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 沼田まほかる 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

九月が永遠に続けば 彼女がその名を
知らない鳥たち
アミダサマ ユリゴコロ





   
九月が永遠に続けば



2012/1/23 読了





高校生の一人息子の失踪にはじまり、佐知子の周囲で次々と不幸が起こる。愛人の事故死、別れた夫・雄一郎の娘の自殺。息子の行方を必死に探すうちに見え隠れしてきた、雄一郎とその後妻の忌まわしい過去が、佐知子の恐怖を増幅する。悪夢のような時間の果てに、出口はあるのか――。人の心の底まで続く深い闇、その暗さと異様な美しさをあらわに描いて読書界を震撼させたサスペンス長編。



もうね、読んでて気持ち悪いの一言。(汗)
まさに「イヤミス」。
出てくる人間がみんな気持ち悪くて、
正直、ゲンナリするんだけど・・・
読むことをやめられないんです!
一気読み必至です!!

どういうこと??
え??
ひゃー!と思いつつ・・・
最後まで読んで・・・
やっぱり、ゲンナリ・・・な一冊。

そんな気持ちになってもいいって方、ぜひ、お読みください。(笑)




 
   
彼女がその名を
知らない鳥たち



2012/2/9 読了





内容(「BOOK」データベースより)
八年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、淋しさから十五歳上の男・陣治と暮らし始める。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治。彼を激しく嫌悪しながらも離れられない十和子。そんな二人の暮らしを刑事の訪問が脅かす。「黒崎が行方不明だ」と知らされた十和子は、陣治が黒崎を殺したのではないかと疑い始めるが…。衝撃の長編ミステリ。




タイトルの意味は最後まで読んでもよくわからん。(汗)
内容も、人の金で暮らしてるのに文句ばっかで、
過去に振られた男のことを引きずってる女の
ウツウツとした話がずっと続き、
正直途中でグッタリ・・・

そんな十和子に献身的に尽くす男・陣治。
見た目も仕草も嫌悪感たっぷりに描かれるんだけど、憎めない・・・
中盤から過去の男の失踪事件とか、不倫とかはじまっていき、
結末が見えてくる・・・

最後の1ページで泣けた。(涙)
陣治にとって、十和子はすべてだったんだ・・・
十和子の未来のためにすべてをかかえて・・・
ものすごい愛情を残し、置いていかれる十和子。
読んでる私も放心状態・・・
すごい話でした・・・



 
   
アミダサマ




2012/5/20 読了





内容(「BOOK」データベースより)
幼子の名はミハル。産廃処理場に放置された冷蔵庫から発見された、物言わぬ美少女。彼女が寺に身を寄せるようになってから、集落には凶事が発生し、邪気に蝕まれていく。猫の死。そして愛する母の死。冥界に旅立つ者を引き止めるため、ミハルは祈る。「アミダサマ!」―。その夜、愛し愛された者が少女に導かれ、交錯する。恐怖と感動が一度に押し寄せる、ホラーサスペンスの傑作。




ゴミのように捨てられていた少女を救った住職。
その少女の「コエ」が聞こえる三人の男の話なんだけど・・・

はっきりとはわからない、
目に見えない気持ち悪さというか・・・
何ともいえない不快なお話でした。
結末もスッキリしないし・・

ともかく、善行=幸福をもたらすとは限らないのである・・・(汗)




 
   
ユリゴコロ



2012/5/24 読了





内容(「BOOK」データベースより)
ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。この一家の過去にいったい何があったのか―。絶望的な暗黒の世界から一転、深い愛へと辿り着くラストまで、ページを繰る手が止まらない衝撃の恋愛ミステリー!各誌ミステリーランキングの上位に輝き、第14回大藪春彦賞を受賞した超話題作!




「拠り所」を「ユリゴコロ」と聞き間違えたのね・・ってのは、
早めに気が付きました。
母か父か、どちらかが書いたらしい告白のノートを
見つけてしまった主人公が、
真実に近づいていくわけですが・・・・

序盤は、殺人の告白がなされたノートがメインとなるので、
正直、やっぱりゲンナリしたんだけど・・・
途中から、きっとこの人は・・・と気づくと、
やっぱり沼田さんらしい・・・って思った。

そのあとの流れは今までの作品にくらべると、
あんまり衝撃はなかったかな・・・?と思う。
沼田さんにしては、柔らかい方だな・・・って感じ?
でも、ただただ気分を害すだけ・・・ってのではなく、
「読み物」としてちゃんとしてる・・って感じなので、
これはこれで、いいかな?と思いました。

しかし・・・・こんな告白ノート・・・
見つけたら本当にイヤだわ!!(笑)