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 山田悠介 


下記のリストは、既読の一覧です。リストの順番はランダムです。

キリン その時までサヨナラ





   
キリン



2013/11/7 読了





内容(「BOOK」データベースより)
天才精子バンクで生まれた兄弟―天才数学者の遺伝子を受け継ぐ兄は容姿に優れなかったため、弟の麒麟は「パーフェクトベイビー」を望む母親の期待を一身に背負っていた。しかし、背中に怪しいシミが浮かんだ時から成長が停止。“失敗作”の烙印を押された彼は母と兄から見捨てられてしまう。孤島に幽閉されても家族の絆を信じ続ける麒麟に、運命が残酷に立ちはだかる!




女として、「優秀な遺伝子を残したい」ってのは動物としての本能で・・・
だから、理解できないわけではない。
だけど、結果「不良品」だったから・・・と、ゴミのように扱うのはひどすぎる。
自分のエゴで産んでおいて、気にらないから捨てる・・・
この女にはある意味天罰が下ればいいのに・・・と思ったんだけどね・・・。

そして・・・「天才の種」が父親だと知りつつ成長する優秀な兄と、
心優しい子に育つも、途中で成績の伸びが止まってしまった弟が、
それぞれの「出生」に向き合っていくラスト・・・
切なったですなぁ・・・
兄の父については、きっとそうなんだろうと思ってたけど、
弟の父がその人とは・・・
女が全てをかけて優秀な遺伝子を望んでるってのに、
何勝手なことしてんねん!っていう気もする。(汗)
男も勝手な生き物なり・・・でございました。

あたしゃね、平凡が一番だと、平凡こそ得難く有難いものだと思ってるので、
こういう話はほんと他人事のようです。
ふつーが一番よ。
のほほんと、ゆる〜りと、波風なく生きていきたいもんです。




 
   
その時までサヨナラ




2015/4/26 読了






文芸社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
別居中の妻子が、旅先で列車事故に遭遇した。仕事のことしか頭にない悟は、奇跡的に生還した息子を義理の両親に引き取らせようとする。ところが、亡き妻の親友という謎の女の登場で、事態は思いもかけない展開を見せ始めた。はたして彼女は何者なのか。そして事故現場から見つかった結婚指輪に、妻が託した想いとは?ホラーの鬼才が切り拓く愛と絆の感動ミステリー。




WOWOWでドラマ化されたのを、見たような、見てないような・・・
とにかく、古本屋で格安ゲットしちゃったので、読んでみました。

紙質が厚くて、全体的に分厚い本に見えるんだけど、
読んでみると、サラーっと一気読み出来ちゃいました。
ま、それほど、「引っかかりのない話」・・・とも言える・・・(汗)

帯に「泣ける!」とか「感動作!」とか書いてあるからさ、
期待値上げて読んでみたものの・・・

かなり早い段階で「オチ」が読めちゃうんですよねぇ・・・
正体は誰か・・・って。
ただ、「その体はどうしたんだ?」ってとこだけ知りたくて読み進め、
へぇ・・そんな人がいたのかい・・・っていう・・。

まぁ、感動作ではあるのかもしれないけど、
あまりにも都合よく話が進みすぎっていうか・・・
愛人もあっけなく身を引くし、
あんだけの仕事人間が、あっという間に良きパパになっちゃって・・
なんか、あまりにも話しがスムーズ過ぎたかなぁ・・・って思うね。

煽り文句に乗せられて失敗したパターン・・・だったかな?(汗)
機会があったら、WOWOWドラマを見てみよう。