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 滝口悠生 


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死んでいない者





   
死んでいない者




2016/3/29 読了






文藝春秋

内容(「BOOK」データベースより)
秋のある日、大往生を遂げた男の通夜に親類たちが集った。子ども、孫、ひ孫たち30人あまり。一人ひとりが死に思いをはせ、互いを思い、家族の記憶が広がっていく。生の断片が重なり合って永遠の時間が立ち上がる奇跡の一夜。第154回芥川賞受賞。




第154回芥川賞受賞作。
素直な読後の感想は・・

やっぱ、芥川賞は合わないな・・・。(汗)

この作品は、ある葬儀に集まった親戚たちの姿が描かれています。
「死んでいない者」とは、
「死んでしまって、今はこの世にいない者」ではなく、
「死んでいない、生きている者」という意味・・・なんでしょうね。
その「死んでいない者」たちの悲喜こもごもが描かれてますけど・・・

序盤から、視点がコロコロ変わります。
まぁ、話の流れで次々に変わっていくんで、
不自然ではないものの、
読んでる人間にとっては、あぁ、アンタ目線かい!って思ったら、
すぐにもう違う人の目線に代わっていて、
あぁ・・・落ち着かない・・・って感じ?

あと、会話に「」(かぎかっこ)がついてませんので、
速読派の人間としては、パッと見て「会話だ」と認識しづらく、
とても読みづらい。(汗)
じっくり読め・・・ってことですか?
じっくり読むほどたいした話、してないじゃないですか・・・(汗)

ってことで、葬儀に集まってきた親戚がたくさん・・・
もう、それはもう、たっくさん出てまいります。
誰が誰やら、親戚たちもわからんくらいんんで、
全くの他人の私にゃ、さっぱりわからんし、
人の家族の家系図なんていちいち書き出したくもなく、
どーでもいいや・・・って思いつつ読んでしまいました。

そんなこんなで・・・
特に私の心に響く部分はなくて・・・
・・・で?って感じでした。
回りくどい表現の中から著者の想いを汲み取って・・・なんていう、
純文学は私はやっぱり苦手なんですわ。
うむ、再び実感。(笑)

それと、未成年がガバガバ酒を飲みます。
誰も注意しません。
葬儀の場だから大目に見てやんなよ・・・・ってですか?
いえいえ、普通に飲み慣れてやがりますから、コイツら。
そんなとこも、なんかしっくりこない話でした。

苦手ってわかってるんだから、読まなきゃいいのにねぇ・・・
私ったら。(笑)