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 小路幸也 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。
「東京バンドワゴン」シリーズは全部読んでますが、機会があったら書くかも・・・です。

page.1  
娘の結婚 東京バンドワゴン シー・ラブズ・ユー スタンド・バイ・ミー
マイ・ブルー・ヘブン オール・マイ・ラビング オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ レディ・マドンナ
フロム・ミー・トゥー・ユー オール・ユー・ニード・イズ・ラブ すべての神様の十月 モーニング
コーヒーブルース ビタースイートワルツ ナモナキラクエン スターダストパレード

page.2  
壁と孔雀 旅者の歌 始まりの地 旅者の歌 中途の王 ヒア・カムズ・ザ・サン
ロング・ロング・ホリディ アシタノユキカタ 恭一郎と七人の叔母 ザ・ロング・アンド・
ワインディング・ロード
小説家の姉と スローバラード ラブ・ミー・テンダー 風とにわか雨と花
東京カウガール マイ・ディア・ポリスマン




   
壁と孔雀




2014/10/30 読了






内容(「BOOK」データベースより)
警視庁SPの土壁英朗は仕事の負傷で休暇を取り、幼い頃両親の離婚で別れたまま2年前に事故死した母の墓参りに赴く。北海道にある母の実家は町を支配する名家で、今は祖父母と小5の異父弟・未来が住んでいた。しかし初めて会う未来は自分が母を殺したと告げ、自ら座敷牢に篭もっていた。その真意とは?さらに町では謎の事故が相次ぐ。信じるべきものがわからぬまま、英朗は家族を護るため立ち上がる。




座敷牢とか出てくるし・・・
なんか、横溝正史的な、昭和の香りを感じつつ読んでみました・・・

明らかになった真実も、横溝正史的な・・・・?(笑)
”村”ぐるみの・・・みたいな。
一昔前のドラマを見てる感覚になっちゃいました。(汗)

幼い頃に別れた母の墓参のために訪れた北海道の片田舎。
そこには、小学生の”異父弟”がいて、
「僕が母を殺した」と座敷牢に入っていた・・・というスタート。

後々本人も言ってますが、
余計なことをしなければ、墓参りして、弟と仲良くなって、
何も知らずにとっとと東京に帰ったかもしれんのに、
何かを隠そうと策を講じたもんだから、
主人公・土壁は独自で捜査を始めちゃったわけで・・・
浅はかだよねぇ・・・(汗)

でも、それもこれも、「策」だったとしたら・・・
最後の土壁の「妄想」が果てしなくて、
どれが真実なんだか、わかりゃしない!(笑)
あの人も、あの人もグルになって・・・なんて、
知りたくないしーっ!!

ま、何より弟くんが幸せに生きてけることが最優先なんだろうけど、
そこまで頭の回る子なんだとしたら・・・・
先行き不安だわ・・・ある意味・・・(汗)

タイトルの意味はそういうことか・・・と納得はいくものの、
オチとしては、スッキリしないっていうか・・・
こういうミステリー!ってのを書いてみたくなったのかな、小路さん・・?
あたしゃ、ほのぼの系が好きですよ・・・。




 
   
旅者の歌 始まりの地




2015/1/22 読了






内容(「BOOK」データベースより)
―この世界では人と野獣の二つを神が創ったとされている。そして稀に誤って野獣の魂を込められた人が在る。それは人の形で生まれ育つが、7歳か14歳か21歳の誕生日に、野獣に換身してしまい、二度と人に戻ることはない―シィフルの地では、その歳の誕生日は、野獣に換身するかどうかの「試しの日」とされていた。ニィマールとその兄と姉、婚約者の四人は、同じ日に試しの日を迎えた。その長い夜が明けた時、きょうだいと婚約者はみな野獣の姿に換身していた。なぜか、人間の心を残したまま―。かつて誰も足を踏み入れたことのない果ての地に行けば、彼らを人間に戻すことができると聞いた少年は、一筋の望みを胸に、試練の旅に出た。




小路さんのファンタジーです。

印象としては・・・・淡々・・・かな?
予想通りに話が進むというか、
あんまり悪いヤツが出てこないっていうか・・・・

でもね、私は嫌いではないの。
あんまり小難しいのは嫌いなんで・・
ファンタジーにありがちな、「架空の言葉や名称」を
「私たちが使う言葉」で表現してくれるので、
とても、とても読みやすい!
そこが一番好きですね。

ある地では、7歳、14歳、21歳で「試しの日」がくる。
「試し」のあと、野獣になってしまった兄姉や婚約者とともに、
主人公は、人に戻せるかもしれない土地を目指して旅にでる・・・
そういう話です。

展開としては、変化が起こったことと、
旅に出てそんなに時間が経過してないこともあって、
大きな困難はありませんでしたけど、
設定があとからあとから出てくるので、
おぉ、そんなことに!
あら、そんな感じ?っていう楽しみはありまして、
あっという間に読み終わりました。

次の「中途の王」は図書館で借りてますので、
続いて読みたいと思います!




 
   
旅者の歌 中途の王




2015/1/23 読了







内容(「BOOK」データベースより)
魂が人間のまま野獣に換身してしまった兄姉(きょうだい)と許嫁(いいなず け)。かつて誰も足を踏み入れたことのない<果ての地>に行けば、彼ら を人 間に戻すことができると聞いたニィマールはその名を捨て、リョシャと名乗り、 野獣の姿となった3人とともに試練の旅に出た。死が蔓延する冬山 を越え、時に 戦いながらも、行く先々で、初めて会う民族に助けられ、そして新たな仲間を加 えながら<果ての地>を目指す一行。やがて彼らの前に現 れたのは、呪われた 地である戸惑いの<白い森>だった……。




リョシャたちが旅立ち、ライオン2頭を仲間に加えて・・・の続き。
ちょっと戦の絶えない国近辺にやってきて、
さらに一人の仲間を増やし、
野獣化した兄たちの「変身」も教えてもらいつつ・・・の、
「白い森」に到着・・・のお話ですね。

「白い森」に入ってからは、幻想的な雰囲気になっていき、
更なる「人種」?と出会います。
進めば進むほど、出会いがあればあるほど、知識は増えます。
言葉も増え、技も手に入れ・・・・
リョシャたちはどんどん強くなっていってるわけだけど・・・

最大の難敵、中途の王へと立ち向かう面々。
そこでは、ある「族」の手を存分に借ります。
そして、ようやく第一目的の「橋」をめざすわけですが・・・

まぁ、よくもこんな面倒くさい話を思いつくもんです。(笑)
なるほどね・・・と思いつつ、
「先に言わんかい!」って気もして・・・(笑)

さらに仲間を増やし、船も手に入れ・・・
・・・・「ワンピース」かっ!!(笑)
海に立ちはだかる大いなる敵にも遭遇・・・
・・・「青雉」かっ!!(合ってる??)
ってな感じで・・・つづく、でございます。

年一回刊行されるのかな?
次の完で終わる感じもないので・・・
まだまだリョシャたちの旅は続く・・・んでしょうね。
野獣たちの寿命が気になるので、早めに到達してほしいもんです。
「魂の地」があるのなら・・・ね。
・・・それ言っちゃダメね、夢がないわーっ!!(笑)

そう、それと、この作品は単行本で読んだ方がいいね!
冒頭のイラスト集とか、本の質感とか、
文庫にはないテイストが単行本にはありますので。
次作は単行本を買おうと思います!




 
   
ヒア・カムズ・ザ・サン
東京バンドワゴン 10




2015/5/7 読了






集英社


老舗古書店「東亰バンドワゴン」に舞い込む謎を、大家族の堀田家が人情あふれる方法で解決する人気シリーズ、記念すべき第10弾。
研人の高校受験、我南人のバンドの危機など、読み逃せない逸話が満載!




毎年春になるとやってくる、東京バンドワゴンの新作!
今年も早々に手に入れ、ちょっと寝かせて、ようやく読みました!(笑)

なんだか、また増えたぞ、「ファミリー」が・・・・な第一話。
こうやってキャストがどんどん増えていくのが
このシリーズの魅力ではあるものの、
増えすぎちゃう・・・?(笑)
でも、増えた分だけ・・・去る者もあり・・・・。
このシリーズは、「堀田家」の中で増えはするけど
減ることは今まであまりなかったので、結構寂しいですな・・
「らしい」去り方で、また涙・・・でございました。
・・・意味深に書いてますけど、大袈裟ですか?
個人的にはマジで泣けたんで!

東京バンドワゴン所蔵の「いわくつきの本」に関して
またすったもんだがございました。
こんなに面倒くさいなら、手放しちゃえば?って思いたくなる。(汗)
そういうわけにはいかないんでしょうがね・・・。
その決着は、我南人の決断で見事におさまりまして・・・
この男、頼りになるときはなります!(笑)
「ふじしまん」が悩むところはあまり見たくないので、良かったです・・。

そして最後は研人の進学・・・
頑張ったよ、研人は。
そして、研人なりのケジメをつけたんだけど・・・
人ってのはさ、そんな簡単なものじゃないよ。
何年共に生きてきたんだい?
人生にはどれだけの道があると思ってるんだい?
これから先のたくさんの道の中、一筋別れただけじゃないか。
その先、また交わるかもしれない道を、自分で閉ざすんじゃないよ。
人は一人で生きてるわけじゃない。
生きていけないんだよ。
・・と、私は研人に言ってあげたいです。

ま、私が言わなくても、たくさんの暖かい人たちがそばにいて、
ちゃーんと諭してくれました。
LOVEだねぇ・・・

また来年まで・・・
次は花陽の医学部進学も話題になるでしょう。
青とすずみちゃんとこの二人目も気になるし、
まだまだ、まだまだ続くんでしょうね。
・・・勘一が死ぬまで・・・?(汗)




 
   
ロング・ロング・ホリディ




2016/3/7 読了






PHP研究所


内容(「BOOK」データベースより)
―1981年、札幌。喫茶店“D”でアルバイトをしている大学生・幸平のもとに、東京で働いているはずの姉が「しばらく泊めて」と突然、現れた。幸平は理由を聞き出せないまま、姉との暮らしを始める。一方、“D”では、オーナーと店長が「金と女」のことで衝突。そんな二人を見て、幸平たちは“ある行動”に出た。それは一人の女性を守るためだったが、姉の心にも影響を…。




喫茶店でバイトしてる大学生のコウヘイ。
ある日、7年ぶりに疎遠になってた姉が東京から帰省してきて・・・
そんな始まり。

喫茶店を舞台にした、ある夏のお話・・・ですかね?
まぁ、結束力のあるバイトくんたちで、
なんだか楽しそうだなぁ・・・って感じで。

いろいろとありましたけど・・・
黙って見過ごすのではなく、自分たちで考えて動いて、
何かを変えていく様は、まぁ、微笑ましくもありましたが・・・

読後感としては、
「・・・で?」って感じ?(笑)
いろんなことがふんわりとしたまま終わっちゃった感じもするし・・・
ってことで、早いうちに記憶から消えていきそうな作品です。(汗)




 
   
アシタノユキカタ




2016/3/16 読了






祥伝社


内容(「BOOK」データベースより)
「先生、この子を母親のところまで連れて行ってくれないかしら」 ある日、十歳の少女あすかを連れて訪ねてきたキャバクラ嬢の由希は、札幌に暮らす「片原修一」に迫った。あすかは高校教師だった彼の教え子鈴崎凜子の娘で、由希は凛子の親友だという。凛子は現在、帰省した熊本で緊急入院しているらしい。なぜ僕が?と応じる「修一」に、かつて二人が特別な関係≠セったことを持ち出す由希。かくしてそれぞれが抱える大人の事情≠燉高ン合う、日本縦断七日間の奇妙な旅が始まった――。 札幌から熊本まで2000キロ。『東京バンドワゴン』の著者が描く心温まるロードノベル。




ある日突然、「この子を熊本まで連れていってあげて」と頼まれた、
北海道に住む男・・・という始まり。
旅の途中、いろいろと明らかになっていき・・・という展開。

主人公が、何やら怪しくて・・・
途中、二重人格か?って思ったけど、違ってて良かったわ・・。(笑)
主人公の男性も、子を託す女性も、
どちらも親友をことを本当に大切に思ってる・・ってのは、
なんか、羨ましい姿でしたね。
幼いころから、境遇が変わっても、そばで支えてくれた存在・・・
そういう存在がいるってことが素晴らしいなぁ・・・って思った。

熊本で待つ女性のため、
登場人物総出演の「かまし」を仕掛けたクライマックス・・・。
ちょっと、あっけないっていうか、拍子抜けっていうか・・・
いい話にしてるけど、それでうまく話がおさまる??
スッキリしない部分が残るエンディングでしたね・・。
ま、それも全部、主人公の「お口」でなんとかなるのかもしれませんが。(汗)

時の進み方もテンポよく、
次々と明らかになってくるネタが仕込まれているので、
スラスラ・・・と読めてしまいます。
やっぱ、こういうお話はお上手ですよね!




 
   
恭一郎と七人の叔母




2016/4/25 読了






徳間書店


内容(「BOOK」データベースより)
時代に流されずそれぞれに個性豊かで魅力的な八人姉妹。彼女たちを間近で見ていた少年が語るちょっと懐かしく新しい家族小説。




お?これは・・・
「東京バンドワゴン」みたいな続き物になるのか・・・?
そんな気がするお話でしたね。

恭一郎という高校生には、七人の叔母がいる。
母は長女で、下に妹が7人いるってこと。
まぁ、私の母も7人兄弟なんで、昔は珍しくないのよね。

それぞれ個性的で、本作は全員の叔母の紹介・・でした。
ただし、恭一郎が語る「思い出話」であって、
今の叔母たちがどんな感じか・・・は描かれていない。
特に、恭一郎の母のことや、恭一郎本人のこと、
語り部である恭一郎のそばにいる女性について・・・
描かれていない部分はたくさんある。
これは・・・長く続く楽しい家族のお話になっていくかも・・?と
ちょっと期待してしまいました。

まー、とにかく個性的な面々。
それぞれに魅力的で、飽きずに最後まで読ませてもらいました。
また、お会いしたいですわ。




 
   
ザ・ロング・アンド・
ワインディング・ロード

東京バンドワゴン 11




2016/5/12 読了






集英社


内容(「BOOK」データベースより)
老舗古書店“東亰バンドワゴン”を営む堀田家に、秘蔵されている貴重書を取り返すべくやってきた客は、なんと英国秘密情報部!?シリーズ第11弾。




毎年この季節になるとやってきてくれる、
「東京バンドワゴン」シリーズです。
今回はなんと、東京を飛び出し・・・!

春・・・は、相変わらずこの古書店にまつわる噂に関するもので、
ちょっと飽き飽き・・・な気もするけど、
物騒な話じゃなくて良かったわ・・・
また、メンバーが増えそうな予感・・・?(笑)

夏・・・・は、物騒な話でしたねぇ・・・
イギリスの諜報機関が東京バンドワゴンに!ってことで、
ヒヤヒヤさせられる展開でしたが・・・
まさかのイギリスに飛んでいく!っていう展開で、
そして、またまさかの我南人のお友達の再登場で、
上手いこと話はまとまりました・・・
でも、その本はお返ししておいた方が良かったのでは・・?(汗)

秋・・・は、まさかの幽霊話!
幽霊のサチお祖母ちゃんが頼られるという展開・・
驚きでしたわ。
ま、紺、研人、かんなちゃんはお祖母ちゃんとコンタクトがとれるので、
こういう展開もアリ・・・かな?(笑)
ま、幽霊ネタは優しい嘘だったようだけどね・・・。

冬・・・は、すっかり有名になった研人のこと。
そして、すっかり老人の域に達してる我南人率いるバンドメンバー。
これからの研人に、去る人からの優しいメッセージ・・・
これだけメンバーがいると、減っていくのも当たり前だけど、
なんか、寂しいね・・

個人的に、シスコンのフジシマンの優しさに、
ちょっと胸を打たれましたね・・。
変態・・・じゃないと私も思うよ!(笑)

来年は・・・花陽の受験結果が明らかになるでしょうね。
来年の春を、また心待ちにいたしましょう。




 
   
小説家の姉と




2016/8/25 読了






宝島社


内容(「BOOK」データベースより)
五歳年上の姉は、学生時代に小説家としてデビューした。それから数年後、一人暮らしをしていた姉から突然、「防犯のために一緒に住んでほしい」と頼まれた大学生の弟・朗人。小説家としての姉を邪魔しないように、注意深く生活する中で、編集者や作家仲間とも交流し、疎遠だった幼なじみとも再び付き合うようになった朗人は、姉との同居の“真意”について考え始める。姉には何か秘密があるのでは―。




5歳年上の小説家をやってる姉が、
ある日、大学生の弟に「一緒に住もう」と言いだした・・・
その魂胆とは・・・?って話です。

「魂胆」って言葉を使うと、悪巧みみたいに聞こえるけど、
そんな黒い話ではなく、
可愛い話ですよ。

そもそも、大学生の男子が、姉と一緒に住む・・・って、
ちょっとイヤじゃないっすかね?
だけど、イヤともいわず、素直に住んじゃうあたり、
いい子なんですよ、朗人は。

朗人の恋人や、幼馴染も出てきて、
いつしか処理が近くなっていく4人・・・
そんな中、姉が意図していたことに気づく弟・・・って流れです。


ネタバレです。


やっぱ、小説家の姉は、ちゃんと話を作って仕掛けてきてたね。(笑)
でも、まさか、そんな前からそんなことになってたとは・・・。(汗)

しかしさ、姉が、自分の友達と付き合ってた・・ってのも・・
ちょっと変な感じじゃないっすかね?
これが女子でも、大好きなお兄ちゃんが、自分の友達と・・ってなると、
本当に大好きな親友くらいじゃないと、
もろ手を挙げて祝福しづらいっていうか・・・
あ、私の心が狭すぎですか(笑)

かなり狭い範囲でのお話で、
でも、時間経過とともに関係が変化していく様とか、
楽しく最後まで読むことができました。

人が死なない話は、和むね・・・♪




 
   
スローバラード




2016/10/7 読了






実業之日本社


内容(「BOOK」データベースより)
事件の連鎖が呼び起こしたのは「あの頃」の記憶と私たちの絆―。青春時代のほろ苦さが沁みる、大好評!珈琲店ミステリー。




喫茶店のマスター・ダイのシリーズですね。
ダイたち、もう50代になっちまいましたよ・・・。

なんと、17歳差のあゆみちゃんと結婚して、娘さんもできてました!
いやぁ・・・・落ち着いちゃったねぇ・・
丹下さんは80代に突入してるけど、まだ元気そうで何より・・・♪
そして、隣には、ワリョウの息子やその友達が住んでいて、
にぎやかに暮らしていたある日・・・

ヒトシの息子が家出?淳平の家に不審な写真?・・という騒ぎが。
今は散り散りバラバラの4人が再びダイのもとに集まり、
刑事の三栖さんたちの手も借りて、動きだした・・・ってわけだ。

まさかのあの人の登場!
しかも、こんな風に姿を変えて・・・に驚きました。
そして、年月が経つっていうこと・・・
こんな風に「決着」がつく日がくるなんてねぇ・・・
ずっと引きずっていた「罪」に、一区切りついたかな・・?

でも、ヒトシが息子のためにしたことは・・・ちょっとダメだよね。
ま、そのかわり、いつか息子からあまりにも意外な「告白」を
受けることになるから・・・覚悟してほしいですな・・・。

次はダイたちが60代に・・・ってなる?
でも、時代が追いついちゃったので、
そう遠くないうちに最終巻・・・ってことになるかもな・・・
いや、これでもう終わりなのか・・・?




 
   
ラブ・ミーテンダー
東京バンドワゴン 12




2017/5/24 読了






集英社


内容(「BOOK」データベースより)
若き日の堀田我南人はコンサート帰りに、ある女子高校生と出会った。名は秋実。彼女はアイドルとして活躍する親友・桐子の窮地を救うため、ひそかに東京に来たという。話を聞いた我南人と、古書店“東京バンドワゴン”の一同は、彼女のために一肌脱ぐが、思いもよらぬ大騒動に発展し…?下町の大家族が店に舞い込む謎を解決する人気シリーズ、番外長編!




この季節がやってきました!
春は、「東京バンドワゴン」の季節です!(笑)
・・・毎年言ってるーっ!

今回は、番外編です。
長編の番外編となると、勘一さんとサチさんの出会いを描いた、
「マイ・ブルー・ヘブン」以来・・・かな?
今作は、我南人と秋実さんの出会いのお話です。

この「東京バンドワゴン」が始まったときから、
秋実さんはすでの鬼籍に入っておられて、
正直、登場人物としては影が薄いんですよね・・・
しかも、我南人は他の女性との間に子を作ってますし。(汗)
でも、どんな出会いだったのか、どんな人だったのか・・・
知りたいことは確かなんで、楽しみにしておりました。

親に捨てられ施設で育った高校生の秋実。
同じく施設で育った親友のため、命がけで東京にきたとき、
我南人と出会います。
その秋実の問題は、実は我南人の旧友とも関係していて、
堀田家、その仲間たちを巻き込んで・・・と騒動となっていきます。

都合上、我南人の婚約者・・・という扱いにしたんだけど、
結果的に本当にそうなっちゃったわけですが・・・
そこから先は描かれてなくて、
そんな軽い展開で、どうやって結婚までいったのか、
二人の子を生し、亡くなってしまうまで、
いろんなことがあっただろうに、底の部分は描かれてなくて、
ちょっと物足りなさは感じております。
また、描かれる・・・かな?

今回も見事な連係プレー、
そして、我南人のすごい発案によって、血の見たかもしれない騒動が
無事に解決しまして・・・
うむ、物語としてはよく出来た話でございました。
・・・ま、こんな簡単に片付かないと思うけどね、現実は。(汗)
それと、時代・・・かな?
まだ仁義とか人情が通用する時代だったからね・・・

来年は通常の「現在の堀田家」が描かれるでしょう。
また次の春まで・・・しばしのお別れです。




 
   
風とにわか雨と花




2017/6/25 読了






キノブックス


内容(「BOOK」データベースより)
専業作家を目指す父、仕事に復帰した母、小学生の姉と弟。海辺の町を舞台に繰り広げられる、ひと夏の家族物語。




勝手な親だよね・・・(汗)
まぁ、自分らしく生きること、
その姿を子供たちに見せること・・・
それもある意味「教育」なんだろうけどさ・・・
やっぱ、無責任さを感じてしまうっていうかねぇ・・・
ま、最後は子供たちがちゃんと自分たちらしく受け取って、
対応していってくれたのでいいんだけどさ・・・

それにしても・・・
周りの人がいい人すぎる!
そんな素敵な土地、本当にありますか??っていうね。(笑)
まぁ・・・悪いヤツにかき乱されるのもいい気はしないんだけど、
かといって、こうもいい人ばかりだとねぇ・・・
歪んでる?私・・・?(笑)

ま、サクっ!と読める作品でした。




 
   
東京カウガール




2017/7/14 読了






PHP研究所


内容(「BOOK」データベースより)
その夜、カメラマン志望の大学生・木下英志は夜景を撮っていた。人気のない公園で鈍い音を聞きつけカメラを向けると、そこには一人の女性がいた。彼女は屈強な男たちを叩きのめすと、車椅子の老人を伴い車へと消えた…。後日、改めて画像を見た英志は気づく。―似ている。横顔が、あの子に。カメラが捉えた不可解な事件に隠された哀しい過去とは?




カウガール・・・・?
牛・・・?酪農・・・?
自然相手のほのぼの系な恋物語・・・?
そんな先入観で読み始めたんだけど、全然違ってた!(汗)

屈強な男をバタバタと始末していく女子を見かけちゃった主人公。
気になってしょうがない・・・
だって、昔気になってた子に似てるんだもん・・ってことで、
勝手に調べ始めて速攻で到達しちゃうのよね。(笑)
以前、ほのかな恋心を抱いていた女子に似てたから・・・
で、そこにあった真相とは・・・ってわけです。

まぁ、真相はそんなに意外でもなく、
この子のために・・・って動いてくれる人たちのやさしさにも
ちょっとは心を打たれたものの・・
でもさ、都合がよすぎないっすか?(汗)
簡単に事が進みすぎな気もするし、
決着のつけ方も、「大人が裏でいろいろ動いたんで・・」っていう、
「ご想像にお任せします」・・・みたいな?
えぇ〜?って思っちゃった。(汗)

このまま平穏に暮らせるんかねぇ・・・?
そういう衝動を持った子は・・・ちょっと怖いんですけど・・・(汗)




 
   
マイ・ディア・ポリスマン




2017/9/






祥伝社


内容(「BOOK」データベースより)
奈々川市坂見町は東京にほど近い古い町並みが残る町。元捜査一課の刑事だった宇田巡は、理由あって“東楽観寺前交番”勤務を命じられて戻ってきたばかり。寺の副住職で、幼なじみの大村行成と話していると、セーラー服姿のかわいい女子高生・楢島あおいがおずおずと近づいてきた。マンガ家志望の彼女は警官を主人公にした作品を描くために、巡の写真を撮らせてほしいという。快くOKした巡だったが、彼女が去ったあと、交番前のベンチにさっきまでなかったはずの財布が。誰も近づいていないのに誰が、なぜ、どうやって?疑問に包まれたまま財布の持ち主を捜し始めた巡は、やがて意外な事実を知ることに…。




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