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 大門剛明 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

確信犯 告解者 テミスの求刑 JUSTICE
雪冤 罪火 氷の秒針 不協和音
獄の棘 鍵師ギドウ 婚活探偵 反撃のスイッチ





   
確信犯




2015/3/13 読了






角川書店

内容(「BOOK」データベースより)
「このおっさんが父さんを殺したんだ!」広島でおきた殺人事件の裁判、被害者の息子の叫びもむなしく、被告人は無罪となった。14年後、当時の裁判長が判決を誤ったと告白して殺害され、事態は再び動き出す。真実を追い求める女性弁護士、政界進出を目指す予備校講師、司法官僚の娘、14年前の被害者の息子。事件の関係者は広島に集い、衝撃の真相が明らかになる。司法格差の闇をあばく、本格社会派ミステリー! 時代小説の傑作ここに誕生!




お初の作家さんです。

「確信犯」という意味を、間違ってとらえている人が多い・・というのは
有名な話。
「悪いとわかっててやる」って思われがちだけど、
本当の意味は「正しいと信じて」っていう前提のもとに
為される行為なんだよね・・・
この「確信犯」という意味踏まえて・・・・のお話です。

ゆえに・・・
「確信犯」っていう単語がもう、出てきすぎ!(汗)
わかったから・・・って言いたくなった。(滝汗)

でもさ、「正義のもとに」「正しいと思って」やることとはいえ、
そこに全くの私情はないのか・・って話で。
最後に明かされるある人の本性には、
本当にいろいろと考えさせられましたよ。

この小説の驚くとこは・・・
メインで動いてる人が・・・途中で消えること!!
ビックリしましたよぉ・・・・
えっ??
ここで・・・?ってね。

で、そのあとの「ストーリーテラー」な役を引き継ぐ人がいるんだけど・・
お前が何を偉そうに・・・って気になっちゃうのよ。
最初の印象が悪すぎて。(笑)
しかも「あの人まで・・・」っていうオチで、
なんか気持ちのいい終わり方ではありませんでした・・・

舞台が広島で、マツダスタジアムが出てきたりして、
今年の広島カープへの期待がますます高まるという・・・・
話には全く関係のない個人的な感想がわいてきました・・(笑)




 
   
告解者




2015/3/20 読了






中公文庫

内容(「BOOK」データベースより)
あなたが殺したのですか―?強盗殺人で二十三年の刑期を勤め、仮出所した久保島。更生保護施設職員のさくらは、入寮してきた彼の誠実な人柄に強く惹かれる。そんな折、殺人事件が発生し、寮生が疑われる事態に。久保島がまた罪を犯したのだろうか?犯罪者の更生と償いをめぐる、感動の社会派ミステリー。




社会派ミステリーの大門さん。
今回は「更生」「赦し」のお話・・・

若い頃に、高校生と中学生の兄弟を殺して
無期懲役になった男が、23年で仮釈放になり、
施設へと入所してきた・・・というところから始まります。

個人的に、無期懲役と死刑の間に差がありすぎると思うの。
仮釈放でシャバに出てこられる無期懲役の次の重い罪が死刑って、
ちょっと飛び過ぎじゃないですか?
その間に、「一生出られない=終身刑」があるべき。
そう思うんです。
あ、これ、話には関係ないっす。(笑)

その男性は穏やかで、とても「極悪人」には見えない・・・
そんな中、ある男性が殺される。
もしかして、この人が殺したのか・・・?と施設の職員は考え・・
そんな流れなんですけど・・・

どんどん明かされる「真実」。
殺す方にも理由があり、殺される方にも「罪」があった・・・
悔いてない人間に「更生」はありうるのか・・・?
考えさせられます。

ただ、恋愛話を入れ込みすぎてる気がして、
ちょっとそこはどうかなぁ・・・?とも思ったけど、
それが「救い」にもなったわけなんで、まぁ、納得しときます。

「更生はずっと続くもの」という部分には納得ですね。
更生したから罪がなくなるわけではなく、
一度犯した罪をかかえて、一生「更生していく」んだ。
そこに寄り添ってくれる人がいるかどうか・・・
それは大きいんだろうなぁ・・・とも思う。

この手の話は重たいし、結構引っ張られるんだけど、
嫌いではないので、大門さんの作品はどんどん読んでみようと思う。




 
   
テミスの求刑




2015/4/5 読了






中央公論新社

内容(「BOOK」データベースより)
殺人現場付近で撮られた敏腕検事の衝撃の姿、その手には大型ナイフ、血まみれの着衣。無実を訴えたきり口を閉ざした彼に法の女神が下す審判とは?




検察官と冤罪のお話・・・

冒頭の序章が、誰のことなのか・・・は、最後にわかります。

自分の父親を殺した犯人を自白させた検察官に
現在、事務官として仕えることになった主人公。
素晴らしい検察官だと信じてついていってたのに、
ある日、殺人事件の容疑者として逃亡してしまう・・
一体、何があったのか。。。?
父の事件の真相とは・・・?という話。

ちょっとまわりくどいというか・・・・
お父さんの事件は、
ちゃんと調べれば冤罪にならなかったんじゃ?って思うし・・
素行が悪いガキだったかもしれないけど
無念を訴える自殺をしちゃうなんて・・・
可哀想でした・・・。

そして、その一件を隠すための新たな事件・・・
罪を犯すと、それを隠すためにまた罪を犯しちゃう・・
負の連鎖ですよねぇ・・・

「疑わしきは罰せず」に疑問を持ったがあまり、
暴走して冤罪を作っちゃうなんて・・・
絶対やっちゃいかんですな。

いろいろと細かく不満があったので・・・
全体的には・・・・ちょっと残念かな?
ただ、昔住んでいた三重が舞台だったので、
ちょっと懐かしかったです。




 
   
JUSTICE




2015/9/1 読了






角川書店

内容(「BOOK」データベースより)
辣腕弁護士が導き出す、驚愕必至の逆転劇。勝利至上主義の弁護士が、“正義”の常識を破壊する。




元医師の弁護士が主人公のお話・・・・
なんだけど・・・
ちょこちょこ医療用語を挟んでくる以外は、
別に「元医師」っていう設定は活かされてなかった気がする・・・
「医者だから気づけた!」みたいなこと、なかったもんなぁ・・・

なんで医者が弁護士に??っていう理由は最後で明かされるんだけど、
ま、んなこったろーっていう程度で・・・
キャラ設定がちょっと不十分かなぁ・・・・って気がしました。

んでもって、その「医者になったキッカケ」となる人との関わりのある事件は、
結局のところ有耶無耶のまま・・・
これ続編があるってことですかね?

法曹界では有名な弁護士事務所らしいけど、
残った面々がそれほど優秀でもなさそうなので、
この事務所、大丈夫なんか・・・?って心配ばっかしちゃって・・
あと、事務所内のレベルがさ、
いまいちピンとこないっていうかなぁ・・・

全体的に、メインの事件より、その他の些事が
悪い意味で気になってしまう作りだったかな・・・って気がします。
作り方次第では面白くなるんだろうに・・・っていう・・・。

ま、続編が出たら読んでみたいとは思ってますけどね。




 
   
雪冤




2015/10/12 読了






角川文庫

内容(「BOOK」データベースより)
15年前、京都。男子学生と十九歳の女性が殺され、一人の男が逮捕された。元弁護士の八木沼悦史は、死刑囚となった息子・慎一の冤罪を信じ、一人活動をしていた。だが、息子は面会を拒絶、弁護士に無罪を訴える手記を手渡す。一方、殺された女性の妹・菜摘に、真犯人を名乗る人物・メロスから電話が。メロスは悦史に自首の代償として五千万円を要求するが―。驚愕のラスト、横溝正史ミステリ大賞の傑作・社会派ミステリ。




ずっと読みたいと思ってた、大門さんのデビュー作。
面白かったです。

とにかく、二転三転、四転五転・・・・って感じで、
最後の最後まで真相はわかりませんよ!!(笑)



ネタバレになります。


最高裁まで争って、死刑判決が出てしまった息子を救うため、
ずっと戦い続ける元弁護士の父・・・
その息子・慎一は、父・八木沼に決して会おうとしない・・
何故だ・・・・と思ったら・・・
そういうことだったのね・・・
「父に会いたい」と歌詞を変えて最後に歌った姿を想像すると、
泣けてきちゃってさ・・・
そんな死を選ばなくてもよかっただろうに・・・って思ったよ・・・(涙)

この人でしょ?って疑ってたら、やっぱりそうだ!ってなって、
ありゃ、違ったのか・・・と思ってると、
次はこの人が怪しいと思ってた!って言う人、やっぱりそうだった・・ってなって
だけど、結局、罪をかぶろうとしてたのかい!ってことで・・
一体、誰が一番悪かったんだ!!ってもう、なかなかたどり着かない!

結局、真相を知る人は全部死んじゃって、
雪冤、ならずか・・・と思ったけど、
なんと、そんな証拠が残ってたとは・・・

はぁ・・・もう、読んでて疲れたよ・・・・ほんと。
しかし、よくできた話だったわ・・・

死刑判決についてもいろいろ考えさせられたよ。
私は死刑賛成派なんだけど、
そうよね、悪いことしたら死刑!っていうのは簡単で、
そのスイッチを押すわけでもない立場なわけで、
遠い場所からそんなこと言ってるだけなんだよね。
死刑という罪を受けさせることも、人を殺すということなのだとしたら、
そのことをちゃんと引き受けるこっち側の気持ちも必要なんだな・・・と。
それをちゃんと受け止めたうえで、
やっぱり私は、死刑は必要だと思いますけどね。




 
   
罪火




2015/12/23 読了






角川書店

内容(「BOOK」データベースより)
レトルト食品工場に勤める若宮は鬱屈を感じていた。花火大会の夜、少女・花歩を殺めてしまう。花歩は母・理絵とともに、被害者が加害者と向き合う修復的司法に携わり、犯罪被害者支援にかかわっていた。13歳の娘を殺された理絵のもとに、犯人逮捕の知らせがもたらされる。しかし容疑者の供述内容を知った理絵は真犯人は別にいると確信。かつて理絵の教え子であった若宮は、殺人を告白しようとするが…。驚愕のラスト、社会派ミステリー。




大門さんの2作目・・・・かな?
読んでみたいと思ってて忘れてて、思い出して借りてきました!(笑)

なるほどね・・・・
最後にどんでん返し、待ってましたよ・・・。
「悪になる!」の意味・・・
そういうことだったか・・・・

少年時代にケンカで友人を死なせてしまった過去を持つ若宮。
被害者と加害者の関係を修復する活動をしている元教師の町村。
若宮は、不遇の人生の中、再度過ちを犯す・・・
それは、町村の娘の殺害だった・・・っていう展開。

事件は、思わぬ方向に展開し、若宮は警察の追及を逃れるんだけど・・
町村は、娘の死の真相にどんどん近づいていく・・・
一方で若宮は「普通の人生」を手に入れようとしていて、
「悪になってでも守り抜く!」と心を決めるんだけど・・・


ネタバレです。


町村の娘・花歩の「告白」を、
素直に信じて読み進めると、うわっ!と驚く展開になります。
あたしゃ、すっかり信じ込んでいたので、
そっちかー!!って思ったもん。
そうよね、そういう思いで若宮に執着してたのね・・・
なるほど・・・・

花歩の告白、花歩の真意を知った若宮が
悪になって守りたかったものとは・・・・
それを知って、ちょっと場が和んだところで、
最後の「罪」・・・
切なかったねぇ・・・
蚊帳の外だっただけに、余計にね・・・(涙)

でもちょっと最後は上手くまとめすぎたかな?
確かに若宮が花歩を殺した理由は変わってきたけど、
だからといって、衝動的に殺してしまったことは間違いないわけで・・・
ちょーっと、白けてしまったエンディングだった気もします・・・・

でも、面白かったですよ!




 
   
氷の秒針




2015/12/28 読了






双葉社

内容(「BOOK」データベースより)
平成22年4月27日、殺人罪に対する公訴時効は廃止された。諏訪の主婦殺人事件はこの先ずっと犯人を裁けることになったが、2カ月前に時効が成立していた松本の一家殺害事件には間に合わなかった。両遺族―惨劇の中でただ一人生き残った一家の長女・小岩井薫と、妻を殺された夫・原村俊介の思いは乱れながら、接近、交錯する。そんななか、時効になっていたにもかかわらず、松本の事件の犯人が自首し、後日殺される事件が起こる。警察は薫に疑いの目を向けた。俊介は薫のことを気にかけつつも、長年事件を追ってきた元刑事の寺山力らと共に、自身の事件の犯人とおぼしき男を追い詰め―。被害者遺族には「解決」の時が訪れるのか?驚愕と感動が待ち受けるミステリー渾身作。




まだ読んでない大門さんの本、たくさんあるのよねぇ・・
図書館で見つけ次第、借りることにしてます。

今作は、時効を扱った作品。
家族を殺された少女が、時効撤廃に動き達成するも、
事件の時効は過ぎてしまっていて・・・
その数か月後に怒った事件で妻を亡くしていた男性は、
時効撤廃法律施行に間に合ったものの、
犯人はわかってるのに逮捕されてない状態にいらついていた・・・
そんなある日、少女の家族惨殺事件の犯人が自首してくる。
時効を迎えたあとの自首・・・虚しい・・・
その犯人が、後日殺された!
一体誰が・・・?何があったのか・・?というもの。

メインは、時計の修理をしている、妻を亡くした男性です。
知り合いに妻を強姦殺人されていたんだけど
証拠がないということで16年経った今も野放し状態なのよね。
そんな中、もう、ここには書ききれないくらいの出来事が起こりまくります。
犯人、刑事、犯人の息子、被害者遺族、遺族の会・・・などなど、
まー、これでもか!と人が出てきて、大変。(笑)

でも、犯人は、そうじゃないかなぁ・・・?って思ってる人でしたね。
動機は意外なものでしたけど・・・
だって、かなり後半でその「匂い」を醸し出してくるんだもん、
ズルイっす!!(笑)
ま、どうしてこの人がこんなにも親身になってくれるのか・・?と考えると、
納得のいくオチではあるんだけど・・・。

ただ、最後のどんでん返しは・・・ビックリでしたね。
ってことはよ?
自分の死期を感じて自首した「アイツ」は、
反省して全部話す・・・なんてお涙頂戴なことやっておきながら、
最後の最後の大事な部分を大嘘ぶっこいて死んでいったってこと??
ひどいヤツーっ!!
反省してないやんか!!
「裏切られたわけではなかった」・・・って想いと、
まさかの血のつながりで感動したエンディングになってましたけど、
いやいや、許されへんで!!ってなもんで・・・

なんか、もやもやーん・・・な結末でした。
ま、面白かったけど。




 
   
不協和音




2016/4/4 読了






PHP研究所

内容(「BOOK」データベースより)
刑事だった父は、本当に冤罪を生んだのか―。京都府警捜査一課の川上祐介は、妻を殺したと自白しながら、黙秘に転じた被疑者に手を焼いていた。そこへ、京都地検から「不起訴」の連絡が届く。それを決めた担当検事は、父が違法捜査を疑われて失職した際に別の家の養子となった弟の真佐人だった。不起訴に怒る祐介に、真佐人は意外な一言を返す。刑事と検事の信念がぶつかる連作ミステリー。文庫書き下ろし。




大門さんの新刊、いきなりの文庫です!

刑事であった父は、取り調べで冤罪を生み出したとして、
悪評のまま死んでいた・・・
残された二人の息子は、兄は祖父母に育てられ、
弟は父の知り合いの検事に引き取られ、
別々の道を生きていた・・・

そして時が過ぎ・・・刑事となった兄、検事となった弟が
数々の事件と向き合っていくことになる・・・って話です。

全5編の連作短編集です。
5つの事件を捜査する兄と、検事として関わる弟ですが・・・
この弟がかなり「デキる男」でして・・・
ってか、アンタ何者?ってくらい読める男でもあり・・・
刑事になったほうがいいんじゃ・・・?って気がした。(笑)

ほぼほぼ弟にしてやられ・・・
弟の助言で解決できちゃうわけで、
まぁ、いいコンビではあるものの・・・
まだ周りの人には父のことや兄弟であることは知られてないので・・
今後はどうなっていくのかなぁ・・?

・・・と、勝手にシリーズ化を考えております。(笑)
だって、父の「冤罪生み出し疑惑」も、何がありそうだし・・・
二人の関係も今後変わっていく気がするし・・
今作は兄目線だけど、弟目線でも見てみたいし・・・
是非、続編を書いてほしいですね!




 
   
獄の棘




2017/1/12 読了






角川書店

内容(「BOOK」データベースより)
ギャンブル、脱獄、いじめ、偽装結婚―鉄条網に覆われた刑務所の内部では、外からは窺い知れない様々な事件が起こっている…。新米刑務官・武島良太が見た、塀の中の真実。横溝賞作家が放つ、傑作社会派ミステリー




WOWOWでドラマ化されるってんで、
大門さんの作品は結構読んだつもりだったのに、
未読だったか!と気づき、図書館で借りてきました。
「獄」と書いて「ヒトヤ」と読むそうで・・・。

新米刑務官が弘前刑務所に勤務することになった。
そこで見たものは・・って話です。

ミステリーもちゃんと織り込まれつつ、
社会派な要素もあり・・・で、読みごたえはあります。
あと、良太の成長物語もね。

明らかに「あかん先輩」や、
「怪しいけど頼りになる先輩」や、
自分をスパイとして利用する上司などなど、
癖のあるメンツがそろっておりまして、
良太は振り回されつつも、自分ってものをしっかり持って、
最後までやり遂げた・・って感じかな?

最後には、今度は自分が指導する立場になっちゃって・・
いろんな先輩の「良きところ」だけを真似て、
いい刑務官になってほしいもんですな。




 
   
鍵師ギドウ




2017/2/13 読了






実業之日本社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
仕事も住む場所もない孔太は、人生を悲観して飛び降り自殺を図った。通りかかった心晴に助けられ、東京・谷中の鍵屋、野々村十六堂に住み込みで働くことに。最強の錠前を開錠、警察も秘密裡で追う窃盗犯“鍵師ギドウ”の存在を知った孔太は、師匠・多聞たちとその跡を追う―。鍵師が開けるのは、錠前だけじゃない!渾身の書き下ろしミステリー。




鍵師・多聞の世話になることになった孔太の、
成長の物語と、「鍵師ギドウ」の正体を追う・・・って話でしたね。

世話焼き姉さん・心晴の「鍵の授業」が思ってたよりも丁寧で、
図解がないため、ちんぷんかんぷん。(汗)
読んでて、頭の中で構造を作っていく・・・って作業が必要になり、
「別に私、鍵師になりたくないし!」って思って、
その部分はさらー・・・と流すことにしましたよ。(笑)

しょーもない盗みでヤクザに追われることになった孔太は、
年内に500万を作らなくちゃいけなくなるも、
そんな無理や・・・って思いつつ、鍵師として修練を重ねていく・・
どうなる?期限が迫ってきた!!って思ってたら、
この件はあっけなく解決・・・
なんじゃそれ!ってくらいに。(汗)

メインは、「鍵師ギドウ」の正体でして・・・。
このオチも、えぇ〜・・・?まさかの・・・?だったよ。
そんなん、アリっすか・・・?ってね。
なんか・・・拍子抜けってのはこういうことを言うんか・・・ってね。(汗)

いろんな人の因縁も絡んでて、
どんな風な結末を迎えるのか、
そこを知りたくて読み進めたので、
ちょっとこのオチには納得いかんかなぁ・・・?




 
   
婚活探偵




2017/7/11 読了






双葉社

内容(「BOOK」データベースより)
41歳の黒崎竜司は元敏腕刑事で、訳あって探偵に転職した。事務所ではハードボイルドを気取っているが、実は女性とまともに付き合ったことがない草食系なのだ。結婚相談所のアドバイザー・城戸まどかは親身にサポートしてくれる。しかし、妙にマジメな性格が災いしてか、誤解あり、判断ミスあり、運はナシで、道のりは険しく…。竜司の婚活に未来はあるのか!?




大門さんの作品というと、もっと堅いイメージなんですが、
今作は可愛く、今どき!って感じのお話です。

刑事を辞めて探偵をしている黒崎。
いつしか40歳を超え、このまま一人で生きていくのか・・??と考え、
仲間には内緒で婚活を始めることに。
結婚相談所に入会し、そこでいろんな女性をお見合いを・・
そのいろんな女性とのことを、短編として描いています。

最初はまだまだ婚活する人間としては未熟で、
大丈夫かなぁ・・・・?って心配になるんだけど、
徐々にイケるんじゃ・・・?ってなってくると、
相手の事情とか、勘違いとかでの破談もでてきて、
「断られる」バリエーションがたくさんあって、飽きません!(笑)

最後は、「この人!」って人を見つけるも、
決定的にゴールには到達しませんでした・・・
でも、いろんな意味で成長したし、未来を見えてきたんで、
これはこれで良かったかな?

大門さんご本人も、この連載が終了したあと、
無事に結婚が決まったそうで!
おめでとうございます!
でもね、あたしゃ、著者紹介欄にこんなことが記載されてるの、
初めてみましたよ!(笑)
二度見しましたもん。



 
   
反撃のスイッチ




2017/11/






講談社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
大手人材派遣会社社長・原沢は、弱者を社会のゴミ呼ばわりする発言が反感を買っていた。生活困窮者の自立を支援するジョブトレーナーの沖田は就労生たちを金で誘い原沢の娘を誘拐するが、釈放の条件はむしろ原沢を困惑させる。社会の底辺からの掟破りのリベンジは、果たして成功するか?



読書予定