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 篠田節子 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

長女たち 竜と流木





   
長女たち



2013/4/3 読了





内容(「BOOK」データベースより)
親が老いたとき。頼りされるのはもはや嫁でも長男でもない。無責任な次女、他人事の兄弟…追いつめられた長女の行く末は?痴呆が始まった母のせいで恋人と別れ、仕事も辞めた直美。父を孤独死させた悔恨から抜け出せない頼子。糖尿病の母に腎臓を差し出すべきか悩む慧子…当てにするための長女と、慈しむための他の兄妹。それでも長女は、親の呪縛から逃れられない。親の変容と介護に振り回される女たちの苦悩と、失われない希望を描く連作小説。




重たい話だったなぁ・・・

私は次女なので、長女の抱える思いってのは、
あんまりわからんのだけど・・・
確かに、親からすると、そういう思いを乗っけちゃうのかも・・って
気はしている。
下に生まれたものは、幾分気楽なんだと思う。

小さいころから「お姉ちゃん」と呼ばれるようになり、
大きくなってからも、何かしらで「長女」という柵があり・・・
私の姉も、私同様嫁いだ身ながらも、
私以上に親を気遣ってるようで、
申し訳ないな・・・と思いつつ、
遠くに住んでることをいいことに、お任せしっぱなし・・・
いかんですな。(汗)

さて、介護が必要な実母との暮らし・・・
呆けてるって思うのに、ちょっと見に来る妹は認めずに非難する・・
病院に連れて行っても、優しく諭され・・・
どんどん追い詰められてく様が、読んでて苦しかったです。

でも、最後は・・・ファンタジ・・・?
いや、そういう存在を認めることで、すがるというか、
楽になる部分もあるんだろうな・・・って思えました。
現実逃避ではあるものの、そうすることで、
介護する側もされる側も気が楽ならば、いいんじゃないでしょうか・・・

三作ありますが、二作目はちょっと異質でしたね。
長女って関係あるか・・・?って気もしたけど、
全編通して、生っていうものを考えさせられました。

私も年を取り、当然、親も年を取ってるわけで・・・
自分にもいつか訪れる介護というものについて、
目を背けたくなりつつも、最後まで読んだ・・って感じです。




 
   
竜と流木




2016/6/






講談社

内容(「BOOK」データベースより)
太平洋に浮かぶ美しい島ミクロ・タタに、泉の守り神である愛くるしい両生類が棲んでいる。ジョージはその生物に魅入られるが、隣りの島に移したところ、夥しい数の死体となってしまった。同じ頃、父や同僚たちが真っ黒で俊敏なトカゲのようなものに襲われ、ショック状態に。口中に細菌を持っているのだ。広がり続ける被害。しかしこれは始まりに過ぎなかった…。美しい島を襲うバイオハザード。名手が描く生物パニックミステリー!




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