TOP > 作家別一覧 > 新海誠

 新海誠 

下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

君の名は。





   
君の名は。




2016/10/3 読了






角川書店



内容(「BOOK」データベースより)
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが―。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。 。




巷で話題になってる映画「君の名は。」
私、なかなか映画館に行くことがないもんで・・・
DVDになってからレンタルしよう・・・って思ってたんですけど、
楽天スーパーセール中に、電子書籍が半額+20%オフだったので、
これは買いだな・・・と購入。
早速読みました。

正直・・・映画を見て、小説を読む・・・のほうがいいかもね。
映画ありきで書かれた作品なので、
きっと頭に映像がバンバン浮かびながらお書きになったんだと思うの。
だから、景色とか色とか、何なら音楽とか、
いろんなものが読み手にも伝わってくるんだけど・・・
実体のない色とか景色・・・なんだよね。
書き手の中にある溢れんばかりの映像が、
文章では全部は伝わってくることができないっていうか、
だからこそ、もどかしくて、映画で見てみたいって思わせる・・
ある意味、「策」なのかも。(笑)
見に行くべきか・・・?
悩むーっ!(悩むなら行け!ってか?(笑))

さて、ある田舎に住む女子高生と、
東京に住む男子高校生の中身が突然入れ替わる・・・ってとこから
お話ははじまります。
ほほー、入れ替わりの話・・・「転校生」的な?なんて思いつつ
読み進めていくと・・・
ちょっとした違和感を感じてきます。
ま、確信めいた違和感なので、
最終的に「やっぱりね・・」となるわけですが。

入れ替わった意味、
入れ替わることで芽生えた想い、
消える記憶、忘れない想い、
そして最後の「君の名は・・・」

なるほど、良く出来た話でございました。
「泣ける!」と散々煽られていたため、全然泣けませんでしたけど。(笑)
映像で見たら泣けるのかしらねーん・・・?

個人的に、人様が口にしたものを、
しかもかなりの時間が経過して、もはや別物体になってるものを
口にするなど、悍ましくて想像もしたくないのですが・・・
文章で読むより、そこは映像の方がキラキラして誤魔化せたかな?と
そんな風に思った次第でございます。(笑)

入れ替わってからの二人しか文章では描かれず、
それぞれが今まで生きてきた人生ってのが
あんまり伝わってこなかったので、ちょっと残念かなぁ・・・とも思う。
小説としての作品としてみると、
そういう意味での骨組みのもろさを感じなくはないけど、
ま、映画ありきの小説ってことで納得いたしましょう!