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 七尾与史 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。
リンクしていないモノは、おいおい感想を記載していきます。

ドS刑事 ドS刑事 2 ドS刑事 3 バリ3探偵 圏内ちゃん
妄想刑事エニグマの執着 ドS刑事 4 バリ3探偵 圏内ちゃん 2 表参道・リドル
デンタルクリニック
ヴィヴィアンの読書会 偶然屋 ティファニーで昼食を バリ3探偵 圏内ちゃん 3
ドS刑事 5





   
ドS刑事
風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件




2013/12/30 読了





内容(「BOOK」データベースより)
静岡県浜松市で、人間が生きたまま次々と焼き殺される、残虐な連続放火殺人事件が起こる。被害者は、元ヤクザ、詐欺師、OL、主婦、歯科医など様々で、何の手がかりもない。それなのに、県警からやってきた高慢ちきな美人刑事・黒井マヤは、殺人現場で「死体に萌える」ばかりで、やる気ゼロ。相棒の代官山脩介は、そんなマヤに振り回されながらも、被害者の間で受け渡される「悪意のバトン」の存在に気づくが―。




ドS刑事ねぇ・・・
ドSっていうか・・・変態っていうか・・・猟奇的というか・・・・(汗)
どんなに見た目が美しくても、
こんな女はゴメンだね!っていう女刑事のお話・・・

いや、どっちかっつーと、どの黒井マヤという女刑事に振舞わされる、
代官山っていう刑事がメインのお話・・・ですね。
こんな女の目に止まっちゃったのが不幸の始まり・・・だな。(笑)

事件としては・・・
副題として、「風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件」となってるけど、
ちょっと違う気がするなぁ・・・
無意識の行動がどんどん繋がっていって、
最終的に誰かが不幸になっていて・・っていう話で、
その「不幸な死」につながる人間たちが次々と殺されて・・・って話なんだけど、
貫井徳郎さんの「乱反射」に似ているような話です。

でも、マヤがさ、結構早い段階で事件のあらましに気が付いているのに、
事件を止めようとはしていなくて、
死者がどんどん増えていっちゃてるのが、いいのか、それで・・・?
って感じなのよ。
自分の推理に確信が持てなくて、様子を見ていたらそうなった・・・のではなく、
事件、死体が好きだから、もっと見たくて様子を見ていた・・って感じなんだわ。
刑事として、いいのかね、それで??てなもんです。

なので、不愉快が残る話・・・なんだな。
軽いテンポで描かれてますけど、それでいいのかねぇ・・・
まだまだお話は続くようで・・・
代官山、いつかマヤと結婚させられちゃうのでしょうか・・?
最悪だな、それは・・・。(滝汗)



 
   
ドS刑事 2
朱に交われば赤くなる殺人事件


ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件 (幻冬舎文庫)

2014/1/1 読了





内容(「BOOK」データベースより)
「この役立たず!私のために、殉職しなさい!」ドSで猟奇趣味の美人刑事・黒井マヤ、今度は東京へ。マヤを「姫様」と呼ぶ、「ドM」なキャリア刑事も登場。




ドS刑事の第2弾。
今回のサブタイトルは
「朱に交われば赤くなる殺人事件」。
今回も猟奇的なマヤ姫様に振り回される代官山と、
新人刑事向井のお話・・・

クイズ王+殺人事件となると、古畑任三郎を思いだすなぁ・・・
なんて考えつつ読んでおりましたら・・・
常軌を逸した女が、マヤだけでなく何人も・・・
すごいなぁ・・・(汗)

スルスル・・・と読めますが、最後にあんまり感想が残らない・・・
なのに読んでる私・・・
しかも、正月早々・・・
なぜに?(笑)




 
   
ドS刑事 3
三つ子の魂百まで殺人事件




2014/1/18 読了





内容(「BOOK」データベースより)
東京・立川で無数のスイーツに囲まれた死体が見つかる。被害者は無理やり大量のケーキを食べさせられて胃が破裂していた。捜査一課第三係の「姫様」こと黒井マヤは、“この事件と同じくらい殺人現場がエレガント”な、浜松の電気椅子殺人事件を洗い直す。すると捜査が進むにつれて、マヤの心の奥底に眠っていた中学時代の「ある記憶」が少しずつ呼び起こされ―。「ドS」の意外なルーツが明かされる、シリーズ最新作!




今作は、前作2巻に比べると、まぁ、読みごたえがあったかな・・・?
マヤの中学時代を描きつつ、
どうして刑事になったのか・・・ってとこも描いております。

しかし・・・こんな変わった趣味の女子が
同じクラスになる確率・・・かなり低いよね?(笑)
となると、運命の出会いやわ。(汗)

クライマックスで、仕掛けた「あのこと」には気づいたので、
目の前に現れたときは、やっぱりね・・・と思いました。
そして、だからこそ気づけたマヤ・・・・ってわけで・・・
追われる側と追う側になってしまった親友二人・・・
なんとも皮肉な運命でございます・・・。




 
   
バリ3探偵 圏内ちゃん


バリ3探偵 圏内ちゃん (新潮文庫)

2014/10/5 読了





内容(「BOOK」データベースより)
生身の人間と会話するのが苦手。でもネットがなくて誰とも繋がれなくなる孤独はもっと苦しい。電波がバリ3表示の場所でだけ生きてゆける、ひきこもりの緑子。しかしひとたびオンライン掲示板を聞けば、ハンドルネーム「圏内ちゃん」はカリスマ的存在だ。驚くべき情報収集力と推理力で、“炎上”した匿名アカウントの本人を特定する。ある日、連続女性殺人事件に巻き込まれて…。




「ドS探偵」の七尾さんによる新シリーズ・・・らしい。

携帯の電波が「バリ3」・・・つまり、バリバリに電波がいいとこじゃないと
精神的だけではなく、身体的にも不調をきたすらしく、
家の中も電波の通りがいいように、微妙に家具で調節するという、
なんとも「大変そう」な彼女・・・

その緑子さん、なんと、結婚してます!
相手は・・・こりゃまた「いろいろあった」男性で・・・
見内朔太郎さんといいまして・・・
名前が「けんない」さんだから、そこも気に入ったのかも!(笑)

緑子さんは、既婚女子が集まるメット掲示板「忌女板」では
とても有名な人で「圏内ちゃん」って呼ばれてるんだけど、
すごい洞察力でいろいろと解決してたのよね。
ある日、子どもにひどいことした大学生の行動や
ツイッターのつぶやきから忌女板が大騒ぎになって、
その騒動から、ある殺人事件へとつながって行って、
最後は本人も巻き込まれる・・という、大変な事態に!

ラノベっぽいので、もっと軽めの短編集かと思ってたけど、
結構本格的な長編推理モノでした。
とはいえ、この程度のミスリードには引っかかりませんよ・・・(笑)
でも、楽しめました!
今後も続編をお願いしたいですね。
緑子さんの過去も知りたいし、
朔太郎さんには立ち直ってもらいたいし・・(笑)

それにしても。。。
朔太郎さん、こんな嫁でいいんですか・・・?
いや、朔太郎さんの親は、何も言わんのですか・・・?(汗)
圏内ちゃん、甘え過ぎだぞ・・・




 
   
妄想刑事エニグマの執着




2015/1/14 読了





警視庁捜査一課の美女刑事、江仁熊氷見子30歳。女の勘……を通り越してもはやオカルトともいうべき常人には理解しがたい直感力で事件を解決に導く彼女だが、頭の硬いベテラン刑事たちからはやっかみ半分の嘲笑を受ける日々。相棒で後輩の真山恵介28歳は、戸惑いながらもエニグマに従ううちに、刑事としての尊敬心、そしてさらには微妙な感情が芽生え……。七尾与史にしか描けない新しい女刑事誕生!



七尾さんの新シリーズ・・・でしょうね。

「女の勘」を武器に難事件を解決するエニグマさんと、
その相棒・真山のお話。

エニグマの「女の勘」を、人は「オカルト」と言うんだけど、
「オカルト」とはちょっと違うような・・・
いい意味で「執着」するので、だから解決するんだよ。
他の人と着眼点が違うだけで、
変人扱いするんじゃねーよ、ジジィども!!
・・・・と言いたくなった。(笑)

「女の勘」とか「オカルト」で解決してるっていうと、
ふざけたミステリーだと思われるでしょうが、
事件はいたってマジメというか・・・
ちゃんとした推理物になっております。

いいコンビなんで、今後もシリーズ化していくでしょうな。




 
   
ドS刑事 4
桃栗三年柿八年殺人事件




2015/4/20 読了






幻冬舎

時空を超えた、過去最大の難事件。今度のマヤは本気モード? 連続ドラマ化で話題の人気シリーズ最新作!
双子ばかりを狙った猟奇殺人事件が発生。手がかりもなく、難航するかと思われたその事件を、“いつになく”スムーズに解決に導いた黒井マヤは、所属する三係の慰安旅行先に、なんの変哲もない田舎町を提案する。その「城華町」は、マヤの父である警察庁次長・黒井篤郎が、かつて難事件に遭遇した町だった。そしてマヤたちが訪れるや、若い女性の撲殺死体が発見される――。城華町には何が隠されているのか。34年の時を超えて、父と娘の二つの事件が交差する、待望のシリーズ最新作!




「ドS刑事」シリーズの第4弾。
今回はちょっと変な構成・・・・?
前半は、マヤの大好きな「変わった遺体」をめぐる事件・・・
いつもなら、もっと死体が見たいもんだから、
犯人がわかってても焦らすマヤなのに、
今回はさっさと解決しちゃったために、ページ半分で終わっちゃって・・・

このあとはどうなるんだ・・・?と思ったら、
「早く解決したがってた理由」へとつながる、
過去と現在の女性殺人事件へ・・・ってわけでした。

数学嫌いの私に、なんちゃら数列とか言われましても・・・
「へー・・・」としか言えん。(笑)
で、ある規則によって起こされていく事件の大オチが・・・

これが、何とも納得いかんかった。
こんだけ引っ張って、そういうオチ??
しかも、解決しないよね、根本的には?
また55年後、同じような事件が起こるとでも・・・?
はぁ・・・
なんかね、そういうオチにされちゃうと、なんでもいいじゃんって気がしてさ、
やっつけ仕事のように感じてしまいました。(笑)

ただ、相変わらずマヤにイジメ抜かれる浜田くんが・・・
可哀想だけど、面白かった・・・。(笑)
やっぱ、私、ドSだな・・・(汗)

それにしても、こうやって最新作を読んでみて・・・
現在放送されているドラマ「ドS刑事」は、
まったく別物だな・・・って思ったよ。(汗)
いいのかね、それで・・・・(滝汗)




 
   
バリ3探偵 圏内ちゃん
忌女板小町殺人事件




2015/9/2 読了





新潮文庫nex

電波さえあれば真相はつきとめられる! “妻が自分の夢を応援してくれません。”小説家志望男による身勝手な投稿が悩める忌女(=既婚女性)たちの掲示板「忌女板小町」で大炎上。さらに、ある殺人事件との関連が疑われる。引きこもりの緑子、HN圏内ちゃんが挑んだネットとリアルが交錯する連続殺人――その謎は、超肉食女子刑事・小鞠&ドS刑事・黒井マヤとの推理対決の果てに、人知れず葬られていた悲劇につながった。



電波がないところでは生きていけない、
忌女版の神・圏内ちゃんシリーズ第2弾。

相変わらずの引きこもり・・・で、
夫のサクちゃんも、相変わらずのニート・・・
この夫婦の資金源は圏内ちゃんのFXという・・・(汗)

次々に起こる事件・・・
その事件のつながりとは・・・?
そして、最後に明らかになる、悲しい過去とのつながりは・・・?という話。

なんと、「ドS刑事」の黒井マヤが登場しますよ!!
もちろん、代官様も!
いやぁ・・・豪華なコラボ・・・♪


ネタバレになります。




章のサブタイトルで、答え言ってますけど、いいんですかね・・・?
その前に、読み手としてはとっくに気づいてましたけども・・・(汗)
気づくの、遅いっすよ、みんな!!

事件のつながりの真相は早々にわかりまして、
じゃ、動機は・・・?となるわけですが、
なるほど、そういうことか・・・と。
確かに復讐したくなる気持ちはわかるけど・・・
「見逃し」をしてしまった人の言い分が明らかになってないのが、
いまいちスッキリしない部分だったかなぁ・・・と。
特に、ニヤケ顔の女の言い分、知りたいわ。

あと、「余命わずかだから」っていう理屈、好きじゃないんだよねー。
それをつけると、ちょっと話の筋が変わるやん?
ズルイ気がするのよねぇ・・・
復讐をするのなら、それ相応の対価を受けるべきだと思うし・・・
厳しいっすかね?(汗)

気になったのは、新しいキャラの小鞠と圏内ちゃんの関係・・・
今後、圏内ちゃんがどう変わっていくのか、楽しみね・・
まさか、最後は刑事になったりして・・・?
マヤと小鞠と圏内ちゃんのトリオ誕生・・・・?
・・・まさかーっ!!(笑)
サクちゃん同様、心なしか寂しい気がするのは気のせいか・・・?(涙)




 
   
表参道・
リドルデンタルクリニック





2015/10/27 読了





実業之日本社

内容(「BOOK」データベースより)
本邦初、現役歯科医・七尾与史が放つ歯科ミステリー!知的美人の歯科医探偵・月城この葉が手がける事件とは―全編に張り巡らされた伏線。難事件は“治療”できるか?




現役歯科医でもある作家・七尾さんの新作です。

個人的に、歯医者は嫌いです。(笑)
でも、こんな歯医者なら、行ってもいいかなぁ・・・なんて。
キレイそうだし、居心地よさそうだしね・・・

歯医者を舞台にした推理モノ・・・で、
登場人物が、患者さんも含めて全編で関わってくる・・・という。
ま、それぞれ大方予想はつく手法だったり犯人だったりしたものの、
概ね楽しんで読めました。

最後の最後はかなり危険で・・・
「あの人」がいなかったら、どうなってたことか・・・
勘が鋭いわりに、詰めが甘いって気もしましたねぇ・・・

これはシリーズ化するのかな・・・?
院長も謎のままだし、まだまだ見てみたい気もしますね。




 
   
ヴィヴィアンの読書会




2015/11/17 読了





PHP文芸文庫

内容(「BOOK」データベースより)
「皆さんの生命にタイムリミットを設けさせていただきました」―人気作家ヴィヴィアンすみれの死から一年、染谷公太郎は彼女を偲ぶ読書会に招待された。しかし開始早々、出された紅茶に毒が入っており、死にたくなければヴィヴィアンを殺した真犯人を突き止めるよう告げられる。参加者は自称人気俳優や女装したファンなど怪しい人物ばかり。はたして誰が、どうやって彼女を殺したのか。




人気作家の一周忌・・・・ファンが集まって、読書会・・
そこで、「私を殺した犯人はこの中にいる」というメッセージが・・
一体誰が・・・?
毒を盛られた参加者は、果たして生き残れるのか・・?というもの。

まぁね、オチはだいたいのとこは読めるわけですよ。
なので、その過程を楽しみ、
どんな落とし方をするのかなぁ・・・ってのを楽しむ・・・
そんなお話なんですよ。


ネタバレです。


一人一人、それぞれに「動機」らしきものはある。
まぁ、「ある人」の話がなかなか出てこないので、
きっとこの人なんだろうなぁ・・・って思ってたら・・・
やっぱり。(汗)

でも、「実は私が書いてました」は、ちょっと驚いた。
「そっち系」ってだけでも驚いたのに、
「アンタかい!」っていうね・・・。

でも、まさか、あの「家電」が、そんな風に使われるとは・・・
わが家にはないが、後に手に入れたら、気を付けよう・・・
・・何を?(笑)

↑にも書いた通り、過程を楽しむお話なので、
細かいところはスルーしちゃいましょう!
数時間の時間つぶしには最適・・・かな?(笑)




 
   
偶然屋




2016/8/9 読了





小学館

その「偶然」は仕組まれたものかもしれない
出会いと別れ、栄光と挫折、幸福と不幸、そして生と死・・・・・・。
運命だと思っていたことは、実はすべて仕組まれていたのかもしれない!?
弁護士試験に挫折して就職活動中の水氷里美は、ある日、電信柱に貼られた「オフィス油炭」という錦糸町にある会社の求人広告を見つける。藁にもすがる思いで連絡を入れると、面接場所に指定されたのは、なんとパチンコ屋!? 数々のミッションをなんとかクリアした里美に与えられたのは「アクシデントディレクター」という聞き慣れないお仕事だった――。
確率に異常にこだわる社長の油炭、かわいいけれど戦闘能力の超高い女子中学生・クロエとともに、里美はクライアントからの依頼を遂行していくが、あるとき「偶然屋」たちの前に、悪魔のような男の存在が浮かび上がる・・・・・・。
ブラックユーモアミステリーの名手、本領発揮!
『ドS刑事』シリーズなどで人気の著者の新たなる代表作!!




これは・・・ちょっと新しく感じましたねぇ・・・
だいたい、七尾さんの作品は、ワンシチュエーションっていうか、
一つの舞台で演じられるお話が多いんだけど、
これは、作りが今までと違った気がしますね。

人間、生きてると何度も「偶然」に遭遇しますよね。
良くも悪くも、偶然起こったことでその先が変わってくる・・・
もし、その偶然が「演出されたもの」だったら・・・?ってことですよ。
もちろん、自分のあずかり知らないところで・・・ですよ。
でも、自分は偶然って思ってるわけだから、
良い「演出」ならオールOKですけども。(笑)

そんな、偶然を演出する「偶然屋」という人たちに出会った主人公・里美。
意外と才能があったみたいで、いろんな案件を担当し、
アフターケアもしていくことになるんだけど・・・
各章の最後に、全然関係のない話がくっついてくるのよ。
これが、序盤は「何?どう関連してるの?」って感じなの。
???って思いながら進めていくと、
あぁ、そういうことか・・・ってわかってくるわけ。
偶然を装う仕事をしていたのに、いつしか・・・ってわけ。
ひゃーっ!上には上がいるーっ!
ってか、恐ろしいよ、コイツーっ!!

でも、あっけなく終焉を迎え、
へぇ・・・なんだかなぁ・・・って思ってたら、
やっぱりの展開・・・
これ、シリーズ化ですかね?
こんな化け物・・・生かしておいちゃいかん気がする・・・(汗)
また、知らないうちに偶然を装ってすぐそばにいる気が・・・
ひゃーっ!
やっぱり、お化けよりゴ○ブリより、人間がいっちゃん怖いーっ!!

ってことで、楽しく読ませていただきました。




 
   
ティファニーで昼食を




2016/8/29 読了






角川文庫

室田署刑事課の新人・國吉まどかは、先輩で相棒の巡査部長・高橋竜太郎に「警視庁随一のグルメ刑事」と呼ばれるほどの食いしん坊で、ランチに全精力を傾けている。そんな二人が注目しているのが、署の地下にある食堂がリニューアルされて出来た「ティファニー」。値段は高めであるものの、「絶対味覚」を持つ謎めいた天才コック・古着屋護が作るランチの前には、古株の名刑事も自白を拒む被疑者もイチコロ!?人気作家が描く本邦初のグルメ警察ミステリー。



いろんな話をお書きになるよね、七尾さん。
今回は、警察署内の食堂「ティファニー」の料理が
めっちゃ美味い!という設定。

わかるよ・・・でもさ、いくら美味しいからって、
お皿を嘗め回す人々・・・ってのは、いただけない。(汗)
そんな理性をも失わさせる味なんだろうけどさ、
文章を読んでても感じ悪いんだもん・・・
ちょっとドン引きましたよ。(滝汗)

オマケに、描かれた事件が、「あの肉」を食らう人たちの話で・・・
えぇ〜!!
気分悪くなるっつーの・・・。(汗)

さて、ランチに命をかける女刑事・まどか。
相棒の高橋も、ともに舌が肥えていくわけですが、
そんな二人が勤務する警察署の新しい食堂がめちゃウマ!ってことで、
捜査に活かしちゃう・・・っていう展開。
絶対舌感とやらの持ち主らしく、
どんな味も再現できちゃうコックさんらしいのさ。

この古着屋っていうコックさんの素性は最後まで明かされず、
これはシリーズ化するんですかね・・?




 
   
バリ3探偵 圏内ちゃん
凸撃忌女即身仏事件




2016/9/6 読了





新潮文庫nex

有名忌女(=既婚女性)のガリガリ遺体発見をきっかけに、かつてない盛り上がりを見せるネット掲示板「忌女板」。容疑者はある “糖質制限ダイエッター”。忌女たちがネットとリアルで徹底的なスネーク(尾行)を敢行する一方、圏内ちゃんは忌女板に隠された奇妙なサインを見つけて――。天才コミュ障探偵、AI(人口知能)と対決!? おどおどしつつも大胆不敵に、前代未聞のバトル勃発!



そこまで行っちゃったか、この話・・・(汗)

ってか、帯で全部明かしすぎでしょ?
9割はネタバレしてる帯のせいで、あんまり楽しめなかったわ・・・(滝汗)

新興宗教、即身仏、ユーチューバー、人口知能・・
もう、いろんな要素が入り込んでて、大変!(笑)
でも、圏内ちゃんは見事に結び付けて解決・・・です。
でも、いつもよりは大人しかったなぁ、圏内ちゃん・・・

その圏内ちゃん、いよいよ「圏外ちゃん」になるみたい??
気持ちがそっちに向いてるので、
全員で後押ししてあげるんでしょうけど・・・・
簡単にはいかないようですね。
次作に期待。

・・・あ、本編の感想がほぼない・・・(汗)
だって、帯で全部バレてるんだもん・・・(涙)
感想を書く気が失せるわ・・・。




 
   
ドS刑事
さわらぬ神に祟りなし殺人事件




2017/4/20 読了






幻冬舎

内容(「BOOK」データベースより)
雑居ビルで男性の絞殺死体が発見。関係者の証言によると、被害者は“怨霊”に怯えていたという。黒井マヤは、従順な代官山とドMな浜田を引き連れて捜査に乗り出すが、黒百合学園の先輩でもある管理官の白金不二子と、捜査方法を巡って対立。実は不二子は「冤罪」というトラウマを抱えていた。そして、黒井家から恐怖のプロポーズを迫られた代官山の運命は―。新キャラクターが続々登場の、シリーズ最新作!




あら・・・珍しく、ちゃんとしたミステリーだった気が・・・?(笑)

このシリーズはどうしてもキャラが立ちすぎてしまってるので、
事件の謎よりも、キャラの動きの方が気になってしまうんだけど、
今作はちゃんと謎も最後までしっかりしてた気がします。

黒井マヤの両親と代官様・・・いや、代官山との対面から描かれ・・・
え・・・?結婚???
おいおい、大変なことにーっ!!な話から始まりますが、
事件発生で何とか有耶無耶に・・・
なんか、このまま流されそうで怖いんだけど、代官様!!

さて、今作では新しいキャラが登場するんだけど・・
ドラマ化されたときに作られたキャラ・・・なのかしら?
ドラマから原作へ・・・って珍しいですね。
ってことで、今作は癖のある女刑事が二人・・・でございます。

事件だけでなく、警察の上下関係や過去の冤罪事件との柵など、
いろいろと絡めてきていて、結構マジメな部分もあります。
事件も二つの視点から描かれて、どうなるの・・?って感じで、
最後まで楽しめました。

今までのシリーズの中では一番好きです!