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 鈴峯紅也 

下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

警視庁組対特捜K サンパギータ 警視庁公安J キルワーカー
マークスマン ブラックチェイン 警視庁監察官Q オリエンタル・ゲリラ
バグズハート





   
警視庁組対特捜K




2017/5/21 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
正伝一刀流皆伝の祖父を持つ東堂絆は、本庁・所轄の垣根を取り払うべく、警視庁組織犯罪対策部特別捜査隊所属となった。ガラの悪い刑事たちもいつの間にか魅了する天性の明るさを持つ絆の前に、非合法ドラッグ「ティアドロップ」の売買を巡って殺人事件が発生。背後には底知れぬ闇社会の陰謀が!?




ずっと図書館で目に入ってきてて、
でも、シリーズものらしいから全部買うのはなぁ・・って思ってて。
なので、とりあえず「Kシリーズ」の方を三冊、借りてみました。
・・・どうやら、「Jシリーズ」の方が先に始まってるみたいですけど・・(汗)

好きな作家さんの一人・矢月秀作さんにちょっと似てる・・かな?
見た目もカッコよく、才能にも恵まれた絆という刑事。
祖父の厳しい特訓により、誰からも一目置かれる出世頭。
その絆が、ある危険ドラッグの事件に絡んでいくわけだけど・・

事件自体もそうだけど、
人間関係がとっても面白いですね。
協力を依頼した元刑事で今は探偵の片桐は、
実は絆の実の父だった・・・とかね。
一体なんでこんなことになってんのか・・・それはおいおい・・かな?
絆は気づかないまま、片桐や周辺の老刑事たちはわかってて
絆と片桐にコンビを組ませて捜査させていて・・・

まっすぐに育って正義を信じる絆は、
老刑事たちからすると「危うさ」も感じるらしく、
完全体にするため、「汚して」やりたいと考えてるらしい。
でも、そんなことしなくても、キレイなままでもすごい刑事になりそうだけどな・・
片桐もそう考えてるみたいだから、
きっと大事な場面では助けてくれそうだよね。

あと、絆のカノジョ・・・
好き好き!て言ってきた女子をフッた絆だけど、
その子はフラれたショックで心を病んで・・・
後々、絆はこの子=尚美と付き合うんだけど・・・
なんか、怖いんだよなぁ・・・この女・・・
思いつめすぎてて・・・
絆の弱点になりそう・・・・

あと、元カノの存在もねぇ・・
「正義の為なら自分はちょっと危うくても平気!」っていう考えの絆だけど
自分の周りの人間に害が及ぶってことを知って、
強く・・・そして弱くなった・・・かもしれないね・・・

結局、危険ドラッグ「ティアドロップ」の元締めの医師には
たどり着かないまま、続編へとつながっていきます。
三冊まとめて借りてるので、やっほー!と言いたいとこだけど、
三作目で「Jシリーズ」とコラブするみたい。
うむむ・・・・・その前に「J」の一作目くらいは読んでおくべきか・・・?(汗)




 
   
サンパギータ 警視庁組対特捜K




2017/5/25 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
新型非合法ドラッグ「ティアドロップ」を巡り、ヤクザ、半グレ集団、さらには上野に巣食う中国マフィアまでもが血みどろになって奪い合いを始めた!警視庁の期待を一身に背負った東堂絆は、謎の探偵・片桐亮介と立ち向かう。だが、その背後では絆の交際相手である星野尚美に凶悪な魔の手が伸びようとしていた―。




絆にとっては辛い展開になりましたけど・・・
途中で気づいておいて、静観する・・・ってのはねぇ・・・
本当に相手を愛してるのなら、
そんなことはできないんじゃないか・・・・?って気がしたよ。(涙)

危険ドラッグ・ティアドロップをめぐって、
ヤクザ、半グレ、中国マフィアが奪いあいを始める・・・
そのキッカケを作ったのは、ある外国人女性で・・・って展開。
その正体は、意外な人ではあったものの、
結局最後はその人が命を失うことで、
真相にはたどり着けない・・・
くーっ!!もどかしい!!

黒幕の医師は、絆のカノジョを使って絆を誘導・・・
絆はそれをわかってて、薬を使われているカノジョを
ある意味囮に使うわけです。
一番キツイ薬を使われてるとわかって・・・
「もうちょっと早く何とかできてれば・・・」って苦悩してたけど、
できたんじゃない?できたと思うよ??
本当はちょっと重荷だったでしょ、カノジョのこと?
本当に愛してた??って聞きたくなったわ。

結果的に彼女は両親のもとへ・・・
黒幕にはたどり着けないまま、次巻へ・・・・
次巻でも終わらないらしいよ?
いつまで続くんだか・・・(汗)




 
   
警視庁公安J




2017/5/27 読了






徳間文庫

内容(「BOOK」データベースより)
幼少時に海外でテロに巻き込まれ傭兵部隊に拾われたことで、非常時における冷静さ残酷さ、常人離れした危機回避能力を得た小日向純也。現在、彼は警察庁のキャリアとしての道を歩んでいた。ある日、純也との逢瀬の直後、木内夕佳が車ごと爆殺されてしまう。背後にちらつくのは新興宗教“天敬会”と女性斡旋業“カフェ”。真相を探ろうと奔走する純也だったが、事態は思わぬ方向へ…。書下し。




小日向純也の設定がすごい!(笑)
現総理大臣の息子、
女優の息子、
小さい時にテロに巻き込まれて傭兵に、
発見されて日本に戻ってきたら父に疎まれ、
望んで公安刑事になり、
超大金持ちで、祖母と共に暮らし、
知力も体力も並外れていて、
見た目も麗しい・・・
すごい!!(笑)

テロで母を亡くし、幼いながらも過酷な状況を生きぬき、
ようやく祖国に帰ったら、「亡き者として考えてたのに・・」って疎まれ、
しかもテロ組織に育てられた?ってことで、
生きててほしくもないけど、
存在は国民に知られちゃ輝から殺すこともできず、
「飼い殺し」状態で警察に縛り付けられてる状態・・・
いやぁ・・・すごい。
何度もいうが、すごい。(笑)
よく考え付いたなぁ・・・
「何でもアリなキャラって、どんな設定?」って考えて、
たくさんのっけてみました!!って感じ?(笑)

そんな純也=Jは、帰国直後から公安刑事に行動確認されてたんだけど
純也の能力の方が長けてるため、ことごとく打ち破り、
公安刑事三人は「能無し」扱いとなってしまう・・
その三人を「仲間」にして、キャリアとして警察に入庁した純也は
「分室」を作って、独自の捜査にとりかかる・・・ってわけです。
いやはや、設定だけで語れるって、すごいよね。(笑)

そんな純也の恋人が殺され、
宗教法人や高給愛人クラブ「カフェ」について調べはじめ、
いろいろと危機に陥りつつ、仲間と真実にたどり着く・・・ってわけだ。

ま、「んなアホな!」とか、「すごいねぇ・・・」とか、
ツッコみながら読むのが良いかと。(笑)
そうすると、結構楽しめましたよ!
でも、個人的には人間臭さを感じる「Kシリーズ」の方が好きかなぁ・・?




 
   
マークスマン 警視庁公安J




2017/5/28 読了






徳間文庫

内容(「BOOK」データベースより)
警視庁公安総務課庶務係分室、通称「J分室」。類稀なる身体能力、海外で傭兵として活動したことによる豊富な経験、莫大な財産を持つ小日向純也が率いる公安の特別室である。ある日、警視庁公安部部長・長島に美貌のドイツ駐在武官が自衛隊観閲式への同行を要請する。式のさなか狙撃事件が起き、長島が凶弾に倒れた。犯人の狙いは駐在武官の機転で難を逃れた総理大臣だったのか…。




なんで評価が「」なのかというと・・・
もう、読みづらさがすごくて!!

ドイツ人の女が出てくるんだけど、
コイツとの会話・・・ってか、外国人相手の会話が、
全部カタカナ表記なわけ!
しかも長ゼリフ・・・
全部カタカナ・・・
はぁ・・・マジで読み疲れた・・・・
何度本を置いてやろうか・・・いや、投げてやろうかと思ったくらい。(笑)
いい加減にしろーっ!!ってなもんです。

そんな、読みづらさが本の内容もぶっ飛ばすっていうね・・
何とも珍しい読後感の本でした。(笑)

冒頭、純也の上司が銃撃され、
その場には、純也の父、ドイツ人女性、上司の三人がいて、
一体誰が狙われ、誰の仕業だ・・・?ってことになるわけです。
純也は多方面を仲間と共に調べ始めるわけですが・・・

真相はなんとも言えないもので・・・
まさか、あの人のゲームだったとは・・・・
純也にとって、数少ない信頼できる人だったもんだから、
読んでるこっちもショックがデカイ・・・
でも、この人はそもそも、そういう人だからね・・・
純也を欲してるっていうのがベースにあったときに、
上昇志向の人間をテストするっていう機会ができて、
じゃ、いろいろ絡めて、全て上手くいったら最高じゃん!っていう、
軽い気持ちのゲーム感覚の仕掛けだった・・・ってわけだ。
いやはや・・・
「らしい」っちゃーらしいんだけどね・・・

しかし、とにかく、読みづらかった・・・
外国人相手だからって、無理にその表記はしなくていいと思うよ?
編集者とか校閲の人とか、誰か進言しなかったのかなぁ・・・?
今後はもう、やめてほしい。
ちょこっとなら受け入れるけど、この量はナシです!!




 
   
キルワーカー 警視庁組対特捜K




2017/6/4 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
非合法ドラッグ「ティアドロップ」を巡る一連の事件の真相解明に奔走する絆の周辺に、次々と闇社会の刺客が。恋人の尚美にはじまり、教育係の金田、さらには相棒の探偵・片桐亮介、はたまた成田にいる祖父・典明や幼馴染みの千佳までもが窮地に…。そしていま、傷ついた全ての者の悲しみを身にまとい、絆が悪に立ち向かう!




「Kシリーズ」の第3弾。
冒頭で、絆の大事な仲間が殺されてしまいます。
そう、窮地に陥ったアイツが、暗殺者「キルワーカー」を雇ったのです!
暗殺者のターゲットは絆だけではなく、
絆の周りの人もたくさん危機に陥ってまして・・・
ハラハラさせられました・・・

ティアドロップの元締めである西崎医師・・
自分の復讐はある意味果たせたものの、
大きすぎる敵はなかなか片付かず苛立ち、
コイツも仲間問題で窮地に陥り、
暗殺者の使い道を変えましたね・・・
いやぁ・・・まさかの結末でした。

そして、絆を狙い続けるであろう暗殺者・・・
片桐は見逃すことはできない!!
命懸けの追跡劇・・・
その結末はあまりにも悲しいもので・・


ネタバレになっちゃいますよ。



まさかねぇ・・・ここで退場なさるとは思ってなくて。
ビックリやら、悲しいやら・・・
冒頭では、片桐と絆の母とのなれそめや別れについて描かれていて、
そんなことがあって・・の今だとわかって、
これから父子として時間を過ごせると思ってただけに・・・
悲しすぎますね・・・

そして最後はJの登場!
ちょこちょこと絆を助けてくれていたようで・・・
今後、KとJが共に・・・ってこと、あり得るのかしら・・・?
Kシリーズも、ティアドロップ問題とともに終結するかと思ったら
そうじゃないみたいだし・・・
今後、この二つのシリーズの関わり合いも楽しみですね!

さ、Jシリーズの第3弾も読もうっと!
まさか、Jシリーズでも誰か死ぬんじゃないでしょうね・・・?
やめてよー!
犬・猿・雉、どれも欠けてほしくないんだからーっ!!




 
   
ブラックチェイン 警視庁公安J




2017/6/10 読了






徳間文庫

内容(「BOOK」データベースより)
中国には困窮や一人っ子政策により戸籍を持たない、この世には存在しないはずの子供“黒孩子”がいる。多くの子は成人になることなく命の火を消すが、一部、兵士として英才教育を施され日本に送り込まれた男たちがいた。組織の名はブラックチェイン。人身・臓器売買、密輸、暗殺と金のために犯罪をおかすシンジケートである。キャリア公安捜査官・小日向純也が巨悪組織壊滅へと乗り出す!




Jシリーズの第三弾。
Kシリーズでメインの登場人物が死んでしまって、
まさか、こっちも誰か死なないでしょうね・・・?って思ってたら・・・
死んでもーたよーっ!!
まさかの、三人の部下のうちの一人が・・・
ううう・・・・悲しすぎる・・・

中国から日本に来ている無国籍の集団・・・「ブラックチェイン」
今回はこの集団を相手に・・・だったんだけど、
まさかまさかの人物が、そっち側の人間だったとは・・・
すっかり騙されて、一人の人物が命を落とすことに・・・
純也よ、まったく気づかなかったの・・・?
油断してた・・・?信用しきってた・・・?
悲しいよ、本当に・・・・
遺された家族の決意もさ・・・苦しくてさ・・・
はぁ・・・非常に残念です・・・・(涙)

まだ終わることなく、こっちもシリーズが続いていくみたいですね。
今後も追っかけていきましょう!




 
   
警視庁監察官Q




2017/9/18 読了






朝日文庫

内容(「BOOK」データベースより)
人並みの感情を失った代わりに、あらゆる情報を瞬時に記憶する能力を得た監察官・小田垣観月。彼女は二年前のブラックチェイン事件に絡んだ爆弾の行方を追い、証拠物の巨大保管庫“ブルー・ボックス”を探るが、いつしか警察内部に斬り込むことになり…。新シリーズ第一弾!




公安J、特捜Kに続く、監察Q・・・でございます。
監察官の観月は、アイスクイーンと呼ばれる無表情の女性。
記憶力がすごいっていう能力があって、
子供のころの転落事故後にその能力が開花したらしい、
代わりに、感情ってのを失ったみたいで・・・
そんな特徴の主人公です。

東京都下の警察署の証拠品・押収品を一手にまとめる倉庫ができて、
そこの管理にまつわる三篇でしたけど、
最初の案件でJ、次にKとかかわり、
最後の話で全部の黒幕を・・・っていう構成でしたね。

まぁ・・・JやKに比べると話は小さめ・・・ですよね。(汗)
証拠品を横流し・・・っていう話ですから。

それより気になるのは、観月の若いころに知り合った男ですね。
ハーメルンの笛吹きみたいに・・・って言ってたから悪いヤツかと思ったけど、
じっちゃんたちにとっては救世主だったわけで・・。
ま、ほかにもいろいろ手掛けてるみたいだから、
国としては脅威な人物なんだろうね。

今後もシリーズ化していくんだろうけど・・・
甘味のくだりで胸焼けしそうっす。(笑)
個人的には、JとかKの方が好き・・・
もうすぐその続編も出るみたいなんで、楽しみです!




 
   
オリエンタル・ゲリラ 警視庁公安J




2017/11/30 読了






徳間文庫

内容(「BOOK」データベースより)
エリート公安捜査官・小日向純也の目の前で自爆テロ事件が起きた。犯人はスペイン語と思しき言葉を残すものの、意味は不明。ダイイングメッセージだけを頼りに捜査を開始した純也だったが、要人を狙う第二、第三の自爆テロへと発展してしまう。さらには犯人との繋がりに総理大臣である父の名前が浮上して…。1970年代当時の学生運動による遺恨が、今、日本をかつてない混乱に陥れる!




600ページの分厚い本・・・
このシリーズ好きの私でも、尻込みしたわ・・・
「よし、読むぞ!」って思わないと手に取れなかった・・・(汗)
でも、読み始めたら一気でしたね。

とある国での少女と「先生」と呼ばれる女性との出会いから描かれ、
各章の最初に少しずつ描かれ続けていきます。
この先生って何者・・・?
少女は日本にやってきて、どうするの・・?と思わせる展開ですが・・
これをちょいちょい描いていたせいで、「ロー」が誰か、
早々に気づいちゃいますやーん!ってなもんで。(汗)
わかりやすすぎですやん・・・・

ま、それはさておき・・・
頻発する自爆テロ事件・・・
被害者に共通点が・・・
なんと、たどっていくと、父である総理大臣、
そして自分自身にも関係があった・・となっていく小日向。
いやぁ・・・母の死の真相がそうだったとは・・・
父の無責任さがこの未来へとつながったのね・・・
もっと憎んでもよくない?って思っちゃうんだけど・・・
この事実を父に伝えることもせず、一人で抱えていくわけね、小日向は・・
ほんと、色々抱えすぎだよ・・・・(涙)

70年代の学生運動を・・・というあらすじのため、
とっつきにくい感じがするかもしれませんが、
読んでみるとわかりやすく、人間臭く書かれてます。
難しくはないですよ!

それにしても、この日本で爆弾抱えて自爆テロ・・なんて、
実際に起こるとは思いたくもない。
でも、ないとは言えないわけで・・・
裏で食い止めるために働いてる皆様方、感謝でございます。
頑張ってください。

「監察官シリーズ」が始まったため、
小日向の発言に小田垣の名前が良く出てきましたね。
うっとうしい存在と言いつつ、能力は認めてるわけで・・
いつか、がっつり絡んだ話も読んでみたいですね!・




 
   
バグズハート 警視庁組対特捜K




2018/3/






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
ティアドロップを巡る一連の事件は片桐、金田ら多くの犠牲を伴い終結した。その後、四十九日を迎えて片桐の墓を参拝した絆の前に、謎の男が現れた。かつて片桐と同僚だったと名乗る男だが、その直後、何者かに殺されてしまった!死に際、絆に手渡されたSDカードを巡り、この世の光と闇が蠢き出す…。シリーズ第四弾!文庫書き下ろし。




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