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 和田竜 


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忍びの国





   
忍びの国




2017/6/24 読了






新潮文庫

内容(「BOOK」データベースより)
時は戦国。忍びの無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に稼ぎのなさを咎められ、百文の褒美目当てに他家の伊賀者を殺める。このとき、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との、壮絶な戦の火蓋が切って落とされた―。破天荒な人物、スリリングな謀略、迫力の戦闘。「天正伊賀の乱」を背景に、全く新しい歴史小説の到来を宣言した圧倒的快作。




この本の存在は知っていて、
和田竜作品の中でこれだけ読んでなくて。
そんなとき、大好きな大野智くん主演で映画化!って聞いて、
こりゃ読まねば!と思いつつ、
いや、読む前に見たほうがいいか・・?って悩んで・・・
結局、公開寸前で読んだ!(笑)
でも・・・読んで見て、良かった!!

もう、無門=大野くんとしか思えない作品で。
とらえどころのない、飄々としたところがあり、
でも 怠け者で妻に頭が上がらない・・・
しかし、やるときはやる!伊賀一の忍び!っていう、
その設定がもう、芸能界における大野智そのもので!(笑)
脳内変換・・・というより、もう、大野智が頭の中で
縦横無人に動いておりました・・・。

人を殺すことをなんとも思ってない、
金のためなら何でもやる・・という、人でなし集団の伊賀者。
その中で突出したチカラを持つ無門が描かれつつ、
史実である「天正伊賀の乱」が描かれていくんだけど、
なかなか曲者だけど魅力的な男=無門から目が離せません。

どうなるの?負けるの?勝つの?
ってか、勝つって何・・?っていうね。
ハラハラドキドキでした・・・。

最後は悲しい別れも描かれていて、
まさか、そんな展開になるとは!って、
読み始めたころには全然思ってなくて、
泣けたわ・・・まさか、泣くとは思わなかったわ・・・

それが映画化か・・
楽しみすぎる・・・。
絶対2回は見よう・・・(笑)

そうそう、文庫本の解説は大好きな児玉清さん。
児玉さんの解説は、本編並みに心に響く!
もっともっと児玉さんのお話を聞きたかったな・・