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 佐藤正午 

下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

鳩の撃退法 月の満ち欠け





   
鳩の撃退法






2015/1/19 読了






内容(「BOOK」データベースより)
かつての売れっ子作家・津田伸一は、いまは地方都市で暮らしている。街で古書店を営んでいた老人の訃報が届き形見の鞄を受け取ったところ、中には数冊の絵本と古本のピーターパン、それに三千万円を超える現金が詰め込まれていた。「あんたが使ったのは偽の一万円札だったんだよ」転がりこんだ大金に歓喜したのも束の間、思いもよらぬ事実が判明する。偽札の動向には、一年前に家族三人が失踪した事件など、街で起きる騒ぎに必ず関わっている裏社会の“あのひと”も目を光らせていた。




いやぁ・・・・大変だった。
結論から言うと、あたしには合わないかなぁ・・・
「身の上話」も読んだけど、
これほど面倒くさい文章じゃなかった気がするんだけどなぁ・・・
ほんと、苦戦しました・・

津田の手に渡った大金と、一家失踪事件が
どんな風に関わってくるのか・・・・
知りたいから最後まで必死に読んだんだけど

もう、とにかく、面倒くさいっすよ、表現が。
「こんなことがあった。でもその前に、このことから話す・・」ってのが
多すぎでイライラするの!
先に教えて!って感じ。(笑)
しかも回りくどい言い方するから、
あれ?何の話してたっけ?ってなことが多々。

基本、性格的に理路整然としていたほしいタイプなんで、
私には合わないってことです。

でも、下巻は思ったよりスラスラと読めた。
だいたいの予想がついたから・・・ってのもあるけどね。

最終的に、気が付かないうちに関わってた津田さんってことね。
「三万円」が、まぁ見事にめぐりめぐってまして・・・
ストン。と落ち着く結末ではあります。

でも・・・・もう、勘弁って感じかな。(苦笑)




 
   
月の満ち欠け




2017/5/10 読了






岩波書店

新たな代表作の誕生! 20年ぶりの書き下ろし
あたしは、月のように死んで、生まれ変わる──目の前にいる、この七歳の娘が、いまは亡き我が子だというのか? 三人の男と一人の少女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく。この数奇なる愛の軌跡よ! さまよえる魂の物語は、戦慄と落涙、衝撃のラストへ。




壮大なラブストーリー・・・なのかな?(笑)

我が子が急に大人びた・・・
子供とは思えない知識や仕草をする・・・
そんなこと、多少なりともあるかもしれない・・・けど、
このお話では、ちゃんと「意味」のあることだったわけで・・・

何の予備知識もなく読んでると
あっけなく子供が死んで、次の話になって・・・
幕間でよくわからない話をしていて、
どういうこと・・・?って思っちゃうんだけど、
なるほど、「生まれ変わり」のお話だったんですね。

あまりにも強い思いを持ったまま死んでしまうと・・
月のように死んで、生まれ変わる・・・っていう想いで、
転生して、愛しい人に会いに行く・・・ってことなんだ。
じゃぁ・・・・子供じゃなくて、大人に転生すりゃいいのに。(汗)
そうすりゃ、簡単に会えるのに・・・・なんて思ってしまった。(笑)

我が子が急に別人のようになったり、
知らない子が、死んだ妻と同じ仕草をしてきたり・・
そんなことで振り回された三人の男が描かれてまして、
どうなっちゃうんだろ・・・?って一気に読んでしまいました。

何度も会いたくて転生して、
だけど成就する前に死んじゃって・・・
ってことはさ、成就させないように何かのチカラが働いてるんじゃ?って
思っちゃうよね・・・
それはダメだよ・・・って神様が言ってるっていうか。

でも最後はちゃんと会えたね。
少女と初老のオッサンだけど・・・・(汗)
会えたからって、そのあとどうなるんじゃ・・・?って思っちゃうけど・・・
そこは描かれず・・・
うむむ・・・・

それとは別の「転生」も最後は匂わせておりまして・・・
そっか、確かに気づかないだけで、実は大切な人が何かに変わって
そばにいる可能性もあるのか・・・?と、ちょっと身の回りをじっくり
考えたくなっちゃったり・・・・(笑)
・・・考えてみたけど、どうやら私にはいないようです・・・・