮かび上がるが…。二転三転から、ありえない結末へ。伝説的名作『MASTERキートン』原作者の一人。漫画界のカリスマだからこそ書けた驚愕のミステリー長編。




長崎さんと言えば、漫画家・浦沢直樹さんとともに
数々のヒット作を出してきた作家さんであり、編集者さんですね。
そんな長崎さんの小説・・・
図書館の返却棚で目についたので、借りてみました。

なんで目についたのか…?と思ったら、
WOWOWで今度ドラマ化されるようで・・・
そのニュースが頭にあったから覚えてたんだなぁ・・ふむふむ・・・
主人公の女元刑事を松下奈緒さん、
偏屈編集者を古田新太さんが演じるという情報を頭に入れ、
脳内映像変換しながら読んでみました。

死んだ人気作家の家から、未発表の原稿が発見される・・
それは、昔に起こった女性失踪事件を描いたもので、
誰が描いたのか調べてほしいと依頼された主人公が、
調査を進めていくうちに、事件に巻き込まれていく・・・って話です。

正直、マンガとは、漫画家とは、編集者とは・・・っていう、
ウンチク部分が多すぎて、ちょいと辟易。(汗)
途中からその部分は飛ばし読みしちゃいましたよ。
ご本人の立場上、言いたいこと、知ってもらいたいことが
たくさんあるんでしょうけど、多すぎです。
ほどほどにしていただきたい・・・

とはいえ、「筋」が上手く書けたとしても、
画として起こし、ストーリーを紡ぐ漫画家がいないと
傑作にはならない・・・っていう部分は、
自分と浦沢さんのことを言ってるのかなぁ・・・?って思っちゃいました。
いいパートナーなんですな、お二人は。

さて・・物語としては、過去のある少年の話がたびたび織り込まれ、
この少年は誰なんだ・・・?ってことになっていきます。
わかりやすいミスリードをたくさん経て、
「ソイツかい!」っていうことになるんだけど・・・
ちょっと切ない話でもあり・・・

主人公二人のキャラ設定はしっかりしてるんだけど、
二人の絡みがイマイチ少なくて、
もうちょっと面白く二人を立ち回らせたらいいのにな・・・って思いました。
キャラとしては面白いので、続編もアリでしょうな。




 
   
黄泉眠る森




2015/5/






新潮社

内容(「BOOK」データベースより)
人気ホラー漫画家が、描きかけの原稿を残し、ある日突然姿を消した。巨漢で偏屈、ただし博覧強記で凄腕の漫画編集者、醍醐真司は、その調査に乗り出すことに。一方本業では、“女帝”とあだ名される大物漫画家と「邪馬台国」という難題に挑む。謎だらけのピースがすべてはまったとき、誰も見たことのない真実が掘り起こされる。『MASTERキートン』『PLUTO』『BILLY BAT』『クロコーチ』…数々の名作を手がけた漫画界のカリスマがすべてを注ぎ込んだ、知的愉悦に満ちた博覧強記ミステリ!




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