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 辻堂ゆめ 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

いなくなった私へ 悪女の品格





   
いなくなった私へ




2015/4/1 読了






宝島社

人気シンガソングライターの上条梨乃は、渋谷のゴミ捨て場で目を覚ました。
そこに至るまでの記憶はない。通行人に見られて慌てるが、誰も彼女の正体に気づく様子はなく、さらに街頭に流れるニュース――梨乃の自殺を報じたニュース――に、梨乃は呆然とした。自殺したなんて考えられない。本当に死んだのか? それなら、ここにいる自分は何者なのか? そんな中、大学生の優斗だけが梨乃の正体に気づいて声をかけてきた。梨乃は優斗と行動を共にするようになり、やがてもう一人、梨乃を梨乃だと認識できる少年・樹に出会う……。自殺の意思などなかった梨乃が、死に至った経緯。そして生きている梨乃の顔を見ても、わずかな者を除いて、誰も彼女だと気づかないという奇妙な現象を、梨乃と優斗、樹の三人が追う。




『このミステリーがすごい! 』大賞の優秀賞受賞作品

お初の作家さんです。

国民的人気歌手が、ある日、路上で倒れて目が覚めた・・・
すると、周りの人は自分を全然認識してくれない・・・
どうやら自分は自殺したと報じられているらしい。
どういうことだ・・・?という話。

かなり早い段階で、「カレ」のことに勘付いちゃったので、
やっぱりなぁ・・・っていうオチ。
まぁ、話は面白かったし、
事件の真相に迫っていく感じは良かったんですけど・・

根本的に、「戸籍もないのに生きていけるのか?」っていうことなのよ。
別に、カルト集団が・・・とか、輪廻・・・とかは、
まぁ無理矢理納得してあげたとしても、
そうやって「生き残った」人間が、生活していけるのか?
戸籍上「死んだ」わけで・・・
「カレ」は、家庭環境により「死んだ」ことにはならなかったから、
今でもそうやって生きていけるけど、
「彼女」と「その子」は、どうするのさ。
希望ある終わり方になってたけど、
そういう面を考えると、「絶望」なんじゃないの・・・?って気が・・・(汗)

かなりのご都合主義な気がしなくもないけど、
そういう現実から目を背けるのなら、いい話だったかな?(笑)
・・・いかんいかん、目を背けちゃ!(笑)




 
   
悪女の品格




2017/9/16 読了






東京創元社

内容(「BOOK」データベースより)
光岡めぐみは三人の恋人を器用に転がし貢がせ、贅沢な生活を送っている。ところがこの一週間、監禁や薬品混入事件など何者かに次々と狙われるようになり、そして彼女自身の過去の罪を告発する手紙が届く―。めぐみはパーティーで知り合った大学准教授と共に犯人を捜すが…。わたしを狙うのは、誰?東大在学中にデビューを果たした今注目の新鋭が放つ、渾身の長編ミステリ!




三人の恋人を持つめぐみ。
ある日、監禁されたり危険な薬物混入のモノを手に入れたり・・と
なんだか周辺がきな臭くなってくる・・・誰が・・・?っていう話。

まぁ、ある人の視点でときどき描かれてるので、
この人なんだろう・・。って思うわけですよ、
で、しかも関係性が明らかになってるので、
どっちか・・・・だよね?ってことになってくるので・・・
ハラハラ感はあんまりなかった。(汗)

でもさぁ・・・
ある人の正体が途中で明らかになるんだけど・・・
この人はドMなんですかね?
そうでないと、ここまでからまないっしょ?って思うもん。
普通なら二度と会いたくないか、殺したいか・・・ぐらいっしょ?
私にはとうてい理解できなかったっす。(汗)

結構分厚いですけど、字も小さくないし、
ページ数もそんなにないので、軽く読めます。