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 長浦京 

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リボルバー・リリー





   
リボルバー・リリー




2017/4/28 読了






講談社

内容(「BOOK」データベースより)
小曽根百合。かつて「最も排除べき日本人」と呼ばれた美しき諜報員。消えた陸軍資金の鍵を握る少年・細見慎太との出会いが、彼女を戦場へと還らせる―。関東大震災後の東京を生き抜く先に、安息の地は待っているのか。VS.帝国陸軍1000人、たった二人の六日間戦争。小説現代長編新人賞から4年待望の受賞第一作!ノンストップ・アクション巨編!!




490ページの大作のため、結構時間がかかったけど、
物語はとてもスピーディなもので、
美しい暗殺者と悲劇の少年の6日間は、
最後まで見届けなくてはいられない作品でした・・。

序盤で、幼い兄弟が凄惨な家族殺害に遭い、
なんでこんなことに?って思いながら、
優しき強い大人に守られ、命からがら最後の救いにたどり着き、
百合とともに「命」を守り通す物語は、
とても面白く最後まで読めました。

徐々に明らかになる事実。
それでも諦めない少年の心、
そして、その少年を命がけで守っていく百合の姿・・・
もう、応援せずにはいられません!!

最後にはあの有名な海軍の大将が出てきまして・・・
アガルーっ!!ってなもんです。(笑)

重すぎるものを遺してくれちゃった父・・・
だけど、自分の人生を受け入れて生きていこうとする少年は、
悲しいくらいに強く成長して物語は終わりを告げます。
だけど、百合の命がけの人生は終わらない・・・
いつか、約束したとおりに二人が再会できることを
心から祈ってるけど・・・・心配だわ・・・(涙)