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 額賀澪 


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君はレフティ





   
君はレフティ




2016/12/26 読了






小学館

内容(「BOOK」データベースより)
夏休み中、交通事故に遭い古谷野真樹(高2)は後遺症ですべての記憶を失った。学校生活に復帰した新学期、文化祭前の高校で謎の落書き事件が勃発。最初は他愛ないいたずらかと思われたが、落書きは段々とエスカレートしていく。そして、その落書きはあたかも真樹に向けられたメッセージのようだった。その謎を追っていくうちに次々と見えてきてしまった親友の秘密。そして…記憶喪失の僕が取り戻した大切な「真実」とは。。




これは・・・見返しの多大なるネタバレがあるため・・・
問題だと思いますよ!(怒)

夏休み中に橋から転落して全生活史健忘になった古谷野。
でも、クラスメイトは優しく迎えてくれ、
親友の生駒と春日はフォローしてくれて、
何とか平常の暮らしに戻りつつあったんだけど・・
「7.6」という落書きにより、古谷野は頭を悩ませることになる・・
この数字は、忘れてはいけない何かではないのか・・・?ってね。

冒頭に言いましたけど、見返しの文章で、
そういう話なの・・・?って思いつつ読んでいたので、
ラストの「秘密」にはちっちも驚かなかったわい。
っていうか、「7.6」っていう数字でそれを思い出せって・・
難しすぎるよ!
記憶を失ってる人には難解過ぎたわ!!
・・・とはいえ、「習ったことは忘れてても、知識としては残ってる」っていう
フリをしてくれてるわけだから、
この数字は古谷野の中に残ってるっていうことを暗示してたわけで・・

途中、委員長が「その二人と一緒にいるからこそ見えてこないかもよ」みたいな
ことをいうシーンがありますけど、
そこから大きく動き出すよね。
「思い出してほしくないことをあえて隠してる可能性がある」って
疑いだすと見えてきたものがたくさんあったからね・・

ただ、思い出してもらわずにこれからの長い時間をともに・・ってのは、
親友たちにとっても辛かっただろうから、
ちゃんと明らかになって良かったんじゃないかな?
事故にあう前の古谷野っていう男が、
何事にも真摯に向き合う男前なヤツで、
あぁ、こういう人なら男女問わず惚れてまうかなぁ・・ってのはわかる気がした。
事故後の古谷野は・・・ちょっと頼りない気がするけどね。

記憶を取り戻すためにとんでもない行動に出ますけど、
親の立場で考えると、何してくれてんねん!って話で。
もう・・・マジで勘弁・・・ですよ・・・(涙)