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 曽根圭介 

下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

暗殺競売 黒い波紋





   
暗殺競売




2017/5/23 読了






角川文庫



内容(「BOOK」データベースより)
副業で殺しを請け負う刑事、佐分利吾郎。認知症の殺し屋のアカウントを乗っ取ったホームヘルパーの女。成功率100%、伝説の凄腕殺し屋ジャッカル。闇の“組織”へと肉迫する探偵、君島。暗殺専門サイト“殺し屋.com”をめぐり、窮地に追い込まれてゆく彼らを待ち受けるのは、希望か、破滅か。日本ホラー小説大賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、史上初の3冠を達成した異才が放つ、奇想天外の殺し屋エンタテインメント!




暗殺依頼を競売にかけ、暗殺者が落札し実行・・・
そんな短編集です。

刑事が暗殺のバイト・・・なんて、おいおい・・・って思うけど、
まぁ、うまいこと誤魔化せるし、情報も手に入るし、
理に適ってる気もする・・・(汗)
しかし、最後がねぇ・・・
まさか息子を守るためにそんなことをするとは・・・
人を殺し慣れると、こうなっちまうのかなぁ・・・(汗)

介護職についてる女性も暗殺バイト中。
介護の給料だけじゃやっていけね!ってことらしい。
ただ、比較的軽めの仕事をやってたんだけど、
同じレベルの仕事を落としまくるライバルがジャマになってきて・・って話。
いやはや、怖いねぇ・・・
女って、怖い・・・

暗殺のプロもサイトを利用し暗殺を落札してたんだけど、
知り合いの女性を見かけて動揺し、依頼を失敗。
結果、サイト運営者の提示する仕事だけを請け負うことに・・・
それは失敗や裏切りをした暗殺者の「見せしめ」・・
かなりどぎつい「細工」をしなくちゃいけない仕事で・・
いやぁ・・・この落としどころはすごかったですね。
適材適所?(笑)
向き不向き・・・?
いやはや、恐ろしや・・・・

そして最後は、ある依頼を受けた探偵の話。
これが最後にすごかったですね。
単なる短編集にならなかったですもん!
あ!そうきたか!そうつながってたのか!!ってね。

最後まで愉しんで読ませてもらいました。
江戸川乱歩賞受賞作家さんなんだよね?
他のも読んでみよーっと!



 
   
黒い波紋




2017/8/17 読了






朝日新聞出版



内容(「BOOK」データベースより)
元刑事・加瀬将造(38)は、借金取りから逃げ回るロクデナシの日々を送る。ある日、子どもの頃に家を出ていった父親が、孤独死したとの知らせを受ける。加瀬は父親が住んでいたボロアパートを訪ね、金目のものがないかと探すと、偽名で借りた私書箱の契約書があり、何者かが毎月30万円を送金していることを知る。さらに天井裏には古いVHSのビデオテープが隠されていた。再生した映像に映っていたのは…。




小さいころに家出した父が死んだと知った元刑事の加瀬。
遺品整理に行ったアパートで見つけたビデオテープ・・・
その中身は・・・?
そして、父に毎月送られていた30万円・・・
こりゃ、金を匂いがする・・・と動き出した加瀬・・・って話。

クソばっかだよ、この話。
・・・おっといけねぇ、口が汚くなっちまったぜ。(笑)
だってさ・・・毎月30万でも十分やん?
そこで「ラッキー」って思って受けとり続けるほうがよくない?
欲張るから、ほらみたことか・・・っていうね。

しかし、脅す方も脅す方だけど、
脅される方も・・・ねぇ?(汗)
はぁ・・
黒い波紋・・・確かに・・・ではある。

いい気持になる話ではないけど、
先が気になって一気読みしちゃいました。