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 周木律 

下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

CRISIS 災厄 不死症





   
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班

企画・原案:金城一紀



2017/4/6 読了






角川文庫



内容(「BOOK」データベースより)
公安機動捜査隊特捜班―通称“特捜班”。それは、凶悪事件の初動捜査を担当する、警視庁公安部に所属する特別チーム。特捜班の稲見は、横浜の39階建てホテルが武装集団に占拠されたとの報せを受ける。宿泊客550名が人質に取られるという非常事態。事件を秘密裏に解決せよという任務に挑むが―。金城一紀原案の設定をもとに気鋭の作家が紡ぐ完全オリジナルストーリー。一気読み必至の警察エンターテインメント!!




間もなく始まる連ドラの原作・・ではない。
舞台は同じで、ドラマとは違ったオリジナルストーリーらしい。
ドラマが始まる前に世界観を味わうのなら、良い一作です。

公安内の特捜班。
鍛治という人物が作った5人のチーム。
それぞれに何か抱えているようで、
だけど寄せ集めのバラバラではない。
しっかりとチームになってて、特に稲見と田丸はいいコンビ。

今回は、大学生がホテルを占拠。
危険物も持ち込んで・・・のため、特捜班が出動!ってわけだ。
ハラハラさせられる展開。
映像ではなく文章だけど、なかなか魅せてくれる。
愉しんで読み終えた。

これが映像となって動き出したら・・・
うん、ワクワクする。
稲見が小栗旬、田丸が西島秀俊・・・
うん、素晴らしい。




 
   
災厄




2017/6/16 読了






角川書店



内容(「BOOK」データベースより)
原因不明の症状により、市町村単位で住民が集団死する事件が発生した。高知県を発端に“災厄”は四国全域に広がり、なおも範囲を拡大していく。そんな中、政府の対策本部では災厄の原因を巡って厚生労働省と警察庁が対立。ウイルス感染説を主張する厚労省キャリアの斯波は、真相解明のため自ら四国へと乗り込むが―。超弩級のスケール感と押し寄せる恐怖!未曾有の危機に立ち向かう、一気読み必至のパニックサスペンス!



いやぁ・・・こんなこと、ホントに起こったら大変すぎですけど!!!
大地震や津波の死者の数より、すんごいんですけど!
しかも、一瞬で死んじゃうなんて・・・
怖すぎです!!

四国の山奥の小さな村で、村民が全員死亡していた・・・
徐々に被害が広がっている・・
解剖してもウィルスなどは検出されず・・・
原因がわからないまま、手をこまねいているうち、被害は拡大・・
遠く離れた東京で政府は大慌て。
厚労省のキャリア・斯波は、きっと感染症だ!と考えるも、
政府は「テロ」だと言い張る・・・
時間は過ぎる・・・・被害者は万単位で増えていく・・・
一体どうなる・・・・って話です。

四国っていうのがね、微妙にいい設定で。(笑)
4県の四国という小さな島で起こった出来事だから、
現状もつかみにくいし、危機感も感じにくい・・
そうやって被害が拡大・・・ってのが、上手い設定だなぁ・・・ってね。

しかし、そんなことより、とにかく政府の体たらくにイライラさせられますよ。
テロなわけないやん!
そんな田舎を攻撃して、何の意味があるんだ!
声明も出さないし、要求もないし・・・
違うよ!!って思いながら読んでたけど、
でも、菌が検出されないんじゃなぁ・・・・なんて思ってたら!!
なんと、見つかった毒物が、「サリン」っていう・・・

こりゃ、テロだったか・・・?って思わせといて・・・の次なる展開。
真実はあまりにも意外なヤツでして・・・
ま、田舎ってことで、ソレかもな・・・?って思わなくもなかったけど、
そんな働きをしちゃうなんて・・・

で、原因はわかったものの・・・
根絶は難しそうだよねぇ・・・
また来年、その時期が来たら・・・
全員避難して様子を見ないと・・・だよな・・・
違う形でまた発生しかねないし・・・
すっきりとした解決が見られないので、
めでたしめでたし・・・って気にはならなかったな。




 
   
不死症




2017/11/5 読了






実業之日本社文庫



内容(「BOOK」データベースより)
山奥の製薬研究所で謎の爆発事故が発生。泉夏樹は一命をとりとめるも全ての記憶を失っていた。研究所の同僚・黒崎ら生き残った仲間と脱出を試みる夏樹だが、その眼前に、理性を失い凶暴化した人々が突如襲いかかってきた!?息呑むアクションと隠された禁断の真実…最後の1頁まで驚きの連続!常識を揺るがす究極のバイオホラー×ミステリー。




なんか・・・いろいろとツッコミどころが多い話でしたねぇ・・(汗)

山奥の研究所で爆発事故・・・
何とか逃れて出てきた夏樹は記憶を失っていて・・・
出会った男性・黒崎からいろいろと説明を受けたものの、
どうやら自分は責任者だったらしく、秘密の研究をしていたみたい・・・?
そんな中、理性を失って凶暴化したゾンビみたいな存在が!
襲われる・・・対峙する・・・救出を求めるも・・・っていう展開。

まぁ、タイトルがこれなんで、研究の内容はそうなんでしょう・・・と。
ゾンビがわさわさ湧いてくるんで、あぁ、失敗したのね・・・?
それを何とかするために爆発させたのね・・?と、
なんとなく想像はつく展開を追っかける・・って感じ?(笑)

途中いろいろと人が出てきまして、
中には悪いヤツがいるはず!コイツか?コイツ・・?って予想しつつ読むも、
あっけなくそこんところは予想を裏切られて・・・(汗)

最終的に「光」が見えるかと思ったら、絶望だけで・・
おいおい、どないなんねん!って思ってたら・・・
時がすっ飛びましたよ!(笑)
いやいや、それまでに何かしら漏れ出るって・・(汗)
完全に隔離できてるわけじゃないし、
人間だけじゃない動物が行き来できるはずやし・・・

ま、それはツッコまずに我慢して・・・
時がかなり過ぎて・・・っていうオチは反則ですよねぇ・・・
もろもろスッキリしない話でござました・・・