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 日明恩 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。
リンクしていないモノは、おいおい感想を記載していきます。

ギフト ロード&ゴー





   
ギフト




2013/9/18 読了





内容(「BOOK」データベースより)
その少年に目が留まった理由は、ただ一つだった。こぼれ落ちる涙を拭おうともせずに、立ち尽くしていたからだ。それもホラー映画の並ぶ棚の前で。しかも毎日。―ある事件がきっかけで、職を辞した元刑事の須賀原は、死者が見えるという少年・明生と、ふとした縁で知りあった。互いに人目を避けて生きてきた二人。孤独な魂は惹かれ合い、手を結んだ。須賀原と明生は、様々な事情でこの世に留まる死者たちの未練と謎を解き明かしていく。ファンタジック・ミステリー。




霊が見える少年と、心に傷を持つ刑事、二人の物語。
ありがちな題材ではありますが、
刑事自身の苦しみを、少年が救ってくれるという展開もあり、
全体を通して心温まるお話です。

霊が思いを残している意味も、それぞれに痛々しく、
自分勝手では全然なくて、
残された人たちのために必死に伝えたいことがあって、
その手助けができる少年のもつこの能力は、
確かに「ギフト」だなぁ・・・って思えました。
・・・本人はさぞかし大変だろうけど。(汗)

分厚い一冊ですが、読後感は悪くないし、
オススメの一作です。




 
   
ロード&ゴー




2013/9/28 読了





内容(「BOOK」データベースより)
元暴走族という過去を持つ消防隊員、生田は、周囲も認めるベテランの運転手。だが、二ヶ月前に異動してからは、慣れない救急車のハンドルも握らなければいけなくなり、今は勉強の日々。そんなある日、路上で倒れていた男を車内に収容したところ、突然、その男、悠木がナイフを手に仲間の救急隊員を人質にとる。同じ頃、警察とテレビ局に謎の男から犯行声明が入った。男は、悠木の家族を人質にしていること、悠木に爆弾を持たせていることを告げ、ゲームの開始を宣言する。生田は過熱するマスコミに追われながら、犯人が設定したタイムリミットを目指して救急車を走らせ続ける。




相変わらず、分厚いですよね、日明さん!(笑)

今作はどうやら、「鎮火報」「埋み火」の番外編のようです。
先に2作を読んでおくべきだったかな・・・?(汗)

上記2作では脇役だった生田という隊員が主人公。
ある患者を乗せて先を急いでいたら、事件に巻き込まれる・・・って話。

うん、一気に読ませる感じはあるんだけど・・・
クライマックスの展開がねぇ・・・
んなアホな!と思っちゃったわ。(汗)
でも、いつしか救急車の中で出来上がった一体感は、
「行け!行け!!」って思わせる力があります。

とはいえ・・・どんな理由があろうと、
んなことやったらいかんですよ・・・。(汗)