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 山本文緒 


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なぎさ





   
なぎさ




2014/5/24 読了





内容(「BOOK」データベースより)
家事だけが取り柄の主婦、冬乃と、会社員の佐々井。同窓生夫婦二人は故郷長野を飛び出し、久里浜で静かに暮らしていた。佐々井は毎日妻の作る弁当を食べながら、出社せず釣り三昧。佐々井と行動を共にする会社の後輩の川崎は、自分たちの勤め先がブラック企業だと気づいていた。元芸人志望、何をやっても中途半端な川崎は、恋人以外の女性とも関係を持ち、自堕落に日々を過ごしている。夫と川崎に黙々と弁当を作っていた冬乃だったが、転がり込んできた元漫画家の妹、菫に誘われ、「なぎさカフェ」を始めることになる。姉妹が開店準備に忙殺されるうち、佐々井と川崎の身にはそれぞれ大変なことが起こっていた―。苦難を乗り越え生きることの希望を描く、著者15年ぶりの長編小説!




山本文緒さん・・・お初です。
本を開いて思ったことは・・・
字が多い。(汗)
改行も少なくて、こりゃ、読むのが大変そうだ・・って思った。
だけど、結構スラスラと読めちゃいましたね。

何か、大きな起承転結がある・・・ってわけではない今作。
ダラダラ・・・と、ある夫婦と、その妹や部下が描かれていくんだけど・・
夫婦がなぜ、この町にやってきたのか・・・ってのが、
最後に明らかになってくるんだけど・・・
こんな親・・・いるんだねぇ・・・
自分だけが大変な思いを・・と思ってた姉は、
妹も大変な思いをしてたと最後にわかる・・・
姉妹でも、親子でも、ちゃんと思いは伝えないと、
逃げてばっかじゃ先には進めないってことなんだよね。
それは、部下にも言えるわけで・・・

このお話は、章によって語り手が変わっていきますが、
夫・佐々井くん目線で語られる章はありません。
この人ほど、何を考えてるかわからん人はいなかったので、
この人目線で語られた話を聞いて見たかったなぁ・・・

読み終わってみて・・・
特に何かが残ったかというと・・・
それほどでもなく・・・
文字を追うのに疲れた感が、ちょっと大きかったかな・・・